2010年11月25日 19:40
ジョジョと佐天の冒険-迫り来る恐怖-
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 20:26:18.50 ID:Bjpm8FRn0
佐天「あれ?えーっと…億泰さん??何してるんですか?」
億泰「ん?おう。嬢ちゃんか…いやな、これを見てくれ」
このイカツイお兄さんは虹村億泰さん。
この前私が知り合った東方仗助さんのフリョー仲間ってやつ
私がこの街に来て1ヶ月強。
学園都市でレベル0だった涙子ちゃんは
変な化け物にとり憑かれてしまいました。
BB『変な化け物は無いだろ』
佐天「これ?…『イタリア料理-トラサルディー-』ですか」
佐天「この先って確か霊園墓地だったような気が…」
億泰「こういう通っぽいところが逆にそそるんだぜぇ~」
億泰「あっ!こりゃたまらん!ヨダレずびっ!!」
億泰「つぅーよーな味だぜぇ~~きっと」
うわー。思いっきり食べたそうな顔
佐天「でも、高いですよ?きっと。私お金ないし…」
億泰「大丈夫!おれんち食ってくだけのカネはあんのよ」
億泰「さすがにチューボーにたかったり割り勘とかはいわねーよ」
億泰「一人寂しくイタリア料理ってカナシーだろぉ~?」
しょーがないなぁ~ニクメないよね、この人は。
佐天「判りました、ご一緒しましょう。」
億泰「おっしゃ!いこいこしゅっぱーつ」
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1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 20:26:18.50 ID:Bjpm8FRn0
佐天「あれ?えーっと…億泰さん??何してるんですか?」
億泰「ん?おう。嬢ちゃんか…いやな、これを見てくれ」
このイカツイお兄さんは虹村億泰さん。
この前私が知り合った東方仗助さんのフリョー仲間ってやつ
私がこの街に来て1ヶ月強。
学園都市でレベル0だった涙子ちゃんは
変な化け物にとり憑かれてしまいました。
BB『変な化け物は無いだろ』
佐天「これ?…『イタリア料理-トラサルディー-』ですか」
佐天「この先って確か霊園墓地だったような気が…」
億泰「こういう通っぽいところが逆にそそるんだぜぇ~」
億泰「あっ!こりゃたまらん!ヨダレずびっ!!」
億泰「つぅーよーな味だぜぇ~~きっと」
うわー。思いっきり食べたそうな顔
佐天「でも、高いですよ?きっと。私お金ないし…」
億泰「大丈夫!おれんち食ってくだけのカネはあんのよ」
億泰「さすがにチューボーにたかったり割り勘とかはいわねーよ」
億泰「一人寂しくイタリア料理ってカナシーだろぉ~?」
しょーがないなぁ~ニクメないよね、この人は。
佐天「判りました、ご一緒しましょう。」
億泰「おっしゃ!いこいこしゅっぱーつ」

ほわ~~けっこうかっちょいいお店
佐天「本日の料理-お客様しだい-3500円かぁ…」
…お客様しだい??
億泰「おい、早く入ろーぜぇ~」
チャリ~~ン
佐天「ほうほう。なかなか雰囲気良いじゃないですか」
億泰「俺、イタリア野郎のデザインとか結構好きなんだよなぁ~」
佐天「でもテーブル二つしかないですよ?予約制とかなんじゃ」
??「ダイジョーブですよ。私一人でウェイターも兼ねているので手一杯なだけでス」
おお、ガイジンさんだ…イタリア人??
??「ささ!お席へドーゾ」
億泰「あの…外人さんスか?」
トニオ「シニョール。私『イタリア人』のトニオ・トラサルディーといいます」
トニオ「トニオと呼んでください」
佐天「本場のイタリア料理って事ですね?楽しみだなぁ…」
億泰「何食うかなぁ~~っと、『メニュー』はどこかな…?」
トニオ「めにゅー?『リスタ』のことですか??そんなものウチにはないよ」
へ?
佐天「え??ここ料理店じゃあ…」
トニオ「料理の献立はワタシがお客様を見て決める、という事デス」
億泰「なーんじゃそりゃ!オメーんとこは客の食いてーものを食わせねーっつーのかよ」
なんという理不尽な店だ。
こりゃ期待できそうにないな…
こんな店学園都市にだってない…
トニオ「フーム…あなた、昨日下痢しましたね?腸の壁が荒れています」
億泰「ナヌッ!」
トニオ「それに睡眠不足です。チョット左手も見せて…フム…右足に水虫」
トニオ「それに肩こりと虫歯二本…デスか」
億泰「そ、そんな…全部合ってる!」
億泰「頭が悪いって言われなかったのはうれしい!」
おお、占い師!!
じゃなくて
佐天「億泰さん…水虫なんですか??」
うわぁ…まだコーコーセーなのに…
佐天「早めに治しておかないと彼女できませんよ??」
億泰「うげぇ!メチャ辛口だぜ!嬢ちゃんよぉ!」
トニオ「ダイジョーブ。ワタシはそれらを改善する料理を出します」
トニオ「おっと…説明している暇があったら料理をお出ししなければイケマセンでス」
トニオ「こちらのシニョリーナは?」
トニオ「見た所フケンコーそうなところは見受けられませんが」
佐天「じゃあ…私も同じので」
トニオ「オ・カピートォ。少々お待ちください」
億泰「しっかし…すげぇなぁ…ドンピシャってやつだぜ?」
佐天「ヘルシー料理かぁ…どんな料理なんですかね?」
億泰「薬草だらけとかだったらカネ払いたくねーなぁ~」
!!!!!ぇ?
佐天「ん?どーしました?億泰さん」
億泰「こっ!!こんなうまい水!!生まれてこのカタ!飲んだことがねーぜッ!」
億泰「嬢ちゃんも飲んでみろ!!なんつーかよぉ~スゲーさわやかなんだよ」
億泰「三日間砂漠をうろついた後に飲む水みてーに!」
億泰「~~~~ンまあーいっ!」
佐天「確かに美味しいですねぇ~どこの銘柄でしょ?」
億泰「なんか美味すぎて…涙出てきた…ハンカチもってなぁい??」
佐天「ありますよ。チョット待ってくださいね」
億泰「おお…どんどん泣けてくるよぉ~~止まんねーよォ」
そんな大げさな…全く…!
佐天「お、億泰さん…目、目が…しぼんでフニャフニャですよっ!」
トニオ「ドーカあわてないでください」
ハッ!この水!まさか変な薬か何かが!!
トニオ「目がしぼむのは一時的なものでス」
トニオ「眼球内を洗い流して睡眠不足を解消してくれる水なのでス」
スッカァァァァッ!
億泰「眠気がふっとんだッ!!」
佐天「えーーーー!」
これで良いの?ねぇ、これで良いの??
漫画じゃあないんだから!
トニオ「さっ!料理を続けましょうか」
佐天「あ、モッツァレラチーズですね?これ」
トニオ「よくご存知で。こちらはトマトと一緒に口の中に入れてクダサイ」
億泰「なにィ?トマトとチーズを一緒にだぁ?」
億泰「外国人と日本人の味覚は違うもんだぜ?こーゆーのはよぉ~」
パクッ
億泰「ゥンまあああああ~いっ!」
佐天「たっはぁ!これは!ドレッシングがまたいい感じに効いてます!」
億泰「クックッ!生まれてきて良かった~~」
佐天「判ります!今度私も家でやってみよう!」
トニオ「グラッツェ~お喜びいただき幸せです…ですが」
トニオ「肩こりが治るのはそちらのお客様だけですので」
佐天「ん??」
億泰「肩こり??そういや首の付け根が暑くなってきたな…」
億泰「い、いや…『かゆい』!肩がかゆくて…」
ゲッ!!
億泰「な、何か!指にべっとり…!!」
佐天「な、何です?それ!!」
トニオ「それは『垢』です」
佐天「垢?!バッチィっ!!」
億泰「って言ってもかゆくてタマンネーんだよぉ!!」
ドドドドドドドド
佐天「ちょ…チョット待って!!肉までえぐれて来てますよ!」
億泰「ン…痒いのが止まった…おっ!」
グイングイン
億泰「肩が軽いッ!肩こりがなくなったぜ!」
佐天「えー…」
いや、ない
無い無い無い無い!!
ぜーったいおかしい!!
学園都市でもないのに
こんなのぜーったいにありえない!
億泰「このレストラン!スゲぇーよ!」
つんつん…
億泰「あ!ダメッ!!辛いっ!これ辛いッス!激辛ッス!!」
つんつん…
トニオ「でもワタシのスパゲティーは辛いのが駄目な人でも食べられるように作ってありマス」
トニオ「ダメならダメでお気にナサらずに…そのパスタのお代はケッコウですので」
トニオ「ではワタシ、セコンドピアットを持ってまいりますので」
つんつん…
佐天「億泰さん、からいの無理なら止めましょうよ」
うん、食べる気がしない…
美味しそうだけど、食べる気がしない…
億泰「あ!そうだ作り直してもらえばいいんじゃねーか!唐辛子なしに!」
少しは疑おうよぉ~
佐天「億泰さん、ちょっと位は考えません??目がしぼんだり肩が急に治ったり…」
佐天「まるで仗助さんみたいじゃあないですか…」
億泰「だから、それが料理の技術なんだろ?あれぐれーふつーだって…辛ッ!」
ああ…そうだった
この人、結構初春なんだった…
佐天「どちらかというと料理より【スタンド能力】っぽく感じますけど」
億泰「まっさかぁ~~辛いッ!」
佐天「とか言いながらチビチビ舐めてるし」
億泰「辛いのダメなんだけど…ダメなんだけど…」
バクゥ!!
佐天「え?」
億泰「お…おっ…思わず食っちまった…辛ぇーのに…辛いのにッ!!」
億泰「食えば食うほど腹が空いて…ンまあーーいィッ!」
ボォーーーン!
佐天「歯…??歯が…飛び出して…」
億泰「これ虫歯…か?アギッ!!…そ、そういえば奥歯も…」
ボォォーーーーーン!!
億泰「あれも虫歯だァァァァ!」
んな馬鹿な!!
佐天「かんっぜんに異常です!こんな歯が飛び出すなんて!!」
億泰「アギギギ…ホッケェーーーーー!歯が生えてきて…」
BB『これは異常だ…自然現象では絶対に起きない』
佐天「奥歯が一瞬で生え変わるなんて…やっぱりこの料理…」
BB『何か入っているなッ!!』
佐天「【ベイビー・バッシュ】!」
ドヒュゥゥゥゥゥゥ!!
BB『この料理を【吹き抜け】て…捕まえたぞッ!』
佐天「さっすが!よくやりました!!いい子だぞ!」
メッシャァーーーーッ!
億泰「なんだぁ?このちっこいのはッ!」
佐天「やっぱり【スタンド使い】ッ!仗助さんに早く連絡を!」
佐天「億泰さんっ!しっかり!!」
億泰「は…腹が…いでェェェ!し、死ぬゥゥゥ!!」
佐天「ダメだ…助けを呼んでいる暇は無い…私がやらなきゃ…」
BB『大丈夫…僕がいる…』
ドドドドドドドドドド
佐天「あのイタリアさん…何をたくらんでこんなことを…」
ガツガツガツ…ムシャムシャムシャ…
何の音…??
…これがメインディッシュ?美味しそうだけど
これにも【入って】るんだろうなぁ…
BB『ゴシュジンサマ。音はあれだ』
あ、可愛いワンコ…
メインディッシュと同じお肉食べてる…
って、ちょっと待って
なんで調理場のすぐ隣の部屋でワンコ飼ってるの!
佐天「なーんて不衛生な…これは違う意味でも許せない」
ガハァ!
佐天「キャアアアッ!」
ワンちゃんが!ワンちゃんが!!
血反吐ぶちまけて!!ああ…内臓がはみ出ちゃってる…
トニオ「そこで何をしている!見たナァ~~~~ッ!」
ドシューーーッ!
包丁!!顔に飛んで来て……BB!
バキィィィ!!
BB『ちゃんとはじくようにコントロール出来たじゃないか』
カラカラン…
トニオ「お前!ここに入ってくるとはッ!ただじゃあおきませンッ!」
カッチーン!
ワンちゃんが血を吐いて…
包丁投げつけられて…
これでただじゃあおかないとか
ちょーっとばかし佐天さんも切れちゃいますよ?
佐天「なーにがただじゃあおかないですか!」
佐天「そこのワンちゃんに何してるんです!」
佐天「億泰さんのお腹に何をしたんですか!!」
ムシャムシャムシャムシャ
佐天「そう!ムシャムシャムシャムシャ…?」
ンまああーーーい
ブゲェーッ!!
佐天「キャアアアアアア!億泰さんッ!!」
トニオ「タダじゃあおきマセンッ!」
ハッ!しまった!!真後ろ!!
トニオ「ここでは手を洗いなさいッ!」
バッ!!!
佐天「…薬用…えっ?!」
トニオ「許せないッ!アナタ断りも無く調理場に入ってきてッ!」
トニオ「調理場は清潔でなければならないのですッ!」
…石鹸??
億泰「おーう、嬢ちゃん…腸の具合が治ったぜぇ~~」
ハァーーーーッ?!
トニオ「うう、その通りデシタ…」
プリンを食べながら、トニオさんを挟んで
テーブルでお話。
うん、プリンもおいしーい♪
佐天「でしょう?確かに私も勝手に入ったのは謝りますけど!」
BB『調理場の隣の部屋に犬を。ケージがあるとは言えど鎖無しとは』
佐天「しかも料理をおきっぱなしでその部屋を空けるなんて非常識です!」
佐天「私に清潔にって言う前に、料理人としてしっかりしなさい!」
まぁ、でも…
佐天「トニオさんの料理人としての心意気は素晴らしいですよ」
億泰「そーそー。普通【スタンド使い】になったら悪用したりするってのにな」
トニオ「料理人にとってお客様に快適になって帰ってイタダく。コレこそが生きガイでス」
億泰「プリンもんめぇしよ…何度でも通うモンね~~」
佐天「ま、食べ終わった後のお掃除はお手伝いしますよ」
佐天「…にしても、平和ですねぇ~」
億泰→トラサルディーの常連に
トニオ→あっちも!こっちも!と涙子に怒られながら掃除
佐天→掃除手伝ったんだから!と秘伝のドレッシングレシピを(無理やり)教えてもらう
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< TO BE CONTINUED |
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佐天「本日の料理-お客様しだい-3500円かぁ…」
…お客様しだい??
億泰「おい、早く入ろーぜぇ~」
チャリ~~ン
佐天「ほうほう。なかなか雰囲気良いじゃないですか」
億泰「俺、イタリア野郎のデザインとか結構好きなんだよなぁ~」
佐天「でもテーブル二つしかないですよ?予約制とかなんじゃ」
??「ダイジョーブですよ。私一人でウェイターも兼ねているので手一杯なだけでス」
おお、ガイジンさんだ…イタリア人??
??「ささ!お席へドーゾ」
億泰「あの…外人さんスか?」
トニオ「シニョール。私『イタリア人』のトニオ・トラサルディーといいます」
トニオ「トニオと呼んでください」
佐天「本場のイタリア料理って事ですね?楽しみだなぁ…」
億泰「何食うかなぁ~~っと、『メニュー』はどこかな…?」
トニオ「めにゅー?『リスタ』のことですか??そんなものウチにはないよ」
へ?
佐天「え??ここ料理店じゃあ…」
トニオ「料理の献立はワタシがお客様を見て決める、という事デス」
億泰「なーんじゃそりゃ!オメーんとこは客の食いてーものを食わせねーっつーのかよ」
なんという理不尽な店だ。
こりゃ期待できそうにないな…
こんな店学園都市にだってない…
トニオ「フーム…あなた、昨日下痢しましたね?腸の壁が荒れています」
億泰「ナヌッ!」
トニオ「それに睡眠不足です。チョット左手も見せて…フム…右足に水虫」
トニオ「それに肩こりと虫歯二本…デスか」
億泰「そ、そんな…全部合ってる!」
億泰「頭が悪いって言われなかったのはうれしい!」
おお、占い師!!
じゃなくて
佐天「億泰さん…水虫なんですか??」
うわぁ…まだコーコーセーなのに…
佐天「早めに治しておかないと彼女できませんよ??」
億泰「うげぇ!メチャ辛口だぜ!嬢ちゃんよぉ!」
トニオ「ダイジョーブ。ワタシはそれらを改善する料理を出します」
トニオ「おっと…説明している暇があったら料理をお出ししなければイケマセンでス」
トニオ「こちらのシニョリーナは?」
トニオ「見た所フケンコーそうなところは見受けられませんが」
佐天「じゃあ…私も同じので」
トニオ「オ・カピートォ。少々お待ちください」
億泰「しっかし…すげぇなぁ…ドンピシャってやつだぜ?」
佐天「ヘルシー料理かぁ…どんな料理なんですかね?」
億泰「薬草だらけとかだったらカネ払いたくねーなぁ~」
!!!!!ぇ?
佐天「ん?どーしました?億泰さん」
億泰「こっ!!こんなうまい水!!生まれてこのカタ!飲んだことがねーぜッ!」
億泰「嬢ちゃんも飲んでみろ!!なんつーかよぉ~スゲーさわやかなんだよ」
億泰「三日間砂漠をうろついた後に飲む水みてーに!」
億泰「~~~~ンまあーいっ!」
佐天「確かに美味しいですねぇ~どこの銘柄でしょ?」
億泰「なんか美味すぎて…涙出てきた…ハンカチもってなぁい??」
佐天「ありますよ。チョット待ってくださいね」
億泰「おお…どんどん泣けてくるよぉ~~止まんねーよォ」
そんな大げさな…全く…!
佐天「お、億泰さん…目、目が…しぼんでフニャフニャですよっ!」
トニオ「ドーカあわてないでください」
ハッ!この水!まさか変な薬か何かが!!
トニオ「目がしぼむのは一時的なものでス」
トニオ「眼球内を洗い流して睡眠不足を解消してくれる水なのでス」
スッカァァァァッ!
億泰「眠気がふっとんだッ!!」
佐天「えーーーー!」
これで良いの?ねぇ、これで良いの??
漫画じゃあないんだから!
トニオ「さっ!料理を続けましょうか」
佐天「あ、モッツァレラチーズですね?これ」
トニオ「よくご存知で。こちらはトマトと一緒に口の中に入れてクダサイ」
億泰「なにィ?トマトとチーズを一緒にだぁ?」
億泰「外国人と日本人の味覚は違うもんだぜ?こーゆーのはよぉ~」
パクッ
億泰「ゥンまあああああ~いっ!」
佐天「たっはぁ!これは!ドレッシングがまたいい感じに効いてます!」
億泰「クックッ!生まれてきて良かった~~」
佐天「判ります!今度私も家でやってみよう!」
トニオ「グラッツェ~お喜びいただき幸せです…ですが」
トニオ「肩こりが治るのはそちらのお客様だけですので」
佐天「ん??」
億泰「肩こり??そういや首の付け根が暑くなってきたな…」
億泰「い、いや…『かゆい』!肩がかゆくて…」
ゲッ!!
億泰「な、何か!指にべっとり…!!」
佐天「な、何です?それ!!」
トニオ「それは『垢』です」
佐天「垢?!バッチィっ!!」
億泰「って言ってもかゆくてタマンネーんだよぉ!!」
ドドドドドドドド
佐天「ちょ…チョット待って!!肉までえぐれて来てますよ!」
億泰「ン…痒いのが止まった…おっ!」
グイングイン
億泰「肩が軽いッ!肩こりがなくなったぜ!」
佐天「えー…」
いや、ない
無い無い無い無い!!
ぜーったいおかしい!!
学園都市でもないのに
こんなのぜーったいにありえない!
億泰「このレストラン!スゲぇーよ!」
つんつん…
億泰「あ!ダメッ!!辛いっ!これ辛いッス!激辛ッス!!」
つんつん…
トニオ「でもワタシのスパゲティーは辛いのが駄目な人でも食べられるように作ってありマス」
トニオ「ダメならダメでお気にナサらずに…そのパスタのお代はケッコウですので」
トニオ「ではワタシ、セコンドピアットを持ってまいりますので」
つんつん…
佐天「億泰さん、からいの無理なら止めましょうよ」
うん、食べる気がしない…
美味しそうだけど、食べる気がしない…
億泰「あ!そうだ作り直してもらえばいいんじゃねーか!唐辛子なしに!」
少しは疑おうよぉ~
佐天「億泰さん、ちょっと位は考えません??目がしぼんだり肩が急に治ったり…」
佐天「まるで仗助さんみたいじゃあないですか…」
億泰「だから、それが料理の技術なんだろ?あれぐれーふつーだって…辛ッ!」
ああ…そうだった
この人、結構初春なんだった…
佐天「どちらかというと料理より【スタンド能力】っぽく感じますけど」
億泰「まっさかぁ~~辛いッ!」
佐天「とか言いながらチビチビ舐めてるし」
億泰「辛いのダメなんだけど…ダメなんだけど…」
バクゥ!!
佐天「え?」
億泰「お…おっ…思わず食っちまった…辛ぇーのに…辛いのにッ!!」
億泰「食えば食うほど腹が空いて…ンまあーーいィッ!」
ボォーーーン!
佐天「歯…??歯が…飛び出して…」
億泰「これ虫歯…か?アギッ!!…そ、そういえば奥歯も…」
ボォォーーーーーン!!
億泰「あれも虫歯だァァァァ!」
んな馬鹿な!!
佐天「かんっぜんに異常です!こんな歯が飛び出すなんて!!」
億泰「アギギギ…ホッケェーーーーー!歯が生えてきて…」
BB『これは異常だ…自然現象では絶対に起きない』
佐天「奥歯が一瞬で生え変わるなんて…やっぱりこの料理…」
BB『何か入っているなッ!!』
佐天「【ベイビー・バッシュ】!」
ドヒュゥゥゥゥゥゥ!!
BB『この料理を【吹き抜け】て…捕まえたぞッ!』
佐天「さっすが!よくやりました!!いい子だぞ!」
メッシャァーーーーッ!
億泰「なんだぁ?このちっこいのはッ!」
佐天「やっぱり【スタンド使い】ッ!仗助さんに早く連絡を!」
佐天「億泰さんっ!しっかり!!」
億泰「は…腹が…いでェェェ!し、死ぬゥゥゥ!!」
佐天「ダメだ…助けを呼んでいる暇は無い…私がやらなきゃ…」
BB『大丈夫…僕がいる…』
ドドドドドドドドドド
佐天「あのイタリアさん…何をたくらんでこんなことを…」
ガツガツガツ…ムシャムシャムシャ…
何の音…??
…これがメインディッシュ?美味しそうだけど
これにも【入って】るんだろうなぁ…
BB『ゴシュジンサマ。音はあれだ』
あ、可愛いワンコ…
メインディッシュと同じお肉食べてる…
って、ちょっと待って
なんで調理場のすぐ隣の部屋でワンコ飼ってるの!
佐天「なーんて不衛生な…これは違う意味でも許せない」
ガハァ!
佐天「キャアアアッ!」
ワンちゃんが!ワンちゃんが!!
血反吐ぶちまけて!!ああ…内臓がはみ出ちゃってる…
トニオ「そこで何をしている!見たナァ~~~~ッ!」
ドシューーーッ!
包丁!!顔に飛んで来て……BB!
バキィィィ!!
BB『ちゃんとはじくようにコントロール出来たじゃないか』
カラカラン…
トニオ「お前!ここに入ってくるとはッ!ただじゃあおきませンッ!」
カッチーン!
ワンちゃんが血を吐いて…
包丁投げつけられて…
これでただじゃあおかないとか
ちょーっとばかし佐天さんも切れちゃいますよ?
佐天「なーにがただじゃあおかないですか!」
佐天「そこのワンちゃんに何してるんです!」
佐天「億泰さんのお腹に何をしたんですか!!」
ムシャムシャムシャムシャ
佐天「そう!ムシャムシャムシャムシャ…?」
ンまああーーーい
ブゲェーッ!!
佐天「キャアアアアアア!億泰さんッ!!」
トニオ「タダじゃあおきマセンッ!」
ハッ!しまった!!真後ろ!!
トニオ「ここでは手を洗いなさいッ!」
バッ!!!
佐天「…薬用…えっ?!」
トニオ「許せないッ!アナタ断りも無く調理場に入ってきてッ!」
トニオ「調理場は清潔でなければならないのですッ!」
…石鹸??
億泰「おーう、嬢ちゃん…腸の具合が治ったぜぇ~~」
ハァーーーーッ?!
トニオ「うう、その通りデシタ…」
プリンを食べながら、トニオさんを挟んで
テーブルでお話。
うん、プリンもおいしーい♪
佐天「でしょう?確かに私も勝手に入ったのは謝りますけど!」
BB『調理場の隣の部屋に犬を。ケージがあるとは言えど鎖無しとは』
佐天「しかも料理をおきっぱなしでその部屋を空けるなんて非常識です!」
佐天「私に清潔にって言う前に、料理人としてしっかりしなさい!」
まぁ、でも…
佐天「トニオさんの料理人としての心意気は素晴らしいですよ」
億泰「そーそー。普通【スタンド使い】になったら悪用したりするってのにな」
トニオ「料理人にとってお客様に快適になって帰ってイタダく。コレこそが生きガイでス」
億泰「プリンもんめぇしよ…何度でも通うモンね~~」
佐天「ま、食べ終わった後のお掃除はお手伝いしますよ」
佐天「…にしても、平和ですねぇ~」
億泰→トラサルディーの常連に
トニオ→あっちも!こっちも!と涙子に怒られながら掃除
佐天→掃除手伝ったんだから!と秘伝のドレッシングレシピを(無理やり)教えてもらう
/|_______
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コメント
名無し―ネームレス― | URL | -
Re: ジョジョと佐天の冒険-迫り来る恐怖-
これはいいな。
支援
( 2010年11月25日 22:50 [編集] )
名無しさん@ニュース2ちゃん | URL | -
Re: ジョジョと佐天の冒険-迫り来る恐怖-
もっそいハマってるなww
( 2010年12月14日 10:34 [編集] )
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