シーブック「SOS団だって!?」

2010年01月22日 18:03

シーブック「SOS団だって!?」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 18:23:03.18 ID:+sYMBJ6p0

シーブック「おーい、ハルヒ。学園のミスコンに出てみないか?」

ハルヒ「は?」

シーブック「あんたに俺の小遣い全部賭けるからさ」

ハルヒ「異世界人とか来るの?」

シーブック「ミスコンにそんなの来る訳ないだろ」

ハルヒ「じゃあ話しかけんなっ!」

シーブック「なぁ、いいから。出てみなって、ほら」

ハルヒ「しつこいわね、あんた。離しなさいよっ」


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ドワイト「発表します。このミスコンテストの優勝者は涼宮ハルヒ~!!」

パチパチパチ

シーブック「やっぱ思ったとおりだ!」

ドワイト「では優勝者のハルヒさん、何か一言」

ハルヒ「ただの人間には興味ありません。この中に異世界人がいたら私のところへ来なさい、以上」

ズガガガガガガ ドンッ!

シーブック「な、なんだ!?」

文化祭の会場にモビルスーツが降りてきた。

女生徒「きゃー、モビルスーツよ!」

男生徒「逃げろー!!」

シーブック「敵襲!? おい、逃げるぞ」

ハルヒ「なにあれ! もしかして、異世界人の来襲!?」

シーブック「知るかそんなの。急げ! 踏み潰されるぞ!」

谷口「おい、シーブック。こっちだ!」

シーブック「谷口!?」

前でエレカに乗ったシーブックのクラスメート・谷口が手招きしている。

国木田「早く、いそいで」

シーブックは今まで手を引っ張って一緒に逃げていたハルヒと妹のリィズを先に乗せた。

谷口「ほらお前も早く乗れ!」

シーブック「悪いっ! よっと」

谷口「よし、これで全員だな」

国木田「もう発進していいよ」

谷口「って、誰が運転するんだよっ! 俺運転できねえぞ」

シーブック「おいおい……」

古泉「なら、僕が運転しましょうか?」

シーブック「ん。あんたは?」

古泉「あ、申し遅れました。僕はつい最近あなた方と同じ学校に転校してきた古泉一樹と申します。
   とはいってもあなたたちとは別のクラスなのですが」

谷口「よしっ。この際なんでもいいから、運転できるんならお前頼んだぜ!」

古泉「わかりました。えーと、では行き先は?」

ハルヒ「……」

国木田「確か、この近くのロイ戦争博物館に避難用のシェルターがあるって聞いたよ」

シーブック「よし、そこにしよう。頼めるか、古泉?」

古泉「了解しました。では、発進しますよ」

ブロロロロロロロ



ロイ戦争博物館

古泉「着きましたよ」

谷口「おぉ、でかしたっ!」

ドガカ! ズガン!  ガガガガガ!

リィズ「きゃあ!」

シーブック「大丈夫か、リィズ!?」

リィズ「うん、平気……!」

国木田「戦火も広がってきたみたいだよ」

古泉「さぁ、早く皆さん。館内のシェルターに!」

シーブック「あぁ。ほら、ハルヒも早く来いって!」

ハルヒ「ええ」



ハルヒ「あ」

シーブック「どうしたんだ?」

ハルヒ「館内に誰か居るわよ。ほら、あそこ」

シーブック「本当だ。あの制服……ありゃ僕たちの学校の生徒じゃないか」

長門「……」

シーブック「おい。君もここのシェルターに逃げてきたのか」

長門「コクッ」

シーブック「そうか。えっと、名前は?」

長門「長門有希」

シーブック「俺たちも避難しにここまでやって来たんだ。長門も一緒に来いよ」

長門「コクッ」
長門「……」

シーブック「おい、何突っ立ってるのさ? 追いてっちゃうぞ」

長門「……」

シーブック「何見てるんだ?」

長門「これ」

シーブック「これは……旧式のタンクじゃないか。これがどうかしたのか?」

長門「ユニーク」

二人でそんな会話をしていると
突然そのタンクが動き出した。

ガガガガガガガガ…

シーブック「うわっ! 動いた!?」

谷口「マジだ。誰が動かしてるんだよ!?」

ロイ「私だっ!!」

古泉「失礼ですが、あなたは?」

ロイ「この博物館の館長であり、将軍でもあるロイ・ユング将軍である!」

シーブック「こんな旧式のタンクなんか動かして、何をするつもりなんですかっ?」

ロイ「これからこの私ロイ将軍が直々に防衛線に加わろうというのだ!」

シーブック「!」

シーブック「それ本気で言ってるんですか!?」

ロイ「無論だ」

シーブック「無茶ですよ! かえって被害を広げるだけです、そんなこと!」

ロイ「腰抜けが。お前たちも逃げる余裕があるのなら前線で抗戦するくらいのことはしろ」

シーブック「おい、お前らも何か言ってやってくれよ!」

谷口「ロイさん、その戦車すげえかっけえっすよ。マジで俺好みだわ。
     まさにAAランク+だな!」

ロイ「そうだろうそうだろう」

谷口「ロイさん。ぜひ俺もこの戦車で一緒に戦わせてくださいっ!」

シーブック「お、おい!」

国木田「待って谷口。僕も一緒に行くよ」

シーブック「国木田まで!」

国木田「どうせ逃げてもやられるなら、ここで少しでも敵を叩いた方がいいかなぁって」

シーブック「ばかっ。二人揃って死にに行くつもりか!?」

古泉「僕もおやめになった方がよろしいと思います。なんにせよ危険です」

ロイ「それでは発進するぞ。準備はいいなっ?」

谷口「おうよっ!」

ガガガガガガガガガ…

こうしてロイ、谷口、国木田の乗ったタンクは外へ出て行ってしまった。

シーブック「戻って来い、二人とも!!」

ガガガガガガガガ…

ロイ「よし、くるぞ……」

ロイたちの乗る戦車の上空に敵のモビルスーツがやってきた

国木田「谷口、弾つめたよ……!」

谷口「承知。んじゃ、いっくぜぇ……んぉ!?」


長門「来る」


戦車の上でモビルスーツに向けてバズーカを構えた谷口だったが
時すでに遅く、タンクにモビルスーツのサーベルを突き立てられた

ドオオオォォン!!

国木田「う、うわあぁ!!」

谷口「ぬあああぁぁぁ!!」

その衝撃で弾き飛ばされた谷口は、近くの建物の壁に強く叩きつけられた

バキッ!!
谷口「が……っ」

シーブック「谷口っ!!」

国木田「……」

やがて戦車の中で伏せていた国木田が顔を上げた

国木田「あれ……。何が起きたんだろ?」

リィズ「ケガはない?」

国木田「一応、平気だけど。いつの間にか谷口とロイ将軍が居なくなっちゃったみたいなんだよ」

古泉「残念ですがそのお二人はお忘れになった方が……」

シーブック「くっ……!」

タッタッタッタ

シーブックは唇をかみ締めながら谷口が飛ばされた方へ駆けていった。

シーブック「おい、谷口」

谷口「」

シーブック「何やってるんだよ、谷口」

谷口「」

シーブック「今はふざけてる場合じゃないんだぜ、おい、おいっ!」

谷口「」

シーブック「お前みたい奴がいないと……俺たち困るだろぉ……。なぁ!!」

国木田「シーブック、もうそのままにしておいてあげようよ……」

谷口「」

シーブック「だってよぉ……谷口なんだぜ」

古泉「さっき見てきましたがここのシェルターはエンプティ、何もないもぬけの殻でした」

ハルヒ「それ本当? ツイてないわね」

国木田「さっき館員さんに聞いた話だと24桟橋の方にも避難してる人がいるって言ってたよ」

リィズ「じゃあ、早くそこに向かいましょ」

国木田「でも、シーブックが」

シーブック「うっうっ……」

ハルヒ「ちょっと、あんた。何いつまでもメソメソしてるのよ。
      変なのが一人居なくなっただけで」

シーブック「うっうっ……悪いかよ!」

ハルヒ「悪いわよ。あんた一人のせいで出発が遅れてるのよ。
     もし、これが部活だったら死刑確定よ!」

シーブック「わかってるよ! 行けばいいんだろ、行けば!」

やがてシーブックは重い腰を上げエレカの方へ走り、
谷口の亡骸から離れていった。

シーブック(大人たちの都合で殺されてたまるかっ!)

古泉「おや……。どうやら、このエレカはさっきのドンパチのせいで完全に動かなくなってしまったようですね」

ハルヒ「じゃあ、どうすんのよ!」

シーブック「あれを使おう」

リィズ「お兄ちゃん?」

国木田「さっきのタンクを使うっていうのかい?」

シーブック「それしか方法はないだろ。ほれ、俺が動かすから早くみんな乗れよ。また敵が来ちまうぞ」

古泉「やむをえませんね。それでは皆さん、この戦車へ移りましょう」


シーブック一行は、24桟橋に向けタンクを走らせ移動を開始した。
しかし、その途中の道。


シーブック「なんだ?」

古泉「どうしましたか?」

シーブック「なんだよあいつら……? 道路の真ん中だっていうのに」


バルド中尉「よし。この子を使おう。捕らえろ!」

みくる「ひぇぇ~~、やめてくださぁ~~いぃぃ……」


国木田「あの大人の人の方、連邦軍じゃないかな」

古泉「何か悶着でしょうか?」


バルド「子供で、しかもこんな可愛らしい少女を盾にすりゃ
    クロスボーン・バンガードの奴らも攻撃はして来ないのだ」

みくる「ひぇぇ~~、いやですぅぅ……!」


シーブック「なにぃ、子供を盾にしようっていうのかっ!?」

古泉「常軌を逸してますね……」


バルド「ん? なんだ貴様らはぁ?」

シーブック「あんた。その子を盾にしようだなんて、本気で言ってるんですか!?」

バルド「丁度いい、タンクに子供つきか。お前ら、そこから降りろ。お前らも盾がわりになってもらうぞぉ」

ハルヒ「ちょっとあんたたち、どうでもいいから早くどきなさいよっ!
     通れないでしょ!」

バルド「それはこっちのセリフだ。早くその戦車からどかないとモビルスーツを使って叩き落すぞぉ!」

ハルヒ「かぁ、あったま来た! ああいえばこういって。
     目に物見せてやるわ」

国木田「涼宮さん、それバズーカだよ!」

ハルヒ「みてなさぁい」

リィズ「危ないわ、撃っちゃダメよ!」

ドォン!!!

ハルヒはバルドたち連邦兵に向けてバズーカ弾を放った。

ズゴオォォン!!!!

バルド「ぬわああああぁぁ!!」

みくる「ひ、ひゃいぃぃぃぃ~~!!」


シーブック「あのバカ……!」

古泉「やってしまいましたね……」

バルド「うぬぅぅ……貴様ら、抵抗したな! こうなったらひっ捕まえろ!!」

連邦兵「はっ!」


シーブック「まずいっ……。こうなったら逃げるぞ! あんたも来い!」

みくる「え……ひ、ひゃうぅぅ!!」

シーブックはそばでたじろいでいたみくるの手を引っ張り
タンクのコクピットの中へ連れ込み後退を始めた。

しかし、タンクの後ろにはもう連邦のモビルスーツ・ジェガンが
回り込んでいた。

シーブック「しまったぁ!」

ハルヒ「あら? でもあのモビルスーツ動かないわよ」

国木田「本当だ」


レズリー「私があのジェガンのパイロットの動きを止めたのだ」


そう言ってコクピットにシーブックの父親レズリー・アノーが飛び込んできた。

シーブック「父さんっ!」

リィズ「よかった、無事だったのね」

レズリー「さぁ、今のうちに早く逃げるんだ!」

シーブック「わかったよ、父さん」

こうしてシーブック一行は連邦軍から逃走することに成功した。


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