2010年07月30日 19:57
唯「戦わなければ生き残れない!」
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/15(木) 17:25:15.16 ID:9qkhU61DO
-帰り道-
梓「それじゃあ私は道こっちなんでまた明日です唯先輩」ペコッ
唯「うん。じゃ~ねあずにゃ~ん!」
唯(今日も部活楽しかったなぁ~。さて、早く帰らないとまた憂が心配しちゃうよ~)
キィン…キィイン……
唯(ん!?な、なんだろ…急に耳鳴りがするよ)
キィイイイイン…キィイイイイイン!
唯「あ…頭が……なんか変だよ!」
戦え…
唯「!?」
戦え…!!
サッ!
唯「お、おじさんだれ?」
???「……お前は今から、仮面ライダー龍騎だ…戦え…!」
唯「かめん…らいだー?おじさん何いってるの?いい年して」
???「受け取れ…!」
ヒュッ!
唯「なにこれ…ケース?中にカードが入ってるよ?このカードで戦えばいいの?」
???「そうだ、お前はそのカードデッキでライダーに変身し、他のライダー全てを倒すんだ…」
唯先輩「変身とかよくわかんないけど…ゲームみたいなもんだね!」
???「お前が最後の一人になった時…願いを一つ叶えてやろう…戦え!」
スッ…
唯「消えちゃった…なんかすごい物もらっちゃったなぁ~」
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1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/15(木) 17:25:15.16 ID:9qkhU61DO
-帰り道-
梓「それじゃあ私は道こっちなんでまた明日です唯先輩」ペコッ
唯「うん。じゃ~ねあずにゃ~ん!」
唯(今日も部活楽しかったなぁ~。さて、早く帰らないとまた憂が心配しちゃうよ~)
キィン…キィイン……
唯(ん!?な、なんだろ…急に耳鳴りがするよ)
キィイイイイン…キィイイイイイン!
唯「あ…頭が……なんか変だよ!」
戦え…
唯「!?」
戦え…!!
サッ!
唯「お、おじさんだれ?」
???「……お前は今から、仮面ライダー龍騎だ…戦え…!」
唯「かめん…らいだー?おじさん何いってるの?いい年して」
???「受け取れ…!」
ヒュッ!
唯「なにこれ…ケース?中にカードが入ってるよ?このカードで戦えばいいの?」
???「そうだ、お前はそのカードデッキでライダーに変身し、他のライダー全てを倒すんだ…」
唯先輩「変身とかよくわかんないけど…ゲームみたいなもんだね!」
???「お前が最後の一人になった時…願いを一つ叶えてやろう…戦え!」
スッ…
唯「消えちゃった…なんかすごい物もらっちゃったなぁ~」
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-翌日・けいおん部部室-
唯「ということが昨日あってね~」
律「あはは!なんだよそりゃ!意味わかんねー夢だな。な、澪」
澪「……」
律「澪?」
澪「…あ、ああそうだな!出鱈目を言うなよーははw」
唯「夢でもでたらめでもないよ!証拠がここにあるもん!」
カチャ
紬「これが…カードデッキ?」
唯「そうだよ、ムギちゃんは信じてくれるよね?」
紬「私は唯ちゃんの言うことは全部信じるわ~」ニコニコ
梓「なんか龍の彫刻が掘ってありますよ?かっこいいですね…」
律「唯、カードみして!」
唯「うん、いいよ~」
律「おぉーっ!ドラゴンのカードじゃんかっけぇ!ドラグレッダーだってー!」
梓「ATK5000、ブルーアイズより攻撃力が2000も高いですよこれは!」
律「…?なに言ってんだ?」
唯「でもゲームのやり方がよくわかんないんだよ、このデッキをくれたおじさんも消えちゃったんだ…」
律「ダメじゃんか、せっかく強そうなカードもってるのにな」
律「ん、もう6時半か…よし!これにて本日の部活終了!」
梓「えぇっ?まだ演奏始めて20分もたってませんよ!?お茶会に時間かけすぎですよ…まだ演奏しましょうよ」
律「なんだ梓、部長の言うことに逆らうのか?それに今日はな~んか乗り気じゃないんだよ」
澪「今日も…の間違いじゃないのか…?あっそうだゆ」
律「唯!ちょっと用事あるから付き合ってくれない!?」
唯「ほぇ?どったのりっちゃん」
澪(あっ…)
-屋上-
唯「ねえねぇ~屋上まで呼び出してどうしたのさりっちゃん~!」
律「それはな…」
キィン…キィイイイイン…
律「ここなら誰も邪魔が入らないからだよ!」
キィイイイイン!
ボルキャンサー「キシャアアアアア!」
唯「ぅ!わわっ!鏡の中から…蟹の怪物がっ!」
唯「りりりりっちゃん!こ、これはど~いうことなの!」
律「まさかお前もライダーになっちまうとはなぁー!」
唯「お前も…ってまさかりっちゃんも!」
律「そう、仮面ライダーなんだよ!残念だよ、唯…お前とはいい友達でいたかったのに…」
ボルキャンサー「グルルル…」
律「ボルキャンサー、そいつ食べていいよ。普段甘いもんばっかり食べてるからおいしいぞ~きっと」
唯「食べる!?な、なに言っちゃってるのさりっちゃん!」
律「お前、本当になんにも知らないんだな。これが仮面ライダーの戦いなんだよ!」
唯「戦いって…これじゃ只の人殺しだよ!こんなのやめようよ!」
律「誰が辞めるか。最後のライダーになれば自分の願いが叶うんだぜ?
こんな美味しい話は他にないよなぁ~!他人の命なんて安いもんよ」
唯「でも、私達友達じゃん!」
律「所詮友達なんてその程度のもんなんだよ、上っ面だけw自分がよければそれでいいんだよ。
お前もそうなんだろ?唯」
唯「……そんなことないよ!」
律「チッ!綺麗事を。ムカつくんだよお前みたいな偽善者は!ほ~らボルキャンサー、とっととくえ!」
ボルキャンサー「キシャアアアアア!」
唯「ひぃいいいっ!」
バッ!
『ナスティベント!』
ダークウイング「キィイイ!キィイイ!」
ヴゥウウウウン!ヴゥウウウウン!
律「な…なんだこのうるさい音はぁああっ!」
ダッ…!
???「大丈夫か!?唯」
唯「騎士…あ…?その声は!」
律「コウモリのモンスターが私の邪魔を…!……?騎士…?お前、ライダーか?」
???「辞めるんだ、律!こんな戦いは!」
律「まさか…お前…ハハ!お前もライダーだったとはなあ!」
唯「澪…ちゃん?澪ちゃんなの!?」
ナイト[澪]「ああ、そうだよ」
唯「助けに来てくれたんだね!」
シュウウウ…
澪「ああ」
唯「澪ちゃん!怖かったよぉ!」バッ!
澪「ライダーになった唯が心配で後をつけていたんだ…そしたら…律…!どうしてこんなことを」
律「お前も変身したならわかるはずだぜ?このカードデッキ…仮面ライダーの力を!こいつは癖になる…」
律「そして頂点を極めたいと思うようになる!」
澪「バカ!今のお前はおもちゃを手に入れてはしゃぐ子供と同じだ!」
律「だったらなんだよ!やるのか?幼なじみのお前だろうと容赦はしないぜ?」
チャッ
澪「く…!いつもの明るくて、仲間想いの律に戻って!」
チャッ!
澪・律「変身ッ!」
ピョォオオオオン!
唯「わ、わわ!澪ちゃんとりっちゃんが鏡の中に消えちゃったよ!」
-仮面ライダーシザース-
田井中 律が変身するカニ型モンスター、ボルキャンサーと契約した仮面ライダー。ネタにされがちだが頑丈なボディを持つ
-仮面ライダーナイト-
秋山 澪が変身するコウモリ型モンスター、ダークウイングと契約した仮面ライダー。剣を使った攻撃を得意とする
シザース[律]「さぁて、いくぜ!」ビョオン
『ストライクベント!』
シザース[律](ビビりで泣き虫の澪に私が負けるハズがないだろ!)
シザース[律]「でりゃああああ!」
ナイト[澪]「…」ビョオン
『ソードベント!』
ナイト[澪]「はぁっ!」ガキィ!
シザース[律]「ぐぅっ、何だっ!?このパワーは!?」
シザース[律](私が力負けした?あの澪に…?ありえない…!)
シザース[律]「調子にのんなよ澪ォ!」ブゥン!
ナイト[澪]「でりぁあああ!」ガギャアア!
シザース[律]「ぐわわぁああああ!くぅっ…」
シザース[律](どうなってんだ、まるでかなわない。私が知る限りケンカ一つしたことのない澪に…)
ナイト[澪]「降参しろ律!そしてまたいつものように…」
ナイト[澪](いつも律を殴っているから体が自然に鍛えられているんだよ…)
シザース[律](戦い慣れている…きっと澪は私より以前から、ライダーだったんじゃないのか…
だとしたら不利だな…どうする?)
シザース[律]「わ、わかったよ澪…降参だ!許してくれ!ほんの出来心だったんだ…!今
までの私…どうかしてたよな?」
ナイト[澪]「律…よかった…いつもの律に…うグッ!?」ガギッ!
シザース[律]「んなわけね~だろ!体は強くなっても、心はかわんね~な!」
ナイト[澪]「そん…な……騙したの…り…つ…?」
シザース[律]「どれだけ場数を踏んでいようと…私の方がライダーの素質があるってわけだな!
それそれぇ~!」ガシッ!ボカッ!
ナイト[澪]「ぐはぁつ!や…やめて!やめてよ!律っ!ぁああああ!」
唯「た…大変だよ!このままじゃ澪ちゃんがりっちゃんに殺されちゃう!私にも何かできることは…」
唯「そうだ、二人はこのカードデッキを鏡に向けてたっけ」チャッ!
キィイイイイン!
龍騎[唯]「わ、わ!私の体が!鉄仮面の騎士に変わって…!これが…変身!これが…仮面ライダー!っしや!」
ナイト[澪]「う、ぐぐっ…」ガクッ
シザース[律]「もう戦う力は残っていないようだな。今楽にしてやんよ」ビョオン
シザース[律]「この必殺技、ファイナルベントのカードでなぁ!」
ナイト[澪]「く…っ!」
龍騎[唯]「ちょ~~っと待つんだよぉ!りっちゃん!」ダダッ
シザース[律]「その声は…唯!ち、私らの真似て変身しやがったか!」
-仮面ライダー龍騎-
平沢 唯が変身するドラゴン型モンスタードラグレッダーと契約した仮面ライダー。契約モンスターと相まって基本能力が高い
シザース[律](厄介だな、あのドラゴンのカードデッキ、能力値が私のデッキと比べものにならないほど強かったはず…だから唯が何も知らないうちに葬っておきたかったんだが…)
シザース[律](いくら中身が唯でも正面からやり合うのは避けた方がいいか…な~らw)
ナイト[澪]「ぐ…ぅ?」クイッ
龍騎[唯]「あぁっ!」
シザース[律]「おーっと唯!そこを動くなよ!澪がどうなってもいいのか!?」
龍騎[唯]「澪ちゃんを人質に?ひ…卑怯だよりっちゃん!」
シザース[律]「卑怯もラッキョウも大好物だぜぇえ!」
シザース[律]「さあ唯、澪を助けたければ…ってあれ?」シュウウウ…
シザース[律]「仮面ライダーナイトが…澪が消えていく…どうなってんだ?」
ザッ…!
ナイト[澪]「ハァ…ハァッ……律…
さっきお前が人質に取ったのはこのトリックベントのカードで作り出した分身だ…」
シザース[律]「なん…だと…!?いつの間に…!」
ナイト[澪]「お前が龍騎、唯に夢中になっているときにすかさずカードを発動していたのさ…」
龍騎[唯]「すごいよ澪ちゃん、たいした子だよ!」
シザース[律]「くそぉ!まだ…まだだ!…ん?あれは…」
『ファイナルベント!』
唯・澪・律「!」
龍騎[唯]「…澪ちゃん!隣の校舎に!」
ナイト[澪]「緑のライダー?律!お前の仲間か!?」
シザース[律]「し、知るかよ!あんなん」
ナイト[澪]「く…奴は必殺技、ファイナルベントを発動させた…攻撃が来るぞ…
みんな急いでこのミラーワールドを脱出するんだ!」
龍騎[唯]「う、うん!」
ゾルダ[?]「もう遅いわ…ファイナルベント、エンドオブワールド!!」
ス″カ″カ″カ″カ″カ″カ″カ″!
ドォオオオオオオオン!
唯・澪・律「うわぁああああああ!」
-現実世界・桜高屋上-
澪「みんな…生きてるか……」
唯「う…うん、なんとか」
澪「………律?」
律「…………」カクッ
澪「り…つ?」
唯「死んでる…」
澪「り…つ……うわぁああああああ!どうして…こんな最期って………」
唯「……これが…ライダーの戦い」ガクガク
澪「そうだ…こんな戦いがあってはいけないんだ…止めなくては、絶対に!」グッ
唯「澪ちゃん…」
澪「だから唯…力を貸して欲しい、このふざけた戦いをぶち壊すために…!」
-夜・平沢家-
唯「ただいま、ういー」
澪「お邪魔します…」
憂「おかえり!お姉ちゃ…ってどうしたのその傷!澪先輩まで?」
唯「ちょっと…転んじゃって…澪ちゃんも巻き込んじゃった…へへヘ」
憂「転んだにしては傷が…?と、とにかく手当てしなきゃね!」
憂(嘘だッ!この傷、転んでできるようなものじゃない。きっと何か裏があるに違いない…)
-唯の部屋-
唯「うん、だいぶよくなったよ」
澪「ありがとう…憂ちゃん…」
憂「それじゃあ私は自分の部屋に戻るね、何かあったら呼んでねお姉ちゃん」
唯「うん…ありがと」
ガタン
憂(そ…そんな、お姉ちゃんと澪先輩のポケットに…カードデッキが、見てしまった…見えてしまった…
あの二人が私と同じ、仮面ライダー?)ガタガタ…
憂(でも誰だ…私のお姉ちゃんをあんな目に会わせたのは…絶対に許さない!
見つけ出して殺す…殺す…殺す殺す殺すッ!)
唯「ねえ澪ちゃん…?」
澪「なんだ」
唯「教えてよ?いろいろ知ってるんでしょ?仮面ライダーのこと……」
澪「そうだな…まずどこから話そうか…」
唯「じゃあ私にデッキを渡したおじさんって…一体何者なの?」
澪「それはきっとかきふら士郎だ。私達が変身しているライダーシステムを作り出した張本人だと言われている」
唯「かきふら…ってへんな名字だね」
澪「偽名だよ…奴は鏡の世界、ミラーワールドを研究する科学者だったんだ。そしてライダーを造り出した」
唯「一体なんのために?」
澪「それはわからない…だが奴には確か一人娘がいて、その娘が関係しているって噂だ」
唯「澪ちゃんもかきふら士郎にデッキを渡されてライダーになったの?」ムニャムニャ…
澪「そうだ…最初は凄いと思ったさ、唯と同じようにな…どんな願いも叶えられるって言われたら…
でもすぐに怖くなった…」
唯(澪ちゃんがヘタレで本当によかった…)
澪「ライダーの戦いが殺し合いだなんて知らなかったから…
それでも律のように自分の欲望の為に他人を犠牲にするライダーもいる…」
澪「そんなのおかしいだろ?だから私は…!ってあれ?」
唯「もう…食べられないよぉ~蟹ぃ~~おいし~!ムニャムニャ」
澪「うっそ!寝てる、こんなことがあった日によく寝れるな…」
澪(いや、きっとこれから戦いは激化していく…休めるうちに休んでおいたほうがいいか……律…)
-翌朝・平沢家-
澪(結局一睡もできなかった…)
唯「澪ちゃんおはよ」
澪「……おはよ」
憂「お姉ちゃ~ん、朝ごはんできてるよぉ!」
唯「うんわかった~いまいくよ」
澪「腹が減っては戦はできぬ、今食欲はないけど食えるうちに食っておこう」
澪(げ!朝食が蟹!?今一番食べたくないものが……)
唯「うん、おいし!憂しょうゆ取って~」
澪(普通に食べてる…昨日のこと思い出さないのか!?)
憂「はい、お姉ちゃん。お口にご飯粒ついてるよお」
澪「ごめんね憂ちゃん、泊めてもらうどころか朝食まで用意してもらって………」
憂「いえいえ、遠慮せず食べて下さいね」
唯「澪ちゃんどしたの?涙目だよ?」
澪(さて、これからどうしようか…あの緑色のライダーを探すか?おそらくあのライダーは…)
唯「うい~私先に澪ちゃんと学校行ってるね~!」
憂「うんわかった…あ、あの…お姉ちゃん?」
唯「…なに?」
憂「その…気をつけてね!」
唯「うん!じゃいってきます!」ダッ!
憂(行っちゃった…お姉ちゃん大丈夫かな…澪先輩はきっと味方なんだろうけど、頼りなさそうだし…
心配だから後をつけてみよう)
-通学路-
澪「唯、一つ言っておきたいことがある…」
唯「ん、なに?」
澪「昨日私達を襲って律の命を奪った緑色のライダーのことだ…多分あいつは、桜高の生徒だ」
唯「え、そうなの!?根拠は?」
澪「ライダーは戦闘体勢に入った自分以外のライダーやモンスターの気配を感じとることはできるが…
その範囲は短い」
澪「昨日の戦いは桜高の屋上で行われた、桜高以外の場所から私達の気配を察知するのはほぼ不可能だと思う」
唯「なるほど…!」
澪「私達けいおん部の練習が終わったのは午後6時半。それからすぐに律との戦いが始まった!
つまり6時半まで校舎に残っていた奴が緑色のライダーである可能性が高い」
唯「6時半まで活動している部活なんてそうそうないよね…」
澪「いや、あるだろ」
唯「でもそれって……」
唯「私達けいおん部のことだよね!?」
澪「ああ……」
唯「もしかして澪ちゃん!あずにゃんとムギちゃんのこと疑ってるんじゃ!?ひどいよ!」
澪「その可能性もあるってことだ!私だって疑いたくないさ…
でも唯、お前はけいおん部のみんなにカードデッキを見せているだろ!」
唯「だからりっちゃんと同じように私を襲ってきたっていうの!?」
澪「…」
唯「それにけいおん部以外にもまだ活動している部活はあったはずだよ!たしか…ジャズ研とか!」
澪「唯!ライダーになった今、常に最悪の事態を想定しておいたほうがいい。
うかつな事をするとまた昨日みたいに…!」
唯「じゃあそうするよ!澪ちゃんは悪人で私を騙しているんだって、ね!
そんな人と一緒にいられないよぉ」ダッ!
澪「おい唯!待て!」
澪(くそっ!どうしてこんなことに…とにかくあいつを今一人で行動させるのは危険だ)
唯「ハァッ…ハァッ…私、澪ちゃんに酷いこと言っちゃったかも…
自分のことよりも私を心配してくれているのに…」
キィン…キィイイイイン…
唯「耳鳴りが…これは…いる!モンスターの気配だ!」
モンスター「ゴキッ…!ゴキッ…!」
唯「これは…私を狙っている?じゃあライダーと契約しているモンスターかも!」
モンスター「ゴキッ…!ゴキッ…!ゴキッ…!ゴキッ…!ゴキッ…!ゴキッ…!ゴキッ…!」
唯「一体じゃない!?複数のモンスターの気配を感じるよ!」
唯「とにかく…やらなきゃやられる!変身してやっつけてやるよぉ!」チャッ!
唯「変身!」シャキィイイン!
龍騎[唯]「っしや!いくよぉ!」ピィオン!
-ミラーワールド-
龍騎[唯]「う…わぁああああ…なにこのモンスター…うじゃうじゃいるよぉ…
ゴキブリみたいに…気持ち悪ぅい!」
ゴキゼール「ゴキッ…!ゴキッ…!ゴキッ…!ゴキッ…!」
ゴキゼール「ゴキャアアアアア!」
龍騎[唯]「わ!く、来るなぁ!」ビョオン!
『ソードベント!』ブゥン!
ゴキゼール「ゴキャッ……!」ドサ
龍騎[唯]「あれ…弱い?弱いよこのモンスター!よーしどんどんいくよぉ!おりゃー!」ビョオン!
『ストライクベント!』
龍騎[唯]「うぉりゃ~!必殺!ゴキジェット~!」
龍騎[唯]「ハァ…ハァッ!なんなのこいつら…全然減らないじゃん!
それに最初はしゃぎすぎて…もう体力のこってないよぉ!」
ゴキゼール「ゴキッ…!ゴキッ…!ゴキッ…!ゴキッ…!」
----
インペラー[?](ふふっ…やっぱバカですねぇ唯先輩は…ペース配分も考えずただバカスカカードを使うだけ…
戦いというものをまるでわかっちゃいない)
インペラー[?](ゴキゼール達でもなんとかなりそうですけど、
そろそろこの私が直々にトドメをさしに行きましょうかね…ふふ)
キィン…キィイイイイン…!
インペラー[?]「ッ…?新たなライダーの気配を感じる…!澪先輩か?
でも澪先輩は…ゴキゼールに足止めさせているはず…!」
ナレーション「次回、仮面ライダー龍騎!」
ナレーション「突如唯の前に現れた謎のライダー!その正体とは一体誰なのか!?
そして離れ離れになった澪の前にもライダーが現れる」
ナレーション「戦わなければ生き残れない!」
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唯「ということが昨日あってね~」
律「あはは!なんだよそりゃ!意味わかんねー夢だな。な、澪」
澪「……」
律「澪?」
澪「…あ、ああそうだな!出鱈目を言うなよーははw」
唯「夢でもでたらめでもないよ!証拠がここにあるもん!」
カチャ
紬「これが…カードデッキ?」
唯「そうだよ、ムギちゃんは信じてくれるよね?」
紬「私は唯ちゃんの言うことは全部信じるわ~」ニコニコ
梓「なんか龍の彫刻が掘ってありますよ?かっこいいですね…」
律「唯、カードみして!」
唯「うん、いいよ~」
律「おぉーっ!ドラゴンのカードじゃんかっけぇ!ドラグレッダーだってー!」
梓「ATK5000、ブルーアイズより攻撃力が2000も高いですよこれは!」
律「…?なに言ってんだ?」
唯「でもゲームのやり方がよくわかんないんだよ、このデッキをくれたおじさんも消えちゃったんだ…」
律「ダメじゃんか、せっかく強そうなカードもってるのにな」
律「ん、もう6時半か…よし!これにて本日の部活終了!」
梓「えぇっ?まだ演奏始めて20分もたってませんよ!?お茶会に時間かけすぎですよ…まだ演奏しましょうよ」
律「なんだ梓、部長の言うことに逆らうのか?それに今日はな~んか乗り気じゃないんだよ」
澪「今日も…の間違いじゃないのか…?あっそうだゆ」
律「唯!ちょっと用事あるから付き合ってくれない!?」
唯「ほぇ?どったのりっちゃん」
澪(あっ…)
-屋上-
唯「ねえねぇ~屋上まで呼び出してどうしたのさりっちゃん~!」
律「それはな…」
キィン…キィイイイイン…
律「ここなら誰も邪魔が入らないからだよ!」
キィイイイイン!
ボルキャンサー「キシャアアアアア!」
唯「ぅ!わわっ!鏡の中から…蟹の怪物がっ!」
唯「りりりりっちゃん!こ、これはど~いうことなの!」
律「まさかお前もライダーになっちまうとはなぁー!」
唯「お前も…ってまさかりっちゃんも!」
律「そう、仮面ライダーなんだよ!残念だよ、唯…お前とはいい友達でいたかったのに…」
ボルキャンサー「グルルル…」
律「ボルキャンサー、そいつ食べていいよ。普段甘いもんばっかり食べてるからおいしいぞ~きっと」
唯「食べる!?な、なに言っちゃってるのさりっちゃん!」
律「お前、本当になんにも知らないんだな。これが仮面ライダーの戦いなんだよ!」
唯「戦いって…これじゃ只の人殺しだよ!こんなのやめようよ!」
律「誰が辞めるか。最後のライダーになれば自分の願いが叶うんだぜ?
こんな美味しい話は他にないよなぁ~!他人の命なんて安いもんよ」
唯「でも、私達友達じゃん!」
律「所詮友達なんてその程度のもんなんだよ、上っ面だけw自分がよければそれでいいんだよ。
お前もそうなんだろ?唯」
唯「……そんなことないよ!」
律「チッ!綺麗事を。ムカつくんだよお前みたいな偽善者は!ほ~らボルキャンサー、とっととくえ!」
ボルキャンサー「キシャアアアアア!」
唯「ひぃいいいっ!」
バッ!
『ナスティベント!』
ダークウイング「キィイイ!キィイイ!」
ヴゥウウウウン!ヴゥウウウウン!
律「な…なんだこのうるさい音はぁああっ!」
ダッ…!
???「大丈夫か!?唯」
唯「騎士…あ…?その声は!」
律「コウモリのモンスターが私の邪魔を…!……?騎士…?お前、ライダーか?」
???「辞めるんだ、律!こんな戦いは!」
律「まさか…お前…ハハ!お前もライダーだったとはなあ!」
唯「澪…ちゃん?澪ちゃんなの!?」
ナイト[澪]「ああ、そうだよ」
唯「助けに来てくれたんだね!」
シュウウウ…
澪「ああ」
唯「澪ちゃん!怖かったよぉ!」バッ!
澪「ライダーになった唯が心配で後をつけていたんだ…そしたら…律…!どうしてこんなことを」
律「お前も変身したならわかるはずだぜ?このカードデッキ…仮面ライダーの力を!こいつは癖になる…」
律「そして頂点を極めたいと思うようになる!」
澪「バカ!今のお前はおもちゃを手に入れてはしゃぐ子供と同じだ!」
律「だったらなんだよ!やるのか?幼なじみのお前だろうと容赦はしないぜ?」
チャッ
澪「く…!いつもの明るくて、仲間想いの律に戻って!」
チャッ!
澪・律「変身ッ!」
ピョォオオオオン!
唯「わ、わわ!澪ちゃんとりっちゃんが鏡の中に消えちゃったよ!」
-仮面ライダーシザース-
田井中 律が変身するカニ型モンスター、ボルキャンサーと契約した仮面ライダー。ネタにされがちだが頑丈なボディを持つ
-仮面ライダーナイト-
秋山 澪が変身するコウモリ型モンスター、ダークウイングと契約した仮面ライダー。剣を使った攻撃を得意とする
シザース[律]「さぁて、いくぜ!」ビョオン
『ストライクベント!』
シザース[律](ビビりで泣き虫の澪に私が負けるハズがないだろ!)
シザース[律]「でりゃああああ!」
ナイト[澪]「…」ビョオン
『ソードベント!』
ナイト[澪]「はぁっ!」ガキィ!
シザース[律]「ぐぅっ、何だっ!?このパワーは!?」
シザース[律](私が力負けした?あの澪に…?ありえない…!)
シザース[律]「調子にのんなよ澪ォ!」ブゥン!
ナイト[澪]「でりぁあああ!」ガギャアア!
シザース[律]「ぐわわぁああああ!くぅっ…」
シザース[律](どうなってんだ、まるでかなわない。私が知る限りケンカ一つしたことのない澪に…)
ナイト[澪]「降参しろ律!そしてまたいつものように…」
ナイト[澪](いつも律を殴っているから体が自然に鍛えられているんだよ…)
シザース[律](戦い慣れている…きっと澪は私より以前から、ライダーだったんじゃないのか…
だとしたら不利だな…どうする?)
シザース[律]「わ、わかったよ澪…降参だ!許してくれ!ほんの出来心だったんだ…!今
までの私…どうかしてたよな?」
ナイト[澪]「律…よかった…いつもの律に…うグッ!?」ガギッ!
シザース[律]「んなわけね~だろ!体は強くなっても、心はかわんね~な!」
ナイト[澪]「そん…な……騙したの…り…つ…?」
シザース[律]「どれだけ場数を踏んでいようと…私の方がライダーの素質があるってわけだな!
それそれぇ~!」ガシッ!ボカッ!
ナイト[澪]「ぐはぁつ!や…やめて!やめてよ!律っ!ぁああああ!」
唯「た…大変だよ!このままじゃ澪ちゃんがりっちゃんに殺されちゃう!私にも何かできることは…」
唯「そうだ、二人はこのカードデッキを鏡に向けてたっけ」チャッ!
キィイイイイン!
龍騎[唯]「わ、わ!私の体が!鉄仮面の騎士に変わって…!これが…変身!これが…仮面ライダー!っしや!」
ナイト[澪]「う、ぐぐっ…」ガクッ
シザース[律]「もう戦う力は残っていないようだな。今楽にしてやんよ」ビョオン
シザース[律]「この必殺技、ファイナルベントのカードでなぁ!」
ナイト[澪]「く…っ!」
龍騎[唯]「ちょ~~っと待つんだよぉ!りっちゃん!」ダダッ
シザース[律]「その声は…唯!ち、私らの真似て変身しやがったか!」
-仮面ライダー龍騎-
平沢 唯が変身するドラゴン型モンスタードラグレッダーと契約した仮面ライダー。契約モンスターと相まって基本能力が高い
シザース[律](厄介だな、あのドラゴンのカードデッキ、能力値が私のデッキと比べものにならないほど強かったはず…だから唯が何も知らないうちに葬っておきたかったんだが…)
シザース[律](いくら中身が唯でも正面からやり合うのは避けた方がいいか…な~らw)
ナイト[澪]「ぐ…ぅ?」クイッ
龍騎[唯]「あぁっ!」
シザース[律]「おーっと唯!そこを動くなよ!澪がどうなってもいいのか!?」
龍騎[唯]「澪ちゃんを人質に?ひ…卑怯だよりっちゃん!」
シザース[律]「卑怯もラッキョウも大好物だぜぇえ!」
シザース[律]「さあ唯、澪を助けたければ…ってあれ?」シュウウウ…
シザース[律]「仮面ライダーナイトが…澪が消えていく…どうなってんだ?」
ザッ…!
ナイト[澪]「ハァ…ハァッ……律…
さっきお前が人質に取ったのはこのトリックベントのカードで作り出した分身だ…」
シザース[律]「なん…だと…!?いつの間に…!」
ナイト[澪]「お前が龍騎、唯に夢中になっているときにすかさずカードを発動していたのさ…」
龍騎[唯]「すごいよ澪ちゃん、たいした子だよ!」
シザース[律]「くそぉ!まだ…まだだ!…ん?あれは…」
『ファイナルベント!』
唯・澪・律「!」
龍騎[唯]「…澪ちゃん!隣の校舎に!」
ナイト[澪]「緑のライダー?律!お前の仲間か!?」
シザース[律]「し、知るかよ!あんなん」
ナイト[澪]「く…奴は必殺技、ファイナルベントを発動させた…攻撃が来るぞ…
みんな急いでこのミラーワールドを脱出するんだ!」
龍騎[唯]「う、うん!」
ゾルダ[?]「もう遅いわ…ファイナルベント、エンドオブワールド!!」
ス″カ″カ″カ″カ″カ″カ″カ″!
ドォオオオオオオオン!
唯・澪・律「うわぁああああああ!」
-現実世界・桜高屋上-
澪「みんな…生きてるか……」
唯「う…うん、なんとか」
澪「………律?」
律「…………」カクッ
澪「り…つ?」
唯「死んでる…」
澪「り…つ……うわぁああああああ!どうして…こんな最期って………」
唯「……これが…ライダーの戦い」ガクガク
澪「そうだ…こんな戦いがあってはいけないんだ…止めなくては、絶対に!」グッ
唯「澪ちゃん…」
澪「だから唯…力を貸して欲しい、このふざけた戦いをぶち壊すために…!」
-夜・平沢家-
唯「ただいま、ういー」
澪「お邪魔します…」
憂「おかえり!お姉ちゃ…ってどうしたのその傷!澪先輩まで?」
唯「ちょっと…転んじゃって…澪ちゃんも巻き込んじゃった…へへヘ」
憂「転んだにしては傷が…?と、とにかく手当てしなきゃね!」
憂(嘘だッ!この傷、転んでできるようなものじゃない。きっと何か裏があるに違いない…)
-唯の部屋-
唯「うん、だいぶよくなったよ」
澪「ありがとう…憂ちゃん…」
憂「それじゃあ私は自分の部屋に戻るね、何かあったら呼んでねお姉ちゃん」
唯「うん…ありがと」
ガタン
憂(そ…そんな、お姉ちゃんと澪先輩のポケットに…カードデッキが、見てしまった…見えてしまった…
あの二人が私と同じ、仮面ライダー?)ガタガタ…
憂(でも誰だ…私のお姉ちゃんをあんな目に会わせたのは…絶対に許さない!
見つけ出して殺す…殺す…殺す殺す殺すッ!)
唯「ねえ澪ちゃん…?」
澪「なんだ」
唯「教えてよ?いろいろ知ってるんでしょ?仮面ライダーのこと……」
澪「そうだな…まずどこから話そうか…」
唯「じゃあ私にデッキを渡したおじさんって…一体何者なの?」
澪「それはきっとかきふら士郎だ。私達が変身しているライダーシステムを作り出した張本人だと言われている」
唯「かきふら…ってへんな名字だね」
澪「偽名だよ…奴は鏡の世界、ミラーワールドを研究する科学者だったんだ。そしてライダーを造り出した」
唯「一体なんのために?」
澪「それはわからない…だが奴には確か一人娘がいて、その娘が関係しているって噂だ」
唯「澪ちゃんもかきふら士郎にデッキを渡されてライダーになったの?」ムニャムニャ…
澪「そうだ…最初は凄いと思ったさ、唯と同じようにな…どんな願いも叶えられるって言われたら…
でもすぐに怖くなった…」
唯(澪ちゃんがヘタレで本当によかった…)
澪「ライダーの戦いが殺し合いだなんて知らなかったから…
それでも律のように自分の欲望の為に他人を犠牲にするライダーもいる…」
澪「そんなのおかしいだろ?だから私は…!ってあれ?」
唯「もう…食べられないよぉ~蟹ぃ~~おいし~!ムニャムニャ」
澪「うっそ!寝てる、こんなことがあった日によく寝れるな…」
澪(いや、きっとこれから戦いは激化していく…休めるうちに休んでおいたほうがいいか……律…)
-翌朝・平沢家-
澪(結局一睡もできなかった…)
唯「澪ちゃんおはよ」
澪「……おはよ」
憂「お姉ちゃ~ん、朝ごはんできてるよぉ!」
唯「うんわかった~いまいくよ」
澪「腹が減っては戦はできぬ、今食欲はないけど食えるうちに食っておこう」
澪(げ!朝食が蟹!?今一番食べたくないものが……)
唯「うん、おいし!憂しょうゆ取って~」
澪(普通に食べてる…昨日のこと思い出さないのか!?)
憂「はい、お姉ちゃん。お口にご飯粒ついてるよお」
澪「ごめんね憂ちゃん、泊めてもらうどころか朝食まで用意してもらって………」
憂「いえいえ、遠慮せず食べて下さいね」
唯「澪ちゃんどしたの?涙目だよ?」
澪(さて、これからどうしようか…あの緑色のライダーを探すか?おそらくあのライダーは…)
唯「うい~私先に澪ちゃんと学校行ってるね~!」
憂「うんわかった…あ、あの…お姉ちゃん?」
唯「…なに?」
憂「その…気をつけてね!」
唯「うん!じゃいってきます!」ダッ!
憂(行っちゃった…お姉ちゃん大丈夫かな…澪先輩はきっと味方なんだろうけど、頼りなさそうだし…
心配だから後をつけてみよう)
-通学路-
澪「唯、一つ言っておきたいことがある…」
唯「ん、なに?」
澪「昨日私達を襲って律の命を奪った緑色のライダーのことだ…多分あいつは、桜高の生徒だ」
唯「え、そうなの!?根拠は?」
澪「ライダーは戦闘体勢に入った自分以外のライダーやモンスターの気配を感じとることはできるが…
その範囲は短い」
澪「昨日の戦いは桜高の屋上で行われた、桜高以外の場所から私達の気配を察知するのはほぼ不可能だと思う」
唯「なるほど…!」
澪「私達けいおん部の練習が終わったのは午後6時半。それからすぐに律との戦いが始まった!
つまり6時半まで校舎に残っていた奴が緑色のライダーである可能性が高い」
唯「6時半まで活動している部活なんてそうそうないよね…」
澪「いや、あるだろ」
唯「でもそれって……」
唯「私達けいおん部のことだよね!?」
澪「ああ……」
唯「もしかして澪ちゃん!あずにゃんとムギちゃんのこと疑ってるんじゃ!?ひどいよ!」
澪「その可能性もあるってことだ!私だって疑いたくないさ…
でも唯、お前はけいおん部のみんなにカードデッキを見せているだろ!」
唯「だからりっちゃんと同じように私を襲ってきたっていうの!?」
澪「…」
唯「それにけいおん部以外にもまだ活動している部活はあったはずだよ!たしか…ジャズ研とか!」
澪「唯!ライダーになった今、常に最悪の事態を想定しておいたほうがいい。
うかつな事をするとまた昨日みたいに…!」
唯「じゃあそうするよ!澪ちゃんは悪人で私を騙しているんだって、ね!
そんな人と一緒にいられないよぉ」ダッ!
澪「おい唯!待て!」
澪(くそっ!どうしてこんなことに…とにかくあいつを今一人で行動させるのは危険だ)
唯「ハァッ…ハァッ…私、澪ちゃんに酷いこと言っちゃったかも…
自分のことよりも私を心配してくれているのに…」
キィン…キィイイイイン…
唯「耳鳴りが…これは…いる!モンスターの気配だ!」
モンスター「ゴキッ…!ゴキッ…!」
唯「これは…私を狙っている?じゃあライダーと契約しているモンスターかも!」
モンスター「ゴキッ…!ゴキッ…!ゴキッ…!ゴキッ…!ゴキッ…!ゴキッ…!ゴキッ…!」
唯「一体じゃない!?複数のモンスターの気配を感じるよ!」
唯「とにかく…やらなきゃやられる!変身してやっつけてやるよぉ!」チャッ!
唯「変身!」シャキィイイン!
龍騎[唯]「っしや!いくよぉ!」ピィオン!
-ミラーワールド-
龍騎[唯]「う…わぁああああ…なにこのモンスター…うじゃうじゃいるよぉ…
ゴキブリみたいに…気持ち悪ぅい!」
ゴキゼール「ゴキッ…!ゴキッ…!ゴキッ…!ゴキッ…!」
ゴキゼール「ゴキャアアアアア!」
龍騎[唯]「わ!く、来るなぁ!」ビョオン!
『ソードベント!』ブゥン!
ゴキゼール「ゴキャッ……!」ドサ
龍騎[唯]「あれ…弱い?弱いよこのモンスター!よーしどんどんいくよぉ!おりゃー!」ビョオン!
『ストライクベント!』
龍騎[唯]「うぉりゃ~!必殺!ゴキジェット~!」
龍騎[唯]「ハァ…ハァッ!なんなのこいつら…全然減らないじゃん!
それに最初はしゃぎすぎて…もう体力のこってないよぉ!」
ゴキゼール「ゴキッ…!ゴキッ…!ゴキッ…!ゴキッ…!」
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インペラー[?](ふふっ…やっぱバカですねぇ唯先輩は…ペース配分も考えずただバカスカカードを使うだけ…
戦いというものをまるでわかっちゃいない)
インペラー[?](ゴキゼール達でもなんとかなりそうですけど、
そろそろこの私が直々にトドメをさしに行きましょうかね…ふふ)
キィン…キィイイイイン…!
インペラー[?]「ッ…?新たなライダーの気配を感じる…!澪先輩か?
でも澪先輩は…ゴキゼールに足止めさせているはず…!」
ナレーション「次回、仮面ライダー龍騎!」
ナレーション「突如唯の前に現れた謎のライダー!その正体とは一体誰なのか!?
そして離れ離れになった澪の前にもライダーが現れる」
ナレーション「戦わなければ生き残れない!」
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コメント
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Re: 唯「戦わなければ生き残れない!」 第一話
続き期待
( 2010年07月30日 21:27 [編集] )
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Re: 唯「戦わなければ生き残れない!」 第一話
続きが気になるじゃないか
( 2010年07月31日 15:25 [編集] )
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