2008年11月24日 02:31
空港の“ホームレス日本人「ノハラ・ヒロシ」”さんがなぜか人気者に…メキシコ
観光客としてメキシコに渡ったものの、メキシコ・シティの国際空港を住処としてしまい、そこで3ヶ月近く暮らしている日本人男性が話題になっている。空港管理者らによる退去命令に応じずにいるが、彼はいつしか世間の人気者として温かい援助を受けるようになり、居心地は大変よさそうである。
メキシコ・シティのベニート・ファレス国際空港のターミナル1でお騒がせとなっているこの
日本男性は、名をノハラ・ヒロシさんといい、今年の9月2日以降ファスト・フード店や
空港利用客からの差し入れで腹を満たしながら、イスで眠る毎日が続いているという。
彼に漂う不穏さや体臭に利用客らが不快感を示したこともあり、最初の頃に空港管理者
が日本大使館に連絡、なぜ退去命令に応じないのか対応を依頼したという。
しかしその一方で、彼はいつしか空港の中の有名人となってしまい、フード・コートを
物乞いしながらさまよう様子があちこちのニュースで紹介され、それ以来、空港利用客が
彼に話しかけ、並んで写真を撮り、食べ物を差し入れるという奇妙な光景が続いている。
お風呂にはもちろん無縁、すっかりヒゲも伸び髪はボサボサ、クリーム色のジャケットとフリースの毛布も擦り切れ、不潔感が漂う現在のノハラさんであるが、空港内の清掃を担当しているシルヴィア・ナヴァレッテさんは「彼は大人しくていい人です。ただ座って一日中食べているだけですから」と評価している。
東京出身のノハラさんは、6ヶ月期限の観光ビザでメキシコに入国しており、
帰国のためのチケットも持っているが空港を離れようとしない。だが、ビザの期限は守ると
公言していることから、来年の3月までは大使館も強制送還などは考えていないという。
20日にテレビ局による通訳付きのインタビューを受けた彼は、「なぜここにこうして
いるのか自分でも分からないんです」とまずは語った。インタビュワーが差し入れた、
フォイルに包まれたサンドイッチとアイス・コーヒーを美味しそうに頬張りながら、
しらばくの間楽しげに会話が進められた。
優しいメキシコ人のお陰で飲食物にはまるで困っておらず、テレビ出演をきっかけに、
ご馳走される内容も、時には豪華なものもあると語った。こうして写真も撮られることも
すっかり慣れた様子である。
2004年、トム・ハンクス演じる東欧人がニューヨークの空港で足止めをくらってしまう
という『ザ・ターミナル』という映画があったが、そのことにヒントを得たのかという
質問については、前髪をかき上げながら「そのような話を聞いた気がしますが、
関係はないです。でも、ボクの人生で『ザ・ターミナル2』を制作するのもアリかな」
と冗談を飛ばしたという。
メキシコ人は朗らかで優しい。空港は空調が24時間行き届き、警備員もいる。そして
飲食物には困らないなど、大変恵まれたホームレスと言わざるを得ない。しかしこれも
あと数ヶ月、帰国は一体どこのエアラインのいつの何便であろうか。隣の乗客は
たまったものではないと思うのだが…。
記事元
みんな考えてることは一緒だろうから、あえて言わないでコメントを進める
観光客としてメキシコに渡ったものの、メキシコ・シティの国際空港を住処としてしまい、そこで3ヶ月近く暮らしている日本人男性が話題になっている。空港管理者らによる退去命令に応じずにいるが、彼はいつしか世間の人気者として温かい援助を受けるようになり、居心地は大変よさそうである。
メキシコ・シティのベニート・ファレス国際空港のターミナル1でお騒がせとなっているこの
日本男性は、名をノハラ・ヒロシさんといい、今年の9月2日以降ファスト・フード店や
空港利用客からの差し入れで腹を満たしながら、イスで眠る毎日が続いているという。
彼に漂う不穏さや体臭に利用客らが不快感を示したこともあり、最初の頃に空港管理者
が日本大使館に連絡、なぜ退去命令に応じないのか対応を依頼したという。
しかしその一方で、彼はいつしか空港の中の有名人となってしまい、フード・コートを
物乞いしながらさまよう様子があちこちのニュースで紹介され、それ以来、空港利用客が
彼に話しかけ、並んで写真を撮り、食べ物を差し入れるという奇妙な光景が続いている。
お風呂にはもちろん無縁、すっかりヒゲも伸び髪はボサボサ、クリーム色のジャケットとフリースの毛布も擦り切れ、不潔感が漂う現在のノハラさんであるが、空港内の清掃を担当しているシルヴィア・ナヴァレッテさんは「彼は大人しくていい人です。ただ座って一日中食べているだけですから」と評価している。
東京出身のノハラさんは、6ヶ月期限の観光ビザでメキシコに入国しており、
帰国のためのチケットも持っているが空港を離れようとしない。だが、ビザの期限は守ると
公言していることから、来年の3月までは大使館も強制送還などは考えていないという。
20日にテレビ局による通訳付きのインタビューを受けた彼は、「なぜここにこうして
いるのか自分でも分からないんです」とまずは語った。インタビュワーが差し入れた、
フォイルに包まれたサンドイッチとアイス・コーヒーを美味しそうに頬張りながら、
しらばくの間楽しげに会話が進められた。
優しいメキシコ人のお陰で飲食物にはまるで困っておらず、テレビ出演をきっかけに、
ご馳走される内容も、時には豪華なものもあると語った。こうして写真も撮られることも
すっかり慣れた様子である。
2004年、トム・ハンクス演じる東欧人がニューヨークの空港で足止めをくらってしまう
という『ザ・ターミナル』という映画があったが、そのことにヒントを得たのかという
質問については、前髪をかき上げながら「そのような話を聞いた気がしますが、
関係はないです。でも、ボクの人生で『ザ・ターミナル2』を制作するのもアリかな」
と冗談を飛ばしたという。
メキシコ人は朗らかで優しい。空港は空調が24時間行き届き、警備員もいる。そして
飲食物には困らないなど、大変恵まれたホームレスと言わざるを得ない。しかしこれも
あと数ヶ月、帰国は一体どこのエアラインのいつの何便であろうか。隣の乗客は
たまったものではないと思うのだが…。
記事元
みんな考えてることは一緒だろうから、あえて言わないでコメントを進める
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コメント
よっち | URL | -
へぇ~そんな人いたんですね
( 2008年12月11日 02:06 [編集] )
よっち | URL | -
へぇ~そんな人いたんですね
てかこのコメント過去と重複とか
ウケた
( 2008年12月11日 02:08 [編集] )
よっち | URL | -
てか何この自作自演…
過去のと被ってるって表示されたから付け加えたのに…orz
正直恥ずかしいです…
( 2008年12月12日 17:20 [編集] )
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