fc2ブログ

古泉「これはひどいエロゲですね」澪「えっ?」  第一章

2009年10月31日 22:00

古泉「これはひどいエロゲですね」澪「えっ?」

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/31(土) 18:19:19.40 ID:+z5aSdZr0


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


~閉鎖空間~

 
グオオオオオオオ…


ズズンッ


古泉「…これはまた大きな神人ですね」

新川「おそらくかなり情緒不安定なのだろう。気を引き締めろ古泉」

古泉「もちろんです。では行きましょう」


バチバチッ


グオオオオオオ…


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



←ブログ発展のため1クリックお願いします
~機関本部~


ガーッ

古泉「…只今戻りました」

森「お疲れ古泉、今日はちゃんと間に合った?」

古泉「あの時計の時間、僕の全速力でやっと間に合うくらいでしたよ?勘弁して下さいよもう…」

森「当たり前じゃない。古泉の行動力やら走力やら計算して時間設定したんだから」

古泉「…その計算、ハプニングが起きた時の事を考えてなかったでしょう?」

森「え、まさか何かあったの?」

古泉「大ありですよ。お陰で見事にアウトでしたよ…」

森「ゴメンゴメン。まさか古泉に限ってそんな事ないだろうって思ってたもん」

古泉「僕だって普通の人間ですよ?完璧超人は涼宮さんの前だけにして下さい…」

森「はいはい…あ、そういえば古泉
  今日の夕方頃、さっきのとは違う種類の閉鎖空間が発生したんだけど…貴方何か知らない?」

古泉「閉鎖空間ですか?僕は呼ばれた記憶がないのですが…」

森「ああ別に大した規模じゃなかったから気にしなくていいのよ。
  ただ理由が分かってるなら報告しなさい」

古泉「そうですね…今日僕と彼が部室に行くのを疎かにしていたのが原因かも知れません」

古泉「もちろん涼宮さんには遅れるとメールを送っていたのですが…不味かったでしょか?」

森「なぁんだ、そのくらいで閉鎖空間発生させちゃうなんて涼宮ハルヒも幼稚ね…」

古泉「それが彼女という人間ですからね…」

森「キョン君も大変ね…自分の行動を制限してまであの子に付き合わなきゃいけないのだから」

古泉「それは僕達も同じですよ」

森「まぁそうだけど、私達は別に恋人とか勝手に作っていい訳で…あ」

古泉「…」

森「ごめんなさい…貴方のいる前で」

古泉「いえ、気にしないでください」

古泉「僕は恋人以前に…女性に魅力を感じる事ができませんので」

森「…アレ系?」

古泉「いえそうではなくて…何と言うのでしょうか、今まで女性に何度か交際を求められたのですが…
    どの人にも心惹かれる事はありませんでした
    僕を彼氏にして自慢したいという人達ばかりでしたからね」

古泉「下心が見えた瞬間、何故か自分を見下されている様に感じてしまうのですよ…」

森「…それは単に相手が悪かっただけじゃないの?」

古泉「もしかすると『僕』だからかもしれません
    誰にでも背広く接しているので…軽い男だと思われているのでしょうね」

森「…頑張りなさい」

古泉「ありがとうございます…では僕はこれで」

森「はい、お疲れ様」

ガーッ

古泉「あ、森さん」

森「ん?何?」

古泉「…僕の家の鍵、返してください」

森「…嫌だと言ったら?」

古泉「それまでじゃないですか!僕が貴女に勝てる訳無いでしょう!?
    お願いですから返して下さいよ!」

森「返して欲しければ殺してでも奪ってみなさい?じゃね」

古泉「あっ!森さん!?」

ガーッ

古泉「全く。これでは涼宮さんが一人増えたみたいじゃないですか…
    今度防犯センサーでも付けておきましょうか?」

古泉「…」

古泉「いや、あの人にそんな玩具が役に立つ訳無いですよね…ハァ」


・・・・・・・・・・・・


澪「…」カリカリ

澪「ふぅ…」

パタンッ

澪「…」




「古泉一樹です。貴女は?」

「秋山さん、ですか。…いい名前をお持ちですね」




澪「…」

ピリリリリ…

澪「!?」ビクッ

澪「何だ唯か…」

ピッ

唯「澪ちゃん澪ちゃん!ちょっと聞きたい事があるの!」

澪「何だよ唯、もうかなり遅いぞ?」

唯「澪ちゃんはカレー味のアイスとアイス味のカレーどっちがいいと思う?」

澪「…は?」

唯「わたしずーっと気になってて夜も眠れなくなっちゃったの!」

澪「…唯」

唯「ほぇ?なーに澪ちゃん?」

澪「ゴメン、私的にそのセンスはないわ」

唯「はぅわ!?澪ちゃんにセンスないって言われちゃった!」

澪「おい!『私に』ってどういう意味だ!それはアレか!?私のセンスは悪いって言うのか!」

唯「あぁそういう意味じゃないの澪ちゃん!わたしはただ…」

澪「言われなくても分かってるよ…」グスン

唯「大丈夫だよ澪ちゃん!澪ちゃんの歌はとっても凄いよ!もっと自身を持って!」

澪「…ホントに?」

唯「うんっ!」

澪「そっか…私は大丈夫なんだな」

唯「じ…じゃあ澪ちゃん、また明日ねっ。バイバ~イ」

澪「ああ、また明日」

ピッ

澪「…結局唯のヤツ、何で電話してきたんだろう?」

トサッ

澪「はぁ…」

澪「…」


トクン…トクン


澪「…君を見てると、いつもハート…ドキ…ドキ」

澪「…!」

澪「や、やだっ…私ったら何言って」

澪「…」

ギュッ

澪「古泉君…かぁ」

澪「…カッコいい人だったなぁ」


・・・・・・・・・・・・・・・・


チュン…チュン…ピピピピッ

古泉「…」

ピリリリリリリ…

古泉「…こんな朝早くに誰でしょうか」

ピッ

古泉「おはようございます。古泉です」

ハルヒ「古泉くん。もう起きてる?
     ちょっと古泉君に聞きたいことがあるから今からすぐに学校に来て頂戴。いいわね」

古泉「え?ちょっと涼宮さん!?」

ハルヒ「じゃあね」

ピッ

古泉「涼宮さんっ!…もう切られてしまった…何故彼ではなくて、僕なのでしょうか?
    とにかく涼宮さんを待たせるとマズイ。今すぐ学校へ…」

ピリリリリリ…

古泉「!?」

ピッ

森「古泉、閉鎖空間が発生したわ。今すぐ指定の場所に来なさい」

古泉「閉鎖空間ですか?何故こんなタイミングで…」

森「それが今までとは何か様子がおかしいのよ…泡みたいに消えたり現れたり
  今までにない状況だから上がどう対応するか困ってるのよ。
  だから取り敢えず全員集合との事よ」

古泉「そうですか…しかし困りました」

森「何が?」

古泉「たった今、涼宮さんにすぐ学校に来るよう命令されてしまいまして…
    この場合涼宮さんの要望を優先させるべきだと思うのですが…」

森「…分かった。一度上層部に掛け合ってみるわ
  貴方はいつでも行動できるように準備しておきなさい」

古泉「了解です、では…」

ピッ

古泉「…涼宮さんの機嫌が特に悪かった様には聞こえなかったのですがね
    とりあえず、準備をしておきましょう」


・・・・・・・・・・・・・・・・・


~澪達の教室~


ガラッ

澪「…おはよう」

和「あ、澪おはよう」

和「…何だか眠たそうね。また何かあったの?」

澪「え…」

和「ほら、目の下にちょっとクマができちゃってる」

澪「えっ…ホント!?目立ってる!?」

和「そこまでは目立ってないと思うけど…」

澪「よかった…」

和「…昨日の事?」
 
澪「えっ?」

和「澪、昨日凄く慌ててたでしょ?だからその所為かなって」

澪「い、いやそうじゃないんだ!その…か、歌詞!昨日歌詞考えてたら眠れなくなっちゃって…」

和「そう?ならいいんだけど…」

キーンコーンカーンコーン…

和「あ、じゃあ又後でね」

澪「うん…」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


古泉「(結局、上からの許可が下りませんでした…
    やれやれ…涼宮さんの対応をする身にもなって欲しいものだ)」

ガララッ

「あ、古泉君おはよー!」

古泉「おはようございます」ニコッ

「キャーッ古泉君に挨拶されちゃったー!!」

「挨拶だけで喜ぶとかwwwwしねよwww」

「あんた達も悔しかったらイケメンになってみなさいよ?」

「ブスに何言われても全然悔しくもないですから^^^^^^」

「なによ!!!」

「なんだよ!!」

ギャアギャア…

古泉「(…煩い)」

ガララッ

ハルヒ「ねぇ古泉君いる?」

「げっ…涼宮だ」

古泉「おはようございます、涼宮さん。」

ハルヒ「何で今日朝来れなかったのよ?副団長が私の命令聞かないんだからびっくりしちゃったわ」

古泉「申し訳ありません…早朝からバイトの連絡が入ってしまって」

ハルヒ「バイト?何であんな朝早くにバイトの電話が掛かって来るのよ?」

古泉「どうやら僕以外の従業員の方が致命的なミスを犯したそうで…
    全員で修正を行っていたのです」

ハルヒ「何それ?全くどうしようもないマヌケね。ウチの副団長を顎で使うなんて」

古泉「本当に申し訳ありません。今度何かお詫びをさせてください」

ハルヒ「別にいいわ。大した事じゃなかったから」

古泉「そうですね…、土日の不思議探索は僕の奢りという事で」

ハルヒ「ああ、あれはキョンにやらせる事に意味があるの。古泉君は関係ないわ」

古泉「あ…そうですか」

ハルヒ「じゃあ私今日の部活ちょっと遅れるから、またあとでね」

ガララッ

古泉「…流石にこれは、彼に同情せざるを得ませんね」


~音楽室~


ガラッ

澪「…」

梓「あ、澪先輩こんにちは」

澪「あれ、梓だけ?」

梓「はい、他の先輩達なら唯先輩探しに何処か行ってしまいました」

澪「あいつら…また練習サボるつもりか」

梓「多分戻ってくると思いますけど…」

澪「…まぁいいか。梓、じっとしてるのもアレだし二人で合わせてみるか」

梓「そうですね。宜しくお願いします!」

澪「ふふっ…あいつらにも梓ぐらいのやる気を出してくれればいいんだけどな」

梓「先輩達ですからね…仕方無いと思います」

澪「それもそうか。じゃ、始めるぞ」

梓「はいっ!」


・・・・・・・・・・・・


ジャーン!…

澪「…ふぅ」

梓「あの…澪先輩」

澪「どうした?」

梓「いえ、何かいつもと少し違うなと思って…もしかしてまだ体調悪いですか?
  だったら少し休んだ方が…」

澪「い、いや大丈夫だ!ちょっと調子が出なかっただけだから」

梓「…」

澪「さ、さぁもう一度だ!今度は外さない様にしっかりと」




梓「…古泉先輩」ボソッ


ビョオオオオオン!


澪「あ、梓!いきなり何を言い出すんだ!」

梓「いえ…昨日会ってカッコ良かったなぁって思いまして」

澪「そ、そうか…それだけか。それだけならいいんだ。うん…」

梓「…」

澪「…」

梓「…一目惚れですか?」


バキッ!

ガラララッ…


澪「な!な!な!なっななな何言ってるんだよ梓!そそそそんな事あるわけないだろ!?」

梓「澪先輩。その反応はYESって言ってる事と同じです」

澪「…」

ザッ…

澪「フッ…何言ってるんだ梓。そんな事あるわけないだろ?」

梓「悲しいぐらいに今更ですよ…」

澪「うぅ…」シュン…

梓「はぁ…しょうがないですね」

パサッ

澪「…何これ?」

梓「今日友達に貰ったんです。私は要らないので澪先輩にあげます」

澪「これってまさか…携帯番号!?どうしてこんな物が…」

梓「古泉先輩って、学年問わず有名な美青年ですから、
  携帯番号とかアドレスが流出してるらしいのですよ
  先輩の方もその方が都合がいいからと言って、止める気はないそうです」

澪「それって、それだけモテるって事だよね…」

梓「だと思います、ハァ…まさか澪先輩まで好きになるなんて思いませんでしたよ」

澪「べ、別にまだ好きって訳じゃ」

梓「でも気になるのですよね?」

澪「う…」

梓「…思い切って誘ってみたらどうですか?
  古泉先輩って優しいですから、すぐにOKしてくれるそうですよ
  私はそういうのちょっと軽いと思いますが…」

澪「で、でもどうやって誘えば…」

梓「昨日澪先輩が倒れた時、先輩が保健室まで運んでくれたじゃないですか
  その時のお礼がしたいとか言って上手く誘えばいいと思います」

澪「そ…そうか…でもまだ名前聞いただけだし…どうしよう」

梓「ホントに一目惚れしちゃったんですね…」

澪「だ、だってあんな笑顔されちゃ私だって…」カァァ///

梓「…まぁ澪先輩が本気なら、私は協力しますよ?」

澪「…ホントに?」

梓「はい、澪先輩にはいろいろお世話になってますから。このくらいお安い御用ですよっ」ニコッ

澪「あ、ありがとう梓…」

梓「えへへ…じゃあ解決しましたから練習を」

バタンッ!

律「たっだいまー!」

紬「唯ちゃん、ギターを家に忘れてたみたいなの」

唯「ギー太ぁ寂しかったよぅ~」ズビッ

澪「お、お前達…」

梓「って唯先輩!そのギターボロボロになってるじゃないですか!」

唯「えーっとね…昨日一緒に寝てたら足で蹴っちゃった…アハハ」

梓「だからあれほど楽器と添い寝しないでって言ったじゃないですか!」

唯「あ、あずにゃん怒らないでよぅ…」

紬「またメンテナンスに行かないと使えないみたいね…」

律「澪!そういう事だ!今日は練習を中断して唯のギターを直しに行くぞ!」

ゴンッ

澪「別に練習してからでも遅くないだろ」

律「うう…そうやってすぐ殴る」

梓「はぁ…結局こうなるんだから」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


~文芸部部室~


コンコンッ

みくる「は~い」

キョン「失礼します」

ガチャ

みくる「あ、キョン君こんにちは~。今お茶入れますね~」

キョン「ありがとうございます朝比奈さん」

タッタッタ…

キョン「よっこいしょ…」ドサッ

長門「…」

みくる「はいキョン君、おまたせしました~」

キョン「ありがとうございます」

ズズズッ…

キョン「ふぅ…やっぱり朝比奈さんが淹れたお茶は最高です。身も心も癒してくれますよ」

みくる「ふふっ。ありがとうキョン君」

コンコンッ

みくる「あ、はーい」

ガチャ

古泉「こんにちは、どうやら涼宮さん以外全員揃っているようですね」

みくる「古泉君こんにちは。今お茶いれますね~」

古泉「ありがとうございます朝比奈さん」

ギギッ…ストンッ

古泉「いやぁ昨日は大変でしたねぇ」

キョン「その台詞を言う前にお前は他に言う事があるんじゃないか?」

古泉「はて?何のことでしょう…」

キョン「お前…はぁ、まぁいいや。それよりあの後どこに行ってたんだ?」

古泉「貴方が音楽室を出て行く前にバイトが入りましてね…小規模の閉鎖空間が発生したのですよ」

キョン「またか…それで?今度も俺の責任なのか?」

古泉「いえいえ、今回は部活を疎かにした僕にも責任はあります。
    それに大した被害もなかったので別に気にすることはないですよ?」

キョン「そうか、お前らも大変だな。毎回毎回ハルヒの不機嫌で呼び出されちゃ」

古泉「これも世界の平和のためです。世界が崩壊するよりは格段とマシかと」

キョン「それもそうか…はぁ」

古泉「涼宮さんは遅れて来ると聞いてますが…何か知っていますか?」

キョン「知らん。俺は情報収集してくるとしか聞いてない」

古泉「情報収集…ですか。一体何に関して調べているのでしょうか?」

キョン「アイツの事だ。どうせロクでもない事以外ありえn」

ハルヒ「みんな大変よ!昨日の朝キョンがウチの女子生徒を強姦したあげく
     そのままその子をAV業界に売り払ったらしいわよ!」

キョン「ブウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!!!!」

古泉「んっふ…んっふふふ」

みくる「ひぇ!?きょ、キョン君そんなことしたんですかぁ~!?」

長門「……最低」

キョン「待ってください朝比奈さん!俺がそんな極悪卑劣な行為をする人間に見えますか!?」

ハルヒ「昨日からアンタの行動がおかしいと思ったのよ!
     アンタが言い訳しなかったのもこの所為ね!」

キョン「ええい黙れ!お前と話しても埒があかんわ!」

古泉「涼宮さん。ここは一回団内で法廷を開き、オセロのように白黒はっきりつけるのが得策かと」

キョン「弁護士か!?お前は弁護士の役にハマったのか!?何とか言いやがれふるいずみ!」

ハルヒ「ナイスアイディアよ古泉君!
     こうなったらコイツの悪行をすべて搾り出してやらないと私の気が許さないわ!」

長門「……最低」

キョン「またこんな展開かよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


古泉「やれやれ…彼には困ったものです」

古泉「しかし今日のように涼宮さんが楽しんでいるうちは、まだまだ世界は安心ですね」

古泉「僕のバイトの回数も減ってくれればいいのですが…ははは」



澪「あ…」

梓「あ」

古泉「おや…こんばんは、秋山さん。それと…」

梓「中野梓です」

古泉「古泉一樹です。今日はこんな遅くまで練習を?」

澪「い、いえ…ちょっと部員のギターのメンテナンスを」

古泉「なるほど…楽器はデリケートですからね」

梓「古泉先輩は何か楽器できるのですか?」

古泉「いやぁそれが全くと言っていいほど…」

澪「そ、そうなんだ…」

梓「古泉先輩って、何でもそつなくこなしちゃう感じがしちゃいます」

古泉「誤解です。僕も一人の人間ですよ?できない事だっていっぱいあります」

梓「クスッ…そうですよね」



澪「(梓…もうあんなに話せるようになってる)」

澪「(…いいなぁ)」

梓「…」

梓「あ、私急用思い出しました!」

澪「…え?」

梓「じゃあ澪先輩、古泉先輩。失礼しますっ!」

古泉「ええ、お気をつけて」

澪「あ、梓!?」

ダッダッダッダッダ…

澪「(ま…またこの展開!?)」

古泉「さて・・・それでは僕もそろそろ」

ザッ…

澪「あ…」

古泉「では秋山さん。また明日」

ザッ…ザッ…

澪「あ、あのっ!」

古泉「はい?」

澪「え…えっと…その…」

古泉「?何でしょうか」



澪「あ、あの…」




「……ま、まだ時間ありますかっ!?」




古泉「…今、ですか?」

澪「は、はい…」

古泉「ふむ…そうですね。ええ、今日は特に何もありませんから、時間は空いてますよ」

澪「そ、そうなんだ…」

古泉「はい」ニコッ

澪「え、ええと…ちょ、ちょっとお茶しません…か?」

古泉「…お茶、ですか?」

澪「き、昨日!昨日…保健室まで運んでくれたから…その…迷惑掛けちゃったな…って、思って…」

古泉「いえ、当然の事をしたまでです」

澪「で、でもっ!わ、私…ちゃんとお礼がしたい…です」

古泉「…」

澪「だ…ダメ?」

古泉「…いえ、構いませんよ。僕も夜一人じゃいささか寂しいモノがありますのでね」

澪「え…両親はいないの?」

古泉「今はちょっと事情があって離れてるだけです。別に仲が悪いって訳ではないですよ?」

澪「そ…そうなんだ」

古泉「はい」ニコッ

澪「…///」

古泉「では行きましょうか。此処からだと一番近いお店はアレですね」

澪「は、はいっ!」




「え、えっと、…ありがとう」

「いえ、こちらこそ…」





83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/31(土) 19:07:36.52 ID:+z5aSdZr0
一章終わり
飯食ってくる



←ブログ発展のため1クリックお願いします
スポンサーサイト





コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://kannki.blog39.fc2.com/tb.php/1622-428b904e
    この記事へのトラックバック



    アクセスランキング ブログパーツ レンタルCGI
    /* AA表示 */ .aa{ font-family:"MS Pゴシック","MS PGothic","Mona","mona-gothic-jisx0208.1990-0",sans-serif; font-size:16px; line-height:18px; }