ハルヒ「こんなの捕まえたわよ!」翠星石「は、離しやがれですぅ!」 ID:pr5Q2V+30

2009年12月25日 21:22

ハルヒ「こんなの捕まえたわよ!」翠星石「は、離しやがれですぅ!」

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/22(火) 17:22:16.64 ID:pr5Q2V+30

「こんなの捕まえたわよ!」

ハルヒが大声で言う。そんな大声で言わなくてもきこえてるって。
ハルヒのそばには、緑色っぽい服を着た小さい人間がいた。

「はて、それはなんでしょうか」

古泉が言う。

「それは知らないわ」

「離しやがれですぅ!」

緑色の人間が言う。丁寧語を使っているのに不快に思うのはなぜだろうか。

「とりあえず、お前は誰なんだ」

「私ですか? 私はローゼンメイデン第3ドールの翠星石ですぅ」


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なんだその名前。よっぽどひどい親だったらしいな。
俺はいろいろな苦労を想像してちょっと可哀想な気分になった。

「別に名前でひどい目にあったことはねぇですが…」

「今ドールと言いましたね? ということは…人形でしょうか?」

古泉が嬉しそうに言う。

「はい、ちゃんと球体関節もあるですよ。見るですか?」

翠星石と言う人形が球体関節を見せる。

正直言おう。グロい。もう二度と見たくはない光景ベスト3には
確実に入るであろう。

「うわぁぁ…」

心なしか朝日奈さんも引いているように見える。

「も、もうわかった。わかったからもう、いいぞ」

「いいぞってなんですか…翠星石の脚線美に見とれてたと思ってたですのに…」

別に脚に見とれてはいない。それ以上に球体関節のインパクトが大きいしな。

「さて、この人形…どうしましょうか団長様」

「そうねぇ…」

俺は…うん、特に思い浮かばない自分が悔しい。
しょうがないから団長様に判断をゆだねようか。

「よし、決めた!」

団長様の判断は…。

「うちで育てるわ!」

へっ?

「だから、うちに持って帰って育ってるって言ってんの。意味わかる?」

いや、そういうことじゃない。そういうことじゃないんだ。

「育てるって、家族の人もいるんだろ?」

「そこはなんとか騙してさ」

「ロリコン…」

「女の子はロリコンに入らないのよ!」

なんじゃそりゃ。

かくして、翠星石とかいう人形はこのSOS団に移住することになった。
1人増えたせいか…なんかさらにうるささに拍車がかかった気がする。

「なんですかこの部活は…たいしたことやってねぇですか…」

「たいしたこと? ふんっ、聞いて驚くな!」

大体お前の言うことは驚く前にあきれるんだけどな。

「この部活はね、この世の不思議を探す秘密結社よ!」

秘密結社? ただ生徒会から認められてないだけだろーが。

「はぁ? なんですかそれ? どんな活動するんですか」

「それはね…土曜日になったらわかるわ! 今は教えない!」

別に今教えても俺は構わない。



なんだかんだで土曜日…。来なくてもいいのに…。

「ちーす」

「遅いわよキョン。いい加減にしないと本当にキレるわよ」

別に遅くきてるわけでもないのになんだこの仕打ち。
神様のバカヤロー。

「さーて」

「これからなにするですか?」

「ふふん」

ハルヒはもったいぶっているようだが、別にもったいぶるほどの情報ではない。
むしろスルーを推奨する。

俺たち5人+1体は喫茶店へ。
あっ、描写してないだけでちゃんと長門もいるからな。
そこらへん気をつけるように。

「さて、今からなにをするですか?」

「それはね…今からこの町を二手に分かれて捜索するのよ!」

大声で言うが本当にたいした情報じゃない。

古泉はやっぱりというかなんというかにやけ顔。
朝比奈さんはいつもどーり。
長門もいつもどうりの無表情。

本当に翠星石がいるほかはなにも変わらない。

「へっ?」

翠星石が困ったような顔をする。普通の人ならこんな反応をする。

「今からこの6本のつまようじを引いて、その組み合わせに分かれて

探索をするの。ささっみんな引いて引いて?」

そうして…。

俺と翠星石と古泉が東側。
ハルヒと長門と朝比奈さんが西側という運びとなった。

「詳しいことは古泉君が知ってると思うから聞いてね、あとキョン!
 その翠星石ちゃんにおかしなことしないでよね!?」

言われなくてもしない。俺は性欲に溢れた人間じゃないんだ。
そんな時期は遠い昔の中学生の時終わった。

「ふん!」

ハルヒが歩き出す。

「話でもしましょうか」

「こんな状況でする話なんて限られるだろうな」

「まぁ…そうでしょうね…本当はもっと世間話などをしたかったのですが」

「この翠星石とやらはハルヒの願望なのか?」

「いいえ、違うようです。そういえば日曜日の…」

「なるほど…確証は?」

「われわれ機関は一日中ハルヒを観察していましたが、その傾向はなかったようですそれにしても日曜日のM-1は…」

「なるほどな…確かに日曜日のM-1は面白かった、ノンスタイルが面白かったな」

「僕は笑い飯が面白かったように感じましたが…」

「おーい…翠星石を無視すんなですー」

「おっと失礼、つまり外に原因がありそうですね、それにしてもM-1優勝者は…」

「外? 外ってなんだ?」

「つまりハルヒや長門さんの勢力及び朝比奈さんの勢力とは別の、
 外の原因がありそうですね、やっぱりM-1優勝者は…」

「なるほどな…確かにパンクブーブーが優勝するのは違和感を覚えたな」

「でしょう? 何か作為的なものを感じました。これはやっぱり涼宮さんの…」

「だから無視すんじゃねーですー!」

「おい、神聖なボーイズトークを邪魔すんな」

「まぁまぁ、ここは一つ彼女に聞いて見ましょう」

「あなたはどこから来たのですか?」

「私は、迷子になっていたのです…そこであの人に…」

「ハルヒか…ん? ってことは…持ち主がいるのか?」

「はい…桜田さんというのです…」

「桜田さんか…古泉、なんとかならないか? なんかこう…桜田さんの住所を探れないか?」

「ちょっと待ってください、やってみましょう」

そういいつつ携帯を取り出す古泉。

「ちょっと失礼」

「…大丈夫ですか? 私はちゃんと帰れるのでしょうか…」

「大丈夫だ、きっと帰れるさ」

「あ、あの…もしよければ家族構成などを教えてください」

「は、はい…確か桜田のりと桜田ジュンの2人で住んでます」

「ありがとうございます…見つかったようです」

「良かったな、これで帰れるぞ」

「…でも…」

「ん? どうした?」

「ハルヒと別れたくない…」

そういう翠星石の顔はどこか悲しげだった。

「…おい…」

こういうときキザっぽい言葉を適当に言ってればなんとかなるんだろうが
思いつかない自分が恨めしい。

「大丈夫だ、会いたくなったらまた会いに来い、少なくとも俺は笑顔で迎えてやる」

「あっひどい人ですね、僕も笑顔で迎えますからご安心を」

「…ふっふ…」

いたずらに翠星石が笑う。

「人間の中にも…いい人っているのですね…私…」

ああそうさ、人間悪い奴ばっかじゃない。その分だけいい奴もいるんだ。
それは覚えておいてくれ。元の場所に帰ってもな。

「おっと車が来たようです。もしよかったら送って差し上げましょう」

「はい…お言葉に甘えて」




そして…。

「ありがとうございました」

のりさんなる人物とジュン? がお辞儀して謝る。
いいんだ。別に俺らはたいしたことをしていない。
もとに戻しただけだ。

「それでは、僕たちはこれで」

「また会いに言ってやるですから笑って迎えてくれですよー!」

「ああもちろん!」

「ふふっ」

「なんだ古泉、おかしいところでもあったか?」

「いえいえ、あなたがそんな熱い人だとは思わなかったもので」

「なんだそれー。俺が冷たい人間だとでも思ってたのか?」

「さーて、確か12時集合だったな…もう間に合わないな…」

「大丈夫です。僕も一緒ですから」

「ああそうだな、翠星石のこともあるし2人で謝るか」

「ええ」





88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/22(火) 18:44:39.97 ID:pr5Q2V+30
SSという名の保守でした、と




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