2010年12月24日 19:25
憂「00ライザー目標を駆逐します」
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 04:28:43.72 ID:dF88iC0X0
1期http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1288300877/l50
2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/13(土) 04:32:22.72 ID:dF88iC0X0
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「・・・・・・・・・・だ・・・・・」
「・・・・・・・・・・ん・・・・・・き・・・・・」
愛しい人が語りかけてきたまでは覚えてる
暖かくなって心を満たしてくれた
万華鏡の様に綺麗なその顔を思い出すのに時間などかからなかった
それは---
「お姉ちゃん!」ガバッ
辺りを見渡すと生命の育みとは無縁な荒野
先ほどの心とは正反対の世界を形づくっている
「起きたか」
声に導かれそちらを向く
憂「ひっ」
大破し花が咲き誇り膝をついた機体の前にあるその姿は正に人間
だが違うのは、右手がないその金属のような体
否--正に金属そのものであった
その男が近づいてくる度にシャリシャリと金属をすりあわせているような
音が荒野に反響する
憂「ごごご、ごめんなしあ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あなたは」
噛み、声がフルフルと震えているのが自分でもわかる
それは今正に肉食動物に食い殺されそうな草食動物のそれに似ていた
「俺が誰かなんてどうでもいい」
「伝えたい事がある」
どうやらとって食われるわけではないらしい
ホッと胸を撫で下ろして呼吸を落ち着け、聞き返す
「つ、伝えたい事ですか?」
「そうだ、ここはお前があの爆発に巻き込まれてから5年後、お前はずっと眠り続けていた」
憂「5、5年後!?」
気づかなかったがよく見ると髪が大分伸びている
憂「ふぇぇ」
嘆いていても仕方ない、話の続きに耳を傾けた
「これを聞いてどうするのかはお前次第だ」
憂「は、はぁ?」
「この世界は滅んでいる」
憂「え・・・・?」
憂は冗談だと思った、唯がイノベイター純粋種に覚醒し、心を通わせ、人々は分かり合えると
確信していたから。
憂「そ、そんな格好で冗談言われても困りますっ」
憂「お姉ちゃんがきっと人々を・・・」
「1年前人類を滅ぼしたのは、平沢唯だ」
憂「へぁ?」
自分でもわかる程、間抜けな声がでた
頭がまわらず、その言葉を理解するのに、数十秒かかったと同時に怒りが
こみあげてきた
憂「お姉ちゃんの悪口は許さないもん」
「嘘だと思うなら確かめてくるといい」
どこからか粒子音がする
--と聞こえてきたと同時にファングらしきものが、粒子を纏った輪を
つくり憂にむかって輪を通らすように駆けていった
憂「きゃぁーーーーーーーーーーーーー!!」
叫び声が終わったと同時にそこに憂の姿は無かった
「・・・・種はとんだ・・・・」
そこに別の粒子音が聞こえはじめた
「やっと見つけたよ」
「お前か」
「ふふ」
「しんじゃえ」
彗星のごとくビームサーベルが金属の体へと接触しそうになる
「俺は・・・ガンダムになれなかった・・・」
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「・・・・・・・・・・ん・・・・・・き・・・・・」
愛しい人が語りかけてきたまでは覚えてる
暖かくなって心を満たしてくれた
万華鏡の様に綺麗なその顔を思い出すのに時間などかからなかった
それは---
「お姉ちゃん!」ガバッ
辺りを見渡すと生命の育みとは無縁な荒野
先ほどの心とは正反対の世界を形づくっている
「起きたか」
声に導かれそちらを向く
憂「ひっ」
大破し花が咲き誇り膝をついた機体の前にあるその姿は正に人間
だが違うのは、右手がないその金属のような体
否--正に金属そのものであった
その男が近づいてくる度にシャリシャリと金属をすりあわせているような
音が荒野に反響する
憂「ごごご、ごめんなしあ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あなたは」
噛み、声がフルフルと震えているのが自分でもわかる
それは今正に肉食動物に食い殺されそうな草食動物のそれに似ていた
「俺が誰かなんてどうでもいい」
「伝えたい事がある」
どうやらとって食われるわけではないらしい
ホッと胸を撫で下ろして呼吸を落ち着け、聞き返す
「つ、伝えたい事ですか?」
「そうだ、ここはお前があの爆発に巻き込まれてから5年後、お前はずっと眠り続けていた」
憂「5、5年後!?」
気づかなかったがよく見ると髪が大分伸びている
憂「ふぇぇ」
嘆いていても仕方ない、話の続きに耳を傾けた
「これを聞いてどうするのかはお前次第だ」
憂「は、はぁ?」
「この世界は滅んでいる」
憂「え・・・・?」
憂は冗談だと思った、唯がイノベイター純粋種に覚醒し、心を通わせ、人々は分かり合えると
確信していたから。
憂「そ、そんな格好で冗談言われても困りますっ」
憂「お姉ちゃんがきっと人々を・・・」
「1年前人類を滅ぼしたのは、平沢唯だ」
憂「へぁ?」
自分でもわかる程、間抜けな声がでた
頭がまわらず、その言葉を理解するのに、数十秒かかったと同時に怒りが
こみあげてきた
憂「お姉ちゃんの悪口は許さないもん」
「嘘だと思うなら確かめてくるといい」
どこからか粒子音がする
--と聞こえてきたと同時にファングらしきものが、粒子を纏った輪を
つくり憂にむかって輪を通らすように駆けていった
憂「きゃぁーーーーーーーーーーーーー!!」
叫び声が終わったと同時にそこに憂の姿は無かった
「・・・・種はとんだ・・・・」
そこに別の粒子音が聞こえはじめた
「やっと見つけたよ」
「お前か」
「ふふ」
「しんじゃえ」
彗星のごとくビームサーベルが金属の体へと接触しそうになる
「俺は・・・ガンダムになれなかった・・・」
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