唯「サイレントヒル・・・ここに憂がいるんだね・・・」1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 20:20:56.06 ID:JUQo+BpI0
誰か書いてん
2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 20:46:44.33 ID:OPI5StuLO
だれか
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 20:49:04.86 ID:p0ZXwQjoO
唯「UFOだ!」
ビヨヨヨヨヨ
唯「うわああ!」
~完~
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 20:59:29.37 ID:w9JFhxSQO
律「いや静岡にきてるだけだろ…」
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 21:12:25.97 ID:K76l+bCuO
唯「でも、憂はなんで静岡にいるんだろうね」
律「さあな、理由は本人に直接聞いてみるしかない」
唯「あっ、目的地に着いたよ」
律「この高校に、憂ちゃんが通ってるのか」
唯「そう。ムギちゃんの情報が正しければ、憂はここにいる」
律「沼津北高校、通称ぬまっき、か……」
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 21:13:36.77 ID:jfcuflzx0
ビバリーの丘に行くデブの忍者の話なら知ってる
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 21:17:14.51 ID:P6HZ/8nWO
サイレントヒルのうたー
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 21:31:18.49 ID:A+cLKOtAQ
>>1
味をしめて調子に乗ったな
私の名前は平沢憂です。
今車でアメリカの道路を走っています。
お姉ちゃんの治療のために来ました。行き先はサイレントヒル。
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 21:31:46.17 ID:IwY/2KjB0
病気・・・だろうか。
異常が見られたのは9歳の頃から。
周辺の事はハッキリとは覚えていないが、
夜中の暗いリビングの机の傍、狂気の形相で絵を殴り描いていた彼女・・・。
あれは畏怖。
私はあの時のお姉ちゃんを生涯忘れる事はないだろう。
その時からだ、夢遊病の症状が出始めたのは。
そして夢遊病のお姉ちゃんは事あるごとに言う、
「サイレントヒル」と。
お姉ちゃんはその時の事を何も覚えていないと言う。
当人が描いた不気味な絵を見せても否定し、気味悪がるだけであった。
両親にも全て話したが解決には至らなかった。クスリも効かない。
ある時、軽音部で合宿をやると言う事を聞いて部員の皆にも全てを話したが、
何事もなかったようだ。
そして最近になった症状が酷くなってきた。
夜中に起きては猟奇的な絵を殴り描き、例の単語を大声で繰り返す、
ついには外に出歩いてトラックに轢かれかけたりもした(私がギリギリで止めた)。
見かねた私は、何故今までそうしなかったのだろうか、その単語の意味について調べた。
恐らく私も知るのが怖かったのだろう、不安だった。
__サイレントヒル
30年前、謎の大火災が発生、住人の4割が死亡し、
今は封鎖されているゴーストタウン。
地下では今も尚炭鉱が燃え続けていると云われている。
憂「お姉ちゃん、お腹空いた?」
唯「うーん・・・いや、空いてないや」
憂「そっか、でもガソリン入れないと、ちょっと待っててね」
憂はそう言うと車から出てガソリンを補充した後
道を聞くため店の中へと入る
憂「すみません、ちょっとサイレントヒルへの道をお聞きしたいのですが、地図にのってなくて・・・」
レジ「・・・あんた、あそこへ何の用だい・・・やめときな」
そう言うと怪訝そうな顔をしてさっさと出て行けと促した。
憂「・・・・」
ここから近い事には間違いない。きっとそこへ行けばお姉ちゃんの病気も・・・。
すぐに憂は車に戻り、徹夜の事など気にせず運転を続行した。
15分程走っただろうか、
急に後ろから白バイがサイレンを鳴らしながら近づいてきた。
仕方なく車を止める。
唯「私たち、何も悪いことしてないよね?」
憂「・・・」
その時私は目にした、サイレントヒルの看板を。
左へ曲がって4km、すぐそこだ。
憂は近づいてくる女警官など構わずアクセルを踏んだ。
唯「えっ!ちょっと!憂!?」
女警官「ちょっと!待ちなさい!!!」
この先へ行けばお姉ちゃんの病気が治る、それだけだ。
他の事なんか知らない。
前方に鉄柵が見えた。封鎖されているのだ。構うものか。
唯「ちょ、ちょっと!憂!!」
憂「つかまってて!お姉ちゃん!」
鉄柵をぶち破った。
そのまま2人はサイレントヒルへと続く山道へ進んで行く。
彼女はまだ気付いていない、自分も其処へ呼ばれているということを・・・。
梓「・・・」
梓「何で!!どうしよう・・・憂の馬鹿・・・」
梓「履歴に残ってるよ・・・急がなきゃ、まだ地下で火災が続いてるだなんて、危険すぎです!」
ピッピッピ・・・プルルルル・・・・・・
梓「駄目だ、流石に出ないか・・・とにかく急がなきゃ」
梓「こういう時に頼れるのは、ムギ先輩しかいないです・・!」
しばらくして姉妹はサイレントヒルの入り口に着いた。
緑色の寂れた看板が告げている、「WELCOME TO SILENT HILL」。
憂はそのまま車を進めた。
憂「お姉ちゃん、起きて」
憂「お姉ちゃん!着いたよ」
唯「・・ん、んー、ういー」
憂「あ、念のために連絡しといたほうがいいよね、梓ちゃんと約束してたんだった・・」ピッピ
その時だった、突然携帯から電波が途絶え、ラジオがノイズを発し始めた。
ガガ・・ピィーザザザザ・・ブツブツ・・ピーガガ・・ザザ
唯「! うわ、憂!怖いよ!怖い!」
憂「・・・あ・・・わ、待ってね!今止めるから」
唯「怖いよぉ!早く止めて!憂!」
憂「うん・・え、えーと・・・あれ?・・・うわ!」
突然、前に人が現れた。
下を向きながら廃人のように歩いている・・・少女・・・?
憂は瞬時に全神経をブレーキに回したが間に合わなかった。
車は制御出来なくなった・・・が、止まった。エアバックは何故か発動せず、
憂はハンドルに頭部をぶつけ気を失った。
紬「それは本当!?・・・分かったわ!すぐ飛行機を手配させる!」
紬「えぇ、私の家は知っているでしょう?すぐ来て!」ブツ・・・
紬(まさか憂ちゃんが・・・せめて皆に相談してから行くと思ってたんだけど・・・)
(不覚だったわ・・・何事もなければいいのだけど・・・)。
頭が痛い、血が出ている。
意識がはっきりとしてくる・・・。私は生きている、無事だ。
先程までの焦りと頭痛に少しイラつきながらも憂は起き上がった。
憂「うぅ・・・大丈夫?お姉ちゃ・・」
憂「・・・・いない・・・そんな・・!!」ガタッ
憂「お姉ちゃん!!どこ!? お姉ちゃん!!」
憂「・・・嘘でしょ・・・あぁ・・一人で・・行ったんだ・・・サイレントヒルに・・」
外は霧で覆われている。濃霧と言っていいだろう、前がほとんど見えない。
上からは大粒の雪が降り注いでいる。この明るさ、今は夜ではない。
大変だ!一晩中気絶してた・・・。早く追わなければ・・・!
憂は町へと駆け出した。
憂「・・・これは雪じゃない。 灰?・・・」
憂「・・・ここがサイレントヒル・・・」
憂「誰もいないじゃない・・・当然か・・・」
憂「お姉ちゃーん!! お姉ちゃーん!!!」
憂「お姉ちゃーん!!!! ・・・駄目・・広すぎる・・・」
憂「・・・っ!! お姉ちゃんっ!??」
彼女は微かに見た、唯と思われる人影を必死に追った。
それは路地へ入り、角を曲がり、道を走り、憂から逃げて行く。
憂「ハァッ・・・ハァッ・・ま、待って!! お姉ちゃん!」
人影は角を曲がって地下へと入って行く。
憂「待ってよ!ねえ!お姉ちゃん!?」
憂(!!・・・何ここ・・怖い・・凄く暗いし・・・)
(お姉ちゃんがこんなとこ入れるわけ・・・でも夢遊病だったら・・・とにかく行かなきゃ!!)
彼女は地下へと続く不気味な階段を下って行った。
その直後、薄暗い階段にも聞こえる大きなサイレンが響いた。
憂「一体何なのよぉ・・・」
暗闇と響くサイレンに怯えながら歩を進める。
左・・・右・・・。
前の鉄格子が開いている。 きっとここを通ったのだ。
ガタッ!
憂「きゃっ・・・・ドラム缶か・・・」
!
憂「お姉ちゃん!!お願い!!待って!!」
またも人影は奥へと走って行く。
どうして私から逃げるのだろうか。
いや・・・・・誘っているのか・・・?
憂は必死に後を追う。
その時だった。
辺りの、周りの、景色が変わった。
何もかもが錆びていく・・・。物凄い速さで。
フェンスが、バケツが、塗料が、全て赤黒く錆びていく。
世界が変貌した。豹変した。
これは何・・・・?
赤黒い不気味な景色。何ここは、現実・・・?
彼女は本能的に感じた、ここに居ては不味い。速く逃げないと・・・。
後ろを向いた。
何かがいる。5m程先。
人ではない。異形。
赤ん坊?・・・ではない、不気味すぎる。
黒コゲの死体・・?・・がまだ熱を持っている・・・。
それはギィギィと呻きながら私に近づいてきた。
憂「いやああぁあ!」
憂「来ないで!!何なのよおぉ!」
逃げようとした、が、その異形は1つだけではない。
20はいる・・いつの間に!?囲まれてる!
憂「うっ・・・何!?・・・助けて・・」
憂「ハァッ!ハァッ! いや!放して!」
異形の手を振りほどき急いで近くのドアを開け中に入った。
扉を閉める暇もなく異形はなだれ込んで来る。
それは憂の足を掴み引きずっていく。
憂「ぃや!放して!放して!放してぇ!!!!」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/19(火) 23:38:06.06 ID:IwY/2KjB0
何だろう、自分でもつまんないと思って書いてる。
やめよう。ちなみにサイレントヒルはゲームやったことありません。
無駄に期待させてごめんなさい。
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