唯「サイレンが鳴ってる・・・」 最終話

2010年10月31日 19:39

唯「サイレンが鳴ってる・・・」

703 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 14:51:09.58 ID:QaUct9MlO

いんふぇるの
第三日
AM3:33:33

平沢唯

終了条件1 U&Iを歌い憂を取り戻す

終了条件2 堕辰子を倒す

────────────

ついた先はまるで幻想のような世界だった。
上下に赤、黄、白の花のような模様が蠢き、万華鏡を覗いてるかのような気分になる。

唯「さわちゃん……」

さわ子の魂も宿った宇理炎を手に抱き、虚空に浮かんでいる堕辰子を視界に捉える。

これが最後の戦いだろう……後にも先にも。

唯「みんな……行くよ!!!」


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唯「サイレンが鳴ってる・・・」 鈴木 純

2010年10月31日 12:18

唯「サイレンが鳴ってる・・・」

616 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 05:24:29.82 ID:QaUct9MlO

羽生蛇村
第三日
AM1:00:00

鈴木 純

終了条件1 梓に自分の血を飲ませる

──────────
純「あ~ずさ~」

純「あずさ~」

純「梓二号~」

純「あずにゃ~ん」

純「駄目か」

一時間色々な呼び名で叫んでみるも反応なし、か。

純「半屍人は生前の記憶に反応するらしいけど……もう屍人になっちゃったかな……梓」

純「ううん諦めたら終わりだよっ! ここで取り出したりはわたし愛用のベース!」

純「これを楽しそうに引けば梓も寄って来るかもしれない!」

純「~♪」ベンベンベベン

純「……アンプないから寂しい」

バサバサバサ……

純「はあ……」ベンベンベベン~♪

バサバサバサ……

純「梓~」ベベンベベン♪

「シャアアアアアア」

純「うわっ!」

上から急に何かに掴み上げられ、わたしの体は宙へ浮いた。

純「な、なにっ! 屍人!?」

羽根梓屍人「シャアアアアアア……」

威嚇する猫のような声を出しながらわたしをどこかへ連れていこうとする屍人。

純「ってよく見たら梓じゃん!!! わたし! ほら! 純だよ!?」

羽根梓屍人「」バサバサバサ

純「聞いてないしっ! クソ~こうなったら!」


1 暴れてやる!
2 梓の口に無理矢理手を突っ込んで噛ませて血を飲ませてやる!

>>623



623 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 05:36:57.98 ID:tZ7/kGkj0



628 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 05:46:21.39 ID:QaUct9MlO

純「とりゃっ!!!」

羽根梓屍人「ンン!?」

純「ほら噛みなっ! そして純度100%の血を飲むんだよ!」

羽根梓屍人「ンン……ンンッ!」

純「っつ……そう……それでいいよ…。わたしは屍人にもならない体らしいから心配しないで」

羽根梓屍人「ンン……ンン……」

純「ありがとう、梓。わたしのことをあんなに思ってくれて。
  それがきっと神様に届いたからわたしはここを出れたんだよ」

羽根梓屍人「んん……ん……」

純「でもね……やっぱり駄目だった。梓がいなきゃ生きててもつまんなかった。
  だから今度はわたしが神様に願うよ」

神様、いるのならどうか梓を元の姿に戻してあげてください……!

純「届いて……っ」

ゆっくりと失速して行く二人。やがて木にぶつかると、長い遊飛行は終わりを告げた。

梓「……」

純「あ、梓……元に」

梓「殺す気か!」

ペシーン

純「あいたっ! ここは感動の再会の場面でしょうが! それを平手打ちってあんたね!」

梓「うるさいうるさいっ! せっかく出られたのに戻って来たりして!
   私のことなんてほっとけば良かったのに!」

純「それが出来なかったから今ここにいるんだよ、梓」

梓「……う、…うん…」

純「奥さん見ました? これが噂のツンデレ」

梓「デレてないから」

純「相変わらず厳しいな~梓は」

梓「純……ありがと」

純「ん」

学校の中みたいなやりとりをした後、二人は光を遮る為に造られた屍人の巣に目を向ける。

純「行こう、梓。先輩達の助けになりにさ」

梓「うん。みんなで帰ろう。私達の場所に」


終了条件達成



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唯「サイレンが鳴ってる・・・」 真鍋 和 鈴木 純

2010年10月30日 19:45

唯「サイレンが鳴ってる・・・」

549 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 03:05:56.79 ID:QaUct9MlO

羽生蛇村
第三日
AM00:00:01

真鍋 和
鈴木 純

────────────

純「っと」

和「……ここが羽生蛇村」

純「はい。多分今はみんなもここにいると思います。全ての元凶を絶つために……」

和「もしかして異聞に書いていた宇宙人みたいなやつのことかしら?」

純「堕辰子ですよ先輩」

和「ある日宇宙人が降ってきて……なんて信じろって方が無茶よね」

純「どこの三文SFだよって話ですよね」

和「そんなことより話してもらうわよ。洗いざらいね」

純「……まだそれぐらいの時間はあるかな。わかりました。話します」

純「わたしは梓が大好きなんです」

和「……」

純「……」

和「真面目に答えなさい」

純「大真面目ですよ!!!」

和「はあ……。じゃあそうなった理由を話して。詳しくね」

純「はい。実は私も異界に巻き込まれてたんです」

和「桜ヶ丘で起きたやつのこと?」

純「はい。そこで梓と会って私達は最後まで足掻きに足掻きました……」

和「それで?」

純「愛が芽生えたのです!」

和「怒るわよ」

純「ごめんなさいごめんなさい」

純「梓が助けてくれたんです。最後に」

和「梓が?」

純「私はどうなってもいいから純だけは生きてって……そう聞こえました」

和「……」

純「それで気づいたら私は普通の桜ヶ丘の街に一人で佇んでた……って感じです。
  わたしにもよくわかんないんですけどね」

和「そう……ニュースでやってた一人だけの生存者ってあなたのことだったのね」

純「はい…。療養とかマスコミ対策だとかで表面はいいフリしてたけどそりゃあ酷いことされましたよ。
  まるでマウスですねマウス」

あはは、と健気に笑う彼女…その奥に一体どれだけ辛い思いをしたのだろうか。
私何かには想像出来ないだろう…。

純「だから次は……わたしが梓を助けに来たんです」

和「でも……せっかく梓が助けてくれたのに、良かったの? まあ今更だけど」

純「梓と一緒に助からないと意味がないんです。約1ヶ月……
  あっちで過ごした日々はこっちで梓と過ごした数時間より何倍も何倍も何倍も苦しくてつまらなくて……!」

純「いっそのこと死んでやろうとも思ったけど……梓にもらった命だからぁ……」

和「それで異聞を思い出してあそこに来たってわけね。大体わかったわ」

モップみたいなごわごわな頭を優しく撫でる。これはこれで心地いいかも。

純「和先輩って優しいんですね…。もっと生徒会生徒会してると思ってました」

和「何よ生徒会生徒会って」

純「私、生徒会室行くから邪魔しないでね、みたいな?」

和「ふふ、なによそれ。そんなに好きじゃないわよ生徒会室。寧ろいつだって唯達と話してたかったわ」

純「話せば良かったじゃないですか!」

和「それじゃ周りに示しがつかないでしょ?
  だから敢えて私、生徒会室行くねって行って自らに鞭を打ってたのよ。ちゃんとしろって」

純「生徒会長って大変なんですね…」

和「楽しいこともあるけどね」

純「それじゃ~それはまたの機会に聞かせてください」

和「…行くの?」

純「はい。梓がどこへいるかわからないし。視界ジャックも使えないから骨が折れそうだな~」

和「視界ジャック…?」

純「多分先輩も使えないと思いますから気にしなくていいですよ」

和「ああ、この目を閉じたら相手の視界が見えるやつかしら?」

純「嘘っ!? なんで!?」

和「?」

純「和先輩どこか怪我とかしたりしてないですよね…?」

和「してない…みたいだけど」

純「生徒会長恐るべしっ……」

和「?」

純「私も一応出来損ないだけど八尾の血筋なんだけどな…」

和「さっきから一人で納得しないでよ。異聞にまだ全部目を通してないんだから」

純「き、気にしないでください」

和「はあ…。まあいいわ」

純「それじゃあ今度こそそろそろいきますね」

和「私も唯のところへ行くわ。どこにいるかわからないけどね」

純「多分屍人の巣の中枢だと思います。行ってあげてください。そこにきっと憂もいます…」

その屍人の巣って言うのが既にわからないんだけどね…これ以上引き留めたら悪いわね。

和「わかったわ」

純「わたしも梓を助けたらすぐそっちに行きますから! また会いましょう和先輩!」

和「ええ、必ず」

走り去る純を見送り、屍人の巣へ目指し歩き出す。

和「待っててね、唯」

和「……こっちであってるのかしら」


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唯「サイレンが鳴ってる・・・」 終了条件1 屍人の巣への到着

2010年10月30日 11:40

唯「サイレンが鳴ってる・・・」

513 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:49:53.07 ID:QaUct9MlO

羽生蛇村
第三日
AM1:00:00

田井中律

終了条件1 屍人の巣への到着

────────────

体にまとわりつくような雨だ。
また……わたしはここにいる。

律「…………冷たい」

もしかしたらまた繰り返すかもしれない。それでも行かなきゃ……。

律「みんなが待ってる」

地面から跳ね起き、向かうべき場所に向かって走り出す。

──【フッシフッシフッシ】──

──【ユンケーーーーーーーール】──

──【ギョギョギョギョギョ】──

視界ジャックを済ませ、いつの間にか持っていた金属バットを握る。

律「もうちょっとだけ付き合ってくれよな」

廃虚の外周を彷徨いているブレインを潰す為に罠を打つ。

律「あの時みたいに逃げられても厄介だからな」

こんなもんでいいか。さて……。
視界ジャックをしながらゆっくりと後ろから近づく。

「ギョ?」

律「ハロー」

「ギョギョギョギョギョ!!!!!」

律「逃がすかああああああああっ!!!!」

追いかけっこ開始。
魚頭は家の周りを回るように逃げ始めた。
その後を追う律。

「ギョギョギョギョギョ」

もうまもなく律がいたところまで来て、一周目のラップタイムが表示されようかと言う時だった。

「ギョーーーー」ズコー

律「引っかかったな!!! 足元を見ないからこうなるんだよ!!」

律はただ帯を紐代わりにしてそこらへんにあった鉄の棒と床下が見えるようになっている場所にある金網のようなものを結びつけ、鉄の棒を紐がピンと張るまで引っ張り、そして地面に差し込んでいた。
その紐に引っかかり魚頭は激しく転倒したというわけだ!

律「うらー観念しろ魚頭!」

「ギョ…………」

観念したのか身を固めるようにして死を待つ魚頭。

律「全部終わったら……楽にしてやるから」

わたしは知っている。こいつらが見てる風景はあの光る世界だってことを。
そして多分私達はあっちから見たら化け物だろうってことも。屍人も私達も多分一緒なんだ。

それでも、行かなきゃ。

ぐちゃっ……ゴスッ…………べちゃっ…………。

律「これでここら一帯の屍人はくたばったはず」

澪達も来やすくなるだろう。

律「先に行ってるよ……」

次こそこの世界を終わらせる為に。


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唯「サイレンが鳴ってる・・・」 真鍋和 平沢憂 山中さわ子 斎藤

2010年10月29日 20:42

唯「サイレンが鳴ってる・・・」

321 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 19:16:28.00 ID:wMSAAF0rO

私がその事を知り、愕然としたのはちょっと前のこと。
塾が終わり、桜ヶ丘行き、帰りのバスに乗り込みうとうとしていた私は突然の急ブレーキという派手な起こし方により強制的に意識を覚醒させられた。
桜ヶ丘への通行が全面封鎖───

不可解、としか言いようがない。

桜ヶ丘一帯にだけ強烈な地震が襲いかかるという現象。
隣町の私が揺れさえ感じなかったのだからこれはもう珍事なんて言葉じゃ済まされないだろう。

更に不可解なのは桜ヶ丘の住人は一人を除き全て……消息不明と言うことだ。
当然、桜ヶ丘に住んでいた私の幼なじみ……平沢唯もその例外ではない。

隣町 避難所
PM18:14:32

真鍋和

────────────

和「……唯」

国が一時的に用意した避難所で昨日は一日を過ごした。
すぐにでも唯達を探しに行きたかったけれど街は封鎖されている為入れない。

和「……」

テレビに目を向けると、恐らくどのチャンネルでもやっているだろう桜ヶ丘についてのニュース。
桜ヶ丘怪奇現象なんて面白半分のタイトルをつけられた特集番組が視聴率を集めてると思うと無性に腹がたった。

少女「和お姉ちゃん……」

和「ん? どうかしたの?」

少女「私達……お家に帰れるのかな?」

和「大丈夫よ。きっとすぐ帰れるから。心配しないで」

そう言って頭を優しく撫でると不安がっていた顔がゆっくりと笑顔に変わって行く。

少女「うんっ!」

そのまま私の膝にちょこんと座ると安心しきった猫の様に一緒にテレビを見始める。
私はすぐさまテレビの番組を楽しそうな童話の話に変えるとその女の子は嬉しそうにテレビを見始めた。

和「……」

私にもこれくらいの妹がいた。弟も……、勿論両親も。
今じゃ消息不明なんて言う勝手のいい言葉に握り潰され、生きてるのか死んでいるのかさえわからない。
そして、この子の両親も……。

そもそも地震が起きて消息不明とはどういうことなのだろう。
死体さえ発見されないと言うのはどう考えたっておかしい。
世論では集団失踪やら桜ヶ丘地盤沈下等々勝手に盛り上がっているがこれはどう考えたって現実から逸脱している。
何かが起きているのだ、あの街で。

和「……」

ただ、どうすればいいのか……。街に行ったところで私みたいな学生は門前払いだろう。
もし上手く入り込めたとしても、国が何百人体制で探しているのに見つからない人達を私が見つけられるとは思わない。

和「八方塞がりね……」

少女「はっぽ~ふさがり? ってなぁに和お姉ちゃん」

和「どこに行っても出口が見つからないな~って意味よ」

少女「怖いね……」

和「そうね…」

和「でもほら、あの仔猫はちゃんとお母さんのところへ帰れたでしょ?」

テレビを指さすと丁度母猫と仔猫が仲良く抱き合っているシーンで、少女も安心したのか「良かったね!」と笑顔を取り戻した。

和「そう……出口のない迷路なんてない」

ここでこのまま何もせず、ただ時が過ぎるのを待つなんて出来ない。
どう動いていいかはわからない……けど、必ず唯達や家族を見つけ出してみせる。


隣町 図書館
第二日
AM9:00:00

真鍋和

───────────

次の日から私は唯達を助ける為に動き出した。
世論のように現実的に捉えても埒が明かないと思い別の観点から物事を見ることにしてみる。
過去に同じ象例がなかったか調べ、その事件との関連性がないかを調べてみる。

少しでも関わりがありそうなものはファイリングし、コピー、ないしは書き写す。

それを何時間も行った結果たどり着いたのが……。

和「羽生蛇村土石流災害……?」

和「今から27年前…か」

村全体が土石流災害に合い…死体も出てこなかったと言う点では今の桜ヶ丘で起きている事と合致する…。

和「当時はこれを自然災害として処理…ね」

多分このまま行けば桜ヶ丘の件もこうやって風化していくのだろう。

和「実際に行って確かめた方が早いかしら」

いや、その前に桜ヶ丘にも足を運びたいわね。何か見落としてることがあるかもしれない……。

和「……」


1 桜ヶ丘へ行く
2 羽生蛇村へ行く

>>343


343 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 20:50:28.64 ID:OTzzc2tFO
2


344 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 20:55:04.39 ID:wMSAAF0rO

和「羽生蛇村へ行きましょう。何かわかるかもしれない」

善は急げと云う言葉に従い荷物をまとめると、私はすぐさま羽生蛇へと向かった。


──羽生蛇村跡地

和「地図だとこの辺りだけど……」

思ったより近く夕方になる前につけた。

和「立ち入り禁止……か」

村全体を襲った土石流災害なんて……ちょっと出来すぎてるわよね。
中に入ろうかとも思ったけれど、入口は土に埋もれて入って行けそうもなく……仕方なく引き返すことにした。

和「無駄足だったかしら……」

とりあえず現場を見れただけでよしとしておこう。

──

それからも色々調べてみたけれど……結局有力な情報は得られなかった。

それから時間はあっという間に過ぎて行き……桜ヶ丘の立ち入り禁止が解かれたのは、事件発生から1ヶ月後のことだった。
とは言ってもまだ住めると言うレベルにはほど遠く、ただの一時的な帰宅が許されただけだ。

和「地震があったにしてはあんまり変わってないな……」

1ヶ月振りに見た自分の家。勿論……誰もいなかった。

唯の家にも行ってみた。本当は盗難防止の為に自分以外の家には入ってはいけないのだけれど……
見つかっても幼なじみだと言えば疑われはしないだろう。
やっぱり二人はいなかった。
写真やアルバムなどを見つけ出してはどうしてこんなことになったのかと悲痛に嘆くしかなかった。

階段を上がり、右の部屋に入る。

和「唯の部屋……懐かしいわね」

部屋の片隅に置かれてあるギターの埃をはらうと大事にギターケースの中に収納する。

和「全く……世話が焼けるわね……ほんと」

あんなに……大切にしていたギターを置いて……どこに行ったのよ……唯。

和「このまま置いといたら唯が帰って来る前にボロボロになっちゃうわね……」

ギターケースを肩に背負う。

和「これは私がちゃんと預かっておくから。ちゃんと取りに来るのよ、唯」

そう言い残し私は平沢家を出た。

──

その後も澪の家や律の家何かに言ってみたけれど……やっぱり誰にも会うことは出来なかった。
ムギの家は交通機関がストップしてる中では時間的に行けそうにない為断念することにした。

和「そろそろ帰ろうかしら……時間もないし」

生徒会の人達と良く行った大手スーパーを横切り、交番を通った時だった。

ジリリリ……ジリリリ……

和「えっ……」

電話が……鳴ってる

まだ復旧してない筈の電話が何故か鳴っている。まるで私が通るのを見越していたかのように。

和「……」

交番に中に入るとその音の主、今の時代で型遅れな黒電話の受話器を……ゆっくりと耳元へ持って行く。

もしもし、なんて流暢な返しも忘れ……ただあっちが喋るのを待った。

「悪いな、射殺される前に撲殺したよ」

いきなりそんな物騒な言葉を吐き捨てる相手、しかし私はその声の主を知っていた。

和「もしもし!? その声もしかして律!?」

律「えっ……もしかしてその声……」

あっちも同様に驚いたのかさっきと声色が変わる。

「ちっ……追ってきたか!」

パァンッ──

何?! あの音……銃声?

「ッ! 銃持ってるやつもいんのかよ! やっぱりあの魚潰しとくんだったな…」

和「もしもし!? どうなってるの!? 無事なの!?」

銃と云う単語に一気に不安感が高まる。

「悪い、話してる場合じゃないみたいだ」

和「律!!!」

「じゃあな、和」

そう言い残し、電話は切れてしまった。

和「律……」

かけ直すことも出来ず、またかかって来る可能性もあの様子だと薄いだろう。

和「でも……」

これで確信出来た。

律達は消えてなんかいない。生きている……どこかで。

それから避難所に帰宅し、物事を整理する。

和「律達が生きてるとして……どこにいるのかしら」

ヒントは律が撲殺なんて仄めかす程の治安……
銃がどうこうと言うのと掛け合わせると益々危険な場所に身を置いているのがわかる。

和「あ~もうっ! なんでどこにいるのかぐらい言ってくれないのよ! 全く律はいつもいつも……」

三年間全ての書類を忘れに忘れただけのことはある。

和「変わってないわね…ほんと」

律が生きていると言うことは唯や憂、私の両親に弟や妹、他のみんなも生きている可能性は高いだろう。
希望は見えてきた。後はみんながどこへ行ったのか…と言うことだけだ。

次の日、私はまた桜ヶ丘に一時帰宅をした。
数少ない生存者だからか二度目の帰宅に対してあれこれ言われることもなかった。
今日は昨日行けなかったムギの家に行ってみる。

和「大きいわね……」

唯から合宿した別荘のことやチェーン店を展開しているなどムギの話は聞いていたけれど……
まさかこんなにもお嬢様だとはさすがに思わなかった。

和「門から玄関までがこんなに長い家初めて見るわね……」

ようやくたどり着いた入口の扉を開け、中に入る。

解放感あふれるエントランスに圧倒されながらも一部屋一部屋回ってみる。

和「あんまりいい趣味じゃないわね……他人の家にづかづか上がり込んで物色なんて」

いくら手がかりを掴むためとはいえさすがに気が退ける。
最後にここを見たら帰ろうと、扉を開けてみた時だった。

和「本……それも凄い数ね」

ムギのお父様かお母様か、それともムギ自身が勉強家だったのか。
その本の数は並みの図書館なら凌ぐほどだった。

和「……」

その中の、たった一冊に目が行く。
それを手に取ると、タイトルを読み上げてみる。

和「羽生蛇村異聞……」

内容は、異界に取り込まれた人達が色々な思惑を抱いて繰り広げられる群像劇のようなものだった。
多分羽生蛇村の事件をネタに書いたフィクションだろうけど……何故か無視出来なかった。

和「異界……まさか……そんなわけ……」

もしも、律達もこれと同じような状況にあるとしたら?

和「……非科学的過ぎるわ」

それでも、律からの電話はもうこの可能性しかないと告げてくれた。

和「…………」

パタン。

和「ムギ、ちょっとこれ借りて行くわね」

やっと、やっと繋がった。それは紙よりも薄い可能性だけれど…………もう、これしか考えられない。

唯達は何らかの影響で異界に取り込まれたのだ……。


──避難所

和「これでよし……」

準備は整った。後はもう信じるしかない。
自分がたどり着いたこの結論に。

少女「和お姉ちゃん……またどこか行くの?」

和「……ごめんね。お姉ちゃん大切なお友達を助けに行かなきゃいけないの。だからまた今度遊ぼうね」

優しく撫でる、けれど不安な色は消えていない。多分この子も何となくわかっているのかもしれない。
私が今からどれだけ危険なことをするのかを。

和「大丈夫。お姉ちゃんは生徒会長なんだから」

少女「生徒会長……?」

和「そう。みんなを守る力が備わってるの。だから心配しないで」

少女「……うん」

ゆっくりと立ち上がり、少女に背を向ける。

和「じゃあ……」

ほんとに何でもないことのように。まるでちょっと散歩に行くような気軽さでこう告げる。

和「じゃあ、私羽生蛇村に行くね」

少女「??」

今はわからないだろう。でももしいつか……覚えていてくれたら。
こんな変なお姉ちゃんが居たなって思い出してね。

それが、私達が確かにここに居た証になるから。


羽生蛇村 入り口付近
PM23:54:49

真鍋和

───────────

ギリギリの終電に飛び乗った甲斐あって何とか今日中にたどり着けそうだ。
繋がる可能性が一番高そうなのは異聞にあったサイレンが鳴る時間帯。6時12時18時0時だろう。
元々万に一つに賭けた可能性だが少しでも上げておきたい。

和「ギターって結構重いのね…」

背中に背負った唯のギターのせいでだいぶ体力を消耗させられた。唯にあったらいっぱい文句を言ってやろう。

真っ暗闇の静寂の中、私の足音だけが周りを支配する。
風に揺れる葉の音はまるで私を拒むかのように叫びをあげている。

ようやく入り口にたどり着こうと言うところで、不気味に浮かび上がる人型のシルエットを眼孔が捉えた。

和「誰か……いる」

私が言えた義理じゃないがこんな時間にこんな山奥にいる人など正気の沙汰ではないだろう。
私は警戒心を強め、ゆっくりと近づき……、声をかけた。

和「あ、あの…」

「和先輩……こっちにいたんですね。良かった」

和「あなたは確か……」

純「梓と憂の同級生の鈴木純です。ここにいるってことは先輩も皆さんを助けに来たんですね…」

和「こっちとかあっちとか…詳しく説明してくれるかしら? 鈴木さん」

純「純でいいですよ。ただ時間がないですから、詳しい話はあっちでしましょう」

和「あっちって…」

純「簡単に言えば異界……ですか」

和「それじゃやっぱり唯達は!!!」

純「先輩、時間がありません。この柵を登ってください」

そう言うと純は簡易的に置かれたであろう鉄の柵をよじ登った。
幸い高さは全くなく、ただここから先は立ち入り禁止という目印だけに置かれたのだろう。
私も後に続き鉄の柵を登り、上に立つ。

純「先に言っておきます。行きはよいよい帰りは怖いです」

和「?」

純「一度入ったら最後、抜けるのは奇跡でも起きない限り不可能ってことです。その覚悟は先輩にありますか?」

和「……あなたにはあるの?」

純「質問を質問で返さないでよ~」

和「そうね、ごめんなさい」

純「って梓によく言われました」

和「……そう」

純「わたしにはあります。その覚悟。絶対に助け出してみせる……梓が私を助け出してくれたみたいに」

和「……じゃあ行きましょうか」

純「聞かないんですか?」

和「詳しくはあっちで……でしょう?」

覚悟なんてとっくに出来ている。あの日みんなを失った日から……!

純「……はいっ!」

腕時計に目を落とす純。

純「00:00:00になったと同時に飛び込んでください! いいですか?」

和「わかったわ!」

5.4.3.2.1...

00:00:00時になったと同時に柵の上から飛び出した。

唯、みんな……待っててね。

今迎えに行くから。

その瞬間世界は暗転し、耳をツン裂くようなサイレンの音が体を駆け巡った。


ウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ──────



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唯「サイレンが鳴ってる・・・」 平沢唯&田井中律

2010年10月29日 12:13

唯「サイレンが鳴ってる・・・」

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 23:58:22.82 ID:BPpZnIIJO

桜ヶ丘 喫茶店SDK
第二日
AM10:10:10

平沢唯
田井中律

──────────

あれから場所を一目のつかない喫茶店に移し、唯が買ってくれた缶コーヒーをゆっくりと飲みながら話し合った。

あの後保健室で寝ていたら巻き込まれていたこと。
多分……一度死んだこと。
そしてそれをやったのは憂ちゃんで……でも唯はそれを何か意図があってだと、要するに信じてるってわけだ。
妹を。

わたしも話した。
撃たれたこと。
その先で澪達に会ったこと。
そしたらまた元居た場所に戻っていたことなんかを……。

律「ってことは唯が生きてる人に会ったのは憂ちゃんとわたしだけってことか」

唯「うん。りっちゃんはみんなと会ったんだよね?」

律「……どうだろうな」

薄暗い喫茶店のカウンターに目を遣る。
       ・・
律「少なくともここじゃなかったよ。何て言うか……幻想的な世界だった。凄い田舎で田んぼとかがあったっけ」

唯「……そっか」

律「……他のみんなどうしてるかな?」

唯「わかんない…。視界ジャックは範囲が限られてるから…」

律「ああ、知ってる…」

そう言うと律は残り僅かになったコーヒーを一気に煽り、体に流し込んだ。

律「これからの話をしようぜ。唯はどうしたい?」

唯「わたしは……憂を助けたい」

律「憂ちゃんか……、今どこにいるのかわかるのか?」

唯「わかんない…」

律「……いそうなとことかは?」

唯「……」

律「はあ…。じゃあとりあえずみんなを探すついでに憂ちゃんを探すってことでどうだ?
  澪やムギや梓なら家に行けばいるかもしれないしさ」

唯「……封印を解かないと」

律「封印……?」

唯「うん。この世界を……抜け出す為に」

律「……唯、何か知ってるのか? この世界のこと」

唯「多分……わたしは知らない。けど…知ってる」

律「なぞなぞなんてしてる場合じゃないだろ?」

唯「りっちゃんだって思い当たる節があるんじゃない? その証拠にあいつらのことを屍人って呼んでた。
  何で知ってたの? そんなこと」

律「それは……ピューピュー」

唯「りっちゃん、多分わたしのやってることは憂やみんなを助けることになると思うんだ。
  ここで助けても多分結果は変わらない…」

律「……どういうことだよ」

唯「…見た方が早いかな。ついてきて」

律「お、おい!」

先に行く唯を焦って追いかける。

唯「あ、そう言えば知ってる? りっちゃん。ここの喫茶店の店長の話」

律「あぇ? え~となんか異界から帰ってきた~とか噂があるんだよな。ムギが言ってたっけ」

唯「うん。その人のハンドルネームを名前にしたんだってさ」

律「SDKねぇ……」

唯「もしかしたらその異界からって話……本当なのかもしれないね」

律「ん?」

カランカラン…

律「あ、待てよ唯~」

──

律「なんだよ……これ」

崖の下に広がる広大な赤い海。

唯「わたしも見たときはびっくりしたよ。多分……桜ヶ丘がそっくりそのままどこかへ行ったんじゃないかな…」

律「…どこかって?」

唯「それはわからないけど…」

律「わからないじゃないだろ!!! 何か知ってんだろ唯!!!」

律が唯の肩を掴み強く揺さぶる。

唯「いたいよりっちゃん…」

律「あっ……ごめん」

唯「何でこんなことになったのかわからない……けど……脱出の仕方はあるよ」

律「本当か!?」

唯「四つの封印を解いて……この世界を作っているやつを倒すんだよ」

律「?? よくわかんないけどそうすれば元の世界に戻れるんだな?!」

唯「多分……だけど」

律「……わかった。その封印とやらがされてる場所はわかるのか?」

唯「うん。これまた何でわかるのかがわからないんだけどね。目を瞑るとその位置がわかる気がするんだぁ」ニコ

律「唯……」

そうだ、不安なのはわたしだけじゃない。唯だってわたしと同じだ。
更に自分の妹に刺されたって言うのにわたしの気を遣ってまでくれてる…。

律「唯…」

唯「りっちゃ…ん?」

わたしは優しく唯を抱きしめた。

律「……こうするとさ、不安が弱まらないか?」

唯「うん……りっちゃんあったかい」

律「唯もあったかい」

人の暖かさが…不安や苦しみや絶望を和らげるんだ。
唯もこんな気持ちになってくれてるといいな。

律「憂ちゃん……助けような」

唯「うん。みんなもね」

律「よし、じゃあ行くか! 封印を解きに!」

唯「うん!」

終わらせるんだ……この絶望を。

唯「りっちゃん胸ちっちゃい」

律「ほっとけっ!」

ペシンッ


終了条件1 3つの封印を解く


律「さて、どこから行こうか」

唯「学校のはもうわたしが解除したよ。後はこの近くと~澪ちゃん家の近くと~ムギちゃん家の近くかな」

律「なるほど。じゃあ近くからの方がいいかな?」

唯「かもね。順番はりっちゃんに任せるよ」

律「そうだな~……」


1 この近くから行くか
2 いや! 澪が心配だ! 澪の家の近くから行こう
3 ムギの家の近くから行こう
4 急ごう…この風が止む前に

>>52



52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 00:58:59.90 ID:GiJ43dH50
2だろ



律「澪が心配だ……。澪の家の近くやつから行こう」

唯「わかった。ちょっと遠くなるけど……こっち」

律「おいおい、何言ってんだよ唯ちゃん」

唯「へ?」

律「ジジャーン!!!」

唯「そ、それは!?」

律「さっきの喫茶店の表に止まってた車の鍵! こんなこともあろうかとってさ」

唯「りっちゃん……車運転出来るの?!」

律「……」

唯「……」

律「できゅなぃ……」

唯「ですよね~」

律「まあ何とかなるだろ! 戻ろうぜ唯~」

唯「大丈夫かなぁ」



唯「唯と!」

律「律の~!」

唯&律「正しい車の乗り方講座~」

唯「まず車が来てないか左右を確認しよう!」

律「来てないみたい!」

唯「次にドアを開けて乗り込みましょう」

ガチャ、バタン

律「乗り込んだぞ!」

唯「えーと次に座席の調節をしましょう!
  りっちゃんは小さいから座席をめいいっぱい前に出した方がいいかも」

律「ちっちゃい言うな!」

唯「そしてルームミラー、サイドミラーを調節」

律「ちょちょいっと(わかんないから適当でいいや)」

唯「そしたらいよいよ……」

律「発進スタンバイってわけだな……!」

二人の額に仄かに汗が浮かぶ

唯「田井中君、じゃあエンジンかけてみて」

律「は、はぁい」

鍵穴にキーを差し込んで、回す!

ブゥンブウン……

車は軽快なエンジンを上げながら機動する。

唯「じゃあ次はシフトをDに入れて」

律「シ、シフト? D」

唯「これこれ」

運転席と助手席の間にレバーのようなものがある。

律「ああなるほど。これをDにして……」

ガチャリ

唯「じゃあサイドブレーキ外して発進してみようか」

律「サイド? あ、えっと……」

唯「君はもの覚えが悪いね~田井中君。その後ろにあるやつだよ」

律「すみましぇっん唯教官っ」

律「これを外して……」

スススス……

律「わわっ!!! 勝手に進み出した!!!?」

唯「心霊現象!?」

律「なんばんだぶなんばんだぶ」

唯「と、とにかくブレーキブレーキ!」

律「よっしゃあっ!!!」

ダンッ!

ブォォォッ──

唯「それアクセルだよりっちゃああああんっ!」

律「しまったあああああっ!!!」

唯「その隣のやつ!!! 早くぅっ!!」
律「これかぁっ!」

キキーッ

唯「ふう……」
律「止まった……」

唯「え~とさっきの現象は~……クリームだよりっちゃん!!」

律「美味しそうな現象だな……」

唯「きっと間違ってないよ!」

このままじゃ唯達が教習所で恥をかいてしまう!!!

正しい名称を教えてあげよう!

>>83




83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 01:49:44.91 ID:rDoIVyUPO
>>77-79

タカトラバッタみたいだな


84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 01:51:53.06 ID:j7qdqXaW0
クリープだよ


89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 01:56:50.24 ID:wMSAAF0rO

タカトラバッタ……

律「はっ! 唯! それはクリームじゃない! タカトラバッタだ!」

唯「タカトラバッタ……?」

律「ああ! タカトラバッタ現象だ!」

唯「うん……うん! 何だかわたしもそんな気がしてきた!」

律「今までわたし達を導いてくれたって言うかさ、後押ししてくれた何かがそう言うんだよな。
  タカトラバッタって」

唯「わたしもわたしも」

律「タカトラバッタ現象……恐ろしいな」

唯「サイドブレーキを外す時はブレーキしながらだねりっちゃん!」

律「だな!」

律「唯~発進するぞ~いいか~?」

唯「何か忘れてるような……」


1 シートベルトを忘れてるよりっちゃん!
2 漫画タイムキララの発売日だよりっちゃん!
3 壊れるほど抱き締めて、りっちゃん

>>94



94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 02:00:37.39 ID:K0648M0t0
サイレンにキメラが参戦!!


95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 02:01:08.72 ID:diDRIQf70
腐ってやがる…
(このスレに出すには)早すぎたんだ…っ


96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 02:01:19.64 ID:diDRIQf70
1


102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 02:04:51.51 ID:wMSAAF0rO

唯「シートベルト忘れてるよりっちゃん!」

律「おっといけないいけない」

カチャリ

シートベルトは命のベルト、みんなつけよう命のために!

以上、もしも異界に巻き込まれて車を使うようになった時の為のマニュアル

アーカイブ ダッシュボードに入っていた発進マニュアル


制限速度を守りつつ走行する。
自分達以外に車は走ってないので安全に走りさえすれば事故はなさそうだ。
ただし、突然出てきた屍人はそれに限った話じゃないが。

律「唯…、生き残ろうな……私達は。何があっても」

唯「うん……」

わたしだってバカじゃない。最悪想定はしている……。
でも……それでも……やっぱり無事でいてほしい。

澪……。

ようやく澪の家についた私達は。どちらからでもなく車から降りた。

律「澪……無事でいてくれよ」

唯「澪ちゃん……」


終了条件2 梓、澪を倒す。


──【ミオチャアン……】──

──【ププ……】──

──【ハチミツ……メープル……】──

律「見えるのは三人か……」

唯「もしかしてこの中に……」

律「ここからの視界ジャックじゃよくわからないな。中に入って確かめよう」

唯「うん…」

先に唯が行き、玄関から入ろうとするも、

律「さすがに玄関からはまずい、こっちだ」

澪の家を熟知していると言った感じで迂回して裏口に回る。

律「澪のお母さんはいっつもここ開けっ放しなんだよな」

そう言いノブを回してみると案の定と云った感じで勝手口のドアが開いた。

律「……」
唯「……」

二人とも無言になり屈みながら秋山家に潜入した。
既に視界ジャックを行っており、リビングでテレビを見ているのはわかっていたからだ。

そこから素早く二階に上がり澪の部屋を目指す。

唯「(あのちっちゃい羽根の生えてたのは…………)」

律「唯、早く来い! 置いてくぞ」ボソッ

唯「う、うん」

ゆっくり音を立てないように階段を上がる。

律「…………」

唯「…………」

二人とも、目は閉じない。ここまで来れば、いや、唯なら最初からわかっていたかもしれない。
視界ジャックをした時、生きている人間は緑色で表示される。自分は青、そして赤は…………。
律は静かに澪の部屋のドアを開けた。

澪「……」

律「澪、迎えに来たぞ」

唯「…………」

澪「リ…………ツ…………?」

律「そうだ、わたしだ。怖かったろう? もう大丈夫だからな」

律が優しく澪を抱き締める。

唯「……っ……うっ……」

唯はただただ溢れている涙を拭っていた。

澪「リツ……リツ……」

澪の目からは大量の血が流れている。それが律の制服に流れ紺色のブレザーが黒色に染まる。

唯「なんで……こんな……」

澪「リツ……リツ……」

律「わたしはここにいるからな……みお……みおっ」

律は声を震わしながら澪の名前を何回も呼んだ。

唯「りっちゃん……離れなきゃ……」

律「……いやだ」

唯「もうそれは澪ちゃんじゃないんだよ……りっちゃん、」

律「ヤダッ!!! やだやーだぁーっ! これは澪だもんっ! わたしの大事な友達で……幼なじみで……」

律も澪に負けないぐらいの涙を流している。違いは赤か透明かと言うだけだろう。

唯「わたしだって大切だよ! 澪ちゃんは軽音部の……大切な友達だよ……でも」

律「唯なんて澪を知ってから3年も経ってないだろっ!!
  わたしはずっとずっとずぅっと澪と一緒だったんだ……」

唯「…………りっちゃん」


1 澪ちゃんに抱きついてるりっちゃんをひっぺがし、叩く
2 そうだね……澪ちゃんだもんね……と同調する
3 しばらく二人にしてあげる

>>119



119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 02:46:23.80 ID:fO1pPja90



123 :お前らwwwwww さすがだ:2010/10/16(土) 02:53:05.27 ID:wMSAAF0rO

抱きついているりっちゃんを力ずくで澪ちゃんから引き剥がす。

律「あっ……」

切なげな顔をしたままのりっちゃんをわたしは力いっぱい叩いた。

唯「ばかっ!」

パシンッ──

律「ッ……」

唯「生き残るって言ったじゃない……りっちゃん」

律「……」

唯「おいていかないでよ……」

律「唯……でも……ほら、澪のやつ襲って来ないぞ? もしかしたら……」

唯「それは多分まだ死んでから間もないからだよ…。半屍人なんだ…。
  でも……次にサイレンがなって血の海を渡ったら……もう姿も形も澪ちゃんじゃなくなる…」

唯「りっちゃんも見たでしょ?! あの化け物達を! ここで死んじゃったら……ああなるんだよ」

律「そんな……ことって……あ、ああ、ああああああああああああああ……」

頭にフラッシュバックする。サイレンの音に導かれ赤い海を渡っていた。
じゃあ……わたしは何で今生きてるんだ?
唯も……どうして?
澪が死んで屍人になったと言うならわたしも唯もそうなっていけなきゃならない。

頭が爆発しそうだ……。

唯「りっちゃん……」

ただ、言えることは……

律「ああ……」

・・
ここではもう澪は戻って来ないってことだ……。

唯「攻撃して来ないのは本当にりっちゃんを思ってたからだと思うよ…。
  半屍人の行動はね…生前の生活がベースになってるから…」

律「そっか…。唯、澪を楽にしてやれる方法はないのか?」

唯「……屍人は死なないから…。何かを使えば浄化出来たんだけど…わからない」

律「そっか…。じゃあ今はそっとしておこう」

唯「うん…」

律「封印を解いて……必ず助け出してやるからな……澪。それまで待っててくれ…」

そうして二人が踵を返し、部屋を出ていこうとした時だった。

澪「リツ……リツウ……コッチニキテヨ……リツウウウウウウ」

エリザベスをネックから掴み上げ、振りかぶる。

唯「危ない!!!」

壁に当たりそうになったベースのエリザベスにわざと当たりに行く唯。

唯「つ……ぅ……」

いくら片手で持っていたとは言っても細く小さい唯の体には余りにもオーバーダメージだった。

律「唯!!! バカなにやってんだよ!!! 避けれたろ!!!」

唯「だって…あんな勢いで壁に当たっちゃったら……エリザベス……壊れちゃうから」

律「唯……バカ……バカっ…!」

唯もわかっていた。
自分が今こうしてると言うことは、もしかしたら澪もまた同じように戻れるのではないか? と。
その時にお気に入りのベース、エリザベスがバラバラだったら…澪は悲しむだろうと。
だから、飛び込んだ……自分を犠牲にしてでも守ったのだ。澪の気持ちを。

澪「リツゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥコッチニキテヨーーーーーー」

そんな気も知らず、今の澪はまたエリザベスを振りかぶり、、、

律「澪……ごめん」


わたしは引き金を……

1 引いた
2 引かなかった

>>135



134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 03:21:08.75 ID:JMGQ21re0
2^^


135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 03:21:10.95 ID:giel8allO
1


136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 03:29:11.82 ID:eRAoUaX30
さよなら澪


137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 03:29:18.60 ID:IRL9nt3HO
危なw


138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 03:31:34.92 ID:2kwzzvH0O
サイレンだから1


139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 03:31:53.62 ID:wMSAAF0rO

パァン───

澪「リ……ツ……」

一撃で心臓を貫いた銃弾は一時的にだが澪を安らかな眠りへと誘った。

律「…………」

目を伏せたまま口許を強張らせ静かに泣いている律。
仕方がないとは言え友人を撃ってしまった悲しみは、これからずっとついて回るだろう……。

唯「りっちゃん……」

優しく律の肩を抱く唯。

律「……今のうちにエリザベス……隠しておこう」

唯「うん……」

唯はエリザベスを拾うと、ケースに入れクローゼットの中に収納した。

律「行こう……唯」

唯「うん……」

そのまま二人は澪の部屋を後にした。

階段を降り、勝手口から律が出ようとした時だった。

唯「……りっちゃん、ちょっと先行ってて」

律「……ん、これ」

律が唯にもう一つの武器、金属バットを差し出す。

律「カッターナイフじゃ威力が足りないだろ。それとも左はわたしがやろうか?」

なんだ……知ってたのか。

唯「ううん、大丈夫。一人で出来るよ」

律「……そっか。じゃあ車で待ってる」

去り際に手をひらひらと二、三回振ると律は車の方へと歩いて行った。

バットを握りしめる。

唯「せめて少しぐらいは……いい夢を見てね。あずにゃん」

背後から忍び寄り……唯は二人の頭を砕いた。



ガチャ……バタンッ

唯が車の中に入ると、律は無言のまま車を出した。

律「……無事で良かったよ」

唯「うん……」

律「……辛かったな」

唯「うん……」

靴を脱ぎ、助手席で体操座りをしている唯。膝に目元を押し当て、必死に堪えている。

律「泣いていいんだぞ……唯」

唯「……う゛ん゛」

それがきっかけになったのか、唯は大声で泣き始めた。
律は左手で唯の頭を持つと、黙って自分の膝まで持ってくる。

律「……」

唯「うぇ…ぐすっ…」

その泣き顔を見ることもせず、ただただ左手で唯を優しく撫でた。
車は唯が言った秋山宅近くの公園に向かって行く。


終了条件2 達成


律「唯、ついたぞ」

唯「うん、ここで間違いないよりっちゃん」

律「って言ってもただの公園だろ? ここにそんな大それた封印? なんてもんがあるのか?」

唯「まあまあ、見てなさい」

落ち着きを取り戻したのかいつも通りにあどけて見せる唯。
良かった……。

車を降りて公園の中に入る。昔よく遊んだっけな……澪と。

唯「これだよりっちゃん!」

ビシッと指をさしたのはどこの公園でも設置されている様な水飲み場だった。

律「おいおい……いくらなんでもこれは」

唯「まあまあ。物は試しだよりっちゃん。これを全開まで捻ってみて」

律「はあ…わかったよ」

それは捻ると上に噴き出す型の奴、わたし自身確かにこれを全力まで捻った覚えはないけど……。

律「こうか~」

唯「もっとだよりっちゃん!」

更に捻り込む。

律「これでどうだああっ」

唯「もっと!! もっとだよ!! 天まで届かせる勢いで!」

律「バカ言うなよ! そんなこと出来るわけ…」

キュ、と、とうとうそれに限界は訪れた。
次の瞬間光が立ち上ぼり、空を覆っている雲を退けた。

律「……」ポカーン

唯「だから言ったでしょ!? 本当だって」

律「うん……まあ……わたしはびしょ濡れだけどな……!」

唯「(残り…二つ)」キリッ

律「どや顔すなっ!」



律「は~もう、酷い目にあった。次の封印は唯が解くんだぞ!」

風邪をひかないようにそこら辺りの民家に干してあるタオルを拝借して体を拭く。

唯「わかってるよぉ~りっちゃん」ニヤニヤ

律「こっちみるなぁ!」

唯「ふふ、次はどこの封印を解除しに行く?」

律「う~ん残り二つか。ムギの家はここから遠いしな」

唯「……でももしかしたら」

律「ああ、生き残ってるかもしれない。澪はギリギリ間に合わなかったけど…ムギは助けられるかも…な」

唯「うん!」


1 喫茶店SDKの近くの封印を解く
2 ムギの家の近くの封印を解く

>>156



156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 04:19:36.85 ID:fO1pPja90



161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 04:25:19.95 ID:wMSAAF0rO

律「近い方から行こう。車ならそう時間も変わらないだろうしな」

唯「うん、わかった。近代世界万歳だぬ!」カミッ

律「だぬ!」

唯「りっちゃん酷い~」

律「水浴びさせてくれたお礼だ!」

唯「もぅ」

そうやってほっぺたを膨らます唯が可愛くて、ついついからかってしまう。

せめて唯だけは……生き残って欲しい。

唯だけは……。


喫茶店SDK付近の川原──

唯「え~とね……」

律「また水難だけはご勘弁を……」

唯「多分変な石ころがあると思うんだ~。りっちゃんも探してみて~」

律「はあ…結局こうなるのか」

先に川の中に入ってじゃぶじゃぶしてる唯を見ながらわたしも靴を脱ぎ捨て靴下を脱ぎ、川の中に入る。

律「……」

太陽が届いてないせいか気温も秋後半ぐらいになっている為水も若干冷たい……。
って言うか……。

律「唯、これ大丈夫なのか? 赤いけど…」

唯「大丈夫だよ、多分」

律「多分って……」

ほんとに大丈夫かよ…。とにかく一刻も早くその石ころを探した方がいい…気がする。

律「唯~あったか~」

唯「ん~ない~」

律「そもそもどんな石ころなんだ?」

唯「炎の形をしたやつ……は違うか。なんかねー掴んでみてこれだっ! ってなるやつー」

律「なんじゃそりゃ」

唯「多分りっちゃんにもわかると思うよー」

律「わかるわけないだろ……」

唯「石ころさえもいとおしい……」

律「? なんか言ったか~?」

唯「う~うん、なんにも~」

律「こんなんで見つかるのかよ……」

ん……この感触……まさか……これはっ!?

1 封印の石ころだ! 間違いない!
2 多分封印の石ころ……かな?
3 封印の石ころのわけないよなぁ……
4 漫画タイムキララだ!
5 暇だから唯にちょっかいだそう

>>170


170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 04:44:29.98 ID:vzxPioLQ0
4


171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 04:46:05.24 ID:MrJKlg4G0
>>170ェ・・・



172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 04:51:32.09 ID:wMSAAF0rO

律「まんがタイムキララだ! しかも最新号!」

律「気になってたんだよな~キャラット」

赤い色が染み付いていて読めない……。

律「もうっ!」ポイッ

早く探さないと……。

律「早く探さなイト……」

ムンズッ!

こ、この感触は!

1 間違いない! 封印の石ころだ!
2 封印の石ころだったらいいなぁ……
3 封印の石ころなんて存在しないだろ……
4 喉が乾いたな……ちょっとだけなら……
5 暇だから唯にちょっかいだそう

>>174



174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 04:53:23.01 ID:WY1j8nub0
1


175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 05:00:26.54 ID:wMSAAF0rO

律「このつるつるツベツベ感……そして手に馴染むフィット感……!
  まるでこれを持って生まれて来たんじゃないかと見間違ごうような……!」

律「これだああああああっ!!!」

それを天高く掴み上げた瞬間、光の矢が空へと放たれ、天空の霧を晴らしたもう。

唯「見つけたんだりっちゃん!」

律「おぅよ! 残りは後一つだな!」

唯「うん!(あと…一つ)」

ウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ──────────

律「あの時聞いたサイレンの音……」

唯「12時になったんだ……(澪ちゃん…)」

律「唯、急ごう」

唯「うん」



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唯「サイレンが鳴ってる・・・」 秋山澪・田井中律

2010年10月28日 20:54

唯「サイレンが鳴ってる・・・」

832 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:20:33.71 ID:BPpZnIIJO

桜ヶ丘 澪宅
AM9:44:44

秋山澪

───────────

澪「律……もう…ダメだぞ。みんな見てるんだから…」ムニャムニャ

澪「そんなことないよ……律の髪も綺麗だよ」ムニャムニャ

澪「カチューシャつけた律も好きだけど……外した律も……好き」ムニャムニャ

澪「はっ!!! 私何を言って……」

澪「ここどこ…? 律? ムギー! 梓~」

…………

澪「夢……だったのかな」

目を瞑る。

──【ミオチャアン……】──

澪「ひいいいいっ! 夢じゃないいいっ」


終了条件1 秋山家からの脱出
終了条件2 梓を倒す


澪「と、とにかくここから出ないと」

どこまでが夢でどこまでがあったことかわからないけど……。

澪「行こう、守られるんじゃなくて守るんだ!」

大切なものを!

この決意はちょっとやそっとのことじゃ揺らがない!!!

トス……トス……トス……

澪「(マ、ママだ!!! もう上がってきた!!! 早く隠れないと!!!)」

どこに隠れよう…?


1 クローゼット
2 ベッドの下
3 屋根裏
4 迎え撃つ
5 寝たフリ

>>840



839 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:26:53.52 ID:ctSH37Wr0



840 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:28:01.75 ID:M1207+8R0



841 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:28:17.77 ID:Xi4TCEkP0



842 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:28:25.14 ID:QayW92iU0



843 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:29:04.74 ID:9fjqgnjJ0
>>840
おい・・・


844 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:29:49.97 ID:+Vsc86Y80
クローゼットって確実に死にそうなんだが


845 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:29:58.95 ID:lfuUZqZDO
刺されるw


846 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:30:08.35 ID:QayW92iU0
>>840
ふざけんな


847 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:30:36.88 ID:5/9Qt4dn0
フラグが変わってるならまだ生き残れるがww


848 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:31:18.27 ID:z5ZqlJ1J0
>>840
前回クローゼット開けてたぞ、おい、おい


849 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:31:43.70 ID:rx8MaF8tO
>>840

…………………


850 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:32:01.63 ID:ptgAU5NtO
さっきから安価とるやつ殺す気しかないな


853 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:34:47.30 ID:M1207+8R0
あれ?
前回駄目だったからこそ、ベッドの下はミスリードかと思ったのに


855 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:35:39.22 ID:5/9Qt4dn0
>>853
故意犯じゃなかったのかww


856 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:38:04.46 ID:+Vsc86Y80
>>853
それだと難しすぎて終わらねえだろwwww


851 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:32:29.95 ID:BPpZnIIJO

澪「よ、よし! クローゼットに隠れよう!」

ベッドの下は前隠れたしな。

そそくさと服をかき分け中に潜り込む。

澪「……」ドキドキ

キィィィ……

澪ママ「ミオチャアン……」

澪「」ポカーン

ママが……唇お化けに…………。

澪『あはははは~』
澪「」

魂が抜けていく…………

澪ママ「ミオチャアン……オトモダチキテルワヨー」

澪ママ「ミオチャアン~ドコニイルノ~?」

澪「」

澪ママ「カクレンボカシラー?」

澪「」

澪ママ「ウフフ……カクレテモムダヨー」

ゴオオオオッ

ベッドを叩き折る。

澪ママ「オカシイワネ~イルトオモッタノニ」

掛布団の下に枕が噛んでいて膨らみ、それを澪だと思い込んでいたようだ。

澪ママ「ミオチャンどこイッタノカシラ……オトモダチがキテルノニ」

いないと思ったのかそのまま唇の化け物は澪の部屋を出ていく。一方澪は、

澪「」チーン

まだクローゼットの中で気絶していた。



860 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:41:04.50 ID:BPpZnIIJO
まさかこれを回避するとは
後付けとか言われたくないんで理由言っときます。武器持てないんで初めからこれにしようと思ってました。
ちなみにこれ以外だと全部殺すつもりだった。


861 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:41:27.05 ID:lfuUZqZDO
>>840と岡田ジャパンが重なった。
>>840△


862 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:41:32.55 ID:+Vsc86Y80
>>853
本当にすいませんでした


863 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:41:58.92 ID:5/9Qt4dn0
屋根裏だと転倒して死亡って所か?


864 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:42:41.55 ID:O3IyR1V50
>>853
本当にすいませんでした


865 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:44:02.81 ID:5gVUIqX6O
~>>853へのめくるめく謝罪タイム~


866 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:44:17.88 ID:V3xXbT+0O
>>853
俺あんたに一生ついていくわ


867 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:45:34.14 ID:/45q+bN/O
>>853
よくやった


874 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:51:09.74 ID:V3xXbT+0O
後付けしない作者に好感
よりリアルな緊張感を味わわせてくれるわけだな


876 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:52:19.75 ID:z5ZqlJ1J0
>>853
本当にすいませんでした


877 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:52:33.15 ID:5/9Qt4dn0
ミスリードまで予想できたにしろ
それ以外、正解でなければ即死だと予想できた奴はどれだけいるのやら


869 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:46:06.59 ID:BPpZnIIJO

澪「……ここは?」

真っ暗だ。私は何をしてたんだろう。

澪「クローゼットの中に入って寝るなんて余程疲れてたんだなぁ。律に笑われちゃうよ。顔洗いに行こっと」

ママにもおはようの挨拶しなきゃ。

部屋を出て、階段を降りる。
緩やかなカーブを描きながら下りリビングに出る。

澪「」

唇のお化けが羽根が生えたお化けと一緒にテレビを見ている。

あれ? 寝ぼけてるのかな?

澪「」ゴシゴシ

澪「」

…………。階段を上り、クローゼットに戻ると閉め、私はまた気絶した。



澪「あれ……ここは?」

暗いな……って何回もやったよ!

澪「げ、げ、げ、現実を受け止めなきゃ……」ガクブル

澪「うう……うっ……」

駄目だ……怖すぎる。こんなの私じゃなくても卒倒するよ!

澪「このままここに引きこもろうかな…」

澪「そうだ! イルクーツクに行こう!」

澪「律と一緒に行くんだ! 楽しいだろうな~」

澪「イルクーツクって海とかあるのかな? わかんないや。けどあるならまたみんなで泳ぎたいな~」

澪「最近エリザベス触ってないな…」


1 エリザベスを弾く
2 そんなことをしてる場合じゃない

>>880



880 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 20:54:51.30 ID:ctSH37Wr0



885 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 21:00:37.29 ID:BPpZnIIJO

澪「そんなことしてる場合じゃない!」

みんなと約束しただろう……あの光る世界で。大切なものを守る為って!

澪「今この世界で生きてる人を私が救うんだ…!」

まずはみんなと合流しよう。学校に行けば誰かいるかも。
先に律の家かな? とりあえずここを脱出しないと!

澪「あの唇お化けと羽根お化けを倒すんだ……!」

武器になるようなもの……。


1 ギターケース
2 エリザベス
3 MDコンポ
4 椅子
5 ふでペーンFUFU
6 私の甘い歌詞で卒倒させてやる!

>>886



886 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 21:02:00.89 ID:GhwFH4EIO
6


887 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 21:02:05.80 ID:U+9wS8Ol0
物凄く6を選びたいがここは2で


888 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 21:02:16.06 ID:QaXcuIXi0
>>886
おいwwwwww


889 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 21:03:02.88 ID:5/9Qt4dn0
ごめんねwww俺も同じ選択しようとしてたから叩くなら俺を叩いてねwwww


890 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 21:03:47.23 ID:lfuUZqZDO
いや分からんぞ?





…………いや、ないな。


891 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 21:04:22.07 ID:GhwFH4EIO
澪の隠れた才能が出ると期待しての6だ!


892 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 21:04:32.03 ID:5gVUIqX6O
だがちょっと待ってほしい、ひょっとしたら>>853よろしく正解なのではないか


893 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 21:04:46.43 ID:frh9uanm0
呪詛


894 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 21:05:41.02 ID:z5ZqlJ1J0
オワタ


895 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 21:05:47.93 ID:bv6oRJ190
\(^o^)/


896 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 21:07:00.35 ID:+Vsc86Y80
澪の才能がついに目覚める時がきたな


897 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 21:07:03.48 ID:V3xXbT+0O
俺の歌を聞けぇ!!


899 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 21:08:30.95 ID:3dRTAcjhO
クチビルゲ「ヤックデカルチャー」


900 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 21:08:49.73 ID:5Qc4Lk75O
これは…ムリダナ


901 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 21:10:24.08 ID:U+9wS8Ol0
奉神御詠歌を歌って何とかするんだ


902 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 21:12:24.12 ID:BPpZnIIJO

澪「私の歌詞で卒倒させてやる!!!」

勢いよく階段を駆け降りる!

ガタンッ

澪ママ「」
羽根屍人「」

音に反応して階段の方を振り向く二匹。

澪「屍人。こっちにおいでと呼びかける。綺麗な世界があるからと」

澪「でも中々聞いてくれない…。おめめからちょっぴり赤い涙」

澪ママ「」
羽根屍人「」

澪「唇が大きくなったり、羽根が生えたり、みんな違うよ愉快だよ」

澪「パタパタパタパタ、私も大空を飛んでみたいなどこまでも」

澪ママ「」
羽根屍人「」

澪「(即興にしては良くできたな!)」えへんっ



903 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 21:12:27.33 ID:eUfjWjP40
ザ・バスター歌ってSDK召喚だな


904 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 21:12:42.65 ID:HVXPx8If0
オワタww


905 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 21:12:53.87 ID:5/9Qt4dn0
てーんに、おーわし ・・・続き忘れた


906 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 21:13:51.80 ID:QayW92iU0
なんだこれwww


907 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 21:14:03.04 ID:lfuUZqZDO
やったか!?


908 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 21:14:57.65 ID:64RrsETFO
いやっ!まだです!


909 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 21:15:07.17 ID:5gVUIqX6O
これはひどいw


910 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 21:17:02.34 ID:V3xXbT+0O
>>903
うっなっぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!


911 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 21:19:08.36 ID:frh9uanm0
NT版SDKも召還しようぜ・・・えっと・・・チャック=グリーンだっけ
フランク・・・あれ?


912 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 21:25:01.39 ID:BPpZnIIJO

澪ママ「こっちにオイデエエエエエエエエエエエエエ」

羽根屍人「ププ……」

澪「駄目だったみたい」

バササササササ

羽根がついた屍人が私の肩を掴む。

澪「えっ……あっ」

澪ママ「遊びにイクノ? 気をツケテネ」

ママが裏口を開け、そのまま裏口から外へ。

羽根屍人「ププ……」

どんどん……どんどん地上から遠ざかって行く。

澪の「高い……」

ここから落ちたら……。見上げる、私を掴みあげてるものの顔を見てみる……と、それは。

梓「ミーオ先輩」

澪「あ、梓……?」

その瞬間手を離され、私は一瞬だけ空の旅を満喫した。

ドシャッ──


終了条件未達成



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唯「サイレンが鳴ってる・・・」 田井中律・琴吹紬

2010年10月28日 12:36

唯「サイレンが鳴ってる・・・」

769 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 17:54:25.53 ID:BPpZnIIJO

桜ヶ丘 大手スーパー 内部本屋
AM6:30:33

田井中律
──────────

律「ん…あれ」

律「ここって……」

わたしが一番最初にいたスーパーじゃん。

律「戻って来た…?」

辺りを見渡しても澪達はいなかった。どうやらここにいるのはわたしだけのようだ。

律「夢…か?」

そう思うのが自然だろう。けど…どうせ夢ならここじゃなくて自分のベッドで目覚めたかったな。

律「……」

片目を閉じ、意識を集中する。

──【ブゥリゥ…】──
──【ッハッヒャア】──

律「ちっ…やっぱり夢とはいかないか」

終了条件1 スーパーからの脱出
終了条件2 頭脳屍人を倒す

まずはスポーツコーナーで武器になるものを探そう。

律「夢だとしても……次こそはみんなを守る」

その為の力を。

1 木製バット
2 金属バット
3 テニスラケット
4 卓球のラケット
5 ピン球(卓球の玉)

>>774



774 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 17:59:36.44 ID:gDC/5AqB0
2


775 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 18:05:54.72 ID:BPpZnIIJO

律「やっぱりこの中で一番威力がありそうなのはこれか…」

金属バットを迷わず引っこ抜き、大きく振りかぶってみる。

ブンッ

律「うん、いけそう」

野球小僧みたいにそれを肩に担いで駆け出す。
片目を閉じる。

律「こいつらを操っている頭を潰す……」

それが早いってわたしが言っている。
わたしって誰だって? さあ……?

律「いた……」

──【サカナァ……】──

律「あいつがブレインだったのか……」

場所を確認しつつわたしはエレベーターのボタンを押した。

それと同時に階段で下に駆け降り、様子を見る。

律「なんじゃありゃ……」

四つん這いになった犬のような化け物がエレベーターの前で何かやっている。

律「……あれが成れの果てってわけか」

もしかしたら……私達も……、いや、考えるのはやめよう。

エレベーターの中に入って行く犬の化け物を見た後、

律「上に参りま~す☆きゃはっ」

扉を閉めてやり上のボタンを連打してやった。

律「なんかデジャブ…」

やっぱり夢じゃなかったのかな…あれ。

律「ってことは……」

──【ブゥリュリュ】──

律「なんか視界が逆さまになってるけど……こいつに見つかったんだっけ」

しゃがみながらその屍人の近くまで行ってみる。

律「うっ」

今度は蜘蛛かよ……。化け物ってレベルじゃないだろこれ。
澪が心配だ……。

律「さてと……」

服がいくつもかかっている銀の掛け棒? みたいなのをしゃがみながら押す。
わたしはその服に隠れながら、ゆっくり、ゆっくり、と近づく。

蜘蛛屍人「?」

ピタッ

蜘蛛屍人「……」

ソローリソローリ……

蜘蛛屍人「?」

律「ハァイ」

出っ張ってるメタボ気味なお腹を思いきり金属バットで殴り付けてやった。

律「よし。後はいるのはいるけどブレインまでの道筋にはいないな」

それでも警戒を怠らず鮮魚コーナーを目指す。
お菓子や野菜に目移りしながら鮮魚コーナーへ。
すると魚をもったまま魚の入ってない緑色のドロドロな水槽を眺めている……魚がいた。
というか頭が魚だ。

律「魚が好きすぎて魚になっちゃったのか……」

体は人型だから魚人? とりあえずあれがブレインってことは間違いないらしい。

律「ゆっくり……バレないように……」

頭脳屍人「ギョ!!」

律「あっ」

頭脳屍人「ギョギョギョ!!!!!」

律「おいコラ逃げんな!」

頭脳屍人「ギョギョギョ!!!!!」

律「待てーーー!!!」

魚頭の怪物を追い回すわたしって一体……。

「ウア!」「ッラハギッ!」「フォッフォッ」

追いかけて走り回っている間に他のやつらに見つかりまくりだよ……ったく。

律「どうするか…」

1 あくまでもあの魚頭を叩き潰す
2 みんなまとめてかかってこい!!!
3 ブレインを放置してスーパーを脱出する

>>787



787 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 18:33:45.61 ID:ctSH37Wr0



793 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 18:39:32.64 ID:BPpZnIIJO

律「クソッ! さすがにこれ以上囲まれたらまずい! 迂回してスーパーから出よう!」

陳列棚を縫うように進み何とか出入口から脱出。

律「あの魚め! 覚えとけよ!!!」



交番

「ウヒャッヒャッヒャッヒャ」

飛び込むと同時に思いきり体を捻り込み、両腕にありったけの力を込める──

律「よぉ」

「ウヒャ!?」

ゴスゥンッ──

バットを思いきり後頭部から叩き込む。
その勢いで机に顔がめり込み出来損ないのコント番組みたいな様になった。

律「なんか頭に羽根生えてら」

知ったこっちゃないけど。

ジリリリ……ジリリリ……

律「…………」

ガチャン

律「悪いな、射殺される前に撲殺したよ」

「もしもし!? その声もしかして律!?」

律「えっ……もしかしてその声……」

「ウヒャッヒャッヒャッヒャ」

律「ちっ、追ってきたか!」

パァンッ───

律「ッ~。銃持ってるやつもいんのかよ! やっぱりあの魚潰しとくんだったな…」

「もしもし!? どうなってるの!? 無事なの!?」

律「悪い、話してる場合じゃないみたいだ」

「律!!!」

律「じゃあな、和」

電話を切ると警察官から素早く拳銃を抜き取り不慣れな手つきで構える。

律「死地ってやつか……」

律「上等!!!」

生き残るんだ……!!!
わたしは!!!

──────────


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唯「サイレンが鳴ってる・・・」 ???・平沢唯

2010年10月27日 20:23

唯「サイレンが鳴ってる・・・」

646 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 02:39:15.72 ID:BPpZnIIJO

桜ヶ丘高校 地下室
AM00:00:01

???

終了条件1 宇理炎の入手

──────────

相変わらずうるさい音。
八尾の血筋をようやく見つけて生け贄にあげたもののさすがに遠すぎたかしら。
おかげでこの街はめちゃくちゃ……けどまあ仕方ないわね。
目的を達成する為には手段を選ばない…。

そう決めた…あの日から。

「急ぎましょう……時間がないわ」

宇理炎を使って……堕辰子を殺す。

それが私のただ一つの目標……。

───

「あるとすれば……ここ以外あり得ないわよね」

封印の四つに面した丁度真ん中に当たるこの祭壇……。

「あちら側と繋がってるとすれば……」

カチャリ

「!」

斎藤「そう、そう言うことだよなぁやっぱり」

「あなたは…?」

斎藤「おっと手は上げたまま、お話しようぜお嬢さん」

「あら、嬉しいわね。そんな若く見えるかしら」

相手は猟銃持ちだ、敵うわけがない。ここは大人しく従うことにする。

斎藤「ああ、十分にな。で? 宇理炎をどうするつもりだ?」

「……あなた本当に何者?」

斎藤「俺は斎藤。琴吹家の執事だ」

「ああ、ムギちゃんの」

斎藤「知ってるのか?」

「ええ。担任だから」

斎藤「担任…? あ、あ~……どっかで見たことあるような」

「口説いてるつもり?」

斎藤「ははっ、残念。先約があるもんで」

「そう、それは残念ね」

斎藤「さあて答えな。宇理炎をどうするつもりだ?」

「ええ、答えるわ……その前にそっちを向いていいかしら? 」

斎藤「ああ、ゆっくりな」

「ふふ、ありがとっ!!!」

シューーーー

斎藤「ぐえっくそっなんだこりゃっ」

「乙女のたしなみよ。じゃあね、ボーヤ」

斎藤「待てよ!!! まだ聞きたいことが山ほど……」



斎藤「クソッ! あの女……」

何か知ってやがるな……。

斎藤「あ……?」

祭壇の奥にキラキラと青白く光っている。
土足のまま上がり込むとその光の正体と対面した。

斎藤「宇理炎……。あの女持っていかなかったのか? しかしまあ……俺が持ってても仕方ないけどな」

とりあえずそれをしまいこみ、さて、と一息つく。

斎藤「お嬢を探さねーと。しっかしここどこだよ全くよー……」

うんざりする気持ちを抑えつつ、猟銃を肩に掛けながら歩き始めた。



「行ったみたいね」

一つはあっちに持たせといた方が都合がいいかもしれないわね。

「さて、もう一つを探すとしましょうか」



さわ子「舞台が整う前にね……」



終了条件未達成




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唯「サイレンが鳴ってる・・・」 ???

2010年10月27日 12:39

唯「サイレンが鳴ってる・・・」

552 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 00:33:49.94 ID:BPpZnIIJO

??? ???
PM──:──:──

???

──────────
律「どこだろ…ここ」

桜ヶ丘…じゃないよな?
こんな田舎じゃないし。

律「それにしても……綺麗だな……ここ」

空は赤くて夕焼けみたいで、周りには蛍のような光が舞っている。

わたしはここがどこかわからないままとりあえず歩き始めた。


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唯「サイレンが鳴ってる・・・」  平沢唯 終了条件1 憂をみつける

2010年10月26日 19:31

唯「サイレンが鳴ってる・・・」

500 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 23:37:33.24 ID:aaTgFN2yO

桜ヶ丘高校
PM19:45:00

平沢唯

終了条件1 憂をみつける

──────────

唯「はあ…はあ…商店街も通りながら来たけどすれ違わなかった…」

もしかしたらまだ私が寝てると思って学校に来てるかもしれない。そう思い私は学校の前にいる。

唯「視界……」ピシッ

唯「ジャック!!!」

まるで正義のヒーローの変身の様な動作をつけながら目を瞑る。

唯「……保健の先生は……と」

──【ゴルフ~……】──

唯「これは校長先生だ!」

唯「もうちょっとあっちかな?」

──【唯ちゃん手術シマショウネー】──

唯「まだやってる…。人形に私の名前までつけるなんて…。好かれてるのかな…」ブルブル

唯「憂はいないみたい…もしかしたら部室かな?」

唯「体育の先生がいない……忍び込むならイマノウチ」

辺りを見回しながら学校の中へ。

唯「そう言えば学校のみんなはどこに行ったのかな?
  あの時私と保健の先生と校長先生と体育の先生だけしか学校いなかったのかな~」

唯「それで巻き込まれちゃったんだね…きっと」

唯「?? 巻き込まれる?? 何に?」

わかんない。

唯「それより憂だよ! 先生達に見つかってないといいけど…」

唯「え~と…見つからないように部室に行くにはと」

保健室と職員室には先生達がいるから通りたくないんだけど……あそこ通らないと部室に行けないから…。

唯「バレないように行かなきゃ!」

「オーイ……遅刻はダメヨー」

唯「えっ……あっ」

しまった…!
まさか体育の先生が学校の中に居たなんて!
見つかった…。早く逃げないと!!!

「ウフフー」

唯「あれ?」

「体育ハタノシイヨー」

唯「襲ってこない?」

何で?

顔は相変わらず怖いままだけど…あっ! そっか!

唯「体育タノシイヨネー」オメメツリアゲ

仲間だと思われてるんだ!


唯「ジャア私ハコレデー」トッタッタ


唯「何だかよくわかんないけど良かった!」

多分保健の先生も校長先生もこれで行けば私のことを仲間だと思って何もしてこないはず!

唯「フンスッ!」オメメツリアゲ

唯「憂~!!! 待っててねーーーー!!!」

とうとう部室までやって来ました。

唯「いるかな…憂。いなかったらどうしよう…。まあその時はその時だよね」

書き置きもしてるしいなかったら一回家に帰ればいいか。

ガチャン

いつものように軽くノブを捻る。

唯「憂~いる~?」











憂「……お姉ちゃん?」

唯「憂っ!!!!」

憂「お姉ちゃん……どうしてここに?」

唯「どうしてじゃないよ! 憂を探しに来たんだよ! 心配したんだからね!」

憂「うん……書き置き見たよ。ありがとうお姉ちゃん」

唯「見たのにここにいるなんて、も~憂ったら! 世話がかかる妹なんだから」

憂「妹……」

唯「無事で良かったよぉ……憂」

優しく抱きしめる、

憂「お姉ちゃん……血が」

唯「えっ? ああこれはちょっと擦りむいちゃって」エヘヘ

とても擦りむいたと云うレベルの血の量じゃないが……それでも唯は笑みを絶やさなかった。

憂「……」

唯「憂~……よしよし」

抱き締めながらよしよしと撫でる。憂はこれが大好きなのだ。

憂「お姉ちゃん……ごめんね」

唯「いいんだよ。謝らなくて」

憂「ううん…違うの。私は…わたしは…!」

唯「憂……?」

憂「……ゴメンナサイ……オネェチャン……」

グサッ─────

唯「えっ……」

お腹が熱い。
まるでインフルエンザにかかった時のおでこ……みたい……。
ああ……刺されたんだ……わたし。

唯「憂……」

それでも……

憂「ごめんね……ごめんね……」

唯「……私は憂を信じてるから」


大丈夫だよ、憂。


終了条件達成?



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唯「サイレンが鳴ってる・・・」 中野梓・鈴木純

2010年10月26日 12:22

唯「サイレンが鳴ってる・・・」

446 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 22:24:50.43 ID:aaTgFN2yO

桜ヶ丘 住宅街
PM19:45:45

中野梓

終了条件1 屍人を10体以上倒す
──────────

梓「わあっ純!!! ぶつかるうううっ」

純「大丈夫大丈夫~」

キキィ~!!!ドンッ

梓「!?」

純「……でさあ~」

梓「今なんかはねたよね!?」

純「えっ? 気のせいじゃない?」

梓「気のせいじゃないよ!!!」

純「まあまあ。で、これからどうする?」

梓「いいからせめて前見て運転して!」

純「はいはい」

梓「とりあえずみんなを探さない?」

純「みんなって言うとー軽音部の?」

梓「うん」

ドンッ

純「……生きてるのかな」

梓「……わかんない」

純「私の親は駄目だったよ。私を見て化け物!化け物! って言いながら襲って来てさ。
  どっちが化け物だってーの」

ドドンッ

梓「もしかして……」

純「そ。殺したの。両親を…。けど…また起き上がって来てさ」

梓「……そっか」

ドンッ───

ドンッ

純「それで梓が心配になって来たってわけ」

ドンッ

梓「ありがとね、純」

ドンッ

純「気にしないでよ。友達じゃない」

梓「純『ドンッ』……」

純「……」

梓「純!!! 前見て運転してって言ったでしょ!! もし唯先輩達だったら…」

純「大丈夫大丈夫」

ドンッ──

純「ちゃんと確認してからはね飛ばしてるから」

梓「そういう問題じゃなーーーい!!!」


終了条件達成



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唯「サイレンが鳴ってる・・・」 秋山澪・琴吹紬

2010年10月25日 19:14

唯「サイレンが鳴ってる・・・」

339 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 19:57:38.61 ID:aaTgFN2yO

桜ヶ丘 秋山宅
PM19:30:00

秋山澪

終了条件1

──────────

澪「あ、あの…助けてもらってありがとうございました」

斎藤「別にいいさ。探し物のついでだしな。あんたは確か琴吹嬢の友達だろ?
   どこ行ったか知らないか? てかここどこ?」

澪「ムギの知り合いなんですか!?」

斎藤「おっ、おお……まあな。あそこの執事だよ俺は」

澪「家にいなかったんですか?」

斎藤「いなかったから探しに来てるんだろうが。全くどこほっつき歩いてんのやら。
   おてんばの世話はこれだから…」

澪「おてんば…?(ムギが?)」

斎藤「そんじゃあ悪いけど探しに行くから」

澪「わ、私も行きます!」

斎藤「……そいつは無理だ。二度は助けない主義なんでね。それに足手まといにしかならい」

澪「そんな…」

斎藤「澪さん、誰かに助けてもらおうなんて思わない方がいい。じゃあな」

背中を向けたままひらひらと手を振る。

斎藤「ちなみに、この家は出た方がいい。多分そいつらは時期に起き上がってくる。
   そうしたら次こそあんたは死ぬ」

澪「……」

斎藤「じゃあな」

バタンッ

閉められた扉が……まるで私を拒絶しているように思えた。



澪「ここは……どこだろう」

家を出た方がいいと言われただ闇雲に歩き回った。

律には……会えなかった。

他のみんなにも。

どれぐらい歩いただろうか……。

数時間かもしれないし……数十秒かもしれない。

そしてたどり着いた場所は……崖だった。

まるで街がくり貫かれたようにそこで終わっている。

そしてそこから下は……一面の赤い海。

澪「……」

私は静かに崖の縁に腰を下ろすと、それをぼんやりと眺めていた。

澪「綺麗だな……まるで夕陽が落ちたみたいに真っ赤だ……」

いい詞が浮かびそうだな……。


澪「あれ……?」


よく見ると遠くの方に何やら人影が見える。
それは群れをなして赤い海を渡っていた。

澪「!?」

その中に見知った顔があった。

澪「律……やっと……やっと見つけた」

あの黄色いカチューシャ……間違いなく律だ。

澪「おーい律。今そっちに行くからなー」

山彦を呼ぶように両手で口周りを塞ぎ大声でそう行った。

澪「よっと」

私はそのまま、赤い海に飛び降りた。

ウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ──────────


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唯「サイレンが鳴ってる・・・」 平沢唯・田井中律

2010年10月25日 12:03

唯「サイレンが鳴ってる・・・」

298 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 18:43:52.43 ID:aaTgFN2yO

桜ヶ丘 平沢宅
PM19:30:33

平沢唯

終了条件1 わかりやすい置き手紙を書き残す

唯「隠れながら帰ったから時間かかっちゃった…」

もう辺りは真っ暗で、ちらほら街灯が灯り初めている。

唯「憂~いる~?」

家に入ると一目散に憂を呼びながら部屋に行く。

唯「憂~」

そこには憂の姿はなく、ただ可愛らしい部屋が薄暗く映し出されていただけだった。

唯「まだ帰ってないんだ…憂」

心配だ。

もしも憂があの変な人達に襲われたのかもしれないと思うと心臓がキュッと締め付けられる。

待ってられないっ!

唯「探しに行こう…!」

唯「でも入れ違いになったら困るなぁ……。携帯も使えないし」

唯「う~ん……」

唯「!」

唯「そうだ! 置き手紙をしておこう!」

何て書こうかな~。これを見たら家にいなさい! とかかな~?


>>305



301 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 18:49:48.35 ID:AEt5dacJO
かゆうま


302 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 18:50:53.71 ID:aaTgFN2yO
※憂が見たら一目で唯が書いたものだとわかり、尚且つ憂を心配してるような内容があれば更にグッド!

安価ならした


303 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 18:51:09.77 ID:+Jc4NeTJ0
無事に会えたら結婚してください


304 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 18:51:35.04 ID:2/Q57pFzO
優先順位つけて三つくらい集合場所を書いておく


305 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 18:53:06.66 ID:2cFVZ8hd0
憂が家にいないので外に探しにいっています
20:30までには私も帰ります
もしも20:30までに私が帰ってこなかったらあずにゃん達と一緒に隠れてて!


309 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 18:59:12.72 ID:aaTgFN2yO

憂が家にいないので外に探しにいっています。
20:30までには私も帰ります。
もしも20:30までに私が帰ってこなかったらあずにゃん達と一緒に隠れてて!

唯「……と、これで完璧!」

唯「よし! 探しに行こっと!」

手紙をわかりやすくリビングの机の上に置くと着替えるのも忘れて再び真っ暗闇へと体を投じる。

唯「憂……みんな……無事でいてね」


終了条件達成

置き手紙の内容◎


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唯「サイレンが鳴ってる・・・」 中野梓 終了条件1 侵入した屍人を倒す

2010年10月24日 20:50

唯「サイレンが鳴ってる・・・」

268 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 17:40:33.76 ID:aaTgFN2yO

桜ヶ丘 中野宅
PM19:15:44

中野梓
終了条件1 侵入した屍人を倒す

──────────

梓「う…ううん」

梓「……はっ」

梓「地震……はもう止まってる」

梓「凄い地震だったけどどれぐらいの震度だったんだろう」

散乱している物の中からテレビのリモコンを探しだしてつけてみる。
ザアーーーーー

砂嵐。
梓「お父さんとお母さんは大丈夫かな? 仕事先で怪我とかしてなきゃいいけど…」

梓「唯先輩達にも電話してみよ……」

圏外。

梓「はあ……」
携帯やテレビがないだけでこれ程まで何も出来なくてわからないなんて……ちょっと自分が嫌になる。

ガタタッ……

梓「何…? リビングの方からだ…」


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