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上条当麻「とある魔術の」 両儀式「境界式」

2011年06月12日 20:01

上条当麻「とある魔術の」 両儀式「境界式」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 18:45:20.31 ID:WLFjEVQn0
立ったら書く


2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 18:52:07.35 ID:WLFjEVQn0

「えー、警察とアンチスキルは現在、原因を追及中で」

橙子「超能力の暴走による、街の破壊…か」

幹也「何度目でしょうね」

橙子「今年になってから急に頻発するようになったな、やれやれ」

幹也「いままで死人が1人も出てないのが奇跡みたいなもんですよ」

橙子「…いや、もともと犯人は死人を出す気なんてないんじゃないか?」

幹也「なんでですか?」

橙子「ニュースで騒がれるほど何度も、そして大規模に街を破壊しているというのに、死人がまだ出ていないんだぞ?」

幹也「そんなの偶然とも言えるじゃないですか」

橙子「まぁ……な」


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橙子「気になるな」

幹也「そりゃ、橙子さんの趣味にあいそうな話ではありますけど」

橙子「こんな事件は木山春生のレベルアッパー以来だ」

幹也「あぁ、あのAMI拡散力場の」

橙子「基本的に科学と魔術が相容れることはないとは思うが、相容れないが故に互いが互いに干渉し合うこともない」

幹也「と、いうと?」

橙子「魔術の前に科学は無意味であるし、逆もまた然り、ということだ」

橙子「協会もへたしたら動くんじゃないか?こうも暴走され続けていたらたまったもんじゃないだろう」

橙子「そして、協会が動くとなると……」

幹也「橙子さんの見つかる可能性も上がる」

橙子「そういうこと。全く、協会から逃れるためにはった結界が協会と敵対関係にある存在に消されてしまうとは、皮肉なもんだよ」

幹也「……式を…行かせるつもりですか?」

橙子「全く…黒桐、お前は式のことになると表情が変わるな」

幹也「からかわないでください。誰だって女の子に危ないことはして欲しくないはずです」

橙子「くっくっく、そう怒るな」

幹也「式を行かせるくらいなら僕が」

橙子「今回式は行かせんよ。それに、君じゃ話にもならんだろう」

幹也「それは…そうですけど」

橙子「いまは少しでも多く情報が欲しい。頼んだぞ、黒桐」

幹也「……分かりました」

橙子「それでよろしい」

幹也「それじゃ、少し出かけてきます」バタン

橙子「相変わらずせっかちだな。期待してるぞ」

橙子「やれやれ、おまえの王子様も困ったもんだな、式。寝てるふりは私には通じないぞ?」

式「…相変わらず人遣い荒いな、トウコ」

橙子「一応こう見えても人形遣いでね。人の扱いには慣れてるんだ」

式「ふん、悪趣味」

橙子「さて、本題に入るが…まぁだいたい聞いてただろ?」

式「あぁ……今回は超能力者だろ?」

橙子「しかも私の勘によるとレベル5相当の実力者だ。流石のおまえでも手こずるんじゃないか?」

式「最近随分となまってたから丁度いいよ」

橙子「達者でよろしい。それで、対象についてなんだが」

式「………」

橙子「おや、ちゃんと私の説明を聞くのか?珍しい」

式「今回は殺人鬼とは違うからな。殺人快楽症でもない。ただの一般人だろ。異常者じゃない相手の考えることは分からない」

橙子「ふむ、なるほど。それにしても一般人を相手にやる気になるなんて、気でも違ったか?」

式「超能力が使えるっていう点だけは異端だからな」

橙子「少しでも人外ならいいのか、おまえは」

式「いいから早く話せ。トウコ、おまえは話が長い」

橙子「それじゃ、改めて話すぞ」

橙子「今回の事件は被害者が出ていないことがまず第一の特徴だろう。対象は全て建物に留まっている」

橙子「これにより推察されるのは―――」

式「殺人の意思がないってことだろ。それならもう聞いたよ」

橙子「む……。次に、この事件の発生後は必ずと言っていいほど停電が起きている」

式「停電?」

橙子「あぁ。おそらく能力による衝撃が電柱か何かに当たったのだろうな」

式「トウコ。犯人には能力を誇示したがる傾向はないのか?」

橙子「目撃者を出していないところを見ると、ないと考えるべきだろう」

式「なんなんだ?」

橙子「ふん、根拠がないと特定はやはり厳しいか?」

式「別に。特定云々は関係ないよ。ただ、根拠もなく力をふるってるところが許せない」


---Side 科学

美琴「また会ったわね!!今日こそ決着をつけてやるんだから!!」

上条「まーたお前かよ……こんなところで会うなんてほんと運ないわ。いいよもうお前の勝ちで」

美琴「なによそれ!」

上条「俺はお前みたいな中学生とやる気はないの。色々忙しいし」

美琴「………」ビリビリ

上条「げっ…」

美琴「ガキで悪かったわね!!!」ビリビリビリィ

バシィィ

美琴「ふん、ガキガキって馬鹿にするのも大概にしなさいよね……まだ生きてるんでしょ?」

上条「……なんで毎度毎度こうなるかなぁ…」

美琴「今日の今日こそは逃がさないんだから!」

上条「やれやれ……てかさー、お前テレビとか見ないの?」

美琴「っ!!……うるさいわね!寮にはテレビなんて置いてないのよ!で、それが何!?」

上条「お前最近ビリビリしすぎ」

美琴「は?」

上条「お前の放電のせいであちこちの家電がいかれちまってて、ニュースになってんだよ」

美琴「………」

上条「はぁ…これだから周りの迷惑を考えない子供は…」

美琴「………」ピキィ

美琴「アンタがさっさと本気を出さないからでしょーが!!」

上条「なんだよそれ、完全に逆ギレだろマジで」

美琴「アンタがさっさと本気を出して、私に負ければいいのよ!!」

上条「ってか俺負けること前提かよ!」

美琴「当たり前でしょ!レベル0のアンタがレベル5の私に勝てるわけないじゃない!!」

上条「……はぁー…全く。面倒くさいお嬢様だな」

美琴「どう、少しはやる気になった?アンタが負けるまで延々と追い回すわよ」

上条「いいぜ、今日こそ俺の本気を見せてやる」ゴォォ

美琴「…そうこないとね……」バリバリ

上条「………」ゴォォ

美琴「………」バリバリ

上条「あーっ!!あんなところにゲコ太のぬいぐるみがー!!」

美琴「えっ!?」クルッ

上条「逃げるが勝ちィ!!」スタコラ

美琴「あ、待ちなさい!こら!!」



「またも連続して事件が発生し、多くの家電が」

橙子「やれやれ、懲りない奴だな」

橙子「…それにしても暇だな……黒桐は調査中。式は…おそらく寝てるだろうな…」

橙子「なんだか暇潰しになるものでも―――」

ガチャ

鮮花「橙子さーん、いますか?」

橙子「お、いいところに来たな鮮花。残念ながら黒桐は留守だが」

鮮花「別に幹也はどうでも、よくはないけど、今日はどうでもいいです」

鮮花「というか、橙子さん、また幹也を危険な事件にあわせてるんですか?」

橙子「…それじゃまるで私が事件を起こしている張本人みたいだろ?」

鮮花「同じようなもんです。もし幹也に何かあったら……」

橙子「やれやれ…黒桐も人気者だね」

鮮花「橙子さん!私にもなにかできることありませんか!?」

橙子「……やめておけ。お前に何かあったら師匠の私は黒桐に顔向けできなくなる」

鮮花「でも」

橙子「それに、黒桐だって悲しむだろう。それに、たとえ、なにも起きなくとも黒桐は心配するだろうしな」

鮮花「……」

橙子「話ぐらいは聞かせてやるから」



鮮花「超能力…ですか?」

橙子「そう。科学技術による脳の開発を行い、魔術のようなことを行っている」

鮮花「学園都市でそんなことが…」

橙子「前に説明しただろうが、魔術、というのは人為的行為を超えないものなんだ」

鮮花「はい。火を起こしたりするのもただ過程を省略してるから魔法みたいに見えるのであって…ってやつですよね」

橙子「そう。そして、そういう手順を無視して奇跡をやってのけるのが魔法……なんだか、いまの科学もそういう方向によりつつあるように思わないか?」

鮮花「………」

橙子「人は科学を発展させすぎた。もはや既に科学は魔術を凌駕しているよ、少なくとも、あの都市の中では」

―――

式「ここが学園都市か…」

式「なんだか近未来SFの世界に来たみたいだな」

「ねぇねぇママー、あそこに和服を着た変な人がいるよー」
「しーっ、見ちゃいけません!」

式「………」

式「掃除も全てロボットがやるのか。全ての物が逃れようなく科学に支配されてる都市…か」

「ジャッジメントですの!」
「うげ、も、もう来やがったぁぁぁ!!」
「ひぃぃぃ」

式「?」



黒子「この私とお姉さまが来たからにはどんな悪事も見逃しませんわよ!」

美琴「なんで私まで……」

不良A「お、おい、あいつ!」

不良B「あぁ、間違いねぇ」

不良C「電磁砲の御坂美琴だァ!!」

不良A「くそ、なんでレベル5がこんなところに!!」

不良B「逃げるぞ!!」ダッ

黒子「逃がしませんわ!!」

美琴「ひぃぃぃ」ズルズル

黒子「ほら、お姉さまも追ってくださいまし!」

黒子「元はといえばお姉さまが何度も門限を破るのが悪いんですのよ」

美琴「うぅ」

黒子「私は精一杯お姉さまを擁護してましたというのに…」

黒子「ほら!自慢の電撃で悪人をイチコロにしてくださいまし!!」

美琴「なんでよー…」

不良C「はぁっ…はぁっ…」

式「………」

不良B「なんだテメェ!!そこをとどきやがれ!!」

不良A「さっさとどかぇとどうなってもしらんぞ!!」

黒子「あ、そこの方!避け」

くるっ ばたん

不良B「なに?」



黒子「3人の不良をあっという間に…」

美琴「ねぇ、黒子。私帰ってもいい?」

黒子「なんの能力をお持ちですの?」

式「なんだよ、能力って」

黒子「まさかなんの能力もなしにこの方たちをいとも簡単に?」

式「どうでもいいけどおまえ、ジャッジメントとかいうやつなんだろ。早くこいつらを逮捕したほうがいいんじゃないか?」

黒子「え、えぇ。もちろんですわ」



式「へぇ、科学を用いた脳の開発か。オレには関係ないな」

黒子「超能力を知らない方が学園都市にいるとは思いませんでしたわ」

式「それで、おまえはどういう超能力を持ってるんだ?」

黒子「私はテレポーテーションですの。こうやって、触れた物を好きなところに瞬間移動させることができますわ」シュン

美琴「っ!!こら!人に説明するためだけに下着を盗るのやめなさい!!」

黒子「まぁ。今日は水玉模様の可愛らしい下着でしたのね」

式「ふーん。で、こいつは?」

黒子「お姉さまをこいつ呼ばわりなさるなんて、いくら初対面の人とはいえ、遺憾ですわ」

式「おまえがこいつを好きなのは分かったよ。で、どんな力が使えるんだ?」

黒子「この方はこの学園都市に7人しかいないレベル5の第3位!!電磁砲の御坂美琴様でございますわ!!もちろんご存知で」

式「知るもんか」

黒子「へ?」

式「初めて聞いたよ、そんな奴」

黒子「……超能力を知らないうえにお姉さままでご存知でないなんて、いったいあなたは何者ですの!?」

式「何者っていわれてもな…名前なら両儀式ってのがあるけど」

黒子「私はそんなことを聞いてるんじゃありませんの!!」

式「じゃあなにが知りたいんだ?住所か?」

黒子「むきー!!もういいですの!!!」

式「というか雷が使えるのってそんなにすごいのか?」

黒子「それは!もう!!ものすごく!!!」

式「ふーん……オレの周りには火を使う奴がいるからあんまり実感わかないな……そういや―――」

美琴「ちょっと待ちなさい!さっきから聞いていれば人のことをずけずけとよくもまぁ非難してくれたわね!!」

式「ん、あぁ。気に障ったのか」

美琴「『気に障った』どころじゃないわよ!!アンタ、ここで勝負なさい!!そこまで言うんだからよほど自分に自信があるんでしょ!?」

式「……やめとく」

美琴「あそこまで言っておいて引き下がるっての!?」

式「おまえとやっても楽しそうじゃない」

美琴「あのバカといいアンタといい!!人を舐めるのも大概にしなさいよ!!!」ビリビリ

バァン

黒子「お姉さまの電撃を…左手で受け止めた!?」

式「全く…せっかちな奴だな、おまえ」

美琴「面白いわ!私の電撃を受けても倒れないなんてやるじゃない!!」

式「つまらない殺し合いは好きじゃないんだ」キン

美琴「ナイフ一本で私に勝とうなんて100万年早いわ!!」

美琴「食らいなさい!!」ビリビリビリィ

式「………」キン

黒子「そんな…お姉さまの電撃をナイフで防ぎきるなんて!!」

美琴「えぇーい!!」バリバリバリィ

式「何度やっても無駄だよ」キンキン

美琴「そんなのやってみなきゃわかんないでしょ!!」

式「オレの目は特別製でさ。あらゆるものの綻びが見えるんだ。もちろん、おまえの電撃も例外じゃない」

美琴「なら!!あんたの刃が私の電撃に触れなきゃいいんでしょ!?」バリバリバリ

黒子「全方位を囲むように!!」

式「無駄だよ。そんなの、間合いを離せばいいだけだ」キン



式「もう満足したか?こんなお遊びの戦ごっこじゃオレは満たされない」

美琴「なんでアンタも食らわないのよ!!超能力について何も知らないくせに!!!」

上条「あー…お取り込み中失礼!」

式「?」

上条「いやぁ、うちのバカが大変迷惑をおかけしまして。ホラ、帰るぞビリビリ」

式「………」

美琴「なによアンタ!邪魔するなら」

上条「いいから黙って俺に従え!」

式「……おまえ…」

上条「それじゃ、失礼しましたー」スタコラ

式「…なんだ、あいつ……」

式(あいつの右手…)



美琴「ちょっと!いい加減離しなさいよ!!」グイグイ

上条「そうもいかねぇだろ!お前、歩けるのか?」

美琴「少し休めば歩けるわ!!いいからおろして!!」

上条「こんなところに置いてけるかよ」

美琴「いいからおろせ!!」ゴン

上条「いってぇぇぇ」

美琴「はぁ…もう……ってあれ、黒子は?」

上条「ん?知らないぞ?」

美琴「あれ、おかしいな…さっきまで一緒だったのに」

上条「作者の都合(笑)ってやつだな」

美琴「なんで邪魔したのよ?」

上条「助けた、の間違いだろ?」

美琴「それじゃまるで私が負けるのが決まってるみたいじゃない!」

上条「あの状態で勝てたのか?」

美琴「う……」

上条「………」

美琴「なんなのよアイツ!なんで攻撃が食らわないわけ!?」

上条「そんなこと俺に聞くな」

美琴「アイツも幻想殺し持ってるんじゃないでしょうね!」

上条「だから知るか!」

美琴「アンタといいアイツといい、なんでこうもウザイのが多いのよ!!」ブツブツ

―――

橙子「なに、魔眼が通じなかった?」

式「あぁ…あいつの右手だけが直死できなかった」

橙子「そんなことはあるまい…この世に在るものの全ての死を見ることができる魔眼だぞ…?」

式「じゃあ死んでるのかもな」

橙子「亡霊の姿ですら直死できるおまえにそんなものは無意味だ」

式「じゃあなんで視えなかったんだ?」

橙子「………そういえばアラヤのときもそんなことを言っていたな」

式「あぁ、アレは見づらかっただけだ。それに、あいつは特別だろ?」

橙子「ふむ……少し、考えておくことにしよう」

ガチャ

幹也「ただいま帰りました」

橙子「幹也か、良いところに帰ってきた」

幹也「どうしたんでs…って式、どうしたんだその左手は?」

式「あぁ、ちょっとな」

幹也「橙子さん!式はこの事件に関わらせないって言ったじゃないですか!!」

橙子「確かに言ったが、式が勝手に絡んでいったんだ、仕方あるまい」

幹也「式!」

式「大丈夫だよ。おまえに心配されなくても、オレは死なない」

幹也「そうじゃないだろ!現に左手だって損壊してるんだし。僕は君に危ないこと事態に関わって欲しくないんだ」

橙子「くっくっく、兄妹とはここまで似るものなんだな」

幹也「橙子さんも笑ってる場合じゃないです!」

橙子「いや失敬」

橙子「それで、報告を頼む」

幹也「あ、はい。今回の調べではもうほとんど全てが分かりました」

橙子「ほう…」

幹也「例の事件の犯人は『御坂美琴』、レベルは5までいっていて、学園都市内で3位の実力を持つ超能力者です」

橙子「あぁ、レールガンか」

幹也「ご存知なんですか?」

橙子「あのレベルにもなると嫌でも聞くことになるさ」

幹也「はぁ…僕は聞いたことがありませんでしたが」

式「長い、早くしろ」

幹也「それで、アンチスキルや警察の方でも既にその特定はできているようです」

橙子「特定はできてるのに見逃しているのか、全く無能な輩め」

幹也「それというのもあちらこちらで電撃を放っているのには理由がありまして」

式「どうせ痴話喧嘩だろ」

幹也「うん…まぁ、そうだね。よく分かったね、式」

式「本物を目の前で見てきたんだ、分からないわけないだろ」

橙子「それで?」

幹也「喧嘩の相手は『上条当麻』、レベル0の超能力者です」

橙子「は?」

幹也「どうかしましたか?」

橙子「レベル0ってことは超能力が使えないんだろう?」

幹也「はい」

橙子「それじゃ超能力者という呼称は相応しくないだろうに」

幹也「いえ、彼は一般に超能力というものは使えませんが、代わりのものが使えるんです」

式「代わりのもの?」

幹也「そう。『幻想殺し』」

橙子「ふむ、さきほど式が言っていた右手はこいつのことか」

幹也「右手で触れたありとあらゆる異能の力を打ち消す効果を持っているようです」

橙子「ははーん、まさに式の天敵ってやつだな」

幹也「式が上条の右手を直死できなかったのは、右手に触れる視線が無効化されたからだと思います」

橙子「なるほどなるほど。いや、まさか、驚いた。そんな力がこの世に存在するなんてね」

式「神浄の討魔か」

橙子「名は体を表すとはまさにこのことだな。起源から通じてる名前をもらうなんて、幸運なやつめ」

幹也「そして、数々の建物に残る傷は、異能の力を無効化できる上条に対して御坂が全力で電撃を放っているからです」

橙子「なるほど。それにしても、『幻想殺し』とは厄介だな。科学からしても魔術からしても大敵じゃないか」

式「トウコ、オレ、行ってきてもいいか?」

橙子「…あぁ、暗くなる前に帰って来るんだぞ?」

バタン

幹也「橙子さん!」

橙子「まぁ待て黒桐。おまえの調べが本当なら、式は負けるはずがないだろ?」

橙子「なんせ、相手は防御一辺倒の能力者だ。『幻想殺し』も式の眼にしか意味がない」

幹也「それは…確かにそうですけど」

橙子「ならいいじゃないか」

幹也「でも、そうしたら上条が」

橙子「式には上条は殺せないよ。式は死に対して重い考えを持ってるからな」


―――学園都市

美琴「あぁ、もう考えたらイライラしてきた!!」

上条「そんなにカリカリすんなよ。ほれ、牛乳やるから」

美琴「そんなもんいらないわよ!!」

上条「おまえ怒んなかったら結構可愛いのにな」

美琴「はぁ!?」

上条「いや、中学生にしては可愛いほうだって」

美琴「そんなの言われても嬉しくなんか……って結局またガキ扱いかー!!」

カラン コロン

上条「ん?」

美琴「なに、この音?」

式「よう」

美琴「アンタは昼間の!!」

上条「げ……復讐かよ…ほんとついてねぇ」

式「そんなつまらないのじゃないよ」

美琴「さっきみたいにはいかないわよ!!」

式「言っただろ、オレはおまえに興味はないって」

美琴「じゃあなんで来たのよ!」

式「おい、上条」

上条「よりによって俺かよ!!」

式「オレはおまえと死合いたい」

上条「いや、そんなこと言われてもな」

式「おまえの右手、『幻想殺し』なんだろ?」

上条「なんでそれを…」

式「オレの眼もおまえと同じ、特別製でさ……この眼に映るものなら神様だって殺せるっていう代物なんだ」

上条「……」

式「おまえの持ってる右手相手なら本気を出しても大丈夫だろ?」

上条「……」

式「上条、オレはね。誰かと殺しあうだけでしか存在を感じられないんだ」

上条「……」

式「だから、おまえみたいなヤツを待ってたんだ」

上条「……」

式「わざわざおまえと殺しあうために、刀も用意してきたんだ」チン

上条「……」

式「この古刀は500年も前の代物でね。九字も入ってる……トウコ曰く『神秘』の存在だ」

上条「……」

式「つまり、異能の刀だ。これなら、おまえも無力化できるだろ?」

上条「……」

式「だから、オレと戦ってくれ」

上条「いや、わけわかんねぇよ」

式「?」

上条「だから何って話だ!別にお前が戦いたかろうと、俺が戦いたくないんだから、そこで話はおしまいだろ?」

式「なんだおまえ、戦いたくなかったのか」

上条「当たり前だろ!なんで理由もないのに戦わなきゃなんねぇんだ!」

式「それもそうだな」

上条「だろ?」

式「けど―――」

上条「?」

式「オレはおまえを殺したい―――」キン

上条「!!」

ヒュンッ ピシャッ(←腕にかすり傷)

上条「うわっ!!」

式「―――」

上条「くそ、逃げるしか!!」

式「―――」

上条「!!」

ヒュン

上条「っく!」

式「上条…早く構えろよ」

上条「それはできない話だな!」

式「死んでも知らないぞ」

上条「あのな!おまえに1つ!いいことを教えてやる!!」

式「?」

上条「男には死んでもやらなきゃいけねぇことと!」

式「…」

上条「死んでもやっちゃいけねぇことがあんだよ!!」

式「…おまえ、莫迦だろ」

上条「なっ?」

式「そうやっておとなしく殺されにいくのか?」

上条「それは…」

式「オレがおまえにいいことを教えてやる」

上条「……」

式「命を棄てることと、命を張ることは一見似てるようで違うんだ」

式「さぁ、構えろよ、上条。改めて――殺し合いを始めよう」

そう言いながらワラう式の顔は極めて穏やかだった。

上条「両儀、ひとつだけ言っていいか?」

式「?」

上条「おまえ、自己中すぎだろ!!」

上条「なんでそうやって殺し合いを俺に押し付ける!?」

上条「さっきも言ったけど、俺は理由もなく誰かと戦いたくないの!!」

上条「でもな――」

式「……」

上条「そうやっておまえが俺を殺そうっていうなら」

上条「俺はその」

上条「ふざけた幻想を」

上条「ぶち壊す!」

上条「そして、生き残ってやる!!」

橙子「さて、盛り上がってきたところ悪いんだが、その辺にしておけ、式」

式「トウコ!?」

禁書目録「とーまも喧嘩はよくないよ?」

上条「インデックス!?」

橙子「おまえのことだから戦いに行くとは思ってはいたが、殺し合いを強要するなんてな」

禁書目録「わたし、とーまがいなくなったらやだよ」

式「トウコ、離せ、すぐに終わる」

橙子「おまえには今度、手頃な相手を用意してやる。とりあえず今日は思いっきり黒桐に怒られてこい」



88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 23:23:16.27 ID:WLFjEVQn0
お☆し☆ま☆い


とりあえず
『幻想殺し』vs『直死の魔眼』を書きたかったのね
実は>>2辺りから面倒になってたのね

いまおもうと式よりも志貴のがやりやすかったかもしれないのね

キャラ崩壊しまくってごめんなのね

ところで志貴と式が争ったらどうなるのね?

誰か教えてほしいのね

おやすみなのね


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コメント

  1. 名無し―ネームレス― | URL | -

    残念ながら上条じゃ式には勝てないよ
    右手以外を切られたら終わりだし、右手でナイフを掴もうにも式は達人だから線見えてなくても切り落とせるしね
    そもそもセカイである式に勝つことが不可能

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