事故画像えっ、電車の運転手って、ケータイしながらでもええの~?
今月12日、米国カリフォルニア州ロサンゼルス郊外で発生した、死者26名を出す、米国でも近年まれに見る最悪の列車衝突事故の原因が、死亡した運転士のケータイメール熱中にあるのではないかとの疑惑が強まっていますよ。
その列車運転中のメールの内容というのも、本当だとしたら、ちょっとかなり許せませんね。詳細を、まずは続きでご確認ください。
220名の通勤客を乗せたMetrolinkの列車が、赤信号を無視して、時速約70kmの高速スピードのまま、勢いよくUnion Pacificの貨物列車と正面衝突! 死者および重軽傷者も多数出る悲劇の列車事故発生後、米国家運輸安全委員会(National Transportation Safety Board)が、直ちに事故原因究明に向けて動き出したものの、事故当時も信号は正常に機能しており、現場付近の見通しは良かったため、運転士が信号を無視した以外には考えられないとの調査結果が出されたそうです。
すでに事故列車を運転していた青年のRobert Sanchezさんは、この事故で即死しているため、なんとも原因は謎に包まれたままなのですが、実は事故発生直前に、Sanchezさんが友人たちと、何度もケータイメールをやり取りしていたことが明らかになっています。
また、その内容というのも、全文は公表されていませんが、でもこんな感じだったとか…
「なぁなぁ、列車の運転士って仕事はどうだい?」
「ま、こんなもんさ…」
「いいな~、俺もなりたいなぁ」
「がんばれよ。この最高のフィーリングを、お前にもリアルに教えてやるぜ」
…みたいな内容だったらしく、事故で大切な人を失った遺族の方々も含め、全米から猛烈な怒りの抗議が、Metrolinkへと殺到しているとのことですよ。そりゃあ、もし本当にこういうケータイメールのやり取りが原因で、信号無視から衝突事故に至っていたのだとしたら、ちょっと許せませんよね。
事態を重く見た米連邦鉄道管理局(Federal Railroad Administration)は、Metrolinkの調査に乗り出し、一応は社内規則として、仕事中の携帯電話の使用が禁止されていたことを確認しました。しかしながら、米カリフォルニア公益事業委員会(California Public Utilities Commission)は、「特に法律として罰則が定められているわけではないため、しばしば社内規則は無視され、列車運転中も携帯電話を私的に用いているケースが、実際は後を絶たない」と指摘! 明確な法制化を迅速に求めています。
う~ん、電車って、自動車よりはよっぽど安全だと思ってるんだけどな…。この問題って、まさか日本の列車では起きてないですよね?
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