ハルヒ「何よ」大河「あんたこそ何よ」 ID:sbxbDYKhO

2009年11月19日 01:35

ハルヒ「何よ」大河「あんたこそ何よ」

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 00:49:17.39 ID:sbxbDYKhO

竜児「大河、今日の晩飯何がいい?」

大河「肉!」

竜児「あのな……肉だけじゃ何を作ればいいんだか思い付かないんだが」

大河「そこはアンタが気を利かせて考えなさいよ、この駄犬!」

竜児「なっ!?お前な……」

大河「わかったわかった!うーん、そうね……ハンバーグ!ハンバーグが食べたい!
    もちろんソースはデミグラスよ!竜児!今日の夕飯はハンバーグで決まりよ!」

竜児「ハンバーグか……そうだな、なら牛と豚のミックスにして……って、おう!?大河!!」

大河「え、何よ……」

ゴツン


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キョン「ハァ……で、ハルヒよ。もう気は済んだか?」

ハルヒ「まだまだよ!こんなんじゃ全然遊び足りないわ!次はカラオケに行くわよ!」

キョン「さっきのボーリングといい、どうせならみんなで行くべき内容だな」

ハルヒ「しょうがないじゃない、みくるちゃんも有希も古泉君も用事があるって言ってたんだから」

キョン「なら、別の日にするとか出来ただろう……」

ハルヒ「私は今日行きたかったの!ほら、ぐずぐず言ってないでとっとと行くわよ!」

キョン「はぁ……全く、やれやれだ……って、ハルヒ!!」

ハルヒ「え?」

ゴツン

大河「痛たたたた……!」

ハルヒ「痛っ……!」

竜児「大河!このドジが!ああもう……すいません、大丈夫ですか?」

キョン「大丈夫です大丈夫です、
    こちらこそコイツの前方不注意で妹さんにぶつかってしまってすいません」

キョン「ほら、ハルヒ。こちらのカワイイお嬢ちゃんに謝れって……」

大河「……いーもーうーとぉー!?何で私がこの顔面凶器の妹にならな……ぐむっ!?」

竜児「大河!この馬鹿!……アハ、アハハ!す、すいませんホントに!」

大河「む!むぅーっ!」バタバタ

キョン「は、はぁ……」

ハルヒ「……ちょっとそこのアンタたち!さっきから黙ってたら好き勝手やってくれちゃって……
     大体何で私が謝らなきゃいけないのよ!?よそ見してたのはこのちっこいのでしょ!」

キョン「ハ、ハルヒ!?」

大河「むぐっ!むっ!」ガブッ

竜児「お!おう!?痛っ!!」

大河「ぷはぁー!ぺっ!ぺっぺっ!うぅ……竜児噛んじゃった、ばっちい……
    じゃなくて……何ですって!?このヘンテコリボン!」

ハルヒ「ヘ、ヘンテコリボン!?な、何なのよ!このちっこいの!!
     中学生だと思って少し大目に見てあげようと思ったけどもう我慢の限界だわ!!」

大河「ちゅ、中学生……!?私は高校生だ!!」

ハルヒ「そんなのどっちでもいいわよ!」

大河「よくない!」

キョン「ハルヒ!もういい加減にしろ!」

竜児「大河!お前も落ち着けって!」

ハル大河「少し黙ってて!!」

キョン「……はぁ、お互い苦労しますね」

竜児「……そうですね」



キョン「へぇ……大橋ですか、じゃあ二人ともかなり頭良いんですね」

竜児「そんなことないって……それに北高も結構いい高校だって聞きますよ」

キョン「いやいや、あそこにいる馬鹿のせいでうちの学校の評価はみるみる下がって行きますよ」

ハルヒ「ちょ、ちょっと!キョン!何アンタ敵と仲良しやってるのよ!!」

キョン「いつこの人たちが敵になったんだ」

大河「竜児!アンタも何やってるのよ!!」

竜児「ああ、すまねえ……いや、お互いの苦労話に花を咲かしちまってさ……って、おう!?
    大河大変だ!もうこんな時間じゃねえか!タイムセールが始まっちまうぞ!」

大河「そんなのどうだっていいわよ!私はこのヘンテコリボンと……」

竜児「ハンバーグ食えなくなるぞ!それでもいいのか?」

大河「うぅ……チッ、ヘンテコリボン!この勝負、大人な私が勝ちを譲ってあげるわ!」

ハルヒ「ハァ!?何言ってるのアンタ……」

竜児「そう言うことで、じゃあまた」

キョン「ええ、また」

ハルヒ「ちょ!ちょっと!キョン!」

ダッダッダ

キョン「あ……名前聞き忘れたな」



キョン「……って、ことがありまして」

古泉「ご苦労様です」

長門「……」

みくる「大橋高校ですかぁ~、どこかで聞いたことあるんだけどぉ……」

ガラガラッ

ハルヒ「おっはよー!みんな!あれ?みくるちゃん何読んでるの?」

みくる「ファッション雑誌ですぅ……ああぁ~!」

キョン「どうしたんですか、朝比奈さん?」

みくる「思い出しましたぁ~!この子ですぅ!」

キョン「え、このモデルがどうしたって言うんですか?」

みくる「この川嶋亜美ちゃん、大橋高校に通ってるらしいんですぅ~!」

ハルヒ「大橋高校?どこそこ?」

キョン「お前はもう忘れたのか……ほら、お前が昨日口喧嘩をした女の子の通ってる高校だよ」

ハルヒ「ああ!あのちっこいのの……ふん!何か思い出すだけでイライラして来たわ!」

みくる「でもぉ、ファッションモデルさんがこんな身近に感じるなんてぇ……私ちょっと嬉しいですぅ」

キョン「まあ、昨日会った人が大橋高校の何さんかも知らないんですけどね」

ハルヒ「……そうだわ!」

キョン「ハルヒ……また変な思い付きか?」

ハルヒ「みくるちゃん!その川嶋亜美ってモデルに会いたい!?」

みくる「ええぇ……会いたいって聞かれたら会いたいですけどぉ……」

ハルヒ「なら会いに行きましょう!今日のSOS団の活動は……他校の調査に決定よ!」


大橋高校


ゆり「駄目です、他校の生徒を校舎内に入れることは出来ないの」

ハルヒ「ええ!?どうしてよ!」

キョン「ハルヒ……お前さっきからその問答を何回繰り返してるんだ?」

ハルヒ「一々そんなこと数えてるわけがないでしょ!ああ、もう!
    折角ここまで来たって言うのに……!」

みくる「あ、あのぉ涼宮さん……私もういいです、川嶋亜美ちゃんを見ることは諦める……」

ハルヒ「ダメよみくるちゃん!ここまで来たのに諦めるなんて絶対ダメ!!
     敵は目の前にいるのよ!?」

キョン「おい、主旨が変わってるぞ」

ハルヒ「ふん……とにかく!あの先公が居なくなったらその時を狙って中に入るわよ!
     いいわね、みんな!」

古泉「おやおや、困りましたね」

ゆり(あら、いい男……)

長門「……」くいくい

キョン「ん?どうした長門?」

長門「……突破手段を思い付いた、許可を」

キョン「……よくわからんが何とかなるのか?」

長門「……」コクリ

キョン「よし、ならやっちまえ」

長門「……」コクリ

クイッ

ゆり「ん?どうしたの一体?」

長門「……独身」ボソッ

ゆり「えっ……」

ゆり「いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

ゆり「べ、別に、けっ結婚出来ない訳じゃない、のよ?け、結婚…しないだけ、そう、しないだけよ!
   マンションだって買っちゃったし?相手の男性も気を遣っちゃうでしょ?
   だから、そういう重い話は…」

長門「気を遣う相手がいる?」

ゆり「うっ…そ、それは…」

長門「相手は」

ゆり「うわあああああああああああいやああああああああああああああどーせ、
   どーせ私はおひとりさまよぉぉぉぉぉぉ」ダッ

キョン「あっ逃げた」

ハルヒ「有希!よくやったわ!」

みくる「はぅ…いいんでしょうか?」

古泉「んっふ、他の先生方に見つからないうちに早く校内に入りましょう」

長門「校内に入ってしまえば言い訳はいくらでも可能」

ハルヒ「よぉーし!あのちびっ子女子を捜すわよ、皆!」

キョン「やれやれだぜ…しかし捜すと言っても相手が何年生かも俺達は知らんのだぞ?
    どうやって捜すつもりだ、ハルヒよ」

ハルヒ「もう!アンタは本当にバカキョンなんだから…そんなの無問題よ!」

みくる「さっすが涼宮さんですねぇ」

古泉「どうなさるおつもりで?」

ハルヒ「ふふふ、それはね………ちょっと、そこの草食系眼鏡男子!」

???「ん、俺の事か?」

ハルヒ「この学校に口の悪い生意気な中学生みたいな女子がいるでしょ?」

キョン(さっそく人に聞くのかよ!)

???「ああ、手乗りタイガー…逢坂の事か?」

ハルヒ「手乗り?まぁいいわ、多分それ。昨日目付きの悪い男子と一緒にいたんだけど…」

???「あー高須ね。」

ハルヒ「今どこにいるかわかる?」

???「帰ってないならまだ教室じゃないかな?場所は…」

そして俺達は教室の場所を教えてもらい、ついでに朝比奈さんが会いたがっていた某とかいうモデルの子も同じクラスだという事が判明したのでハルヒ・長門・朝比奈さんが教室乗り込み班に、教室から出ている可能性も考慮して俺と古泉は靴箱張り込み班にと別れて行動する事になった。

キョン「色々スイマセン、ええと…」

北村「北村だよ。何するのかは知らないけど校内で揉め事はイカンからな。」

キョン「ああ、わかってるよ。北村先輩。」

北村「まぁ逢坂が相手だと難しいだろうから、必ず高須に助けを頼めよ」

キョン「えっ」

ハルヒ「あのちびっ子が年上だったなんて信じられないわ…」



大河「あ、体操着忘れた。竜児取ってきて」

竜児「はぁ?何で俺g「犬の癖にご主人様の言う事が聞けないの?ほんっと駄犬なんだから…」ギロリ

竜児「あのなぁ…まぁいいや、じゃあここで待っとけよ…て、おぅ!先々歩くなよ!人の話聞けよ!」

大河「うるさい。私は今日は機嫌が悪いのよ!犬なら空気くらい読みなさい!」

竜児「はぁ…お前まだ昨日の事怒ってんのかよ?」

大河「当たり前でしょ?あのヘンテコリボンのせいでハンバーグ食べそこねたのよ?
    やっちゃんだって悲しんでたじゃない、竜児もガッカリしてたくせに!」

竜児「まぁたしかにタイムセールの特売肉は売り切れてたけど、
    かわりに鶏の甘辛揚げを皆で美味しく食べただろうが。
    泰子の機嫌もすぐ直ったが、あれじゃ不満だったか?」

大河「美味しかったけどそれとこれとは話が全然違うのよ。」

竜児「…どういう事だ?」

大河「ハンバーグを楽しみにしてた私の胃が受けた絶望は計り知れないわ。
    そもそもあのヘンテコリボンとぶつからなきゃ昨日の晩御飯はハンバーグだったのよ」

竜児「そうかも知れんがあの娘だってわざとぶつかってきた訳でもないんだし、
    お互いがたまたまよそ見してたってだけで純然たる事故じゃないか。
    お前だって過失はあるんだぞ?」

大河「またあのヘンテコリボンを庇った…」ボソリ

竜児「ん?何か言ったか?」

大河「な、なんでもないわよ!バカ竜児!私は靴箱の所で待っててあげるから、
    さっさとご主人様の体操着を持ってきなさい!この駄犬が!」

竜児「はいはい、わかったわかった」

大河「それから…今日こそハンバーグを食べるわよ!いい?」

竜児「わかったよ、大河」



みくる「わぁ、見て下さい。あれって女子ソフトじゃないですか?」

ハルヒ「へぇ、ここってそんな部まであるのね。」

みくる「あの赤い髪の子、すごくいきいきしてて楽しそうですねぇ。」

長門「どうやら彼女はキャプテンらしい。球速も甲子園出場レベル。」

ハルヒ「よし!じゃあ面白そうだし私、あの子と勝負してこようかしら?」

みくる「ふぇ?でも今は彼女部活中ですよ?お邪魔しちゃ悪いんじゃ…?」

ハルヒ「あら、みくるちゃんったらやぁね。私達も今部活中でしょ?」



実乃梨「さー今日もしまっていこうぜー!へいへいへーい!」



亜美「あら?」

竜児「何だ川嶋、まだ残ってたのか。」

亜美「んーそうね…何?亜美ちゃんが教室に残ってるのが気になるの?」

竜児「ははは、まさか。」

亜美「…少しは気にかけなさいよ」ボソリ

竜児「ん?何か言ったか?」

亜美「別に~それより高須君こそ忘れ物?珍しいじゃない。」

竜児「いや、まぁ忘れ物だけど俺のじゃねぇよ。」

亜美「!あの子ったらまた忘れ物?
    しかも高須君に取りに行かせるなんて…少し甘やかし過ぎじゃない?」

竜児「そうだな…でもまぁ世話焼くのは嫌いじゃないしな。」

亜美「高須君ったら優しいのね…羨ましい」

竜児「ん?」

亜美「ん?あぁ何でもないよ。
    あーあ、それよりも遅いなー、せっかく亜美ちゃんが待ってあげてるのに…」

高須「人待ちか?」

亜美「そう、祐作からさっき電話があってね。亜美ちゃんのファンの女の子が
    どうしても一目会いたくてわざわざ北高から訪ねてきてくれたから、
    教室で待っててやってくれって言われちゃったの。」

竜児「北高?」

亜美「ええ。本当はプライベートでファンの子と会うのはあまりよくないんだけど…」

竜児「そういえば昨日のあのカップルも北高だったな…」



亜美「聞けよ人の話は最後までさ」ボソリ



キョン「あ」

大河「?………ぁ、あーーーーっ!アンタ!昨日のヘンテコリボンの彼氏!」

古泉「おや、キョン君いつから涼宮さんとそんな仲に?」

キョン「違う、断じて違うぞ古泉?それは彼女の勘違いだぞ。
    ないないないないそれだけは絶対にない。」

古泉「んっふ、そういう事にしておきますか」

キョン「あのなぁ…」

大河「コラ!私を忘れて会話をするな!」

キョン「あ、すいません。」

古泉「失礼しました。」

大河「まぁいいわ、ていうか何でアンタがウチの学校にいるのよ?
    昨日のヘンテコリボンは今日は一緒じゃないの?そっちのは何?
    …まさか、アンタ達昨日のお礼参りに来たとかっていうんじゃないでしょうね?
    だったら売られた喧嘩は買うわよ?」ギロリ

キョン「いや…その、違います、そうじゃないです!」

大河「じゃあ何?」

キョン「えーと、それは…」

古泉「クラブ活動の一環です。」

大河「クラブ…活動?」

古泉「はい、僕達は同じ部活の仲間なんです。
    そして先程逢坂先輩がおっしゃっていたリボンの女子生徒…涼宮さんというんですが、
    彼女の提案で今日はこちらにお邪魔させていただいております。」

大河「あのヘンテコリボンがどんな提案をしたっていうのよ?事と次第によっては纏めて血祭りに…」

キョン「うわっこの人本当に北村先輩の言ってた通りだ」

大河「え?北村君?北村君がどうしたの?」

キョン「あ、いや…あ、そうだ、アレです。
    俺らはその北村先輩のいとこでモデルの川嶋…えーと、なんだっけ古泉」

古泉「川嶋亜美さん、ですね。ウチの部員で彼女のファンの子がいまして、
    じゃあ学校も近いしお会いできないかなという話になったんですよ。図々しいかな、
    とは思ったのですがやはり有名人が近くにいるなら生で見てみたいと思うのが庶民感情…
    好奇心に負けてしまいこちらにお伺いさせていただきました。
    そうしたら偶然川嶋先輩と親しい北村先輩にお会いして、
    教室の場所なんかを教えていただけたので、女性陣は川嶋先輩を見に行き、
    僕達はここで帰りを待っている…という訳です。」

大河「ふーん、あのバカチーのファンねぇ…わかったわ。で、あのヘンテコリボンはどこにいるの?
    私バカチーとは同じクラスだけど、教室からここまでの一本道、
    他校の生徒とは会わなかったわよ?」

キョン・古泉「えっ」



実乃梨「よっしゃー!じゃあ次はバッティング練習いくよ!」

ハルヒ「ちよっと待ったー!」

みくる「す、涼宮さぁん、ダメですよ~」

ハルヒ「んもぅ大丈夫、まーっかせて!心配無用よ?みくるちゃん。
     どんな剛速球でも私にかかれば風船みたいなモンよ!」

みくる「そ、そうではなくてですね~はぅぅ…長門さんからも何か言って下さい。」

長門「グッドラック」ビシィッ

ハルヒ「ありがとう有希」ビシィッ

実乃梨「んんん?見かけない顔だねぇ…制服もウチのとは違うみたいだし……………
     そうか!君達は転校生、そして入部希望者だねっ!!」

長門「それは違う。私達はただの来校者。彼女はあなたの球を打ってみたいだけ。」

実乃梨「ズコーッ!そうなんだ…いやぁ残念だなぁ。あはははは。
     でも私の球を打ちたいって事は、ちょっとは腕に自信があるって事かな?リボンの君は。」

ハルヒ「当たり前じゃない!かっ飛ばすわよ?」ピタッ

実乃梨「!…ホームラン予告…ふっ俺っちもナメられたモンだねぇ…よろしい、ならばタイマンだ!」

部員A「キャプテン!やっちゃって下さい!」

部員B「キャプテン頑張って~」

みくる「ぅ~大変な事になっちゃいました…亜美ちゃんを見に来ただけのはずなのに…」



亜美「何かしら?グラウンドの方が騒がしいわね?」

竜児「行ってみるか?川嶋。」

ピリリリリ

竜児「?大河からか…しまった!体操着!」

ピリリリリ

竜児「もしもし、大g…」

大河『出るのが遅い!私からの着信はワンコールが鳴り終わる前に出なさいよね!?』

竜児「スマンスマン、ちょっと川嶋と喋っててな」

亜美(何で謝る必要がある訳?馬っ鹿みたい)イラッ

大河『ばかちーと?ばかちーもそこにいるのね。
    じゃあ竜児、ばかちーを餌にしてアンタはさっさとその場から離れて。』

竜児「川嶋をエサにって…どういう事だ?大河」

大河『昨日のヘンテコリボンがそっちに向かってるっていう情報がはいったのよ』

竜児「あのカチューシャ付けた子が?」

大河『カチューシャじゃない!ヘンテコリボンでしょっ!』

竜児「どっちでも一緒だ。お前昨日から変な所にこだわるな。」

大河『う、うるさい!とにかく竜児は私の言う事を聞いてればいいの!わかった!?』プツッツーツーツー

竜児「切れた…まぁいいや、川嶋。」

亜美「何?ていうかさっき私をエサにとか何とか言ってたみたいだけど、どういうこと?」

竜児「いや、俺もよくわからんがお前に会いたいって言ってたファンがこっちに向かってるらしい。」

亜美「そう?その割には遅くない?」

竜児「ああ、一本道とはいえ相手方は他校生だからな。どこかで迷ってるのかもしれん。」

亜美「えーもう亜美ちゃん待つの疲れてきたんだけどー?それに…」チラッ

竜児「グラウンドの騒ぎも気になる、か。
    どうせ一本道だ、北高の生徒を捜しながら行けばいいよな?川嶋。」

亜美「…うん。」ニコッ



狩野「………何かグラウンドの方が騒がしくはないか?」

北村「えっ」(キョン君達が逢坂に遭遇したのかな?)



古泉「ところで、何で川嶋先輩がばかちーなんですか?あんなに可愛らしい方なのに…」

大河「あれは誰にでもいい顔してニコニコしちゃってて、
    まるで何にでも尻尾振って喜んでるチワワみたいだから、私が付けてやったのよ。
    ピッタリでしょ?」

キョン「はぁ……………怖ぇなこの人…」ボソボソ

古泉「そうですが?僕は中々興味深いと思いますが…」ボソボソ

大河「そこ!何をブツブツ言ってるの?」キッ

キョン・古泉「「いえ、何もありません。」」

大河「それより、さっきの竜児の話の感じではまだ教室に来てないみたいよ?
    あのヘンテコリボンは方向音痴なの?」

キョン「いや、そんな事はないんですが…」

男子生徒A「おい、グラウンドで謎の女子生徒が櫛枝とタイマンバッティングやってるらしいぜ!」

バタバタ

男子生徒B「マジかよ?言ってみようぜ!」タッタッタッ

大河「…謎の」

キョン「女子生徒…?」

古泉「タイマンバッティング、ですか…ふむ、十中八九涼宮さんでしょうね。」

大河「大変!きっとみのりんはあのヘンテコリボンに絡まれてるんだわ!助けに行かなきゃ!」ダッ

キョン「あ、逢坂先輩!…おいおいヤバイんじゃないか?
    北村先輩に揉め事はご法度だって釘刺されてたのに…ハルヒの奴…」

古泉「ええ、他校の生徒さん達に迷惑をかける訳にはいきませんからね。
    キョン君、僕達も行きましょう。」ダッ

キョン「おう!」ダッ



長門「両者の力量は互角。」

みくる「わぁ、お二人共凄いです…」



実乃梨「バッター、ビビってる…へい、へい、へい!」ビシュン

ハルヒ「むぅぅっビビって、なんか…ない!」ギィ―‐‐ン‐----

審判役の部員「ファーーール」

実乃梨「俺っちのストレートを…ハァ…こんなに打つなんて…ハァハァ」

ハルヒ「なに…よ…ゼィ…たいしたこと…ゼィゼィ…ないじゃ、ないハァハァ」

みくる「あぅ…お二人とも、もう苦しそうです…」

長門「これでもう20回目のファール。しかしスタミナがない分涼宮ハルヒが劣勢」

みくる「そ、そんなぁ…涼宮さん、頑張って…」

実乃梨「これで…どう、だぁーーーーーっっっ!!!」ビュゴォン

ハルヒ「なん、の、こ、れ、し、きぃーーーーーっっっ!!!」ギュイー―‐‐‐‐ン

審判役の部員「ファーーーーーール」



竜児「おぅ!何か凄い事になってるみたいだぞ、川嶋。」

亜美「本当ね。あの実乃梨と互角だなんて…」

竜児「!バッターボックスのあの子は昨日の…?」

ズバァッ
ギィンッ

審判役の部員「ファーーール」

亜美「見て、高須君。あっちにも同じ制服を着てる子達がいるわ。」

竜児「ああ、そうだな…北村や大河が言ってた北高生ってのは多分あの子達の事だろう。
    とりあえず声、かけてみるか?」

亜美「そうね。ねぇちょっと、あなたたち!」

みくる「え………ぁ、あぁっか、川嶋、亜美ちゃん!?」

亜美「ええ、そうよ。祐作…あ、北村君から話を聞いたんだけど、
    あなたたちが亜美ちゃんに会いに来てくれた子達かな?」ニコッ

みくる「は、はいっ!朝比奈みくるっていいますっ!
    わぁ~亜美ちゃん、雑誌で見るよりずっとずっとすごく可愛いですぅ」

亜美「え~ヤダ、そんな事ないよぉ。」(当たり前じゃない。ていうかコイツ乳でかっ)

みくる「でもでも、本っ当に素敵です…無理に連れて来てくれた涼宮さんにも感謝しなきゃ。」

亜美「涼宮さん?えっと…」チラッ

長門「私は長門。彼女のいう涼宮ハルヒはあそこ。」

亜美「あそこって…あの実乃梨の球を打ってる子が涼宮…ハルヒさん?」

竜児「あの子がこの騒ぎの元凶って事か…よりによって櫛枝にちょっかいかけるなんて、
    こりゃ大河が見たら大変な事になるな。」



大河「みのりーーーーーーーん!!!」ダダダダダ

大河「みのr…!?やっぱり!あのヘンテコリボンがみのりんに絡んでる!
    ヘンテコリボンのくせに、許さんぞ!うぉりゃああああああああああっっっっっ!!!!」ブワァッ

実乃梨「これが!私の!渾身の!一、球、じゃあぁぁぁぁぁぁあっっっ!!!」ブォオォォン

ハルヒ「受けて!たとうじゃ!ないのよおぉぉぉぉおっっっ!!!」グォォォオ

キョン「逢坂先ぱ…!?!」

ドゴガゴバガーーーン

声を詰まらせた次の瞬間俺は、いや多分周りの人間達も生まれて初めて見ただろう―――跳び蹴りを食らって宙に吹っ飛ぶ女子を。
そして鳩尾にソフトボールが当たり直角に吹っ飛んだ女子も。
飛んできたバットが股間に当たってくの字に体を曲げて後ろに吹っ飛んだ女子も。

ハルヒ・大河・実乃梨「「「ーーーーーっ!?!?!?」」」

キョン・古泉・竜児「み、見てるだけで痛い…」キュウゥゥゥ

大河「う…ぐ…が…」

実乃梨「お…ふ…あ…」

ハルヒ「い…は…ひ…」



竜児「おぅ…はっ!おい!大丈夫か?大河!!櫛枝!?」ダッ

古泉「…あ、そうか。僕達は涼宮さんを!」グイッ

キョン「え?あ…!おい!ハルヒ?大丈夫か?」タタタッ

亜美「大変な事になっちゃったね…」ポカーン

みくる「はぃ…古泉君大変な事になっちゃいそうですね」

亜美「えっ」

みくる「えっ」

長門「…」フゥ



北村「か、会長、待ってください!」スタスタスタ

狩野「うるさいぞ北村!他校生が我が校に侵入してバットを持って女子生徒と喧嘩してるなんて、
    由々しき事態にも程があるだろうがっ!!私が止めずに誰が止めるというんだ!?」ツカツカツカ

北村(…何をやらかしたんだ?涼宮達は…)ハラハラ



ハルヒ「う…痛たたた…一体何があったのかしら?突如後ろから強い衝撃を受けたような…?
     はっ!もしかして超能力者が私に攻撃を仕掛けてき」パァァァァ

キョン「ハルヒ!大丈夫か?」

古泉「お怪我はありませんか?涼宮さん。」

ハルヒ「あ、皆。ねぇ今のって超n」テカテカ

みくる「涼宮さぁん…大丈夫ですかぁ?」ムギュッ

長門「あなたはあそこでうずくまっている女生徒に蹴り飛ばされた。ただそれだけ。」

ハルヒ「え…なぁんだ…」ガッカリ

キョン「ていうかお前あの派手な吹っ飛びで怪我が掠り傷程度って随分頑丈だったんだな…」

ハルヒ「受け身でもとったんじゃないかしら?まぁ一瞬の出来事だったしよくわからないけどね。」



長門「ふっ…」

キョン「お前か」



竜児「おい!大河?大丈夫か!?大河!!」

大河「うぅ…竜児ぃ…みのりんは?みのりんは…無事?
    あのヘンテコリボンに…何もされて…ない…?」

竜児「大河………櫛枝は…」チラリ

実乃梨「うぐぐ…痛たたた…」グググ

部員A「先輩!大丈夫ですか?先輩!!」

大河「!みのりん!大変、みのりんが…怪我してる…うぅ…ヘンテコリボン…めぇ…」

亜美「違うわよ。」

大河「!?…どういう事よ?ばかちー…」

亜美「はぁ…大河、よく聞いて。あれはね、アンタのせいなの。」

大河「嘘!…そんな事…」

竜児「…本当だぞ、大河。お前がここに来るちょっと前に俺達もここにきたんだが、
    櫛枝はあそこにいるカチューシャの子とタイマンバッティングをしていたんだ。」

大河「そうでしょ?タイマンなんて…喧嘩じゃない?だったら…」

竜児「だか決して険悪なムードではなかった。」

大河「えっ…」

亜美「ええ、実乃梨ちゃんも彼女…涼宮さんっていうんだけどあの子も二人とも、
    とても楽しそうに勝負してたのよ。両者の技量はほぼ互角で、
    私達もあの子の友達と一緒に和やかムードで観戦してたもの。」

大河「じゃあ…私が勘違いして…みのりんとあの子を…」ジワ

竜児「…櫛枝とあの子に謝りに行けるか?大河。」ポンポン

大河「………」コクリ

亜美「ふぅ…実乃梨ちゃーん!大丈夫?」

実乃梨「うぐぐぐぐ…うーん、男の子じゃなくって、良かったって、心から思った、よ…あははぁ…」

フラフラテクテクフラフラ

亜美「もう、あの子は…」ホッ

大河「みのりん…あの…あのね…」モジモジ

実乃梨「大河…ゴメンね、私のフルパワーボール…思いっきりぶつけちゃって…イテテ」

大河「!違うよみのりん!悪いのは私!私、みのりんがあの子に…絡まれてるんだって、
   そう思って、そしたら…頭に血が上っちゃって…気が付いたら………」グスッ

実乃梨「大河…もう、相変わらず大河はそそっかしいなぁ」ヨシヨシ

大河「本当に…ゴメンね、みのりん」ギュッ

実乃梨「うん、大河の素直さに免じて許してあげましょう」ニパッ

大河「みのりん…」

実乃梨「さて、じゃあ涼宮さんに謝りに行かなきゃね」フラフラ

大河「…うん!」コクコク



キョン「ん?逢坂先輩達がこっちに向かってきたぞ」

ハルヒ「あっよく見たらアイツよ!私が言ってたちびっ子は。アンタ、昨日のちびっ子でしょ?
     後ろから蹴り入れてくるなんていい度胸してるじゃないの!」

大河「う…それ…は…」

ハルヒ「?何よ、昨日の喧嘩の決着付けるつもりで仕掛けてきたんでしょ?
     いいわよ!アンタがそのつもりならこっちだっt」

大河「ごっごめんなさいっ!」ペコッ

ハルヒ「!?」

大河「わ、私、タイマンだって聞いて、アンタがみのりんに喧嘩吹っ掛けたんだと思ったの。
    みのりんも疲れた顔してたし…だから、それで、ね…ついカッとなっちゃって…
    本当にゴメン、謝るわ…」

実乃梨「私からも謝るわ、涼宮さん。」

実乃梨「この子、ちょっとそそっかしい所があって…親友の私からも謝ります、本当にごめんなさい。
     何も悪くない涼宮さんに怪我までさせちゃって、申し訳ない限りです。
     でも…私を思ってやった事であって、
     普段の大河は知らない人にいきなりこんな事するような子じゃないの。
     だからできれば許してやってほしいんだ。」

ハルヒ「でも…」

キョン「ハルヒよ、許してやってもいいんじゃないか?」

ハルヒ「!ちょっとキョン!アンタまでそんな事いうの?
     私は何にもしてないのにイキナリ蹴り飛ばされたのよ?許せる訳ないじゃない!」

大河「………」シュン

キョン「いや、今回の事件は昨日のちょっとした出来事が発端だっただろ?
  お互いが素直にあの場で謝っていたら逢坂先輩だってお前に対して悪い印象を持たなかったし、
  櫛枝先輩とお前がタイマンバッティングとやらをしていたとしても
  喧嘩してるなんて勘違いはしなかったんじゃないだろうか?」

ハルヒ「そ、それは…そうかもしれないけど…でも…」

みくる「涼宮さぁん…あの、仲直りした方が…いいと思いますよ?
     逢坂さんも…自分が悪かったって認めて、謝ってらっしゃるんですし…」オロオロ

ハルヒ「うぅ…みくるちゃんまで…」

実乃梨「涼宮さんお願い、許してあげて…」ジー

大河「…ぁ、あの…えっと…ぅぅ…」モジモジ

みくる「涼宮さぁん…」ジィィ

実乃梨「涼宮さん…」ジィィィィ

ハルヒ「ん~~~~…あーっもう!わかった!わかったわよ!許してあげる!!
     だから皆してそんな目で私を見ないでよ!もう!!私が悪者みたいじゃないの!!!」

大河「…!」パァァ

実乃梨「良かったね!大河!涼宮さんもありがとう!ほら、大河もお礼しなきゃ?」

大河「あ…涼宮、さん…ありがとう…本当にゴメンね…」

ハルヒ「…いいわよ、もう。大体吹っ飛んだ割にはかすり傷程度の怪我だったんだし?
     実乃梨ちゃんに免じて許してあげるわよ!」プィッ

大河「…うん!」ニコッ

みくる「良かったです。やっぱり皆仲良しが一番ですもんね。」

実乃梨「あなたも彼女を説得してくれてありがとうね!えっと…」

みくる「あ、私朝比奈みくるです。」

実乃梨「私は櫛枝実乃梨だよ。ありがとう、みくるちゃん!」ガシッ

みくる「いえいえ~」

実乃梨(しかし大きいオッパイだな…)ジー

みくる「?」

キョン「やれやれ、一時はどうなる事かと思ったが…」

古泉「どうやら一件落着したみたいですね、お疲れ様です。」

竜児「雨降って地固まる、って所かな?助かったよ、アンタが彼女を説得してくれて。
    あいつ普段はキツイ事言ってるけど、いざって時にてんで口下手になっちまうからな。」

キョン「アンタは昨日の…っと、先輩なんだからタメ口きいちゃいかんな」

竜児「ははは、喋り方なんて気にしねぇよ、キョン君。」

キョン「!…初対面の人間からもその呼ばれ方か…」フゥ

竜児「?悪い、あの子達がこう呼んでたもんだからつい…」

キョン「いや、いいっすよ。それが俺のあだ名なんで…もう諦めましたし。」

亜美「大活躍だったね、キョン君?」

キョン「うっ!誰だこの美人は?」

古泉「川島亜美さんじゃないですか。僕達は便宜上、彼女を見にきたんでしょう?」

亜美「まぁ、キョン君も亜美ちゃんに会いに来てくれてたのね?
    君みたいに素敵な男の子がファンだなんて亜美ちゃん嬉しいなぁ~」キャルン☆

キョン「いやまぁ、なんていうか、その…」シドロモドロ

亜美「やぁだ、照れてるの?キョン君って可愛いのね。」クスクス

竜児「おいおい川島、あんまりイジメんなy」

ハルヒ「ちょっと!キョン!?何をデレデレしてるのよ!イヤラシイわね!」

キョン「なっ違うぞハルヒ、これはだな…」

実乃梨「おやおやぁ?何やらアヤシイ雲行きになってきたぞぉ~」

大河「さすがばかちーね、あっという間に他人の男を手玉に取ってる。」

ハルヒ「!ひ、他人の男って、べ別に私とキョンは付き合ってる訳じゃないわよ!?
     アイツは私の団の…」

亜美「え~キョン君ってばもう彼女がいるのぉ?亜美ちゃん超残念~」

キョン「えっあ、いや…その…」

ハルヒ「キョン!デレデレしないの!」

亜美「きゃー彼女こっわーい」クスクス

ハルヒ「!か、か、彼女じゃないってば!」

大河「ハルヒ~焦ってしどろもどろになってるわよ?」ニヤニヤ

実乃梨「あらあら照れちゃって~青春だね~超青春だね~」ニヤニヤ

ハルヒ「~ち、違うったら!大河ちゃんも実乃梨ちゃんも、勘違いよ!!
     私はキョンの事なんてこれっぽっちも好きでもなんでもn」

狩野「そこまで!」

一同「!?」

狩野「この騒ぎの張本人はお前達だな!?」

竜児「おぅ!生徒会長!?」

キョン「えっ?生徒会長?」

ハルヒ「ん?誰よアンタ…」

狩野「それはこちらのセリフだ。君達は他校生だろう?何故ここにいる?代表者は誰だ?」

古泉「ええと、僕達はクラブ活動の一環で…」

狩野「君が代表者か。クラブ活動と言ったが私はそんな申請は聞いていない。
    書類の提出はしてくれているのかな?」

古泉「それは…」

ハルヒ「ちょっとアンタ、さっきから何よ?偉そうに。」

キョン「ハルヒ!?」

ハルヒ「キョンは黙ってなさい!」キッ

狩野「君は?」

ハルヒ「私は涼宮ハルヒ、SOS団の団長よ!」キリッ

狩野「SOS団?…よくわからんが団長という事は君が代表者なのか?」

ハルヒ「ええ、そうよ。」

狩野「ならば改めて聞くが、我が校に来た理由は何だね?どうやら申請はしていないようだし、
    それなりの理由が無いのならば君達はただの不法侵入者だ。
    その場合私は君達の事を君達の学校に報告せねばならない。」

ハルヒ「それは…ねぇ?」チラッ

古泉「!あの、それは…」チラッ

みくる「!あ…えっと…」チラッ

長門「彼が答える」スッ

キョン「俺っ!?」

狩野「じゃあ理由を聴こうか?」

キョン「それは…その…」

竜児「あの、生徒会長。」

狩野「お前はたしか北村の…何だ?私は今こちらと話しているんだが?」

竜児「いや、こいつらがウチに来た理由は…俺と大河にあるんです。」

キョン「!?」

大河「そ、そう!そうなの!」

ハルヒ「大河ちゃん?」

竜児「昨日の帰り道で偶然そこにいる涼宮と大河がぶつかったんだけど、
    その時どうやら大河が生徒手帳を落としてたみたいで…」チラッ

大河「あ、えっと…それでね、後で気付いて探しに行ったんだけど、無くって困ってたの。
    そしたらね、なんとハルヒちゃん達が拾ってくれてたのよ、ね?ハルヒちゃん。」チラッ

ハルヒ「ん?えっと、あ、そう、そうよ!
     それで、私達クラブの活動内容を変更してここに大河ちゃんの生徒手帳を届けに来たの、
     ね?キョン?」チラッ

キョン「!お、おう。」

北村「始めは手帳を返したらすぐ帰るつもりだったけど、
    せっかく来たのだから有名人の亜美に会ってみたくなった。
    そして二人を捜す途中で櫛枝の投球に惚れ込みついつい長居してしまって今に至る、
    って所か?涼宮。」

ハルヒ「北村君!」

キョン「北村先輩!」

狩野「北村?…お前も一枚噛んでいたのか?」

北村「すみません、生徒会長。手帳を返したらすぐに帰ると思っていたので報告せずにいました。」

ペコリ

キョン「いや、北村先輩は悪くないんです!俺達が無駄に長居してしまって…」

みくる「私が悪いんです、亜美ちゃんに会いたいなんて言い出したばっかりに…」

実乃梨「違うよ!私がハルヒちゃんと勝負とか始めちゃったから…」

大河「みのりんは悪くないよ!そもそも私が手帳を…」

ワイノワイノアーダコーダ

古泉「おやおや収拾がつかなくなってきましたね」

長門「美しき庇い愛」



狩野「えーい、うるさい!一度に全員で喋るな!」



狩野「今の話、信用していいんだな?
    もしも虚偽があるようなら、それ相応の覚悟を決めてもらう事になるが…」ギロリ

竜児「嘘はない。」

狩野「本当だな?」

竜児「あぁ、だいたいそうじゃなきゃ何で俺達が見ず知らずの他校生を庇う義理があるんだよ?
    そうだろう?大河。」

大河「あ、当たり前じゃない。自慢じゃないけど、私の心は全然知らない人間を庇う程広くないわ!」

狩野「たしかにそれは一理あるな。」

大河「なっなんですって!?」

竜児「まぁまぁ落ち着け大河。
    それじゃあ疑いは晴れた訳だし、こいつらは無罪放免って事でいいよな?」

狩野「無罪って訳ではないが…まぁ事情は酌もう。
    だが今回は特例であって、
    もし次に来校する場合は正規の手続きを済ませてから来校するように。
    わかったか?団長さん。」

ハルヒ「ええ、承知したわ。」

古泉「この度はご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんでした。以後、気をつけます。」ペコリ

狩野「あぁ、そうしてくれ。よし、それじゃあ仕事に戻るぞ?北村。」

北村「はい、会長!じゃあな、皆気をつけて帰れよ。」

キョン「あ、あの北村先輩!今日は…本当にすいませんでした。」

北村「…キョン、間違ってるぞ。こういう時はありがとうございました、だ。じゃあな。」タタタ

キョン「北村先輩…っ!」キュン!

竜児「やれやれ…じゃあ俺達もそろそろ帰るか?」

大河「そうね。」

実乃梨「じゃあ俺っちは部活に戻るぜ~!
     ハルヒちゃん、みくるちゃんアバヨ!またいつか遊ぼうぜ!!」

ハルヒ「ええ、また今度一緒にバッティングセンターにでも行って勝負しましょう!」

みくる「はい、また遊んで下さいね~」

亜美「じゃあ帰ろう…あ、やだ亜美ちゃんカバン教室に忘れてきちゃった!」コツン

竜児「うぉ!そういえば俺もカバンと大河の体操着忘れt」ドゲシッ

大河「このバカ犬!忘れてきたってどういう事!?アンタってば本当にドジね!?」

竜児「…元々体操着を忘れてきたお前にも非があるんじゃ…」

大河「うるさい!口答えせずにさっさと取ってきなさい!」

竜児「はいはいわかったわかった。」

大河「まったく竜児ってば…」プンプン

ハルヒ「竜児君って良い彼氏ね。」

大河「…あのねぇハルヒちゃん、あんなの私の彼氏な訳ないじゃん?」

ハルヒ「そう?お似合いだと思ったんだけど。」

大河「やだ~よしてよ、ありえないわ。」ケラケラ

ハルヒ「え~そうかしら」アハハハ

キョン「昨日のいがみ合いが嘘の様に打ち解けてる…」

みくる「ええ、一時はどうなることかと思いましたが。」

古泉「んっふ、仲良き事は美しき事です。涼宮さんの安定は僕達の安寧ですしね。」



竜児「…よし、完璧だ。」

みくる「こっちも出来てますよ~」

キョン「スマン、ちょっと焦げちまったようだ…」

ハルヒ「もう、キョンは何やらせてもダメなんだから!」

キョン「うっ」

古泉「いえ、一緒に作った僕にも責任はあります。彼だけを責めないでやって下さい。」

キョン「古泉…」ジーン

ハルヒ「流石古泉君、優しいわね。」

キョン(お前は鬼だがな…)

泰子「ねぇねぇやっちゃんお腹すいたよ~お腹と背中がくっついちゃうよぉ~」

大河「ほらほら竜児、早くしないとやっちゃんが食べる時間無くなっちゃう!」

竜児「おう、そうだな。涼宮、グラッセは多少焦げてても大丈夫だから安心しろ。」

ハルヒ「命拾いしたわね、キョン?」フフン

キョン「お前なぁ…」

実乃梨「うぉーい!呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!さすらいのダイエッター、ただ今参上!」

バーン!

北村「よぅ高須、お招きありがとうな。」

大河「みのりん!北村君も、間に合って良かった~!」

竜児「!ハンバーグが二つ多いと思ったら大河、お前北村と櫛枝も呼んでたのか!?」

大河「そうよ?せっかくだもん、呼べるだけ呼んだ方が楽しいでしょ?」

ハルヒ「実乃梨ちゃん!来てくれたんだ、嬉しい!」ピョンピョン

実乃梨「やぁやぁお嬢さん、またお会いできてワタクシも嬉しいですぞ~!」

竜児「おぅ!跳びはねるなっ涼宮!床が抜ける!(あぁ下の階の方本当に申し訳ございません…)」

泰子「竜ちゃんお友達いっぱいでやっちゃんも嬉しいわぁ~」ニコニコ

ハルヒ「じゃあ皆揃った事だしそろそろ…」

大河「うん!いただきましょ!」


ワイワイガヤガヤ


ハルヒ「ちょっと、大河ちゃんケチャップかけすぎじゃない?辛くなるわよ??」

大河「ハルヒこそ何でハンバーグにマヨネーズかけてるの?美味しいの?ソレ」

ハルヒ「こうすると味がまろやかになるのよ!」

大河「私のだってこうしたら味がより深くなるのよ!」

ハルヒ「何よ」

大河「あんたこそ何よ」

キョン「!やばい…この流れは…」ハラハラ

竜児「もしや昨日の再現か…?」ドキドキ

ハルヒ「………」ジー

大河「………」ジー

ハルヒ「プッ」

大河「クププッ」

ハルヒ・大河「アハハハハ」

キョン・竜児「!?」

大河「ホント、昨日はバカみたいだったね?」

ハルヒ「ええ、子供かっていう、ね?」

大河「ほら、冷めないうちに食べちゃおう?」

ハルヒ「ええ!」

キョン・竜児「…やれやれだぜ。」ホッ



END




425 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/18(水) 05:16:11.54 ID:jT2RyZrHO
ありきたりなオチですみませんした(´・ω・`)
初SSなもんで色々とわかりづらい文章だったり表現だったりがあったと思いますが、ちょっとでも楽しんでもらえたなら嬉しいのぜ。
保守してくれてた人、間違いを指摘してくれた人、つたない俺のSSを楽しんでくれた人、皆ありがとうございました!
そして書くのが遅くてごめんなさい。
因みに俺が書き始めたのは>>102からです。
先人の方々、話勝手に進めちゃってごめんなさい。

そして谷口の人は続きを書くべき。

おまけ描いたよ。首を横にして見てねw
http://imepita.jp/20091118/173330
173330.jpg


>>363
http://imepita.jp/20091118/175030
175030.jpg


何年かぶりに使ったコピックは大層インクが切れておりましたとさ。



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102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 18:37:40.21 ID:hyNmCpCVO
ゆり「べ、別に、けっ結婚出来ない訳じゃない、のよ?け、結婚…しないだけ、そう、しないだけよ!
マンションだって買っちゃったし?相手の男性も気を遣っちゃうでしょ?
だから、そういう重い話は…」

長門「気を遣う相手がいる?」

ゆり「うっ…そ、それは…」

長門「相手は」



363 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/17(火) 15:16:44.26 ID:ClNobck5O
お互いの制服交換バージョン


おまけ


62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 01:50:55.78 ID:2FvICStuO
長門「川嶋亜美の眉毛を再構成する…」


86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 12:15:13.88 ID:OXrlRPPd0
ゆっくり魔理沙「か弱い女の子に本気出すとかマジ引くわー」

キョン「どこのどいつがか弱い女の子だ!」


87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 12:15:58.49 ID:OXrlRPPd0
キョン「何が冒険でしょでしょだ!ここはもうぐしょぐしょじゃねーか!」

ハルヒ「言わないで…」


95 :廣田 ◆HIROTA/yU6 :2009/11/14(土) 15:29:27.96 ID:6EqtY7Q/0
ハルヒ=大河
亜美=朝倉
鶴屋=みのりん
キョン=竜児
谷口=春田
みくる=やっちゃんorさくら
岡部=黒マッスル
古泉=北村

後は?


243 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 01:30:54.19 ID:mpcXluYT0
ちょっと僕頭が悪いので「?」なんだけど

跳び蹴りを食らって宙に吹っ飛ぶ女子→!?
鳩尾にソフトボールが当たり直角に吹っ飛んだ女子 →ハルヒ
飛んできたバットが股間に当たってくの字に体を曲げて後ろに吹っ飛んだ女子→みのりん

どうなってるの?


244 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 01:44:44.68 ID:DD5oAVT50
>>243

(大河の)跳び蹴りを食らって宙に吹っ飛ぶ女子→ハルヒ
鳩尾に(みのりんが投げた)ソフトボールが当たり直角に吹っ飛んだ女子 →大河
(ハルヒの手を離れ)飛んできたバットが股間に当たってくの字に体を曲げて後ろに吹っ飛んだ女子→みのりん

じゃないの?


252 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 03:50:22.55 ID:pSELt6qHO
医者「レントゲンの結果ですが、膣にひどい損傷がありますね」
みのり「まさかあのとき…」
医者「落ち着いて聞いてください。子供が産めなくなる可能性があります」
みのり「え、あ…あ…」


253 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 03:59:33.07 ID:2/x1FBk0O
>>252
入ってないから多分大丈夫、もしもの時にも頼れる骨盤
みのりんなら元気な子供を産んでくれるよ!
-----


279 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/16(月) 16:24:24.79 ID:ata1z0xZO
こよみ「保全しま~す。えーい!」

ガランガランガラン

こよみ「やっぱりタライになっちゃった」


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コメント

  1. デッドプール | URL | -

    Re: ハルヒ「何よ」大河「あんたこそ何よ」 ID:sbxbDYKhO

    結構おもろかった。ハルヒと大河っていいコンビかも。

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