2008年11月21日 21:31
平成の黙示録
承の章: 裏切の真珠湾
前章では意図的次世代生産の結果として、実力はあるがトップになれない集団が登場することを述べましたが、その弊害が如実に具体化したのが日本軍による真珠湾奇襲攻撃となります。元々は、米国と戦争をする場合の勝利の可能性として提案されたものだったそうですが、余り良いものではなく、それを取下げる役を担った人物が逆に「日本の勝利、間違いなし」などとして引起すに至ったそうです。それどころか、機密情報を米国側に漏洩させたり、嘘の報告をしたり、等々の「バカ」行為を行った人物です。具体的に誰であるのかは特定せず、匿名で登場させることにします。
「序の章」でも述べましたが、私は勝手に自分の名前で大量の電話をかけられ、周囲から些細なことでバカ扱いされたりしました。後の章で詳細を述べますが、この人物が犯したバカ行為が電話犯罪開始の原因となっており、更には、こうした目に遭うことこそが「良い思い」をすることになるそうです。その人物によると、「する思いが良い思い」となってしまうからです。前述しましたように、数学関係者からも「バカ」呼ばわりされましたが、この人物も数学関係の職に在ったそうで、「良い思い」をさせて頂いた御礼もかねて、「バカ」なる概念を擬人化した苗字を付けることにします。擬人化をする1つの手段として、「木」を採用し、「バカ木」とします。この「木」ですが、「人」の字に両手を加えて「大」として、股の部分に棒を挿入して「木」となったものです。この「木」の解釈は「バカ木」に相応しいものであり、本人も自らを「黄門さま」と呼んでいたそうです。この解釈に対応した行為を繰返し犯していたそうで、ある朝の煙草一服の際に指に着いた臭いに気付き、考え深げに何かを独白したそうです。ピースという最強ニコチンの両切り煙草がありますが、バカ木は「ピースを吸うことが自分の仕事」として怠慢な人生を送り、最後には気管支を悪くして死んでしまいます。
次に、名前を付けることにします。「バカ木」の特徴として、祖国を裏切ったこと、「黄門さま」などと自称して低レベルな行為を繰返し犯したこと、裏切り行為を誤魔かすために子供じみた提案を強弁に主張したこと、等々が挙げられます。「裏切り行為」と言えば「本能寺の変」が連想されますし、更に、「バカ」の正式な名称は「低能」であることから、「低能児」が適当と考えましたが、どうも語呂が良くありませし、よく考えてみますと「バカ木」の裏切り行為は、明智光秀の場合とは質的にも量的にも掛け離れていますので、単に「低児」とすることにします。聞いた話ですが、この「バカ木低児」は私の母方の曾祖母であるKyの実弟に相当する人物だそうです。すなわち、Kyと両親が同じであり、能力には「高き」ものがあったにも拘わらず、努力を怠り「低き」に流れ、「低児」となったのです。「高き」の「低児」が「バカ木低児」なのです。
さて、私の曾祖母であるKyの系列の人間山脈は、前述のGシステム拡大の際に重要な役割を演じます。当然のことながら、能力がトップである少数の男性と能力の高い多数の女性が中心的役割を演じます。バカ木はKy系列に属する男性ですが、種馬としての能力を持っておらず、悟りを開けば済むところを、職場では絶対権力者として君臨していたこともあってか、しかも、そうした絶対権力が得られたのも意図的次世代生産の恩恵であるにも拘わらず、劣等意識を鬱積させてしまいます。自らを自虐的に「黄門さま」と称し、股に棒を立てるという「木」の解釈に相応しい、同音異義が絡んだ破廉恥行為を繰返したのも、こうした劣等意識のなせる業かと考えられます。しかし、一方ではKy系列の女性軍は貴重な存在で、尊敬の念が寄せられます。当時の女性には何の政治的権利も在りませんでしたから、バカ木のような人物が代表となり、国の進路を決定するトップの会合に出席が可能となります。
Ky系列は旧帝国海軍と関係が在り、Kyの生んだ私の祖母は血統的には山本五十六よりも高く、もし男に生まれていたなら日本の黒幕となっていたはずです。更には、私を生んだ実の母も昭和初期に誕生しており、将来的にはMsと交配させて品種を更に高めることも視野に入っていたはずです。女性は政治に関与することはなかったのですが、その血筋は重要なものだった訳であり、バカ木も重要な会議に血筋の代表として出席することになります。昭和天皇が名目上の最高司令官でしたが、独裁を避けるために全ての会議には出席せず、結論の報告を受けていたようです。物の本によりますと、たまに出席した際、米国との開戦を想定した場合を尋ねられた山本五十六は、「半年から一年は暴れてみせます」と答えたそうで、そこから真珠湾攻撃の発想が誕生しました。短期決着なら勝てるという訳です。しかし、そんなに甘くはないことも確かで、「勝てるけれどもやらない」という方向で意思決定を進めるはずでした。「勝てる」と言ってしまった以上、本人自ら取下げることはできません。そこで、このバカ木に代表として出席してもらい、具体的に色々と数字を示して危険度を予測し、負ける可能性が高いことを証明させた上で、「自分よりも挌上の血統の意見」として自らの発案を破棄させる予定だったようです。特にバカ木は数学者ということでしたから、説得性は高いと期待して当然でしょう。ところが、バカ木は逆に「日本の勝利、間違いなし」としてしまい、開戦が会議で決定されます。昭和天皇への報告は、バカ木が自ら行い、「自分は危険度が高いから反対したが、強硬な連中に押し切られた」といった内容の嘘を報告します。当然、戦争終結を仲介する第三者が必要になりますが、その役は言い出したバカ木の責任となり、本人はケンブリッジ大学を通じて英国政府に頼むことにするとして、「大船に乗った気で安心して待っていて下さい」などと言って英国へ向かいます。何でも、こうした重要な役割を英国に担ってもらうため、英国を侵略しないようヒットラーに公式の要請をしたそうです。ヒットラーも同盟国である日本を信頼し、ナチス軍に英国侵略を中止させます。一方では、英国のチャーチル首相が有名な演説を行い、「2000年の歴史を持つ英国が滅亡するなら、最後の1人まで戦おう、絶対に、絶対に、絶対にあきらめるな」と鼓舞します。するとバカ木は、「英国からのメッセージで、最後の1人まで戦え、絶対に諦めるな」などと電報を打ちます。真珠湾攻撃を米国に予め通知していたかもしれません。更には旧日本海軍が互いの連絡に用いる暗号通信の解読法も教えてしまいます。こうして、300万を超える人々が命を落とすことになります。後は良く知られているように、敗戦が決定的になっても日本は降参せず、最後には原爆を落とされ、昭和天皇の鶴の一声で無条件降伏となります。バカ木は帰国し、「大船でも沈むことがある」などと言い、自分の挌上の多くも戦死してしまっており、気にすることなく以前の上層部の悪口を垂れたそうです。バカ木の裏切り行為が戦争裁判で問題にならなかったのは、先ず勝った側の米国の味方をしたこと、次には天皇制から発生した開戦の意思決定であり、裏切り行為を問題にすることは天皇制の廃止に繋がることになってしまい、裁く側と裁かれる側の方針が一致したためでした。こうして、バカ木の裏切り行為は問題とされませんでしたが、忘れられることもなかったようです。「真珠湾を忘れるな」という掛け声は日本側にも在ったのです。
さて、ここに1つの疑問が生じます。それは、バカ木が何故こうした裏切り行為をしたのかということです。もちろん、自分でも「黄門さま」と称しているように、一番にはなれない二番的存在であり、そうした劣等感があったことは確かでしょう。しかし、一般に大学教授は、昔も今も、得てして事なかれ主義です。特に数学関係者は、専門外のことに関しては口を出さないものです。ここでは、「とある第三者からの働きかけが有ったのでは」と疑ってみます。真珠湾攻撃で最終的に最も得をしたのは米国ですが、太平洋と欧州で同時に戦って勝利できる戦力を持っていることが判っていたなら、こうした奇襲攻撃は絶好の機会となります。もし米国側の何者かが、こうした会議の存在を知るに至り、バカ木の役割を知っている場合、米国との開戦を引起してみないかと持ちかけても不思議ではありません。バカ木の劣等意識は、次世代生産に直接参加できないことに根を持っていました。「このような大胆なことをしてくれたら、米国で交配させてやる」などと持ちかけられたなら、特にバカ木は強いスケベ心を持っていましたから、当然の如く乗ってくるはずです。米国人は気前が良いですから、礼金も頂けるでしょう。バカ木は世界中に自らの次世代を生産するに至っていますが、それは本人が持って生まれた血統的資質によるものではありません。真相が果たして何なのかは断言できませんが、米国側が日本の内部情報を入手しようと最大限の努力をしたことは確かであり、その際にバカ木の存在を知るに至ったという可能性は大きいです。そして、知るに至ったのなら、必ず話を持ちかけているはずです。もちろん、米国側に協力をしてしまったバカ木の責任は免れませんが、米国側にも非は在るはずです。そこで、「確かに戦争をしかけたのは日本側だが、切っ掛けを誘導するのは構わないのか」という議論が生じます。聞いた話ですが、バカ木の存在を明るみに出せば戦犯を冤罪にするという取決めが水面下で行われ、その際の書簡がトルーマン大統領により作成されて密かに保管されているそうです。また、バカ木のヒットラーに宛てた実筆の手紙や、英国滞在中の日本との交信記録も存在するのかもしれません。いずれにしましても、戦後の混乱期が過ぎて平穏な日々となりますが、バカ木の裏切り行為は忘れられておらず、ことある度に何かと当て付けを言われてしまいます。当然のことなかがら、本人は発案者に非があると主張しますし、二番目的存在である自分の言い分を実行する側が愚かであると結論しようとします。
バカ木が「黄門さま」を自称して破廉恥行為を始めたのも戦後だと聞いています。戦争で多くの優秀な種馬が死んでしまい、バカ木にも次世代生産に参加する要請が生じたのです。日本側で生き残った主流派は、敗戦からの反省で、例のG(ε)システムを全世界、特に米国へ拡大しようと進出して行きます。バカ木も加わる訳ですが、特に米国側にとっては、以前からの約束があったのかもしれませんし、バカ木の裏切りにより戦死者数を最小に押さえることが出来ましたから、バカ木による次世代生産を受け入れることには依存なかったはずです。しかし、米国でも「黄門さま」の破廉恥行為を繰り返し、最後には「交配の申し込み」を拒否されるようになります。そうこうしている内に、私を生んでくれた実母は、周囲の陰謀によりMsに近親相姦されてしまいます。「同等の確からしさ」を前提とした計算では、不良品が生まれる可能性が高くなりますが、系図を眺めながらの陰謀ですから、成功の可能性が高いと判断したのかもしれません。「同等の確からしさ」で細胞分裂しますが、精子選択の際に卵子との相性が関わってくるそうです。「同じような配合同士で何某が誕生した際には、薄命美人の誕生が少ない」などの情報を系図から読み取ることが可能なのかもしれません。ともあれ、生産される次世代はバカ木の実姉であるKyから派出したものであり、Kyの娘である私の祖母の代理として権力を享受してきたバカ木にとって、更なる「甘い汁」を吸う機会の到来となります。すなわち、「女の子の場合には、是非とも自分に面倒を看させてくれ」というものです。バカ木とKyは既に何回か会っており、KyがMeと交配した際の逸話も聞いており、「女として貧乏くじを引いたKyを是非とも可愛がりたい」としての申込みであったようです。女子の場合には、薄命となるのが通例だったのかもしれません。その場合、責任を持って面倒を見る人物が必要になりますから、バカ木の申入れは受諾されたのでしょう。ところが、五体満足な男子が生まれてしまいました。この場合でも、薄命であったり知恵遅れだったりする可能性もありますが、バカ木としては期待外れでした。男子の場合も面倒を看る約束だったのかもしれません。そして、バカ木のバカ木たるに相応しい暴挙に出ます。
先ず、「俺よりも良い思いをするとはけしからん」と言い出します。「良い思いとは何か」という問いに対しては、「俺よりも必ず良い思いをする、する思いが良い思い」などと理屈にならない応答をします。「それでは、どのような取り扱いをすれば良いのかと」という問いに対しては、フランス王朝の滅亡と英国王室の繁栄を例に出し、政治力が1人に集中するのは良くないとし、英国王室のように権力の分散を提案します。具体的には、私の存在要素を分散させて誰が誰だか判らなくしてしまうことだったようです。私自身を含めて、私の生活環境に存在する人々は全員、この「石垣眞人」の血統的背景を知らないようにし、誰だかは不明であるが政治力を持った人物が存在して、その人物の特徴は云々であるとして、私の特徴要素の一部を知らせしめるのです。そして、その一部をたまたま持つ人々にイメージを与えるのです。当然のことながら、私以外の他の者が政治力を持つ人物と見なされるようになり、あるはずのない権力や利益を一時的に得てしまいます。「そのようであって、そうではない」といった具合になります。権力を持つとされるに至った人物には、「あなたの権力は実は誰々の友人からのものである」として私の友人の名前を告げる、というような提案だったのでしょう。「脱構築」と呼ばれる論理法がありますが、その論法で言えば、「この人間的存在を脱構築しろ」と言うことになります。すなわち、存在要素全体の異なった一部一部を絶えず表象化させ、多様な意味を常に流動させることになります。これは、社会における当個人の存在を不安定にさせるものであり、大変に危険です。本人は、自分が誰であるかが判らず、更に、こうした取り扱いにより、精神的拷問を受けることになります。バカ木の提案は、「精神分裂病患者にしてしまえ、ポックリ死させてしまえ、殺されてしまえ、人殺しに仕立て上げろ」等々といった命令と同義になってしまうのですが、こうした脱構築理論はハイデガー研究の一部として知られているくらいですので、おそらく理論的には整然とした具合で説明をしたのかもしれません。そこで、「本人の名前で勝手に電話を掛けられまくり、意味の流れに妨害が生じたらどうするのか」という質問が問われます。
さて、バカ木の提案には、その他に、「お金を貰ってはならない」と「周囲の者は、後々の利得を考えずに、純真な気持ち、例えば本当に可哀そうに思って、等々で取り扱いをする」というものがあります。妨害電話の質問に対する成り行きは後述することにして、先ず、この二点について述べることにします。電話犯罪に関連してくるからです。
私の母方の曾祖母であるKyの実弟に相当するのがバカ木であることは既に述べましたが、バカ木がKyの代理であるなら、当然、2人は実際に会って話しをしています。Kyは能力に高いものを有していたにも拘わらず、更にはMeの子供を生んだにも拘わらず、家事のみの一生を送りました。詳細は述べませんが、貰えるはずのお金を貰えなくしてしまった仇の娘を引き取って、恨みをはらすことなく大事に育て上げ、「和を尊しとした」ということでお金が頂けるはずでしたが、バカ木の裏切り行為は忘れられておらず、何も良い目に合うことなく一生を終えます。私の祖母、すなわちKyの娘も同様に質素な一生を送りました。バカ木とKyは、何度か会って話しをしていたはずですから、当然、「貰えるはずのお金が貰えなかった」、「お金は貰えなくても、自分は仇の娘を可哀そうに思い、後生大事に育てた」、「相手が誰だかを知った上で行う親切行為は本当のものではない」、等々の内容を語ったはずです。上記の主張には、こうした背景がありました。しかし、どうして暴挙に至ったかを考えますと、バカ木の犯した裏切り行為はKyの意向を反映していたものではなく、にも拘わらず負目はKyのものとなり、更には周囲からの圧力もあったでしょう、バカ木も人の子だったのでしょう、いずれにしましても、バカ木の行動判断の愚かさが見られます。もし女子が生まれたなら、面倒を看ることにより政治力を得ようとしたのかもしれません。当然、Kyが優遇される方向で事々を進めて行きます。裏切り行為を揉み消すことも可能となります。男子が生まれた場合も想定していたはずであり、こうした暴挙は自らを無視させるためだったのかもしれません。「そんなに良くない作戦なら、自分の言うことなど無視すれば良かったのではないか、実際、こうして無視されたであろう、発案したり実行したりした側に落度が在る」と言える状況を作ることを目的としたのかもしれません。
さて、話を元に戻し、妨害電話に関して挙げられた質問に対して、バカ木が行った反応を述べることにします。それは、「完璧な対策がある」というものでしたが、具体的には何も言及せず、「その対策とは何か」という当然の質問に対しては、「そんなことも解らないのか、そんなことだから真珠湾攻撃などという愚考を犯し、最後には神風特攻隊などという無謀な作戦をするのだ」などと言い出します。どのような受け答えが具体的に行われたのかは不明ですが、バス木としては無視されることが目的ですから、更にはバカ木の人物像から判断しましても、相当に滅茶苦茶な詭弁強弁で主張したのでしょう。何でも、「300万人も死んだというのに、少しは口を慎まないか」と言われても、「何を言うか、1人でも300万人でも単なる整数に過ぎない」などと言い返したと聞いています。神風特攻隊についても、「気違い沙汰」とこき下ろすバカ木に対して、「志願すれば親兄弟の名誉となり、後々には一家の益になる」という返答に対しては、例の「報酬を期待しての行為はけしからん」などと返答したそうです。無視されようとして行った暴挙が、逆に無視できない状況を生み出したのでしょう。かくして、バカ木の主張する条項は受け入れられ、「する思いが良い思い」といった主張のせいで、私は左後頭部を凹まされてしまいます。物心ついた頃から、常に「キーン」という金属音が聞こえており、眠れない夜には、まさに拷問です。左後頭骨部の一部が脳と接触しているためで、そのため、私の手書き文字は下手くそであり、短期記憶能力に障害を起こしているため学習能力が低下します。速読が苦手となり、口頭での反応が遅延気味となり、運動能力にも支障を来します。既に述べましたように、名前を勝手に使用されて中傷電話を掛けられると、極限の過小評価を受けるに至るのですが、こうした障害は致命的なものです。更には、生まれた直後に女性ホルモンを注射されており、成長期には女性と同様に乳房が発達し、女性の上半身を持つようになりました。「男らしさ」が風潮の時代に育ちましたから、さんざんバカにされました。どれだけ残酷な目にあったかをバカ木は知っているのでしょうか。これが「良い思い」などとは、一体どうなっているのでしょうか。バカ木から派出した次世代で構成される集団が在り、バカ木の本名に「連盟」付けた名称で呼ばれているそうで、ここでは「バカ木連盟」としますが、その「バカ木連盟」の連中には是非とも御礼をしなければなりません。
バカ木の提案が実行されることになり、私は自らの本当の素性は教えられず、それどころか、真っ赤な嘘を信じ込まされることになります。真の素性の特徴要素は分解され、存在環境の個人個人の間で分散されてしまい、「斯く斯く云々のような人物が存在する」という観念が浸透し、格好を付けるのが旨い連中や肥満体の連中が得をするようになります。例の中傷電話犯罪のせいで、私は最低の扱いを受ける訳ですが、こうして得した連中も迫害に加わります。私が自分自身に対して抱く思いは、この「斯く斯く云々なる人物」が私に対して抱く思いとなります。例えば、自分に満足していなければ、この権力者は[石垣眞人]に不満足である、自殺を選択肢に入れた場合、「石垣眞人」を殺すことを想定内に入れている、などとなってしまうのです。一方では、こうした不安定となった存在を補助する役割を担う連中、すなわち、私が「良い思い」をするよう支援する連中が要請される訳ですが、当然、私の血縁的関係は明確にされず、純粋に支援のための支援が期待されます。当然のことながら、その中心的役割はバカ木連盟が担うことになりますが、何もする筈がありません。
私は寄宿舎制の中学に入学します。寮では奴隷の如く扱われ、激しい苛めを受ける訳ですが、バカ木連盟は知っていても何もしようとはしませんでした。バカ木連盟に属する4年先輩が同じ寮に寄宿しており、私が何をされているか知っていたはずです。実際、その先輩には呼び出され、私は家族関係を問われ、真実と信じ込まされていた家族構成を語ります。すると、「ばか者、何を間違っているのだ、何もしない、自分で行って来い、入れるようになっているはずだ」などと激しい口調で喚き立てます。私には何のことか解らず、一方、その先輩は寄宿舎を出て遠方の自宅から通学するようになります。「知らぬ、存ぜぬ」という訳でしょう。寄宿舎生活も二年目以降は楽になりますが、私は周囲の影響で不良の道を歩むことになります。そんな時、他人の名前で勝手に電話をしてみないかと誘われますが、下らないと思い辞退します。更には、「人を殺すとは何か」というような質問が流行し、それに関連し、「米国に留学し、先生がやって構わないと言ったので、多くの人間を一人一人連れ出して殺しまくった」という人物の噂を耳にします。何でも、私の地位にあるよう見せかけるつもりだそうで、「関西学院」という言葉を聴いたように記憶しています。序の章で言及した人物のはずです。そして、やっと今になって確信に至ったのですが、それ以降、私の名前を勝手に名乗る電話犯罪が開始されたのです。実際、私に同様の電話をしてみないかと勧誘した友人からは、私の名前で電話をするらしいが構わないか、と問われ、訳の解らないままに承諾したことを憶えています。後で耳にした話ですが、私の遺伝子による次世代が生産開始となったのも同じ頃で、次世代生産の貢献として大学卒初任給程度の小遣が貰えるはずでしたが、電話犯罪により阻止されてしまいます。色々と手を打ってくれる筈の方々に対して、私の名前を用いた中傷電話犯罪が行われたのでしょう。更には、「功績はないが、コの字が大きく、元総理大臣の年金と同額を許可」と意見して下さった方が居たと聞いています。
ところで、バカ木連盟は何をしていたのでしょうか。私の処遇に関して100%の実権を握っているのですが、何も行うことなく、更には、私の名前で電話するよう指示したのも、バカ木連盟の1人だったと理解しています。何でも、とある政治家先生だそうで、バカ木の裏切行為が発端で誕生した憲法九条を擁護する先頭に立っていますが、全く呆れてしまいます。「自分の選挙区で票さえ集まれば、それでいいのだ」などと言って、私の名前で電話するように指示したのでしょう。バカ木連盟が自ら、自分たちの名前で中傷電話を掛けさせて、バカ木の主張した「完璧な対策」の存在を証明しなければならないはずですが、それどころか、自分たちに火の粉がふりかからないよう、面識のない他人を指定したそうです。更には、「この程度の人間を作る必要などない」としてしまいます。実際に、バカ木連盟の数名から、「お前など居なくて良い」などと憎憎しげに言われたことが何回かありました。この件に関しては、後の章で詳細を述べることにします。ここでは、60年以上も前に犯された裏切行為が、今日も尚、解消されていないこと、バカ木連盟が「事なかれ主義」で誤魔化そうとしてきたこと、そして、誤魔化し切れていないことを述べておきます。
転の章: ヒトゲノムの表象
承の章: 裏切の真珠湾
前章では意図的次世代生産の結果として、実力はあるがトップになれない集団が登場することを述べましたが、その弊害が如実に具体化したのが日本軍による真珠湾奇襲攻撃となります。元々は、米国と戦争をする場合の勝利の可能性として提案されたものだったそうですが、余り良いものではなく、それを取下げる役を担った人物が逆に「日本の勝利、間違いなし」などとして引起すに至ったそうです。それどころか、機密情報を米国側に漏洩させたり、嘘の報告をしたり、等々の「バカ」行為を行った人物です。具体的に誰であるのかは特定せず、匿名で登場させることにします。
「序の章」でも述べましたが、私は勝手に自分の名前で大量の電話をかけられ、周囲から些細なことでバカ扱いされたりしました。後の章で詳細を述べますが、この人物が犯したバカ行為が電話犯罪開始の原因となっており、更には、こうした目に遭うことこそが「良い思い」をすることになるそうです。その人物によると、「する思いが良い思い」となってしまうからです。前述しましたように、数学関係者からも「バカ」呼ばわりされましたが、この人物も数学関係の職に在ったそうで、「良い思い」をさせて頂いた御礼もかねて、「バカ」なる概念を擬人化した苗字を付けることにします。擬人化をする1つの手段として、「木」を採用し、「バカ木」とします。この「木」ですが、「人」の字に両手を加えて「大」として、股の部分に棒を挿入して「木」となったものです。この「木」の解釈は「バカ木」に相応しいものであり、本人も自らを「黄門さま」と呼んでいたそうです。この解釈に対応した行為を繰返し犯していたそうで、ある朝の煙草一服の際に指に着いた臭いに気付き、考え深げに何かを独白したそうです。ピースという最強ニコチンの両切り煙草がありますが、バカ木は「ピースを吸うことが自分の仕事」として怠慢な人生を送り、最後には気管支を悪くして死んでしまいます。
次に、名前を付けることにします。「バカ木」の特徴として、祖国を裏切ったこと、「黄門さま」などと自称して低レベルな行為を繰返し犯したこと、裏切り行為を誤魔かすために子供じみた提案を強弁に主張したこと、等々が挙げられます。「裏切り行為」と言えば「本能寺の変」が連想されますし、更に、「バカ」の正式な名称は「低能」であることから、「低能児」が適当と考えましたが、どうも語呂が良くありませし、よく考えてみますと「バカ木」の裏切り行為は、明智光秀の場合とは質的にも量的にも掛け離れていますので、単に「低児」とすることにします。聞いた話ですが、この「バカ木低児」は私の母方の曾祖母であるKyの実弟に相当する人物だそうです。すなわち、Kyと両親が同じであり、能力には「高き」ものがあったにも拘わらず、努力を怠り「低き」に流れ、「低児」となったのです。「高き」の「低児」が「バカ木低児」なのです。
さて、私の曾祖母であるKyの系列の人間山脈は、前述のGシステム拡大の際に重要な役割を演じます。当然のことながら、能力がトップである少数の男性と能力の高い多数の女性が中心的役割を演じます。バカ木はKy系列に属する男性ですが、種馬としての能力を持っておらず、悟りを開けば済むところを、職場では絶対権力者として君臨していたこともあってか、しかも、そうした絶対権力が得られたのも意図的次世代生産の恩恵であるにも拘わらず、劣等意識を鬱積させてしまいます。自らを自虐的に「黄門さま」と称し、股に棒を立てるという「木」の解釈に相応しい、同音異義が絡んだ破廉恥行為を繰返したのも、こうした劣等意識のなせる業かと考えられます。しかし、一方ではKy系列の女性軍は貴重な存在で、尊敬の念が寄せられます。当時の女性には何の政治的権利も在りませんでしたから、バカ木のような人物が代表となり、国の進路を決定するトップの会合に出席が可能となります。
Ky系列は旧帝国海軍と関係が在り、Kyの生んだ私の祖母は血統的には山本五十六よりも高く、もし男に生まれていたなら日本の黒幕となっていたはずです。更には、私を生んだ実の母も昭和初期に誕生しており、将来的にはMsと交配させて品種を更に高めることも視野に入っていたはずです。女性は政治に関与することはなかったのですが、その血筋は重要なものだった訳であり、バカ木も重要な会議に血筋の代表として出席することになります。昭和天皇が名目上の最高司令官でしたが、独裁を避けるために全ての会議には出席せず、結論の報告を受けていたようです。物の本によりますと、たまに出席した際、米国との開戦を想定した場合を尋ねられた山本五十六は、「半年から一年は暴れてみせます」と答えたそうで、そこから真珠湾攻撃の発想が誕生しました。短期決着なら勝てるという訳です。しかし、そんなに甘くはないことも確かで、「勝てるけれどもやらない」という方向で意思決定を進めるはずでした。「勝てる」と言ってしまった以上、本人自ら取下げることはできません。そこで、このバカ木に代表として出席してもらい、具体的に色々と数字を示して危険度を予測し、負ける可能性が高いことを証明させた上で、「自分よりも挌上の血統の意見」として自らの発案を破棄させる予定だったようです。特にバカ木は数学者ということでしたから、説得性は高いと期待して当然でしょう。ところが、バカ木は逆に「日本の勝利、間違いなし」としてしまい、開戦が会議で決定されます。昭和天皇への報告は、バカ木が自ら行い、「自分は危険度が高いから反対したが、強硬な連中に押し切られた」といった内容の嘘を報告します。当然、戦争終結を仲介する第三者が必要になりますが、その役は言い出したバカ木の責任となり、本人はケンブリッジ大学を通じて英国政府に頼むことにするとして、「大船に乗った気で安心して待っていて下さい」などと言って英国へ向かいます。何でも、こうした重要な役割を英国に担ってもらうため、英国を侵略しないようヒットラーに公式の要請をしたそうです。ヒットラーも同盟国である日本を信頼し、ナチス軍に英国侵略を中止させます。一方では、英国のチャーチル首相が有名な演説を行い、「2000年の歴史を持つ英国が滅亡するなら、最後の1人まで戦おう、絶対に、絶対に、絶対にあきらめるな」と鼓舞します。するとバカ木は、「英国からのメッセージで、最後の1人まで戦え、絶対に諦めるな」などと電報を打ちます。真珠湾攻撃を米国に予め通知していたかもしれません。更には旧日本海軍が互いの連絡に用いる暗号通信の解読法も教えてしまいます。こうして、300万を超える人々が命を落とすことになります。後は良く知られているように、敗戦が決定的になっても日本は降参せず、最後には原爆を落とされ、昭和天皇の鶴の一声で無条件降伏となります。バカ木は帰国し、「大船でも沈むことがある」などと言い、自分の挌上の多くも戦死してしまっており、気にすることなく以前の上層部の悪口を垂れたそうです。バカ木の裏切り行為が戦争裁判で問題にならなかったのは、先ず勝った側の米国の味方をしたこと、次には天皇制から発生した開戦の意思決定であり、裏切り行為を問題にすることは天皇制の廃止に繋がることになってしまい、裁く側と裁かれる側の方針が一致したためでした。こうして、バカ木の裏切り行為は問題とされませんでしたが、忘れられることもなかったようです。「真珠湾を忘れるな」という掛け声は日本側にも在ったのです。
さて、ここに1つの疑問が生じます。それは、バカ木が何故こうした裏切り行為をしたのかということです。もちろん、自分でも「黄門さま」と称しているように、一番にはなれない二番的存在であり、そうした劣等感があったことは確かでしょう。しかし、一般に大学教授は、昔も今も、得てして事なかれ主義です。特に数学関係者は、専門外のことに関しては口を出さないものです。ここでは、「とある第三者からの働きかけが有ったのでは」と疑ってみます。真珠湾攻撃で最終的に最も得をしたのは米国ですが、太平洋と欧州で同時に戦って勝利できる戦力を持っていることが判っていたなら、こうした奇襲攻撃は絶好の機会となります。もし米国側の何者かが、こうした会議の存在を知るに至り、バカ木の役割を知っている場合、米国との開戦を引起してみないかと持ちかけても不思議ではありません。バカ木の劣等意識は、次世代生産に直接参加できないことに根を持っていました。「このような大胆なことをしてくれたら、米国で交配させてやる」などと持ちかけられたなら、特にバカ木は強いスケベ心を持っていましたから、当然の如く乗ってくるはずです。米国人は気前が良いですから、礼金も頂けるでしょう。バカ木は世界中に自らの次世代を生産するに至っていますが、それは本人が持って生まれた血統的資質によるものではありません。真相が果たして何なのかは断言できませんが、米国側が日本の内部情報を入手しようと最大限の努力をしたことは確かであり、その際にバカ木の存在を知るに至ったという可能性は大きいです。そして、知るに至ったのなら、必ず話を持ちかけているはずです。もちろん、米国側に協力をしてしまったバカ木の責任は免れませんが、米国側にも非は在るはずです。そこで、「確かに戦争をしかけたのは日本側だが、切っ掛けを誘導するのは構わないのか」という議論が生じます。聞いた話ですが、バカ木の存在を明るみに出せば戦犯を冤罪にするという取決めが水面下で行われ、その際の書簡がトルーマン大統領により作成されて密かに保管されているそうです。また、バカ木のヒットラーに宛てた実筆の手紙や、英国滞在中の日本との交信記録も存在するのかもしれません。いずれにしましても、戦後の混乱期が過ぎて平穏な日々となりますが、バカ木の裏切り行為は忘れられておらず、ことある度に何かと当て付けを言われてしまいます。当然のことなかがら、本人は発案者に非があると主張しますし、二番目的存在である自分の言い分を実行する側が愚かであると結論しようとします。
バカ木が「黄門さま」を自称して破廉恥行為を始めたのも戦後だと聞いています。戦争で多くの優秀な種馬が死んでしまい、バカ木にも次世代生産に参加する要請が生じたのです。日本側で生き残った主流派は、敗戦からの反省で、例のG(ε)システムを全世界、特に米国へ拡大しようと進出して行きます。バカ木も加わる訳ですが、特に米国側にとっては、以前からの約束があったのかもしれませんし、バカ木の裏切りにより戦死者数を最小に押さえることが出来ましたから、バカ木による次世代生産を受け入れることには依存なかったはずです。しかし、米国でも「黄門さま」の破廉恥行為を繰り返し、最後には「交配の申し込み」を拒否されるようになります。そうこうしている内に、私を生んでくれた実母は、周囲の陰謀によりMsに近親相姦されてしまいます。「同等の確からしさ」を前提とした計算では、不良品が生まれる可能性が高くなりますが、系図を眺めながらの陰謀ですから、成功の可能性が高いと判断したのかもしれません。「同等の確からしさ」で細胞分裂しますが、精子選択の際に卵子との相性が関わってくるそうです。「同じような配合同士で何某が誕生した際には、薄命美人の誕生が少ない」などの情報を系図から読み取ることが可能なのかもしれません。ともあれ、生産される次世代はバカ木の実姉であるKyから派出したものであり、Kyの娘である私の祖母の代理として権力を享受してきたバカ木にとって、更なる「甘い汁」を吸う機会の到来となります。すなわち、「女の子の場合には、是非とも自分に面倒を看させてくれ」というものです。バカ木とKyは既に何回か会っており、KyがMeと交配した際の逸話も聞いており、「女として貧乏くじを引いたKyを是非とも可愛がりたい」としての申込みであったようです。女子の場合には、薄命となるのが通例だったのかもしれません。その場合、責任を持って面倒を見る人物が必要になりますから、バカ木の申入れは受諾されたのでしょう。ところが、五体満足な男子が生まれてしまいました。この場合でも、薄命であったり知恵遅れだったりする可能性もありますが、バカ木としては期待外れでした。男子の場合も面倒を看る約束だったのかもしれません。そして、バカ木のバカ木たるに相応しい暴挙に出ます。
先ず、「俺よりも良い思いをするとはけしからん」と言い出します。「良い思いとは何か」という問いに対しては、「俺よりも必ず良い思いをする、する思いが良い思い」などと理屈にならない応答をします。「それでは、どのような取り扱いをすれば良いのかと」という問いに対しては、フランス王朝の滅亡と英国王室の繁栄を例に出し、政治力が1人に集中するのは良くないとし、英国王室のように権力の分散を提案します。具体的には、私の存在要素を分散させて誰が誰だか判らなくしてしまうことだったようです。私自身を含めて、私の生活環境に存在する人々は全員、この「石垣眞人」の血統的背景を知らないようにし、誰だかは不明であるが政治力を持った人物が存在して、その人物の特徴は云々であるとして、私の特徴要素の一部を知らせしめるのです。そして、その一部をたまたま持つ人々にイメージを与えるのです。当然のことながら、私以外の他の者が政治力を持つ人物と見なされるようになり、あるはずのない権力や利益を一時的に得てしまいます。「そのようであって、そうではない」といった具合になります。権力を持つとされるに至った人物には、「あなたの権力は実は誰々の友人からのものである」として私の友人の名前を告げる、というような提案だったのでしょう。「脱構築」と呼ばれる論理法がありますが、その論法で言えば、「この人間的存在を脱構築しろ」と言うことになります。すなわち、存在要素全体の異なった一部一部を絶えず表象化させ、多様な意味を常に流動させることになります。これは、社会における当個人の存在を不安定にさせるものであり、大変に危険です。本人は、自分が誰であるかが判らず、更に、こうした取り扱いにより、精神的拷問を受けることになります。バカ木の提案は、「精神分裂病患者にしてしまえ、ポックリ死させてしまえ、殺されてしまえ、人殺しに仕立て上げろ」等々といった命令と同義になってしまうのですが、こうした脱構築理論はハイデガー研究の一部として知られているくらいですので、おそらく理論的には整然とした具合で説明をしたのかもしれません。そこで、「本人の名前で勝手に電話を掛けられまくり、意味の流れに妨害が生じたらどうするのか」という質問が問われます。
さて、バカ木の提案には、その他に、「お金を貰ってはならない」と「周囲の者は、後々の利得を考えずに、純真な気持ち、例えば本当に可哀そうに思って、等々で取り扱いをする」というものがあります。妨害電話の質問に対する成り行きは後述することにして、先ず、この二点について述べることにします。電話犯罪に関連してくるからです。
私の母方の曾祖母であるKyの実弟に相当するのがバカ木であることは既に述べましたが、バカ木がKyの代理であるなら、当然、2人は実際に会って話しをしています。Kyは能力に高いものを有していたにも拘わらず、更にはMeの子供を生んだにも拘わらず、家事のみの一生を送りました。詳細は述べませんが、貰えるはずのお金を貰えなくしてしまった仇の娘を引き取って、恨みをはらすことなく大事に育て上げ、「和を尊しとした」ということでお金が頂けるはずでしたが、バカ木の裏切り行為は忘れられておらず、何も良い目に合うことなく一生を終えます。私の祖母、すなわちKyの娘も同様に質素な一生を送りました。バカ木とKyは、何度か会って話しをしていたはずですから、当然、「貰えるはずのお金が貰えなかった」、「お金は貰えなくても、自分は仇の娘を可哀そうに思い、後生大事に育てた」、「相手が誰だかを知った上で行う親切行為は本当のものではない」、等々の内容を語ったはずです。上記の主張には、こうした背景がありました。しかし、どうして暴挙に至ったかを考えますと、バカ木の犯した裏切り行為はKyの意向を反映していたものではなく、にも拘わらず負目はKyのものとなり、更には周囲からの圧力もあったでしょう、バカ木も人の子だったのでしょう、いずれにしましても、バカ木の行動判断の愚かさが見られます。もし女子が生まれたなら、面倒を看ることにより政治力を得ようとしたのかもしれません。当然、Kyが優遇される方向で事々を進めて行きます。裏切り行為を揉み消すことも可能となります。男子が生まれた場合も想定していたはずであり、こうした暴挙は自らを無視させるためだったのかもしれません。「そんなに良くない作戦なら、自分の言うことなど無視すれば良かったのではないか、実際、こうして無視されたであろう、発案したり実行したりした側に落度が在る」と言える状況を作ることを目的としたのかもしれません。
さて、話を元に戻し、妨害電話に関して挙げられた質問に対して、バカ木が行った反応を述べることにします。それは、「完璧な対策がある」というものでしたが、具体的には何も言及せず、「その対策とは何か」という当然の質問に対しては、「そんなことも解らないのか、そんなことだから真珠湾攻撃などという愚考を犯し、最後には神風特攻隊などという無謀な作戦をするのだ」などと言い出します。どのような受け答えが具体的に行われたのかは不明ですが、バス木としては無視されることが目的ですから、更にはバカ木の人物像から判断しましても、相当に滅茶苦茶な詭弁強弁で主張したのでしょう。何でも、「300万人も死んだというのに、少しは口を慎まないか」と言われても、「何を言うか、1人でも300万人でも単なる整数に過ぎない」などと言い返したと聞いています。神風特攻隊についても、「気違い沙汰」とこき下ろすバカ木に対して、「志願すれば親兄弟の名誉となり、後々には一家の益になる」という返答に対しては、例の「報酬を期待しての行為はけしからん」などと返答したそうです。無視されようとして行った暴挙が、逆に無視できない状況を生み出したのでしょう。かくして、バカ木の主張する条項は受け入れられ、「する思いが良い思い」といった主張のせいで、私は左後頭部を凹まされてしまいます。物心ついた頃から、常に「キーン」という金属音が聞こえており、眠れない夜には、まさに拷問です。左後頭骨部の一部が脳と接触しているためで、そのため、私の手書き文字は下手くそであり、短期記憶能力に障害を起こしているため学習能力が低下します。速読が苦手となり、口頭での反応が遅延気味となり、運動能力にも支障を来します。既に述べましたように、名前を勝手に使用されて中傷電話を掛けられると、極限の過小評価を受けるに至るのですが、こうした障害は致命的なものです。更には、生まれた直後に女性ホルモンを注射されており、成長期には女性と同様に乳房が発達し、女性の上半身を持つようになりました。「男らしさ」が風潮の時代に育ちましたから、さんざんバカにされました。どれだけ残酷な目にあったかをバカ木は知っているのでしょうか。これが「良い思い」などとは、一体どうなっているのでしょうか。バカ木から派出した次世代で構成される集団が在り、バカ木の本名に「連盟」付けた名称で呼ばれているそうで、ここでは「バカ木連盟」としますが、その「バカ木連盟」の連中には是非とも御礼をしなければなりません。
バカ木の提案が実行されることになり、私は自らの本当の素性は教えられず、それどころか、真っ赤な嘘を信じ込まされることになります。真の素性の特徴要素は分解され、存在環境の個人個人の間で分散されてしまい、「斯く斯く云々のような人物が存在する」という観念が浸透し、格好を付けるのが旨い連中や肥満体の連中が得をするようになります。例の中傷電話犯罪のせいで、私は最低の扱いを受ける訳ですが、こうして得した連中も迫害に加わります。私が自分自身に対して抱く思いは、この「斯く斯く云々なる人物」が私に対して抱く思いとなります。例えば、自分に満足していなければ、この権力者は[石垣眞人]に不満足である、自殺を選択肢に入れた場合、「石垣眞人」を殺すことを想定内に入れている、などとなってしまうのです。一方では、こうした不安定となった存在を補助する役割を担う連中、すなわち、私が「良い思い」をするよう支援する連中が要請される訳ですが、当然、私の血縁的関係は明確にされず、純粋に支援のための支援が期待されます。当然のことながら、その中心的役割はバカ木連盟が担うことになりますが、何もする筈がありません。
私は寄宿舎制の中学に入学します。寮では奴隷の如く扱われ、激しい苛めを受ける訳ですが、バカ木連盟は知っていても何もしようとはしませんでした。バカ木連盟に属する4年先輩が同じ寮に寄宿しており、私が何をされているか知っていたはずです。実際、その先輩には呼び出され、私は家族関係を問われ、真実と信じ込まされていた家族構成を語ります。すると、「ばか者、何を間違っているのだ、何もしない、自分で行って来い、入れるようになっているはずだ」などと激しい口調で喚き立てます。私には何のことか解らず、一方、その先輩は寄宿舎を出て遠方の自宅から通学するようになります。「知らぬ、存ぜぬ」という訳でしょう。寄宿舎生活も二年目以降は楽になりますが、私は周囲の影響で不良の道を歩むことになります。そんな時、他人の名前で勝手に電話をしてみないかと誘われますが、下らないと思い辞退します。更には、「人を殺すとは何か」というような質問が流行し、それに関連し、「米国に留学し、先生がやって構わないと言ったので、多くの人間を一人一人連れ出して殺しまくった」という人物の噂を耳にします。何でも、私の地位にあるよう見せかけるつもりだそうで、「関西学院」という言葉を聴いたように記憶しています。序の章で言及した人物のはずです。そして、やっと今になって確信に至ったのですが、それ以降、私の名前を勝手に名乗る電話犯罪が開始されたのです。実際、私に同様の電話をしてみないかと勧誘した友人からは、私の名前で電話をするらしいが構わないか、と問われ、訳の解らないままに承諾したことを憶えています。後で耳にした話ですが、私の遺伝子による次世代が生産開始となったのも同じ頃で、次世代生産の貢献として大学卒初任給程度の小遣が貰えるはずでしたが、電話犯罪により阻止されてしまいます。色々と手を打ってくれる筈の方々に対して、私の名前を用いた中傷電話犯罪が行われたのでしょう。更には、「功績はないが、コの字が大きく、元総理大臣の年金と同額を許可」と意見して下さった方が居たと聞いています。
ところで、バカ木連盟は何をしていたのでしょうか。私の処遇に関して100%の実権を握っているのですが、何も行うことなく、更には、私の名前で電話するよう指示したのも、バカ木連盟の1人だったと理解しています。何でも、とある政治家先生だそうで、バカ木の裏切行為が発端で誕生した憲法九条を擁護する先頭に立っていますが、全く呆れてしまいます。「自分の選挙区で票さえ集まれば、それでいいのだ」などと言って、私の名前で電話するように指示したのでしょう。バカ木連盟が自ら、自分たちの名前で中傷電話を掛けさせて、バカ木の主張した「完璧な対策」の存在を証明しなければならないはずですが、それどころか、自分たちに火の粉がふりかからないよう、面識のない他人を指定したそうです。更には、「この程度の人間を作る必要などない」としてしまいます。実際に、バカ木連盟の数名から、「お前など居なくて良い」などと憎憎しげに言われたことが何回かありました。この件に関しては、後の章で詳細を述べることにします。ここでは、60年以上も前に犯された裏切行為が、今日も尚、解消されていないこと、バカ木連盟が「事なかれ主義」で誤魔化そうとしてきたこと、そして、誤魔化し切れていないことを述べておきます。
転の章: ヒトゲノムの表象
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