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バーニィ「ここ……何処だ?」 その3

2011年02月20日 01:54

バーニィ「ここ……何処だ?」

バーニィ「ここ……何処だ?」

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 21:15:11.86 ID:7lG/7A/tO

バーナード・ワイズマン

所属:デラーズ・フリート(本隊)
階級:少尉
機体:ザクⅡ改(中破)

クリスチーナ・マッケンジー

所属:地球連邦軍(アルビオン)
階級:少尉
機体:ネティクス



~アルビオン・医務室前~

ガチャ

シナプス「……」

モズリー「うぅむ……」

ウラキ「先生!大尉の容態は!?」

モズリー「とりあえず一命は取り留めた。だが絶対安静、かつ面会謝絶だ」

クリス「そんな……」

モンシア「馬鹿言ってんじゃねえ!不死身の第四小隊の隊長がこんなところでくたばるかよ!!」

ベイト「そうだぜ、あのバニング大尉が……」

モンシア「退け!俺が叩き起こしてやる!」

モズリー「止めておけ……既に見られたもんじゃあない」

モンシア「んなぁっ……!?」

ベイト「……!」

アデル「大尉……」

ウラキ「俺のせいだ……俺がもっと速く回収していれば、こんな事には!」

シナプス「それは違う。今回の事は誰のせいでもない、気に病むな」

シナプス「大尉には、帰還命令が下っているサラミスと一緒に直ぐにでも戦線を離脱してもらう。
     大尉が抜けた穴の大きさは、諸君等が一番分かっているはずだ」

シナプス「闘いが苛烈さを増す中、個々人の一層の奮闘を祈る。大尉もそう願っているだろう」

クリス「………」

ウラキ「艦長……」

キース「大尉ぃ……」

シナプス「酷なようだが頼んだぞ、皆」

ガチャッ

シナプス「大尉には、皆と面会させぬままサラミスに移動してもらう。
     准将が既に手配してくれているらしいのでな」

モズリー「理由はどうあれ、戦友を欺くと言うのは嫌なものですな……」

シナプス「致し方ない、というのは逃げですかね。艦長ともあろうものが、情けない」

モズリー「あんたが気に病む事はありません。状況が状況でさぁ」

モズリー「あんまり思い詰めると、体に悪うございます」

シナプス「……済まない……」

ピピピピ

シナプス「さて、そろそろ行きますか」

モズリー「ええ」


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~それから数日後・ジオン残党基地~

バーニィ「まだ直りそうにない、か」

整備士「左腕部は総取り替え、胸部やスカート、追加ジェネレータもちょっと不安ですね」

整備士「ザクの最終量産型はそのものの数が少ないですから、何とも言えません。
    多分探せばあるとは思いますが、コンペイトウまでには時間が足りませんよ」

バーニィ「じゃあコンペイトウにはリックドムで行くのかな……コイツ自体いじってたからなぁ」

整備士「すみません。ドムの方も少尉に合うよう、何とかやってみますよ」

バーニィ「任せるよ」

カリウス「バーニィ!」

バーニィ「あ、お久しぶりですカリウスさん」

カリウス「機体の準備は進んでいるか?
     次の戦闘は厳しいものになる、少佐をコンペイトウまで送り届けねばならんからな」

バーニィ「そう……でしたね」

カリウス「いよいよだな」

バーニィ「核による観艦式襲撃……」

カリウス「やはり迷うか?」

バーニィ「えぇ。もう止まれないとはいえ、一度命張ってる身ですから……」

カリウス「少佐に聞かれたら修正物だな」

バーニィ「うへっ痛そ」

カリウス「しかし、気持ちは分かる。分かってくれとはいえんが、耐えてくれ」

バーニィ「……今更我が儘を言うつもりは無いですよ」
バーニィ「ただ、一年も戦争したってのに、何も変わらないのが虚しいんです」

カリウス「そうだな……虚しい時代だ」

バーニィ「……」

カリウス「でもこの作戦が終わり、何かが変わって、いつかはもっと違う時代が来るのかもしれない」

バーニィ「カリウスさん?」

カリウス「それまでこの作戦で何人生き残るかは知らないが……その時までお前は生きろよバーニィ」
カリウス「俺達と違って、お前は平和に生きられる男だからな」

スタスタスタ

バーニィ「買い被りですよカリウスさん……他に食い扶持探せたら、兵士なんかやってない」

バーニィ「結局、戦いしか出来ないんだ……」



~観艦式会場・コンペイトウ付近~

クリス「ネティクス、着艦します」

ギュゥゥゥン
ガキィン

モーラ「お疲れクリス、喉渇いたんじゃない?」

クリス「有難う。補給宜しくね」

整備士「はぁい!」

モーラ「しかし慌ただしいね、この数日間というもの残党を見つけちゃ出撃だもの」

クリス「えぇ、上から見ても予想外の数みたい。最も、最初からロクな数字なんか出してないでしょうけど」

モーラ「はは、ごもっとも」

クリス「しばらくはキースも忙しいだろうけど、我慢してね」

モーラ「クリス!」

クリス「ふふ……ネティクス、補給は!?」




シナプス「…………」

モーリス「壮観ですね」

シモン「地球連邦主力艦隊の殆どが此処に集結しているんだもの、そりゃあそうよ」

モーリス「こんな所に本当に来るんでしょうか?こんなんじゃ死にに来るようなもんですよ」

シモン「ん~……」

シナプス「…………」

シナプス(ここは元々奴らの古巣だ。抜け穴や侵入経路は幾らでも考えつくだろう)

シナプス(数が幾らいようとも、二号機が中に入り込めさえすれば勝負は決してしまう。
     人数は上回っていてもこれでは守りが利かん……どうするものか)

ベイト『こちらベイト中尉!コムサイをとっ捕まえたぜ!』



~コンペイトウ・???~

ガトー「…………時間だ。作戦行動に入る」

ジオン将校「行くぞ!陽動部隊全機発進、敵の目を少佐から引き離せ!」

ガトー「行くぞカリウス、バーニィ。我々はコンペイトウ、ソロモンに向かう!」

バーニィ「了解!バーナード・ワイズマン、ドムで出る!」

カリウス「カリウス、出撃する!」



~コンペイトウ~

モーリス「ッ!通信です、敵機多数宙域に侵入!デラーズ・フリートが動きました!」

シナプス「とうとう来たか……全機、我々の目標はガンダム二号機だ。
     敵の全てを叩き潰しても、二号機を逃せば我々の敗北と知れ!」

シナプス「それでは、皆の健闘を祈る!」

ウラキ『凄い数だ……キース、背中は任せた!』

キース『あいよコウ!』

シナプス「今要請が入った。クリスチーナ少尉は指定宙域に援護へ向かってくれ」

クリス『了解しました。クリスチーナ・マッケンジー、ネティクス出ます!』




バババ
ズゥ……ンン

ガトー「よし、やはりこの宙域は手薄だな」

カリウス「細かい隕石や残骸が多いですからね、防衛戦力を配置しにくいのでしょう」

バーニィ(リックドム、悪くないんだけどイマイチ鈍いな)

ガトー「英霊達も我々に味方してくれているという事だ、しかし気を抜くな!」

カチャッ

ガトー「ぬぅっ!?」

ドゥンドゥンッ
ドゥンドゥンッ

ガトー「自動砲台か!愚鈍な連邦も考えたものだ、当たるなよ二人とも!」

バーニィ「後方よりMS反応、数機!」

ガトー「ぬう!?」

カリウス「少佐は先に!我々が敵を引き受けます!!」

バーニィ「ッ……!」

ガトー「分かった……済まない!」

ズギュゥゥゥン

連邦兵士「あれはガンダム二号機!?アルビオンに報告しろ!」

カリウス「行かせはしないぞ!連邦め!」

バーニィ「くそっ……くそぉっ!!」

ボボボボボォォ……ォン



~アルビオン~

シモン「マゼランより入電!ガンダム二号機を発見したとの事です!」

シナプス「何ッ!?」

シモン「ッ……しかし残党に包囲され交戦中、追跡は不可能!至急援軍をとのこと!」

シナプス「急げクリスチーナ少尉!予想以上に敵の動きが速い!」

クリス『了解ッ!』

シナプス「聞こえたかウラキ少尉!独自で奴を追えッ!逃がすな!」

ウラキ『了解しました!!』




クリス「いたっ!この先に二号機が……!」

カリウス「来たかガンダム!しかし少佐の邪魔だけはさせん!」

クリス「退きなさいッ!!核を撃たせるわけにはいかないのよ!!」

ギュゥゥゥン
ズビィィイ!

カリウス「えぇい!コレがビットか!」

バーニィ「相変わらず厄介な武器だな……!」

カリウス「だが、ドムとて戦いようが無い訳ではない!」

クリス「くぅッ!」

バシュンバシュンバシュン!!
ズガガガガガッ!!

カリウス「ぐぅっ!?噂以上の火力ッ、流石ガンダム!」

バーニィ「気を抜いちゃ駄目だカリウスさん!」
バーニィ(コイツ、以前よりビットを使いこなしている……攻撃する隙が無い!)

ギュゥゥゥン

ジオン兵士A「少佐の援護を!」

ジオン兵士B「お手伝いいたす!」

クリス「挟まれた……!?」

カリウス「感謝する!ごり押しでも、コイツは落とさねばいけない相手ッ!少佐の邪魔はさせるかぁぁぁぁ!!」

バーニィ「!?迂闊だカリウスさん!」

クリス「ッ……」ギリッ

ボシュッバシュン

カリウス「今だ!拡散ビーム!!」

クリス「ネティクスを……」

ビュゥゥゥン

カリウス「避けられた!?何処にいる!」

バーニィ「ダメだ、足を止めちゃ……!」

ズビィィイ!チュドォン!!

ジオン兵士A「ぎゃあっ!」

ジオン兵士B「ぐぁあッ!?」

クリス「嘗めるなぁぁっ!!」

バババババッ
ズバァッ
ズドォォ……ォン

カリウス「ぐはぁぁぁぁぁぁ!!」

バーニィ「あぁぁっ……!」

クリス「御願い、間に合って……っ!」

ウラキ「間に合えぇぇ!!」



~コンペイトウ中心部~

ガトー「三年……三年待ったのだ」

ガトー「多くの英霊達の死が無駄死にでなかった事の証の為に……!」

ギュゥゥゥゥウン!

グリーン「あれは……ガンダム二号機か!?」

ガトー「再びジオンの理想を掲げる為に!」

ガトー「星の屑成就の為に!!」

ガシャン
ガコッ

ガトー「ソロモンよ!私は帰ってきたぁ!!!」

ズゴォォォォォォ………ッ

ズズゥゥゥン

ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ … …

ウラキ「あ……あぁ……!?」

クリス「そんな…………」

~アルビオン~

シナプス「間に……合わなかったか……」



~コンペイトウ~

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

カリウス「う……」

バーニィ「カリウスさん!しっかり!」

カリウス「バーニィ……少佐は……星の屑は……」

バーニィ「少佐は……ガンダム二号機は、目標地点から無事砲撃。成功しました」

カリウス「……そうか……嘘じゃあ……ないらしい…ふふ…バーニィ……少佐の元に行け……」

バーニィ「カリウスさんを置いてはいけない!」

カリウス「俺はもう……ダメだ……」

バーニィ「そんな弱気な……!」

カリウス「……バーニィ……出撃する際言ってたな……迷っているって………もし……この作戦に参加したことを…
     罪だと思うなら……決して死ぬな……いつか、いつか時代が変わった時……その時償う為に……
     お前は生きろ……バーニィ……!!」

バーニィ「カリウスさん……」

カリウス「ふふ……俺は…早い報いを…受けたみたい……だ……行け……少佐を……たの…………」

カリウス「…………」

バーニィ「ッッ……カリウスさん……!」



~コンペイトウ~

ギュゥゥゥゥウン

バーニィ「ッ!あれは……二号機とバッタッ!?」

ウラキ「でぇやああああああああああああ!!」

ガトー「ぬあああああああああああああ!!」

ズガァァァッ!!

バーニィ「あぁっ!相討ち!?」

クリス「ウラキくん!!」

ズギュゥゥゥゥウン

ウラキ「くぅっ!駄目か!」

バシュン

ガトー「!」

ウラキ「!?」

ガトー「ウラキ……とか言ったな」

ガトー「その名、忘れんぞ!」

バーニィ「少佐!二号機はもう保ちません、こちらへ!」

ウラキ「が、ガトー!!」

ボォンッ

ウラキ「うああっ!」

クリス「ガトーがっ……ウラキくん!」

カシュン
ボォッ

ガトー「バーニィ、カリウスは……」

バーニィ「……貝殻付きのガンダムにやられて、あえなく……」

ガトー「……そうか……惜しい男を無くした」

バーニィ(カリウスさん……)

バーニィ(俺は生きる……どんな事があっても!!)


続く



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コメント

  1. 名無し―ネームレス― | URL | -

    Re: バーニィ「ここ……何処だ?」 その3

    原作死なないのにカリウス死んじゃったよ・・・

  2. ………… | URL | JalddpaA

    Re: バーニィ「ここ……何処だ?」 その3

    続きよみたいです。

  3.     | URL | -

    Re: バーニィ「ここ……何処だ?」 その3

    評価保留だな。
    バーニィに星の屑を平然と承認させるような糞な
    描き方をするようならカス以下のSS。

  4. 名無しさん@見たよ! | URL | EBUSheBA

    Re: バーニィ「ここ……何処だ?」 その3

    は・・・早く続きを読みたい!!!
    お願いだから書いてくれえええええええ・・・

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