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まどか「名護さんは最高です!」 第7話『変身』

2011年10月22日 19:05

まどか「名護さんは最高です!」

404 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/08/31(水) 21:14:34.30 ID:ihoCAo84o

―翌日 PM12:55 学校―

さやか「あれ名護さんたちじゃない?」

まどか「そうだね。でもなんかいっぱいいるよ」

ほむら「他にも五代雄介達を呼んでるわ」

さやか「へえ~」

名護「遅くなったな」

さやか「あれ?貴方は昨日の」

渡「君は上条くんと一緒に居た」

さやか「美樹さやかです」ペコリ

渡「どうも、僕は紅渡。よろしく」

太牙「知り合いか?」

渡「兄さんの紹介してくれた上条くんの幼馴染なんだって」

さやか「いまは恋人ですけどね」

まどか「えぇ!?さやかちゃん上条くんと付き合ってるの!?」

さやか「そういやまどかにはいってなかったな~」ニヤニヤ

まどか「そうなんだ、おめでと。さやかちゃん」

ほむら「なにはともあれ全員揃ったわね」

名護「君の家はここからどのぐらいかかるんだ?」

ほむら「歩いてせいぜい15分程度よ」

まどか「ほむらちゃん家か~なんかわくわくするね」

マミ「遊びじゃないのよ。もっと気を引き締めなさい」

まどか「す、すいません」

ほむら「たしかに巴マミの言う通りね。じゃあ行くわよ」



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まどか「名護さんは最高です!」 第6話『仮面ライダー』

2011年10月21日 19:57

まどか「名護さんは最高です!」

364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/08/24(水) 21:18:53.95 ID:zH+GMZFRo

―紅家 AM12:05―

渡「はい、健吾さん、上条君」

健吾「おっ、なかなかウマそうやな~いただきま~す」

恭介「いただきます」

健吾「ん~やっぱうまい!渡はすごいなぁ!料理できるし、バイオリンは弾けるし作れるしで完璧や!」

渡「そんな、完璧だなんて」

健吾「将来渡の嫁になる人は幸せやなぁ」

渡「いませんよ、そんな人。あ、でも正夫のこととかあるし…」

健吾「絶対おるって。お前を好きな奴がどっかに」

渡「そうかも…しれませんね」

健吾「そう思っとけ」

渡「そういえば、健吾さんはなんで家に?」

健吾「お、そうやった。俺のギター、聞いて欲しくてな」

渡「治ったんですか?腕」

健吾「あん時に比べれば問題あらへんよ、飯食い終わったら聞いてくれ」


―食後―

演奏が終わる。

「どうやった?」

健吾が渡に聞く。

「前とは全然違いますね」

「まあ、怪我する前に比べりゃまだまだやけどな」

といっても、普通の人に比べれば十分に弾けている状態であり、誰も彼が怪我をしていたとは思わないだろう。

「なあ、上条。お前の演奏も聞かせてくれへん?」

健吾が恭介に言った。

「え?」

「いや、お前の演奏がどんなもんか聞いてみたくてな。渡のは何回も聞いたし、たまには別の奴の演奏が聞きたくてな」

健吾が渡と出会ってはや3年。

渡のバイオリンは聞く人が少ない。

そもそも、渡が人前で弾くこと自体が珍しかった。

かなりの腕を持っているにもかかわらず、演奏会などにも出たことがなかった。

「まあ、いいですけど…」

恭介は健吾の頼みを聞く。

「でも、バイオリンが…」

「これ、使ってよ」

渡が『ブラッディ・ローズ』をさし出してきた。

「無理ですよ!貴方の大切なモノを」

恭介にはこのバイオリンの価値がわかる。

音色も聞いた。ストラディバリウスに匹敵するものだった。

市場に出し、価値のわかるものに見せれば数億はくだらないだろう。

それほどの物を、簡単に弾くわけにはいかない。

「大丈夫。君の想いが届けばこれはその想いに反応する」

「え?」

人の想いに反応するバイオリンなど聞いたことがない。

「まあ、弾いてみてよ」

かなり強引に渡にブラッディ・ローズを渡された。

そして手に持った瞬間、今までにない何かを感じた。

(人の想いに反応するバイオリン…僕の想いは…)

演奏を始める。

すると、今までの自分とは格段に違う音色が聞こえた。

(これが…このバイオリンの?…いや、僕自身の腕が怪我以前より?)

バイオリンの出来や、想いを込めたのとは別に、恭介自身の腕が上がっている。

まるで腕の怪我が嘘のように動く。

そして、演奏が終わる。

「すごいよ、上条君」

「そ、そうですか?」

渡に褒められ、恭介は照れる。

「お前の音楽、ロックじゃないけど、俺の胸にジンジンきたでぇ!」

「あ、ありがとうございます」

正直ジンジンの意味が分からないが、褒められていることは分かった。

「君の想い、早く幼馴染に聞かせてあげなよ」

渡には分かったようだ。自分が何の想いを込めて弾いたのかが。

「はい!」

はやくさやかに生まれ変わった自分の演奏を聞かせたい。

「僕、しばらくしたらこの子を送らなくちゃいけないので」

「そうか、じゃあ俺もお前が出る頃には帰るわ」

どうやら渡が恭介を見滝原まで送って行くようだ。

そして、恭介はさやかにメールを送った。



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まどか「名護さんは最高です!」 第5話『その命、あたしがもらう』

2011年10月20日 19:21

まどか「名護さんは最高です!」

322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/08/17(水) 21:41:26.99 ID:0z1elG10o

「五代さんの戦う理由を聞いて思いついたんだけど、マミさんや杏子が契約した理由や
 名護さん達と一緒にいる理由って?」

さやかは今まで聞いていなかったことを聞いた。

「ちょっと昔話になるわねえ」

少し遠い目をするマミ

「契約した順番で行ったらマミが先だな」

杏子が言う。

「そうねぇ、あれは2年前の事だったわ。私事故に巻き込まれてね…」


~2年前~

「ううっ…」

身体が動かない。

何があったの?お母さん?お父さん?大丈夫なの?

「やあ大丈夫かい?巴マミ」

突然目の前に現われた白い獣。

「どうして…私の名前を…?」

当然の疑問が浮かぶ。

が、体中に激痛が走る。

「かなり危険な状態だね。ねえマミ、僕と契約して魔法少女になってよ!君の願いを1つ叶えてあげるからさ」

「私は…生きたい…」

「それが君の願いだね。君の願いはエントロピーを凌駕した」

「それが私の契約した理由よ」

生きたい。それがマミの願いだった。

「で、親御さんは…」

さやかが聞く。

「助からなかったわ。助かったのは魔法少女になった私だけ」

「すいません…わかってたことなのに…」

落ち込むさやか。

「大丈夫よ。その事に関しては今は名護さん達がいるし、名護さんの奥さんの恵さんにもいろいろお世話になったしね」

「恵さんって誰ですか?」

名護の妻である恵のことはまどか達は知らない。

「それは名護さんとの出会いからになるわね。私が魔法少女になって1ヶ月ぐらいたった時かしら…」

~2年前~

魔女の結界だ。

「マミ、準備はいいかい?」

「え、ええ」

この時のマミはまだ現実を受け止めきれていなく、戦い方も危なっかしかった。

「当たって!」

マスケット銃を撃つが素早く動きまわる使い魔には全く当たらない。

「きゃっ」

使い魔の攻撃で尻餅を付いたマミ。

「マミ!危ない!」

使い魔の攻撃が向かっていた。

もう、間に合わないと思ったとき、急に使い魔が横から来た何かに吹き飛ばされた。

「危なかったな。そこの君大丈夫か?」

何かが飛んできた先にいたのは一人の男。

「なんだか知らないが下がっていなさい。俺がやる」

そう言って、ハンドルを手のひらに当てる。

『レ・ディ・イ』「変身!」『フィ・ス・ト・オ・ン』

男の姿が変わる。

「その命、神に返しなさい」



「まあそれが名護さんだったわけ」

当時のことを思い出しクスリと笑う。

「凄いですね名護さん」

まどかが名護の方を見る。

「そういえば俺が魔法少女と魔女を知ったのもそれが最初だったな」

「昔から知ってたわけじゃあないんですね」

さやかが言う。

「ああ。あれはネオファンガイアとの戦いの直後だった」

ネオファンガイア。19年後に現われた新たな脅威である。

しかし、それらは名護達によって完全に倒された。

「それで、その魔女を後した後に私が名護さんの弟子になったの」

「あの時はなにか独り言言ってるみたいで妙な感じがしたな」

インキュベーターは名護には見えていないので、傍から見ると、マミが独り言を言ってるようにも見えるだろう。

「その時のことも覚えてますよ」

~2年前~

「すいません」

突然出てきて魔女を倒した男に話しかけるマミ。

「何だ?」

男が振り向く。

「あの、えっと、私を強くしてください。私は魔女…さっきのと戦わなくてはいけないんです」

「まあ落ち着きなさい。君の名前は?」

「巴マミです」

「そうか。俺は名護啓介」

「魔女というのは?」

名護がマミに聞く。

「えっとキュゥべえ説明してあげて」

「何に話しかけてるんだ?」

名護は何もいない方に話しかけるマミを不審に感じる。

「マミ。僕の姿や声は魔法少女にしか認知できないんだよ」

「あ、そうだったの?」

「君は何を言ってるんだ?」

とその時、名護の頭に声が響いた。

『やあ、僕はキュゥべえ。ダメもとでやってみたけど案外いけるものなんだね』

「!?俺の頭に直接話しかけているのか」

頭に響く声…キュゥべえに聞く。

『そうだよ。で、魔女って言うのは……』


「なるほど、マミちゃん。君の言いたいことは分かった。俺の元で身体を鍛えなさい」

「ありがとうございます!」

マミが名護に向かって頭を下げる。


これがマミが名護の弟子になった理由だった。



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まどか「名護さんは最高です!」 第4話『バイオリンの名はブラッディ・ローズ』

2011年10月19日 19:23

まどか「名護さんは最高です!」

260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/08/07(日) 21:17:32.76 ID:+DRFJvSDo

―翌日 学校―

仁美「ふわぁ~」アクビ~

仁美「あら、みっともない。ごめんあそばせ」

さやか「うわ、でっかい欠伸。寝不足?」

仁美「ええ、昨日は病院やら、警察やらで夜遅くまで」

さやか「へえ~、何かあったの?」

仁美「なんだか私、夢遊病っていうのか、それも同じ症状の方が大勢いて、
   気づいてみたら皆同じ場所で倒れていたんですの」

さやか「はは、なにそれ」

仁美「お医者様は集団幻覚とかなんとか…今日も放課後に精密検査に行かなくてはなりませんの」

仁美「はあ、めんどくさいわぁ」

さやか「そんなことなら学校休んじゃえばいいのに」

仁美「だめですわ。それではほんとに病気みたいで、家の者がますます心配してしまいますもの」

さやか「さっすが、優等生。えらいわ~ハハッ」

まどか(やっぱり、昨日のことは覚えていないんだね…)

ほむら『まどか』

まどか「ひゃっ!?」

さやか「ん?どうした、まどか」

まどか「い、いや、なんでもないよ」

ほむら『昨日あったことを話してくれる?屋上で待ってるわ』

まどか「ちょっと席外すよ」

さやか「ん?ああ、行ってらっしゃーい」



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まどか「名護さんは最高です!」 第3話『王の判決を言い渡す…死だ』

2011年10月18日 19:10

まどか「名護さんは最高です!」

204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/07/27(水) 21:20:04.99 ID:pQmVYrdNo


時間は遡る。


―ほむらが転校した翌日―

一人の男が見滝原市を歩いていた。

男の格好は普通だった。ただ、左手だけに手袋をしているということ以外は。

その男の近くには蝙蝠のようなものまでいる。

「この町は雰囲気がおかしい。太牙、わかるか」

蝙蝠もどきが男に話しかける。

「ああ、話には聞いていたがここまでとは」

『太牙』と呼ばれた男が返事をする。

男の名前は『登太牙』ファンガイアのキングであり、闇のキバを受け継ぎし者。
歴代最強のキングとしてファンガイアを統括している。
現在は人間とファンガイアの共存のために日夜苦労している。

蝙蝠もどきの名は『キバットバットⅡ世』
闇の鎧を封印しているキバット族の一匹である。

しばらくすると太牙達は迷路のような場所に入り込んでいた。

「なるほど、ここが魔女の結界か」

「太牙、あそこを見ろ」

キバットに言われた方を見ると、なにやら妙なものが向かってくるのが分かった。

「あれが魔女の使い魔か。いいだろう、相手してやる。キバット!」

そう言うとキバットが太牙に近づく。

「ありがたく思え、絶滅タイムだ」

太牙がキバットを手に持ち、キバットが口を開く。

そして太牙はキバットに手を噛み付かせる。

「ガブリッ」

太牙の顔にステンドグラスに似た牙のような模様が浮かび上がる。

「変身」

その声の後、太牙の姿が変わった。

『闇の鎧』を纏いし姿『仮面ライダーダークキバ』へ変身した。

「王の判決を言い渡す…死だ!」

ファンガイアの王である証とも言えるダークキバが魔女を倒すためにその力を見せる。

―――――――――

――――――

―――

ダークキバは魔女と戦っていた。

と言ってもかなり一方的にダークキバが殴っているだけにも見えた。

「これで決まりだ!」

腰のフエッスルを取り出し、キバットに咥えさせる。

咥えさせた後、キバットの顎を1回押す。

「ウェイクアップ・1」

ダークキバは高く飛び上がり、落下しながら魔女を殴った。

魔女が地面に叩きつけられると、その地面に強大なキバの紋章が浮かび上がる。

魔女が爆散し、結界が消滅する。

グリーフシードが落ちる。

太牙はそれを拾い上げた。

「なんだこれは」

「わからん」

そしてそれを握りつぶした。

魔法少女にとってはかなり重要なものだが太牙達はそんなことはまだ知らない。

なので訳もわからずとりあえず、破壊しておいた。

「無駄な時間を過ごしてしまった。行くぞ、太牙」

「『上条恭介』という少年の自宅だな。それならもうそろそろだ」

登太牙が『上条恭介』に会うために、見滝原市にやってきた。

しかしなぜ、上条恭介に会うためにこの町にやってきたのかというと…



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まどか「名護さんは最高です!」 第2話『名護さんは最高です』

2011年10月17日 19:20

まどか「名護さんは最高です!」

131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/17(日) 13:25:47.33 ID:nH3uBgr4o

―翌日 朝―

朝。まどかは昨日と同じように起き、母親の絢子を起こし、朝食を食べ、家を出た。

「やっぱり、夢じゃないんだね…」

昨日の夕方の記憶がしっかりと残っている。

「さやかちゃん、口ではああ言ってたけど、今日ちゃんと来てるかなぁ?」

さやかの親友であるまどかは、彼女はいつもは強気でいるだけで、いざという時には心が弱いことを知っていた。

「せめて、私だけでも元気にしてなくちゃ、仁美ちゃんに心配かけちゃう」

そう思い、まどかは2人が待っているであろう、いつもの待ち合わせ場所に走った。



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まどか「名護さんは最高です!」 第1話『753…どういう意味?』

2011年10月16日 19:38

まどか「名護さんは最高です!」

87 :いきなり安価間違えた>>84ですね [saga sage]:2011/07/06(水) 21:05:17.52 ID:wBtEI8bzo
翌日以降は名護達は魔法少女と協力しつつ、魔女を撃破していった。

もちろん、名護本人はほむらの能力のことや魔女化の可能性については一切口にしなかった。

ほむらはほむらでキュゥべえがまどかに接触するのを防いでいた。



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まどか「名護さんは最高です!」 第0話『その命神に返しなさい』

2011年10月15日 19:28

まどか「名護さんは最高です!」

1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/19(日) 20:13:25.00 ID:hNhtP7r1o
>>1による初SS

スレタイに名護さんが入ってるけど詳しくは
魔法少女まどか☆マギカ×平成ライダーシリーズのクロスです

ライダー側は本編終了後からそれぞれ2012年に進んだ状態(設定の関係上)

>>1が見てない作品や、既にクロスしているものは出てきません(あと絡ませにくい555)

見てない…龍騎、響鬼、電王

既にクロスしている…アギト、カブト、DCD(VIP)、W&OOO

台本形式と地の文両方ありです

日本語もおかしいこともあるので指摘していただければありがたいです

キャラ崩壊あり

遅筆です。でも一週間に一回はできるように頑張ります

最後に、


名護さんは最高です!


―また、駄目だった…

「ん…」
病院のベッドで寝ていた少女『暁美ほむら』が目を覚ます。

見慣れた景色。
ほむらが入院している病室。

「また、救えなかった」
彼女は『鹿目まどか』を救うためにいくつもの時間を彷徨ってきた。

鹿目まどかを救えた事は一度もないが…

前回の時間軸ではインキュベータにまどかを契約されるのは阻止した。
だが、『ワルプルギスの夜』との戦闘の余波に巻き込まれ、まどかは死んでしまった。

「一体何が駄目なの…?」

前回の時間軸でワルプルギスの夜との戦闘までに生き残った魔法少女はほむら一人のみ。

巴マミが生き残ったまま美樹さやかが上条恭介の為に契約。

しかしその後魔法少女の秘密がバレると巴マミが発狂。
それに追い討ちをかけるかのように美樹さやかが魔女化。

巴マミに殺される前に佐倉杏子が巴マミを殺害。
その後、魔女となった美樹さやかと心中。

いつも通りの最悪のパターン。
時間軸によっては美樹さやかが契約する前に
巴マミが死んでいるか否かの違いはあれど、大体同じようなものだった。

「一体何が駄目なの…?」
彼女は最早両手足では数えきられないほどの時間軸を廻ってきた。

「この世界では必ず救ってみせる」
一番最初に必ず自分にそう言い聞かせる。

そうでもしなければ、自分を支えているものが崩れ落ちてしまいそうな気がして。
実際、彼女を支えているのは『鹿目まどかを助ける』
その気持だけで彼女の心を支えている。

「…」
ほむらはベッドから降りて鏡の前に立ち、
三つ編みをしていた髪をほどき、メガネを外して、
魔翌力を使って目を矯正した。

この行動も既に何回も繰り返している。

「必ず救ってみせるわ、まどか」
誰に言うわけでもなくそう呟き、夜の見滝原に駆け出した

まず、一番最初にこの世界で活動するためにグリーフシードを集めることにした。

今までの統計から、この時期で何処にどのような魔女が現れるかは大体把握していた。
多少のランダム要素はあれど、ほぼ確実だった。

「ここね」
ソウルジェムの反応を追って、魔女の結界を見つけた。

魔法少女に変身し、魔女の結界の中へ飛び込んだ。



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