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唯「りゅうき!」 その4

2011年06月04日 19:46

唯「りゅうき!」

454 : ◆o0EccWW2vQ2010/06/29(火) 13:14:42.04 ID:Kyefx3go

よくじつ!

キーンコーンカーンコーン

律「澪ー、ちょっといいか?」

澪「なんだ?」

律「昨日ライダーになった時の決め台詞を色々考えたから、ちょっとどれがいいか一緒に選んでくれ」

澪「決め台詞って、何でまた・・・」

律「モンスターを倒す時にかっこがつくからに決まってんじゃん」

澪「つけなくていいだろ」

律「じゃあまず一つめな」

澪「強制なのか・・・」

律「『最初に言っておく、私はかーなーり強い』」

律「どうだ?」

澪「それでいいんじゃないか」

律「何だよ適当だなー、いっぱい考えたんだからもっと聞いてくれよ」

律「『私の強さにお前が泣いた』」

澪「モンスターは泣かないだろ」

律「『その命神に返しなさい』」

澪「律には似合わないな」

律「『鍛えてますから』」

澪「鍛えてないだろ」

律「『私は太陽の子、仮面ライダーゾルダ!!」ピカーン

澪「おでこが眩しい!?」

澪「どれもイマイチだな」

律「じゃあ澪だったらなんて言うんだよ」

澪「私は・・・」

律「やっぱいいや」

澪「なんでだよ!」

律(だって絶対センス悪いし)

唯「ねえりっちゃん、澪ちゃん・・・」

律「おっ、どうした唯」

律「お前も決め台詞考えたのか?」

唯「ううん、純ちゃんのことなんだけどね・・・」

律「純?」

澪「どうしたんだ?」

唯「それが昨日から連絡が取れないの・・・」

澪「えっ・・・」

律「なんだよそれ・・・学校には来てないのか?」

唯「さっき憂のクラスに行ったんだけど今日は来てないって・・・」

律「・・・・・」

唯「昨日遊ぶ約束してたんだけどね・・・何時間経っても来ないから心配で探し回ったりしたんだけど」

唯「それでも見つからなくて・・・」

澪「なんか・・・嫌な予感がするな」

律「へ、変なこと言うなよ」

律「純のやつけっこう強いんだし、モンスター相手にそんな・・・」

澪「モンスターじゃなかったら・・・」

律「あっ・・・」

唯「ひっ・・ひっぐ・・・・・」ポロポロ

律「お、おい泣くなよ唯」

律「まだ死んだって決まったわけじゃ・・・」

唯「もしかしたら・・うっぐ・・・」

唯「私のせいかも・・・」

唯「ひっぐ・・うぅ・・・」

澪「え?」

律「ど、どういう意味だよ」

キーンコーンカーンコーン

澪「あっ・・・授業のチャイムだ」

唯「うっぐ・・ひっぐ・・・」

律「・・・とりあえず唯、学校終わってからみんなで話そう」

律「聡もいるし・・・場所はうちでいいか?」

澪「和は?今日来てないけど・・・」

律「あぁ、なんか神埼士郎について調べることがあるから今日は休むってさ」

唯「ひっぐ・・・純ちゃん・・・」


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和「ここが・・・神崎士郎が生前に住んでいた家」

和(ここにライダーバトルに関する手がかりがあればいいんだけど・・・)

ガチャッ

和「失礼します・・・」

和(誰か・・・いないわよね空き家なんだから)

和「・・・・・」

和(何かないかしら・・・)

ガタン

和「!?」

猫「・・・・・」タタタッ

和「ね、猫か・・・・・ベタね」

和「あら?何か落ちてる・・・」

和「スケッチブック・・・?」

パラパラ

和「子供が描いたような絵ね・・・」

和「誰が描いたのかしら」

パラパラ

和「・・・・・」

和(この絵・・・どことなく私たちの戦ったモンスターに似ている気が・・・)

士郎「ここから出て行け、真鍋和」

和「!」

士郎「・・・・・・・」

和「神崎・・・士郎」

和「まさか・・・本人に会えるとは思ってなかったわ」

士郎「・・・・・」

和「このライダーバトルを仕組んだ張本人、神崎士郎」

和「あなたは・・・どうしてこんなことを」

士郎「そんなことはお前には関係ない・・・」

士郎「戦え」

和「嫌よ」

士郎「・・・ライダーの戦いは何も変わらない」

和「・・・・・」

士郎「お前はなぜ戦わない、ライダーの宿命から逃げるな」

和「私はライダーバトルを止める・・・悪いけどあなたの思惑通りにはいかないわ」

士郎「・・・・戦え」

士郎「戦わなければ次に死ぬのはお前だ」

和「私は死なない、仲間と一緒にこの地獄を生き延びる」

士郎「・・・社会も人も、運命も、自分の中にある憎しみに、おぼれそうになっている」

士郎「お前の仲間もいずれそうなるだろう」

和「・・・・・」

戦え…

     戦え…

  戦え…    


ほうかご!

律「さてと、話を聞かせてくれ唯」

律「何があったんだ?」

澪「・・・・・」

聡「・・・・・」

唯「実は、昨日・・・」

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・

澪「じゃあ、さわ子先生を看病してそのまま帰したのか・・・」

唯「うん・・・」

聡「・・・・・・」

律「・・・ばかやろう」

唯「りっちゃん・・・」

律「大馬鹿野郎!!なんで私たちに相談しなかったんだよ!!」

唯「ごめんなさい・・・」ポロポロ

唯「みんな反対すると思ったから・・・」

律「くそっ・・・そんな信用がないのかよ」

澪「律、唯は別にそんなわけじゃ・・・」

唯「・・・・・」

聡「じゃあ、純さんは先生に殺られたってことなの?」

律「分かんねえよ・・・」

唯「うっぐ・・・ひっ・・・」

澪「唯・・・少し顔洗ってきたらどうだ?」

澪「落ち着くかもしれないし・・・」

唯「・・・・・・うん」スタスタ

律「確かに怪我してたけど、モンスター相手に死ぬようなやつじゃないだろ」

律「唯が言うには夜にメールがあったんだから、それまでには生きてただろうし・・・」

澪「でも・・・」

律「モンスターが現れてたなら、純を倒してもそのままどっかで暴れてるはずだろ」

律「なのにモンスターの気配がしなかったんなら・・・」

澪「・・・・・・」

聡「やっぱり、先生が純さんのこと殺したんじゃないの?」

澪「聡・・・」

律「・・・・・」

聡「俺、前あの人と戦ったことあるけど」

聡「平気で人を殺せる人だね、あれ」

聡「ライダーになってどっか狂っちゃったんじゃない?」

律「・・・・・」

澪「でも・・・前はすごく良い人だったんだ」

聡「どうかな・・・」

聡「あの仮面は人を悪魔にも神にもする」

聡「先生は戦ってるうちに、悪魔の方にとりつかれちゃったんじゃないんですか」

澪「・・・・・」

聡「澪さんだってそうでしょ?」

澪「え・・・」

聡「澪さんは、戦うのは楽しい?それとも嫌?」

澪「それは・・・嫌に決まってるだろ」

澪「誰だってあんなこと楽しいわけ・・・」

聡「本当にそうなんですか?」

澪「な、なにを・・・」

聡「例えばモンスターを倒した時に、『よし!やった!私は強いぞ!』って・・・」

聡「達成感や喜びを感じることが少しもないって言えるんですか?」

澪「っ・・・」

律「聡・・・」

聡「結局その延長線上にいるんじゃないの、先生は」

澪「・・・・・」

聡「だとしたら、俺たちも・・・」

律「もうやめろ、聡」

律「そんな話したくない」

聡「・・・・・・じゃあ話題変えるけどさ」

聡「もしかしたら唯さんと先生って組んでるんじゃない?」

律「は・・・?」

聡「だって話ができ過ぎてるじゃん」

聡「道端に倒れてた先生を偶然見つけて看病するなんて・・・不自然すぎるよ」

聡「絶対二人とも組んでるね」

澪「だ、だったらわざわざそんな話しないだろ・・・」

聡「さぁ、油断させるためかもしれないじゃないですか」

律「やめろよ・・・いくらなんでもそんなわけないだろ」

律「唯がそんなこと・・・」

聡「分かんないよ、仮面をつけたら人間は・・・変わっちゃうんだ」

律「・・・・・」

ガチャッ

唯「あ、あの・・・」

澪「あぁ、唯・・・スッキリしたか?」

唯「うん・・・」

律「・・・・・」

聡「・・・・・・」

唯「みんな・・・私・・・」

キーン…
   キーン…

律「・・・なんで毎回こうタイミングが悪いときに」

澪「とにかく行こう」

澪「モンスターが出たなら放ってはおけない」

唯「うん・・・」

聡「・・・・・」

キーン…
   キーン…


律「こっちか!」

キーン…
   キーン…

澪「いや・・・こっちからも聞こえる」

律「二箇所か・・・なら二手に分かれるしかないな」

聡「じゃあ僕は唯さんと一緒に行くよ」

唯「え・・・」

聡「別にいいですよね?」

唯「う、うん・・・」

律「分かった・・・じゃあ私は澪と一緒に行く」

律「行くぞ」

澪「あぁ・・・」

聡「じゃあ僕たちも行きましょうか」

唯「うん・・・よろしくね聡君」

聡「こちらこそ」

聡(・・・純さんが消えてくれてよかった)

純(正直、あの人は俺のこと気に喰わなかったみたいだし)

純(邪魔者がいなくなって清々したよ)

純(あとはこの人も・・・)

純(後先何も考えてないだけだろ・・・こういうタイプは邪魔になるだけだ)

純「ふふっ・・・」ニヤッ

唯「いくよ、聡君」

唯「変身!」

純「変身」

ギュィィィィ
シュピーン



ゾルダ(律)「おりゃっ!」シュートベント

ナイト(澪)「はぁああああっ!!」ファイナルベント

バキィン!!ドガァァァン!!

モンスター「グギャアアアア!?」ドガアアアアアアン!!

ゾルダ(律)「よし・・・」

ナイト(澪)「・・・・・」

ゾルダ(律)「どうしたんだ、澪」

ゾルダ(律)「せっかく倒したのに、浮かない顔してんな」

ナイト(澪)「いや・・・別に」

ゾルダ(律)「ひょっとして、さっき聡が言ってたこと気にしてんのか?」

ナイト(澪)「・・・・・」

ゾルダ(律)「心配すんなよ、お前はお前だ」

ゾルダ(律)「さわ子先生みたいにはならないよ」

ゾルダ(律)「それに唯だって・・・」

ナイト(澪)「あぁ・・・」

ゾルダ(律)「・・・・・」

王蛇(さわ子)「私が・・・なんだって?」

ゾルダ(律)「!?」

ナイト(澪)「せ、先生・・・!」

ゾルダ(律)「ほんっと・・・どこにでも現れるな」

王蛇(さわ子)「ほら・・・せっかく会ったなら遊びましょうよ」

ナイト(澪)「先生・・・どうして」

ゾルダ(律)「・・・その前に一つ質問していいか?」

王蛇(さわ子)「なによ」

ゾルダ(律)「純・・・仮面ライダータイガのこと、何か知らない?」

王蛇(さわ子)「はぁ?」

ゾルダ(律)「あんた、ひょっとして純のこと殺したりしてないだろうな?」

王蛇(さわ子)「誰?純って」

ゾルダ(律)「・・・・・」

ナイト(澪)「よ、よかった・・じゃあ先生は何も関係・・・」

王蛇(さわ子)「あぁでも、昨日一人殺したっけ」

ナイト(澪)「!」

王蛇(さわ子)「確か癖毛で・・・トラっぽいライダーだったわね」

ゾルダ(律)「・・・・・」

ナイト(澪)「律・・・」

ゾルダ(律)「その子を殺したことに・・・罪悪感とか感じないのかよ」

王蛇(さわ子)「別に?なにが悪いの?」

ナイト(澪)「うっ・・・」

王蛇(さわ子)「はぁ・・・興味ないのよそんなこと!」

王蛇(さわ子)「今戦えればそれでいいの、私は!!」

ゾルダ(律)「・・・そうか」

ゾルダ(律)「こっちもあんたを倒す理由ができたよ」

王蛇(さわ子)「ははっ、そうこなくっちゃ!」

ゾルダ(律)「そんな戦いたいならやってやるよ、ちくしょう!!」

ナイト(澪)「り、律!」

ゾルダ(律)「止めるな澪!こいつは純を殺したんだぞ!?」

ゾルダ(律)「何の躊躇もなく・・・」

王蛇(さわ子)「それの何が悪いの?ライダーはそういうものでしょ?」ソードベント

王蛇(さわ子)「おらあっ!!」

ガキィン!!

ゾルダ(律)「うわっ!?」

ナイト(澪)「律!!」

王蛇(さわ子)「今の社会はライダー同士の戦いと同じなのよ」

王蛇(さわ子)「生きるってことは他人を蹴落とす事なの」

王蛇(さわ子)「ま、子供のあんた達には分からないでしょうけど」

ゾルダ(律)「くっ・・・」

ナイト(澪)「逃げよう律・・今の私達じゃ先生には・・・」

ゾルダ(律)「でも・・・悔しいじゃないか!」

ゾルダ(律)「純の仇もとれないで・・・」

ナイト(澪)「律・・・」

王蛇(さわ子)「お喋りはそこまでよ」

王蛇(さわ子)「早く立ちなさ・・・」

ストライクベント

王蛇(さわ子)「!?」

ドガアアン!!

王蛇(さわ子)「ぐがぁっ!!」

ゾルダ(律)「だ、誰だ!?」


リュウガ「・・・・・」


ナイト(澪)「唯・・・?」

ゾルダ(律)「いや・・・唯は聡と一緒のはずだ」

ナイト(澪)「じゃあ、あれは・・・」

王蛇(さわ子)「うぐっ・・またあんたが・・・」

リュウガ「・・・・・」

ナイト(澪)「あ、あの・・・」

リュウガ「ここは私に任せて、二人とも逃げてください」

ゾルダ(律)「だ、誰なんだよあんた!」

リュウガ「・・・・・」

ナイト(澪)「律・・せっかく助けてもらったんだからここは言うとおりに・・・」

ゾルダ(律)「・・・・・」

ナイト(澪)「誰だか知りませんが、ありがとうございます」

リュウガ「・・・・・」

ナイト(澪)「行こう、律」

ゾルダ(律)「くそっ・・・・」

王蛇(さわ子)「ちょうどいいわ・・・あの時の借りを返したいと思ってたのよ」

リュウガ「退いてください」

リュウガ「そうすれば殺しはしません」

王蛇(さわ子)「・・・・・ぶっ殺してやる」

リュウガ「・・・・・」ソードベント

王蛇(さわ子)「おらああぁぁぁっ!!!」



ファイナルベント

ガイ(聡)「はぁっ!でやあああああ!!」

モンスター「グガアアアアアアア!?」ドガアアアアン

ガイ(聡)「ふぅ、やっと終わった」

龍騎(唯)「・・・・・」

ガイ(聡)「どうしたんですか?せっかく倒したのに嬉しそうじゃないですね」

龍騎(唯)「ううん・・・そんなわけじゃ」

ガイ(聡)「・・・・・まだ純さんのこと、気にしてるんですか?」

龍騎(唯)「・・・・・」

ガイ(聡)「ですよね・・・唯さんが殺したようなもんだし」

龍騎(唯)「えっ・・・」

ガイ(聡)「自分でも気づいてるんでしょ?」

ガイ(聡)「先生を助けたせいで純さんが死んだなら・・・」

ガイ(聡)「唯さんは間接的に純さんを殺したことになる」

龍騎(唯)「ち、違うよ・・先生はそんなこと・・・」

ガイ(聡)「現実から目をそむけないでくださいよ」

ガイ(聡)「あれは間違いなく先生が殺した・・・」

ガイ(聡)「そしてそれに手を貸したのは・・・唯さん、あなたでしょ?」ストライクベント

龍騎(唯)「!?」

バキィン!!

龍騎(唯)「きゃああっ!!」

ガイ(聡)「この人殺し」

龍騎(唯)「さ、聡君・・・何を」

ガイ(聡)「裏切り者は処刑しないといけませんよね」

ガイ(聡)「あんな極悪人と手を組んでるようなやつは」

龍騎(唯)「違うよ・・・私そんなつもりじゃ!」

ガギィィン!!

龍騎(唯)「いやあっ!!」

ガイ(聡)「言い訳はいいんだよ・・・」

龍騎(唯)「なんで・・・どうしてこんなこと」

ガイ(聡)「ライダーだからに決まってるだろ?」

ガイ(聡)「どうせあんたも自分の欲望を叶えるためにライダーになったくせに」

龍騎(唯)「そんなんじゃないよ・・・」

龍騎(唯)「私は・・みんなの幸せを守りたいから・・・」

ガイ(聡)「みんなの幸せを守るって・・・ハッ、意味わかってんの?」

バキィィン!!

龍騎(唯)「うぐっ」

ガイ(聡)「じゃあ、あんたは俺の幸せのために死んでくれるのかよ?」

ガギィィン!!

龍騎(唯)「そ、そんなこと・・・」

ドゴァァッ!!

龍騎(唯)「あがっ!?」

ガイ(聡)「なあんだ、反撃もできないなんて・・・ただの根性無しじゃん」

ガイ(聡)「あんた、そんなんでライダーやってんの?笑わせないでよ」

ガイ(聡)「それとも、それも油断させるための作戦なのかな?」

龍騎(唯)「聡君・・なんで・・・」

ガイ(聡)「・・・いい加減うんざりだよ、あんたみたいな人」

ガイ(聡)「他人を殺さないで生き残れるとでも思ってんの?」

ガイ(聡)「そんな甘い考えだから・・・純さんが死ぬのも当然だね」

龍騎(唯)「なんで・・なんでそんなこと言うの・・・」

龍騎(唯)「人を殺せることが、そんなに偉いの!?」

ガイ(聡)「ライダーなら当然でしょ?」

ガギィィン!!

龍騎(唯)「きゃああぁぁっ!!」

ガイ(聡)「ほら、悔しかったら攻撃してみなよ」

ガイ(聡)「今は特別に手出さないであげるから」

龍騎(唯)「そんなの・・できるわけ・・・」

ガイ(聡)「はぁ・・・まったく」

ガイ(聡)「・・・そこまでして自分の手を汚したくないの?」

龍騎(唯)「え・・・?」

ガイ(聡)「あんたさ、自分の手を汚したくないから先生に純さんを殺させたんでしょ?」

ガイ(聡)「そうに決まってる」

龍騎(唯)「なにを・・・」

ガイ(聡)「卑怯者」

龍騎(唯)「だから私は・・そんなつもりじゃ・・・」

ガイ(聡)「でも純さんは死んだ、あんたのせいだ」

龍騎(唯)「・・・・・」

ガイ(聡)「あんたがあの人の幸せを奪ったんだ」

龍騎(唯)「ち、違うよ・・私は・・・」

ガイ(聡)「あーそっかぁ、じゃあ・・・」

ガイ(聡)「唯さんが直接殺したのかな?」

龍騎(唯)「!」

龍騎(唯)「違う・・私はただ・・・」

ガイ(聡)「なに?怒ったの?」

ガイ(聡)「怒ったなら殴ってみなよ、ほら」

ガイ(聡)「この人殺し」

龍騎(唯)「・・・っ!」

龍騎(唯)「うああああああああああああ!!!」

バキィッ!!

ガイ(聡)「がっ・・・くっはははは」

ガイ(聡)「ほら、もっとやってみなよ人殺し」

龍騎(唯)「あ゛あ゛あああああああ!!」ポロポロ

バキッ!!ドゴッ!!

ガイ(聡)「ぐっ・・・」

龍騎(唯)「私は・・・先生にも純ちゃんにも生きて欲しかっただけなの!!」

ガイ(聡)「あはは、その純さんを殺した人がよく言うよ」

ドガッ!!

ガイ(聡)「うぐっ」

龍騎(唯)「それ以上言うなら・・いくら私でも・・・!」



ナイト(澪)「おい律・・・あれ!」

ゾルダ(律)「唯!聡!なにやってんだ!?」

龍騎(唯)「り、りっちゃん・・・」

ガイ(聡)「!」ニヤッ

ガイ(聡)「ぐああああっ!!痛いよーーー!!」

龍騎(唯)「えっ・・・」

ナイト(澪)「聡!」

ゾルダ(律)「おい・・・どういうことだよ」

ゾルダ(律)「何で唯が聡に攻撃してたんだよ・・・」

龍騎(唯)「そ、それは・・・」

ガイ(聡)「分からない・・急に唯さんが襲いかかってきて・・・」

龍騎(唯)「ち、ちがっ・・・!」

ゾルダ(律)「さっき・・・さわちゃんから純を殺したって聞いたんだけどよ」

龍騎(唯)「!」

ゾルダ(律)「唯・・・・・お前まさか、さわちゃんと・・・」

龍騎(唯)「違うよ!!なんでそういう事になるの!?」

龍騎(唯)「私はただ先生に死んで欲しくなかっただけなの!!」

龍騎(唯)「信じてよ!!」

ナイト(澪)「唯・・・」

龍騎(唯)「澪ちゃん・・・お願い・・・・」

ガイ(聡)「騙されちゃいけない!そうやって油断させて俺を・・・うぐっ」

ゾルダ(律)「大丈夫か聡!?」

龍騎(唯)「ち、違う・・・」

龍騎(唯)「私は・・・」

龍騎(唯)「私はそんなんじゃない!!」ダダダッ

ゾルダ(律)「待て唯!」

ナイト(澪)「唯・・・そんな・・・」

ガイ(聡)「・・・・・」ニヤリ



唯「はぁ・・・はぁ・・・」

唯「なんで逃げちゃったんだろう・・・私」

唯「なんであの時怒って・・・」

唯「・・・・・・」


ガイ(聡)『先生を助けたせいで純さんが死んだなら・・・』

ガイ(聡)『唯さんは間接的に純さんを殺したことになる』


唯「でも・・私は・・・」


ガイ(聡)『現実から目をそむけないでくださいよ』

ガイ(聡)『あれは間違いなく先生が殺した・・・』

ガイ(聡)『そしてそれに手を貸したのは・・・唯さん、あなたでしょ?』


唯「私が・・殺した・・・」ポロポロ

唯「私が・・純ちゃんを・・・」

唯「なのに・・・認めたくなかったから私は・・・・・」

唯「うっ・・ひっぐ・・・」

唯「私の・・・せいで・・・」



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