2011年04月09日 21:20
唯「いでおん!」
コスモたちは出る予定はなかったのですが、人が足りなくなってきてやむを得ずクロスオーバーのような形をとりました。
54 : ◆INjIt6nmxE :2011/04/03(日) 18:35:47.82 ID:qvWccMNp0
───
静止軌道上。
地球からさほど離れていないところに徳利のような形をした宇宙船、グラム・ザンがあった。
そこで、純は眼下の惑星を眺めつつ戦況報告を聞いていた。
「純様、先遣隊から巨神が出たと通信が入っております」
「巨神? 異星人のこと?」
「いいえ、メカが変形して……、と言っていますが」
通信兵からの報告を聞いて、純は少し妙だと思った。
「相手は寝返った穏健派の船でしょ? そのようなものが搭載されているとは思えないな」
「ロゴ・ダウの異星人の兵器だったりしてね」
依子が冗談半分に言った。
「まさか。ロゴ・ダウでそんなものは確認されてないよ」
純もありえないと鼻で笑った。
「で、その巨神とやらの情報は?」
「どうやらドロワ・ザン2号機と接触した模様です。戦闘も始まっているようです」
依子が戦闘中に撮られた写真を見ると、赤い人型のものが写っていた。
「戦闘が行われているとなると、それなりに戦闘力はあるということだね」
「イデなんて、眉唾物のものを探そうとしたらこれだよ」
純はやれやれとため息をついて見せた。
「だから最初から攻め込んでおけばよかったんだよ」
依子が今までの異星人の兵器を調べながら言った。
「出動する。大したものでもないだろうけど、一応見ておく必要があるからね」
「そうだね。コボラとデッカ・バウを出そう」
依子も純の提案に賛成し、ロゴ・ダウ───地球に降りることにした。
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コスモたちは出る予定はなかったのですが、人が足りなくなってきてやむを得ずクロスオーバーのような形をとりました。
54 : ◆INjIt6nmxE :2011/04/03(日) 18:35:47.82 ID:qvWccMNp0
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静止軌道上。
地球からさほど離れていないところに徳利のような形をした宇宙船、グラム・ザンがあった。
そこで、純は眼下の惑星を眺めつつ戦況報告を聞いていた。
「純様、先遣隊から巨神が出たと通信が入っております」
「巨神? 異星人のこと?」
「いいえ、メカが変形して……、と言っていますが」
通信兵からの報告を聞いて、純は少し妙だと思った。
「相手は寝返った穏健派の船でしょ? そのようなものが搭載されているとは思えないな」
「ロゴ・ダウの異星人の兵器だったりしてね」
依子が冗談半分に言った。
「まさか。ロゴ・ダウでそんなものは確認されてないよ」
純もありえないと鼻で笑った。
「で、その巨神とやらの情報は?」
「どうやらドロワ・ザン2号機と接触した模様です。戦闘も始まっているようです」
依子が戦闘中に撮られた写真を見ると、赤い人型のものが写っていた。
「戦闘が行われているとなると、それなりに戦闘力はあるということだね」
「イデなんて、眉唾物のものを探そうとしたらこれだよ」
純はやれやれとため息をついて見せた。
「だから最初から攻め込んでおけばよかったんだよ」
依子が今までの異星人の兵器を調べながら言った。
「出動する。大したものでもないだろうけど、一応見ておく必要があるからね」
「そうだね。コボラとデッカ・バウを出そう」
依子も純の提案に賛成し、ロゴ・ダウ───地球に降りることにした。

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