孤独の魔法少女グルメ☆マギカ~井之頭五郎と魔法少女の物語~ 第三話 嫉妬 ~後編~

2011年10月31日 19:12

孤独の魔法少女グルメ☆マギカ~井之頭五郎と魔法少女の物語~

55 : ◆tUNoJq4Lwk [sage]:2011/05/29(日) 16:18:45.38 ID:RqlWRy44o


    第三話

  嫉妬 ~後編~


 俺が“魔女を引き寄せやすい体質になった”と言われてから数日。

 なかなか件の魔女が現れなかったので、もしかしてあの話はウソだったのではないかと思い始めたある日。

 俺は帰り際に魔女に襲われた。

 その日、たまたま杏子は一緒におらず、一人でマンションへ帰ろうとしていたところで、以前見た、俺がベルゼブブと名付けたあのハエの化け物が現れたのだ。

 そして、化け物から救ってくれたのは、杏子ではなく、彼女と同じ魔法少女という巴マミであった。

 マミが魔女を倒すと、魔女の結界は消え、俺はいつもの歩き慣れた歩道に立っていた。
 目の前にいるのは、杏子よりは若干成長していると思われる制服姿の少女が一人。

「巴マミさん……、か」

「はい、マミで結構ですよ、五郎さん」

 杏子もそうだが、なんで魔法少女ってのはファーストネームで呼び合おうとするかね。

「それはいいけど、なんで俺の名前を知っているんだ?」

「はい、キュゥべえから聞きました」

「キュゥべえ……」

 俺は怪しげなあの白い生物を思い出す。

「あなたは、魔女を引き寄せやすい体質なんですよね」

「正直、信じてはいなかったけど」

「実は私も、半信半疑でした。ですが、こうして今日、実際に魔女に襲われたわけですし、
何より魔法少女以外にもああして魔女の結界の中に入れる人はそうはいません」

「あの時……、浅草の店で俺に話しかけてきたのは探るためだったのか?」

「ええ、まあ……」

「でっ」

「?」

「何が目的だ」

「目的?」

「そう。助けてくれたのはありがたい。だがキミにも目的があるんじゃないのか?」

「……そうですね。ここでは話しづらいので、場所を変えませんか?」

「場所……」

 確かに、歩道で立ち止まって話をしていたのでは目立ってしまう。

「わかった。どこか喫茶店にでも行こう」

 深夜でもやっている店なんて、あっただろうか。俺は少し考えた。

「あなたの家がいい」

「……」

「ダメですか?」

「……いや」

 まさか、中学生くらいの子どもにこんなセリフを言われるとは思わなかった。



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孤独の魔法少女グルメ☆マギカ~井之頭五郎と魔法少女の物語~ 第二話 嫉妬 ~前編~

2011年10月30日 19:18

孤独の魔法少女グルメ☆マギカ~井之頭五郎と魔法少女の物語~

28 :◆tUNoJq4Lwk[sage]:2011/05/28(土) 17:39:28.86 ID:mC4OjpKGo


     第二話

   嫉妬 ~前編~


 コンビニの近くで魔女と呼ばれるわけのわからない化け物に襲われそうになってから数時間後、俺は自宅兼事務所に戻っていた。

「なんでお前がここにいるんだ、杏子……」

「はあ? だって一緒にいなきゃ用心棒できないじゃん」

「一応、俺は男の独り暮らしなわけなのだが」

「なんだよ、襲おうってのか?」

「いや、別にそんなつもりはないが」

「それはいいけど、それ食おうぜ。せっかく買ってきたんだし」

「ん? ああ」

 どうやら俺は相当食い意地が張っているようで、化け物から逃げている間も、必死にコンビニで買った食料を守っていたらしい。

 お湯を沸かし、買ってきたカップみそ汁を作る。

「なんだよ五郎、おでんと卵焼きで卵が重なってるじゃねえか」

「悪かったな」

「あ、うずらの卵もある。よく考えたら焼きプリンも卵だよな」

「コンビニでの買い物は慣れてないんだ」

 無意識に食べ物を選んでいると、どうしても何かに偏ってしまうのは俺の悪い癖だ。
 この前も、豚汁とブタ肉炒めで豚がダブってしまったことがある。

「コンビーフうめえ」

「おいコラ、それは俺のだ」

 なぜだかわからないが、深夜の自宅で杏子と二人、軽いパーティー状態になってしまった。

「それで、聞きたいことがあるんだが」

「ん? なんだよ」

 デザートのプリンを食べながら杏子はこちらに視線だけ向ける。
 この娘は小さい身体をしているわりに、本当によく食べる。

「こんな時間に出歩いて、ご両親は心配しないのか」

「……っ」

 一瞬、杏子の動きが止まった。

「どうした」

「別に。親はいない」

 シンプルな答え。

「ウソだろ?」

「ウソついてどうすんだよ」

「だったら、親代わりの人とか」

「そんなのもいない。アタシは一人で魔法少女やってたからな。魔力がありゃ、多少のことはできる」

 魔法少女とはいえ、中学生くらいの少女が深夜に出歩くことができるなんて、不思議だと思った。

「学校も行ってないのか?」

「そうだよ、別に行く必要ないし」

「しかし……」

「ああうるせえなあ! オメーにゃ関係ねえだろう? アタシのことなんてどうでもいいじゃねえか」

「どうでもいいって、おい」

「アンタは自分の心配してろよ。魔女を引き寄せやすい体質になっちまったんだぜ。
アフリカのサバンナでいつも首から生肉をぶらさげているようなもんなんだからな」

「それは」

 確かにそれは困る。今は、自分の身を守ることが最優先だとは思う。

 けれど。

「ああ、なんか久しぶりに動いたら汗かいちまった」いつのまにかプリンを食べ終えた杏子は立ち上がる。

「なに?」

「シャワーあるだろう? ちょっと借りるぜ」

「おい、何を勝手に」

 杏子は上に来ていたパーカーをソファの上に投げ捨て、浴室へと向かう。

「あ、そうだ」

 しかし、すぐに立ち止まり、こちらを向く。

「覗いたら両目、潰すからな」

「覗くわけないだろう」

 そう言うのはもっと発育してから言え、と思ったけれど無駄なトラブルを避けるために何も言わなかった。

 そういえばアイツ、着替えとか持っていたのだろうか?

 ふと顔を上げると、時計は午前四時。

「ああっ」

 思わず声をあげる。

 少し休むだけのつもりだったが随分時間が過ぎてしまった。

 考えて見れば仕事の途中だったのだ。

 俺は急いでデスクに戻り、仕事の続きを始める。
 今日は色々あったので、正直かなり辛いけれど、ここでやめるわけにはいかない。

 しばらくすると、シャワーを浴び終わった杏子が出てきた。

「よう五郎、仕事か?」

 ほんのりとシャンプーの良い匂いが漂ってくる。こういう匂いは久しぶりかもしれない。

「というかお前、着替え――」

 言葉が止まった。

「何着てるんだ」

「はあ? ああ、これか。ちょっと着るものがなくてさ」

 杏子の着ているのは、俺のワイシャツであった。

「俺のワイシャツ……」

「男ってさ、こういうの好きなんだろう?」そう言うと、杏子はシャツの袖を持ってクルリと一回転する。

「何勝手に着てるんだ」

「だって着るもんねえじゃん」

「だからって、俺のシャツ着ることないだろう」

 しかもよりにもよって、クリーニングから戻ってきたばかりのやつを着ていやがる。

「別に、アタシはこれから寝るから、何でもいいんだよ」

「……、ちょっと待ってろ」

 きつく言っても、多分この娘には聞かないだろう。そう思った俺は別の部屋に向かった。

「何を考えてんだ? まさか裸で寝ろと――」

「奥に女物の服があったはずだ。それを着たらいい」

「なんで五郎が女物を持ってんだよ。まさか、女装癖……」

「そんなわけあるか。前に付き合っていた女が着ていたものだ」

「なんでそれがあるんだ?」

「別れる時、俺が買ってやったものは、いらないって全部返してきたんだよ」

「へえ、バカな女だね。そりゃ」

「まあ、嫌がらせという意味では十二分に効果はあったけどな」

 女物の服など、独身の男が持っていても何の役にも立たない。
 しかもやたら高い服もあったので、捨てるに捨てられず、こうして物置の奥にしまいこむことになったわけだ。

 洋服ダンスを調べると、運がいいことにパジャマも出てきた。
 サイズは大きめだが、これから寝るだけの杏子には十分だろう。

「うおっ、これシルクじゃん」

「そうだったかな」

 なんで女にパジャマまでプレゼントしてたんだろうな。俺は昔の俺に問いかけてみる。
 けれども、答えなど返ってくるはずもない。

 杏子に服を渡した後、俺は再び仕事場に戻り仕事を再開した。



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孤独の魔法少女グルメ☆マギカ~井之頭五郎と魔法少女の物語~ 第一話 大食

2011年10月29日 19:52

孤独の魔法少女グルメ☆マギカ~井之頭五郎と魔法少女の物語~

1 : ◆tUNoJq4Lwk [sage]:2011/05/27(金) 21:02:36.14 ID:kkMp+c67o
   プロローグ

 その日、俺は深夜まで事務所兼自宅で仕事を片付けていた。

「ふう……」

 仕事も一段落ついたところで時計を見る。

「2時を回ったか。こりゃあ確実に朝までかかるな」

 仕事が終わればベッドに直行、そこで惰眠をむさぶろう。いや、その前にシャワーを
浴びたほうが気持ちがいいか。

 パソコンの画面を見続けたせいでクラクラする頭で考えつつ、小さく伸びをした。

「うーん、腹もペコちゃんだし、夜食でも食って一息つくか」

 独身の独り暮らし。家に買い置きなどあるはずもないので、俺は近所のコンビニまで買い物に出かけることにした。

 こういうとき、深夜も開いているコンビニは便利だ。


   *


「いらっしゃいませー」

 マンションを出て、コンビニへと入った。深夜にも関わらず、店内には数人の買い物客が見える。

 コンビニへは、雑誌やコーヒーなどを買うくらいしか寄ることがないので、こうして食べ物を買うのは久しぶりかもしれない。

 何か軽く食べられるもの。そう思って店内を物色する。

 カップヌードルってんじゃないしな、オニギリだけってのもな……。

 インスタント食品コーナーを軽く見てから、惣菜コーナーへ。
 深夜でも開いているスーパーが出現したせいか、最近のコンビニフードは色々と充実しているような気もする。

「『うずらと牛肉の中華風』か……」俺は小さな惣菜のパックを手に取り、つぶやいた。

 こういう小さなおかずはいい。これをいくつか買っていこう。
 そう思い、おしんこや卵焼き、それにキンピラゴボウなどのパックをいくつか手にとってみる。

「ん……」

 ふと周りを見ると、買い物かごを持った客の姿が目に入った。

「かごか……」

 コンビニでかごを使うという発想はあまりなかった。これまで一つや二つくらいの物を買う用事しかなかったからだ。

 俺は買い物かごを取ろうと、入口近くに向かおうとしたけれど、よく見ると惣菜コーナーの近くにもかごが置いてあった。
 それを見て俺は、客の行動を把握して作られた店内構造に関心する。

 かごを取ると、さきほど選んだものをかごに入れる。しかし、大きなかごに対してこの量はちょっと寂しい。

 もう少し買うか。

 そんな気持ちになって俺は、別の棚を見て回ることにする。

 コンビーフ。そういうのもあるか。昔はよく食べたっけな。

 懐かしい気持ちになりながら、俺はコンビーフの缶詰をかごに入れた。

 バランスを取るため、ついでに野菜の煮物もかごに放り込む。

 先ほどまでスカスカだったかごは、商品で一杯になってきた。

 こうなったら汁モンもほしいな。

 何となくエンジンがかかってきた俺は、インスタントみそ汁の棚に脚を運ぶ。

 豚汁もいいけど……、ここはナメコ汁で決めよう。そう思い、俺はナメコ汁の容器に手を伸ばした。



 その時――

「あっ」

 誰かと手が触れ合ってしまう。一瞬だったけれど、すごく柔らかい手に思えた。

「なんだよ」

 ふと横を見ると、赤みがかった長い髪を後ろで束ねた活発そうな少女がこちらを睨んでいる。

 どうやらこの子もナメコ汁を買おうとして、俺と手が当たったらしい。

 しかしなんでこの少女は、口にお菓子のポロツキーを咥えているのだろう。

「失礼……」

 別にどちらが悪いというわけではないが、俺はとりあえず謝っておく。

「ふん」

 少女は、強引にナメコ汁を手に取り、それを買い物かごに入れると、レジへと向かった。

 彼女はパーカーにショートパンツ姿。比較的薄着だが寒くはないのだろうか。

 俺は少女の後ろ姿を見ながら、ぼんやりとそんなことを考えていた。



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仮面ライダー×魔法少女 555☆MAGIKA ~THE LAST K/NIGHT MISSION~

2011年10月28日 19:21

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仮面ライダー×魔法少女 555☆MAGIKA ~THE LAST K/NIGHT MISSION~

魔法少女まどか☆マギカ×仮面ライダー555(ファイズ)

誰かの為戦う戦士、友の為に戦う少女。決して交わることの無い者同士が出会うとき、その『約束』は果たされるのか……?
ファイズよ、絶望(やみ)を切り裂き、希望(ひかり)をもたらせ!

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仮面ライダー龍騎「魔法少女まどか☆マギカ・・・?」 その4

2011年10月27日 19:04

仮面ライダー龍騎「魔法少女まどか☆マギカ・・・?」

63 :◆SHCpof63TI [saga]:2011/08/06(土) 20:56:43.87 ID:k2QF3xPR0

一瞬でほむらがさやかと杏子の間に割って入ったので、気絶している真司と無表情なキュウべぇ以外は皆目を丸くしていた。

さやか「あんた、一体なんのつもりよ!」

杏子「あんたもそこの二人みたいな馬鹿か?」

ほむら「まさか。私は冷静な人の味方で、無駄な争いをする馬鹿の敵よ。あなた達はどっちかしら?」

杏子「なるほどね。それにしても、あんたは確かにキュウべぇがイレギュラーって言われるだけあるね。一体どんな魔法を使ったんだ?」

ほむら「…」

杏子「だんまりか。まぁ、どっかの誰かみたいに自分から魔法能力を名乗る奴よりはマシかもな。」

そう言い、杏子はさやかをチラッと見る。
それを見たさやかは眉間に皺を寄せる。

杏子「でもまぁ、私は少なくとも前者だと思うぜ。」

杏子「グリーフシード争いでもないし、相手から喧嘩を売られわけでもないから戦う理由もねーしな。」

杏子「今日は馬鹿どもに絡まれて疲れたから帰るわ。そんじゃーな。」

そう言いながら、杏子は槍を肩に背負いもう片方の手をひらひらさせながらその場を立ち去った。
ほむらは気絶している真司のところに歩いていこうとするが、さやかが立ちふさがった。

さやか「あんた、何様のつもりよ!」

ほむら「佐倉杏子は無駄な戦いは選ばなかったわ。あなたはどっちかしら?」

ほむら「もっとも、さっきの戦いの一部始終を見たら言わなくても分かるわね。」

そのままほむらは真司のところに行き、真司を背負った。

ほむら「鹿目まどか。」

まどか「は、はいっ。」(ビクッ

ほむら「これまでに何度も言っているでしょう。魔法少女になるなって。」

まどか「ごめんなさい…でも魔法少女同士の戦いなんておかしいよ…」

ほむら「その件に関しては私と城戸真司がどうにかするわ。あなたは何も心配しなくていい。何も…」

そう言ったときほむらの顔が悲しげなものになったが、その時にほむらと真司の姿が消えたのでそのことに気がついたのは誰もいなかった。
完全な静寂になった路地にさやかの壁を殴る音がやけに大きく響いた。



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仮面ライダー龍騎「魔法少女まどか☆マギカ・・・?」 その3

2011年10月26日 18:50

仮面ライダー龍騎「魔法少女まどか☆マギカ・・・?」

52 :◆SHCpof63TI [sage saga]:2011/08/02(火) 23:00:13.98 ID:CjPqtT300

マミが死んだ次の日真司は学校に気合いで来ていたが授業は全く頭に入らなかった。
外見では動揺していなかったように見えるほむらとは正反対である。
その帰り真司はほむらの家に寄らせてもらっていた。

真司「あのさ、頼みがあるんだけど。」

ほむら「何かしら?」

真司「マミちゃんのことをほむらちゃんが知っている限りでいいから教えてほしいんだ。」

真司「俺がしっかりマミちゃんのことを知っておけばこんなことにならなかったと思うから。」

ほむら「巴マミはもう死んだわ、今さらあなたが聞いて一体何になるというの?」

真司「…俺の世界の仮面ライダーに佐野満って奴がいた。」

真司「そいつは偉い奴に媚びて金に汚いくせに自分が大金を手に入れたら偉そうな顔をするチャラチャラした嫌な奴だったけどさ。」

真司「そいつ結構苦労していたみたいなんだ。」

真司「こんなことを蓮に言ったら相手の口車に乗せられているだけだって言われそうだけど何故か俺は信じられた。」

真司「だけどあいつはライダーバトルで死んだ。あの時あいつとよく話しておけば死なずに済んだかもしれないって思うんだ。」

真司「だから俺にはそう言ったことを聞く義務があると思う…多分。」

ほむら「…そこまで言うなら分かったわ、巴マミのことを話してあげる。」

ほむらは熟考するかのように肩を落とし一回深呼吸をした。

ほむら「巴マミは魔法少女歴の長いベテラン魔法使いよ。」

ほむら「彼女は正義感が強くてグリーフシード等を巡って自分から魔法少女達と戦うことはほとんどなく魔女と戦うためだけに魔法少女に変身していたわ。」

真司「そんな、それじゃあ俺と同じじゃないか…何でそれを早く教えなかったんだよ!仲間になれたかもしれないだろ!」

ほむら「彼女は魔法少女で魔女を倒すことが唯一の生きる意味と考えていたわ。」

ほむら「だから、精神面は魔法少女で最低ランクよ。」

真司「それがどうして精神面の話になるんだよ。」

ほむら「今の段階では言えないけど、例えば城戸真司。あなたは人を殺して平気でいられるかしら?」

真司「!そんなの無理ですよ…」

真司はかつて吾郎を殺したと思いこみ生きる気力を無くした時期があった。
もっともそれは北岡の姦計であり吾郎が生きていたと知った時は我を忘れて喜んだものだった。

ほむら「この程度の説明じゃ納得出来ないでしょうけど今の段階ではこのくらいしか言えないわ。分かってちょうだい。」

真司「そう言うんだったら今はとりあえずこれで納得しておくけど、そもそもそんな子が何で魔法少女になっているんだよ。」

ほむら「彼女は幼少期に交通事故に合って死にかけの時にキュウべぇが通りかかったの。」

ほむら「その時に巴マミが助けてと願って延命する代わりに魔法少女になったのよ。」

ほむら「つまり偶然カードデッキを拾ったあなたと同じように成り行きね。」

真司「それじゃあマミちゃんは死か、戦いかを無理やり選択させられたってこと?」

ほむら「その通りよ、実際彼女は当時を回想して考える間もなかったって言っていたわ。」

ほむら「私としては目の前の死を逃れるために願いを使うこと自体は悪い事じゃないと思うわ。」

真司「でも、その代償が戦い続けることなんだよな。これじゃあ何のために長生きしたのか分からないよ…」

ほむら「その上彼女は魔法少女の中では珍しいほど正義感があった。」

ほむら「魔法少女は基本的に好きな願いを叶えてもらえるから利己的な人間が多いの。」

ほむら「だから巴マミは孤立しやすかったのよ。一般人に魔法少女のことを言えることも無いしね。」

真司「だからあの時あんなことを言ったわけか。」

ほむら「ええ、彼女は魔法少女の仲間が欲しかったの。だからまどかや美樹さやかを魔法少女にしようとしていたの。」

真司「それにしたって、まどかちゃん達を魔法少女にしたくないからっていくらなんでも言いすぎだろ。」

ほむら「まどかは巴マミ以上に優しいわ。だからあそこまで釘を刺さないと魔法少女になってしまう。そう考えただけよ。」

真司「だとしても、まどかちゃんが優しいんだったらそんなことしたらほむらちゃんの印象が悪くなるんじゃないのか。」

ほむら「それでも構わないわ。まどかさえ助かれば…」

真司「…分かったよ。俺はもう帰る、じゃあな。」



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仮面ライダー龍騎「魔法少女まどか☆マギカ・・・?」 その2

2011年10月25日 19:38

仮面ライダー龍騎「魔法少女まどか☆マギカ・・・?」

36 :◆SHCpof63TI [sage saga]:2011/07/31(日) 23:41:18.04 ID:/6uPXajo0

転校して初めての土曜日。
この日真司はほむらから『家に来てほしい』というメールが来たのでほむらの家に来ていた。

真司「それで言われたとおりに来たけど、一体何の実験をするんだ?」

ほむら「厳密に言うとあなたじゃなくてあなたの持っているアドベントカードに用があるの。」

ほむら「今すぐカードデッキからすべてのアドベントカードを抜き取って並べてくれるかしら?」

真司「ああ、分かったよ。」

懐からカードデッキを取り出し言われたとおりにすべてのアドベントカードをテーブルの上に並べる。

ほむら「それじゃあ今日の間このアドベントカードをすべて私が預かるわ。」

真司「はぁ!?いきなりそれかよ。カードデッキがないと魔女と戦えないじゃないか。」

ほむら「約束は約束よ。」

真司「そんなこと言ったってもしこうしている間にも魔女が人々を襲っているかもしれないんだぞ!なんでそんなに急ぐんだよ。」

ほむら「…少なくとも私には急ぐ理由があるわ。」

そういうと二人がいるアパートの一室に立体映像を展開する。
映像に大量の魔女と使い魔の画像を映し出す。

真司「うおっ!なんだよこれ。」

ほむら「立体映像よ。少し大きめな会議みたいなことをするときはこれを展開してやっているわ。」

真司「魔法って本当にすげぇな、でこの画像に映っている魔女は?」

ほむら「この中央の画像の魔女は『ワルプルギスの夜』と呼ばれる強力な魔女よ。」

真司「ワルプルギスの夜?なんかお祭りの名前みたいですね。ワッショイワッショイって感じで」

ほむら「あながち間違っていないわ。こいつの巨大な魔女の周りにそこに映っている大量の使い魔が現れるの。」

真司「あれが全部出てくるんですか!?なんて数だよ、まるであの白いヤゴのミラーモンスターみたいだな…」

ほむら「こいつは昔からさまざまな場所に出現して破壊活動をしてきた魔法少女の中では知らない人はいない魔女よ。」

真司「おっかない魔女ですね。で、そいつがどうしたんですか?」

ほむら「あと一カ月近くたったらこいつが見滝原に現れるわ。」

真司「えぇ!?それって大変じゃないですか!」

ほむら「だから対策を練っているのよ。」

ほむら「そこで話が最初に戻るのだけどその対策の一環であなたのアドベントカードを研究したいのよ。」

真司「事情は分かりましたけど今のさぼっている魔女も野放しにはできませんよ。」

ほむら「それじゃあこの契約のカードとサバイブのカードだけデッキに入れなさい。この2枚だけあればその辺の魔女に対してはどうにかなるでしょう。」

真司「まぁ、確かにどうにかなるかもしれないけどさ。じゃあ魔女退治に行ってくるよ。」

ほむら「日没までには帰りなさいよ。」

真司「おばさんみたいなことを言うなよ…」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


真司「ただいまっと。」

ほむら「おかえりなさい、カードは返すけどまた連絡をしたら貸してもらうわよ。」

真司「分かりましたよ。それじゃあまた学校で。」



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仮面ライダー龍騎「魔法少女まどか☆マギカ・・・?」 その1

2011年10月24日 19:37

仮面ライダー龍騎「魔法少女まどか☆マギカ・・・?」

1 :◆SHCpof63TI [sage]:2011/07/24(日) 19:19:06.26 ID:O0hM4Zcs0
・すでにいろいろな場所で既出している仮面ライダー龍騎と魔法少女まどか☆マギカのクロスSSです。
・龍騎はエピソードファイナル終了直後から始まりますが一部のTV版の設定も入っています。
・龍騎ライダーは合計で4人出す予定ですが内3人は中盤以降に出る上に内一人は設定をいじってほぼオリキャラと化しているのでご注意を。
・基本キャラ崩壊及び原作崩壊上等ですので一部のキャラの性格が違うかもしれません。
・更新スピードはモチベーションによって極端に増減しますので短い間隔でアップしたりかなり間があく場合もありますがご了承ください。
・龍騎もまどか☆マギカも本編がアレなので極力バッドエンドにはしない予定です。
・あとこのSSは地の文を普通に使っていますので気になる方はご注意を。


2 : ◆SHCpof63TI [sage]:2011/07/24(日) 19:24:31.99 ID:O0hM4Zcs0
辺りがすさまじい爆音で包まれる。
大量のミラーモンスターが現実世界に流れ込みそれらを倒すために真司と蓮は今なお戦い続けていた。
彼らの周りには空を覆い尽くす数のモンスターがいた。
すでに戦いを初めてかなりの時間が経過していた。

真司「くそっ、こいつら倒しても倒しても次々に来やがる!」

蓮「まさか、もう限界とは言わないだろうな?」

真司「そんなわけないだろ、お前こそくたばるんじゃないz」

真司が蓮を激励しようとしていたその瞬間だった。

キィィィンキィィィン

真司「!?、なんでこんな時にこの音がするんだよ…」

真司が近くのビルの割れてない窓ガラスを見るとそこに仮面ライダーオーディンが映っていた。
しかし、士郎が消滅した影響かオーディンもチリのようのものが浮かび今にも消えそうだった。

真司「お前は!」

オーディン「神埼優衣が死亡もしくは消滅した例はいくつかあったがまさか神埼士郎まで消滅するとはな。
      修正が必要だ、もっとも神埼士郎が消滅したのは今までになかったからお前たちがどうなるかは分からんがな。」

そう言うと鏡に映っているオーディンはデッキから一枚のカードを抜き取る。
そのカードを見た真司は顔色を変え辺りのモンスターのことを忘れただ叫んだ。

真司「やめろぉぉぉぉぉぉ!!」


『TIME VENT』


そして世界は再び振り出しに戻った。
しかし、今回のループは神埼士郎の意志によるものではなかったためかイレギュラーが起こった。
これによりこの世界の城戸真司達はこの世界から完全に消滅した。



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ほむら「魔法少女?」 なのは「うん、魔法少女」

2011年10月23日 19:37

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ほむら「魔法少女?」 なのは「うん、魔法少女」

魔法少女まどか☆マギカ×魔法少女リリカルなのは×魔法少女リリカルなのはA's(エース)

ある朝、病院で目覚めた暁美 ほむらは、そこがいつもの病室でないことに気づく。
それどころか、出会うはずのない茶髪の少女に出会い、転校先は市立見滝原中学ではなく私立聖祥大附属中学であり、ソウルジェムも無くなっており、そして鹿目 まどかが存在していなかった。

そんな彼女が出会ったのは、QBに似た感じだけれど全く違う感情を持った生き物と、栗色の髪の、魔法少女だった。

元はSS速報のほむら「魔法少女?」 なのは「うん、魔法少女」

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まどか「名護さんは最高です!」 第7話『変身』

2011年10月22日 19:05

まどか「名護さんは最高です!」

404 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/08/31(水) 21:14:34.30 ID:ihoCAo84o

―翌日 PM12:55 学校―

さやか「あれ名護さんたちじゃない?」

まどか「そうだね。でもなんかいっぱいいるよ」

ほむら「他にも五代雄介達を呼んでるわ」

さやか「へえ~」

名護「遅くなったな」

さやか「あれ?貴方は昨日の」

渡「君は上条くんと一緒に居た」

さやか「美樹さやかです」ペコリ

渡「どうも、僕は紅渡。よろしく」

太牙「知り合いか?」

渡「兄さんの紹介してくれた上条くんの幼馴染なんだって」

さやか「いまは恋人ですけどね」

まどか「えぇ!?さやかちゃん上条くんと付き合ってるの!?」

さやか「そういやまどかにはいってなかったな~」ニヤニヤ

まどか「そうなんだ、おめでと。さやかちゃん」

ほむら「なにはともあれ全員揃ったわね」

名護「君の家はここからどのぐらいかかるんだ?」

ほむら「歩いてせいぜい15分程度よ」

まどか「ほむらちゃん家か~なんかわくわくするね」

マミ「遊びじゃないのよ。もっと気を引き締めなさい」

まどか「す、すいません」

ほむら「たしかに巴マミの言う通りね。じゃあ行くわよ」



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まどか「名護さんは最高です!」 第6話『仮面ライダー』

2011年10月21日 19:57

まどか「名護さんは最高です!」

364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/08/24(水) 21:18:53.95 ID:zH+GMZFRo

―紅家 AM12:05―

渡「はい、健吾さん、上条君」

健吾「おっ、なかなかウマそうやな~いただきま~す」

恭介「いただきます」

健吾「ん~やっぱうまい!渡はすごいなぁ!料理できるし、バイオリンは弾けるし作れるしで完璧や!」

渡「そんな、完璧だなんて」

健吾「将来渡の嫁になる人は幸せやなぁ」

渡「いませんよ、そんな人。あ、でも正夫のこととかあるし…」

健吾「絶対おるって。お前を好きな奴がどっかに」

渡「そうかも…しれませんね」

健吾「そう思っとけ」

渡「そういえば、健吾さんはなんで家に?」

健吾「お、そうやった。俺のギター、聞いて欲しくてな」

渡「治ったんですか?腕」

健吾「あん時に比べれば問題あらへんよ、飯食い終わったら聞いてくれ」


―食後―

演奏が終わる。

「どうやった?」

健吾が渡に聞く。

「前とは全然違いますね」

「まあ、怪我する前に比べりゃまだまだやけどな」

といっても、普通の人に比べれば十分に弾けている状態であり、誰も彼が怪我をしていたとは思わないだろう。

「なあ、上条。お前の演奏も聞かせてくれへん?」

健吾が恭介に言った。

「え?」

「いや、お前の演奏がどんなもんか聞いてみたくてな。渡のは何回も聞いたし、たまには別の奴の演奏が聞きたくてな」

健吾が渡と出会ってはや3年。

渡のバイオリンは聞く人が少ない。

そもそも、渡が人前で弾くこと自体が珍しかった。

かなりの腕を持っているにもかかわらず、演奏会などにも出たことがなかった。

「まあ、いいですけど…」

恭介は健吾の頼みを聞く。

「でも、バイオリンが…」

「これ、使ってよ」

渡が『ブラッディ・ローズ』をさし出してきた。

「無理ですよ!貴方の大切なモノを」

恭介にはこのバイオリンの価値がわかる。

音色も聞いた。ストラディバリウスに匹敵するものだった。

市場に出し、価値のわかるものに見せれば数億はくだらないだろう。

それほどの物を、簡単に弾くわけにはいかない。

「大丈夫。君の想いが届けばこれはその想いに反応する」

「え?」

人の想いに反応するバイオリンなど聞いたことがない。

「まあ、弾いてみてよ」

かなり強引に渡にブラッディ・ローズを渡された。

そして手に持った瞬間、今までにない何かを感じた。

(人の想いに反応するバイオリン…僕の想いは…)

演奏を始める。

すると、今までの自分とは格段に違う音色が聞こえた。

(これが…このバイオリンの?…いや、僕自身の腕が怪我以前より?)

バイオリンの出来や、想いを込めたのとは別に、恭介自身の腕が上がっている。

まるで腕の怪我が嘘のように動く。

そして、演奏が終わる。

「すごいよ、上条君」

「そ、そうですか?」

渡に褒められ、恭介は照れる。

「お前の音楽、ロックじゃないけど、俺の胸にジンジンきたでぇ!」

「あ、ありがとうございます」

正直ジンジンの意味が分からないが、褒められていることは分かった。

「君の想い、早く幼馴染に聞かせてあげなよ」

渡には分かったようだ。自分が何の想いを込めて弾いたのかが。

「はい!」

はやくさやかに生まれ変わった自分の演奏を聞かせたい。

「僕、しばらくしたらこの子を送らなくちゃいけないので」

「そうか、じゃあ俺もお前が出る頃には帰るわ」

どうやら渡が恭介を見滝原まで送って行くようだ。

そして、恭介はさやかにメールを送った。



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まどか「名護さんは最高です!」 第5話『その命、あたしがもらう』

2011年10月20日 19:21

まどか「名護さんは最高です!」

322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/08/17(水) 21:41:26.99 ID:0z1elG10o

「五代さんの戦う理由を聞いて思いついたんだけど、マミさんや杏子が契約した理由や
 名護さん達と一緒にいる理由って?」

さやかは今まで聞いていなかったことを聞いた。

「ちょっと昔話になるわねえ」

少し遠い目をするマミ

「契約した順番で行ったらマミが先だな」

杏子が言う。

「そうねぇ、あれは2年前の事だったわ。私事故に巻き込まれてね…」


~2年前~

「ううっ…」

身体が動かない。

何があったの?お母さん?お父さん?大丈夫なの?

「やあ大丈夫かい?巴マミ」

突然目の前に現われた白い獣。

「どうして…私の名前を…?」

当然の疑問が浮かぶ。

が、体中に激痛が走る。

「かなり危険な状態だね。ねえマミ、僕と契約して魔法少女になってよ!君の願いを1つ叶えてあげるからさ」

「私は…生きたい…」

「それが君の願いだね。君の願いはエントロピーを凌駕した」

「それが私の契約した理由よ」

生きたい。それがマミの願いだった。

「で、親御さんは…」

さやかが聞く。

「助からなかったわ。助かったのは魔法少女になった私だけ」

「すいません…わかってたことなのに…」

落ち込むさやか。

「大丈夫よ。その事に関しては今は名護さん達がいるし、名護さんの奥さんの恵さんにもいろいろお世話になったしね」

「恵さんって誰ですか?」

名護の妻である恵のことはまどか達は知らない。

「それは名護さんとの出会いからになるわね。私が魔法少女になって1ヶ月ぐらいたった時かしら…」

~2年前~

魔女の結界だ。

「マミ、準備はいいかい?」

「え、ええ」

この時のマミはまだ現実を受け止めきれていなく、戦い方も危なっかしかった。

「当たって!」

マスケット銃を撃つが素早く動きまわる使い魔には全く当たらない。

「きゃっ」

使い魔の攻撃で尻餅を付いたマミ。

「マミ!危ない!」

使い魔の攻撃が向かっていた。

もう、間に合わないと思ったとき、急に使い魔が横から来た何かに吹き飛ばされた。

「危なかったな。そこの君大丈夫か?」

何かが飛んできた先にいたのは一人の男。

「なんだか知らないが下がっていなさい。俺がやる」

そう言って、ハンドルを手のひらに当てる。

『レ・ディ・イ』「変身!」『フィ・ス・ト・オ・ン』

男の姿が変わる。

「その命、神に返しなさい」



「まあそれが名護さんだったわけ」

当時のことを思い出しクスリと笑う。

「凄いですね名護さん」

まどかが名護の方を見る。

「そういえば俺が魔法少女と魔女を知ったのもそれが最初だったな」

「昔から知ってたわけじゃあないんですね」

さやかが言う。

「ああ。あれはネオファンガイアとの戦いの直後だった」

ネオファンガイア。19年後に現われた新たな脅威である。

しかし、それらは名護達によって完全に倒された。

「それで、その魔女を後した後に私が名護さんの弟子になったの」

「あの時はなにか独り言言ってるみたいで妙な感じがしたな」

インキュベーターは名護には見えていないので、傍から見ると、マミが独り言を言ってるようにも見えるだろう。

「その時のことも覚えてますよ」

~2年前~

「すいません」

突然出てきて魔女を倒した男に話しかけるマミ。

「何だ?」

男が振り向く。

「あの、えっと、私を強くしてください。私は魔女…さっきのと戦わなくてはいけないんです」

「まあ落ち着きなさい。君の名前は?」

「巴マミです」

「そうか。俺は名護啓介」

「魔女というのは?」

名護がマミに聞く。

「えっとキュゥべえ説明してあげて」

「何に話しかけてるんだ?」

名護は何もいない方に話しかけるマミを不審に感じる。

「マミ。僕の姿や声は魔法少女にしか認知できないんだよ」

「あ、そうだったの?」

「君は何を言ってるんだ?」

とその時、名護の頭に声が響いた。

『やあ、僕はキュゥべえ。ダメもとでやってみたけど案外いけるものなんだね』

「!?俺の頭に直接話しかけているのか」

頭に響く声…キュゥべえに聞く。

『そうだよ。で、魔女って言うのは……』


「なるほど、マミちゃん。君の言いたいことは分かった。俺の元で身体を鍛えなさい」

「ありがとうございます!」

マミが名護に向かって頭を下げる。


これがマミが名護の弟子になった理由だった。



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まどか「名護さんは最高です!」 第4話『バイオリンの名はブラッディ・ローズ』

2011年10月19日 19:23

まどか「名護さんは最高です!」

260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/08/07(日) 21:17:32.76 ID:+DRFJvSDo

―翌日 学校―

仁美「ふわぁ~」アクビ~

仁美「あら、みっともない。ごめんあそばせ」

さやか「うわ、でっかい欠伸。寝不足?」

仁美「ええ、昨日は病院やら、警察やらで夜遅くまで」

さやか「へえ~、何かあったの?」

仁美「なんだか私、夢遊病っていうのか、それも同じ症状の方が大勢いて、
   気づいてみたら皆同じ場所で倒れていたんですの」

さやか「はは、なにそれ」

仁美「お医者様は集団幻覚とかなんとか…今日も放課後に精密検査に行かなくてはなりませんの」

仁美「はあ、めんどくさいわぁ」

さやか「そんなことなら学校休んじゃえばいいのに」

仁美「だめですわ。それではほんとに病気みたいで、家の者がますます心配してしまいますもの」

さやか「さっすが、優等生。えらいわ~ハハッ」

まどか(やっぱり、昨日のことは覚えていないんだね…)

ほむら『まどか』

まどか「ひゃっ!?」

さやか「ん?どうした、まどか」

まどか「い、いや、なんでもないよ」

ほむら『昨日あったことを話してくれる?屋上で待ってるわ』

まどか「ちょっと席外すよ」

さやか「ん?ああ、行ってらっしゃーい」



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まどか「名護さんは最高です!」 第3話『王の判決を言い渡す…死だ』

2011年10月18日 19:10

まどか「名護さんは最高です!」

204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/07/27(水) 21:20:04.99 ID:pQmVYrdNo


時間は遡る。


―ほむらが転校した翌日―

一人の男が見滝原市を歩いていた。

男の格好は普通だった。ただ、左手だけに手袋をしているということ以外は。

その男の近くには蝙蝠のようなものまでいる。

「この町は雰囲気がおかしい。太牙、わかるか」

蝙蝠もどきが男に話しかける。

「ああ、話には聞いていたがここまでとは」

『太牙』と呼ばれた男が返事をする。

男の名前は『登太牙』ファンガイアのキングであり、闇のキバを受け継ぎし者。
歴代最強のキングとしてファンガイアを統括している。
現在は人間とファンガイアの共存のために日夜苦労している。

蝙蝠もどきの名は『キバットバットⅡ世』
闇の鎧を封印しているキバット族の一匹である。

しばらくすると太牙達は迷路のような場所に入り込んでいた。

「なるほど、ここが魔女の結界か」

「太牙、あそこを見ろ」

キバットに言われた方を見ると、なにやら妙なものが向かってくるのが分かった。

「あれが魔女の使い魔か。いいだろう、相手してやる。キバット!」

そう言うとキバットが太牙に近づく。

「ありがたく思え、絶滅タイムだ」

太牙がキバットを手に持ち、キバットが口を開く。

そして太牙はキバットに手を噛み付かせる。

「ガブリッ」

太牙の顔にステンドグラスに似た牙のような模様が浮かび上がる。

「変身」

その声の後、太牙の姿が変わった。

『闇の鎧』を纏いし姿『仮面ライダーダークキバ』へ変身した。

「王の判決を言い渡す…死だ!」

ファンガイアの王である証とも言えるダークキバが魔女を倒すためにその力を見せる。

―――――――――

――――――

―――

ダークキバは魔女と戦っていた。

と言ってもかなり一方的にダークキバが殴っているだけにも見えた。

「これで決まりだ!」

腰のフエッスルを取り出し、キバットに咥えさせる。

咥えさせた後、キバットの顎を1回押す。

「ウェイクアップ・1」

ダークキバは高く飛び上がり、落下しながら魔女を殴った。

魔女が地面に叩きつけられると、その地面に強大なキバの紋章が浮かび上がる。

魔女が爆散し、結界が消滅する。

グリーフシードが落ちる。

太牙はそれを拾い上げた。

「なんだこれは」

「わからん」

そしてそれを握りつぶした。

魔法少女にとってはかなり重要なものだが太牙達はそんなことはまだ知らない。

なので訳もわからずとりあえず、破壊しておいた。

「無駄な時間を過ごしてしまった。行くぞ、太牙」

「『上条恭介』という少年の自宅だな。それならもうそろそろだ」

登太牙が『上条恭介』に会うために、見滝原市にやってきた。

しかしなぜ、上条恭介に会うためにこの町にやってきたのかというと…



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まどか「名護さんは最高です!」 第2話『名護さんは最高です』

2011年10月17日 19:20

まどか「名護さんは最高です!」

131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/17(日) 13:25:47.33 ID:nH3uBgr4o

―翌日 朝―

朝。まどかは昨日と同じように起き、母親の絢子を起こし、朝食を食べ、家を出た。

「やっぱり、夢じゃないんだね…」

昨日の夕方の記憶がしっかりと残っている。

「さやかちゃん、口ではああ言ってたけど、今日ちゃんと来てるかなぁ?」

さやかの親友であるまどかは、彼女はいつもは強気でいるだけで、いざという時には心が弱いことを知っていた。

「せめて、私だけでも元気にしてなくちゃ、仁美ちゃんに心配かけちゃう」

そう思い、まどかは2人が待っているであろう、いつもの待ち合わせ場所に走った。



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