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涼介「RX-78を出せ…」 その3

2010年01月15日 12:04

涼介「RX-78を出せ…」

1 : ◆A4S9VLLUdPI2 []:2009/11/28(土) 03:24:25.37 ID:ayygT4Uq0

これまでのあらすじ

 秋名宙域で無敗神話を打ち立てつつある拓海の駆るゼロロク(MS-06F ザクⅡ)は、
 文太の更なる調整「新型ジェネレータ搭載」により、その座を確固たるものにしつつあった

 絶対の自信を持ってナナハチ(RX-78-2 ガンダム)で再戦を臨んだ啓介だが、
 その思いとは裏腹に新ゼロロクの前に完膚なきまでの敗北を喫してしまう・・・

 赤城レッドサンズに打つ手は無いのか・・・ だが涼介には次なる策があったのだ
 史浩は赤城から取り寄せた機体を涼介に引き渡しつつ尋ねた

  「コイツなら・・・勝てるのか?」

 だが涼介は何も答えない・・・
 ただその身をコクピットに委ね、静かに目を閉じているだけだった・・・


 その頃、拓海には迷いがあった

  (秋名宙域の外でもオレはやれるのか・・・?)

 その迷いを胸に拓海はある宙域にゼロロクを向けていた・・・



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涼介「RX-78を出せ…」 その2

2010年01月04日 12:03

涼介「RX-78を出せ…」

1 : ◆A4S9VLLUdPI2 []:2009/11/18(水) 23:51:45.46 ID:i96XVdRK0

これまでのあらすじ

 秋名宙域で非力なゼロロク(MS-06F ザクⅡ)に完膚なきまで叩きのめされた啓介
 ナナキュー(RGM-79 ジム)に代わる高性能機「ナナハチ(RX-78-2 ガンダム)」での再戦を臨む

 一方、ゼロロクの限界を悟った文太は新型MS用に開発された高出力ジェネレーターを入手
 ゼロロクに搭載する事によりそのポテンシャルを飛躍的に伸ばしていた

 啓介にナナハチを任せた涼介・・・ だがそのナナハチには「デチューン」が施されていた
 史浩は涼介にコトの真意を問いただすが、涼介には次なる策があったのだ・・・

 そんなナナハチだが、啓介はその性能に驚愕していた
 
  「コイツなら秋名のゼロロクをやれる!」・・・と

 そしてパワーアップしたゼロロクを駆る拓海
 その機体は正に「秋名宙域最強」を名乗るにふさわしい能力を秘めていたのだ・・・

 今、二つの機体が秋名の宙域で邂逅しようとしていた・・・


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涼介「RX-78を出せ…」 その1

2009年12月26日 21:53

涼介「RX-78を出せ…」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/17(火) 14:06:07.61 ID:NZCWI4Lz0

史浩「まだ…未完成だぞ!?」

涼介「構わん。乗れ、啓介」

啓介「…俺が!?」

涼介「…そうだ」

啓介「…断る」

涼介「……MS-06に勝つ自信がない…か」

啓介「!?」




啓介「クッ・・・どうなってやがる・・・操るだけで精一杯だぜ・・・!!」

史浩「・・・まだ半分程度の仕上がりなんだが・・・予想以上のポテンシャルだな・・・涼介」

涼介「そうだな・・・だが06にはまだ勝つことは出来ない・・・」

史浩「なんだって!? ・・・いや・・・確かに06には・・・」

啓介「アニキ・・・確かにこの78の凄さは認めるが・・・オレに出来るのか? あの06を・・・」

涼介「フッ・・・らしくないじゃないか啓介・・・正確に言えばオマエにしかあの06は倒せない・・・」

啓介「買いかぶり過ぎだぜアニキ・・・アイツは化け物だ・・・
   見た目はただの06だが、中身はガリッガリのモンスターだぜ・・・!」

史浩「啓介の言う通りだ涼介 やはり78の熟成は完璧にしてからでないと・・・」

涼介「いや、このまま「ラグランジュ秋名」宙域に向かう・・・」

史浩「なんだって!? 今の78では良くて6~7割り程度の性能しか出せないんだぞ!
   増してや啓介の慣れの問題もある! オレは反対だ!!」

啓介「・・・待ってくれ史浩・・・」

史浩「 !? 」

啓介「アニキ・・・アニキはいつも俺達の2手3手先を見越している・・・
   つまり06をやるには「今しかない」・・・そう言いたいんだろ?」

史浩「・・・そうなのか・・・涼介?」

涼介「二人の心配はもっともだ・・・だが・・・あの06を倒すには「今」しかない・・・俺を信じろ・・・」

啓介「ああ・・・今更アニキの意見に口を挟むつもりはないさ・・・やってやるぜ! あの06を!!」

史浩「・・・そこまで言うなら仕方が無い・・・後方のサポートは任せてくれ!」

涼介「よし・・・啓介 ナナハチのクセはラグランジュ秋名に着くまでに全てインプットしろ
   理屈ではなく身体でだ・・・だからこそ啓介・・・オマエに任せたんだ・・・」

啓介「ああ・・・さっきの試乗で大体の動きは分かったつもりだ・・・
   秋名までに乗りこなしてみせるぜ・・・このナナハチを!!」

史浩「二人とも! 話は後だ! 秋名に向けて急ごう!!」

涼介「フッ・・・(もしかして一番杞憂しているのはオレかもしれない・・・何故なら・・・)」


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