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マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」 その7

2011年05月14日 19:04

マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」

228 :>>1 ◆/yjHQy.odQ [saga]:2011/03/18(金) 23:09:34.19 ID:ePK5VgwAO

ーユニオン・イリノイ基地ー

グラハム「カタギリ、どうだ?」

ビリー「素晴らしい拾い物だよグラハム、ガンダムのパーツは今まで殆ど手に入ってないからね」

ビリー「特にこの実体剣と内蔵型のコンデンサー……研究のしがいがあるよ」

グラハム「そこでだカタギリ、頼みがある」

ビリー「何だい? グラハム」

グラハム「これをフラッグに積んでほしい」キラッ

ビリー「無理だね」キラッ

グラハム「カタギリ……」

ビリー「無理な物は無理だよ。少なくともエネルギー動力源が無ければ砲塔端末は使えないし、この巨大な実体剣はフラッグのパワーじゃ扱えやしない」

グラハム「私はこれでガンダムを斬ったのだぞ!? ならば使えるだろう!」

ビリー「データを見る限り重力に任せて振り下ろしただけだろう! もし振れたとしても、こんな重いものを背負って飛べば近づく前に狙い撃ちだよ!」

グラハム「そんな道理! 私の無理でこじ開けるッ!」

ビリー「今度ばかりはNOだね!」

ダリル「まぁたやってるぜあの二人……」

ジョシュア「まぁ、ようやくオーパーツの一部が手に入ったんだ。そりゃはしゃぐのも無理は無いぜ」

マリーダ「お二方、口論は程ほどにしてそろそろお食事の方をお取りください」

グラハム「む……マリーダ」

ビリー「……そうだね。腹が減っては戦は出来ぬ、だ」

ダリル「お、少尉が止めたぞ」

ジョシュア「段々あの二人の扱いに馴れてきたな、マリーダも」

ビリー「つまりだ、この巨大実体剣の中にある特殊粒子のコンデンサーを利用して、火力は生めばいいと仮定する」モグモグ

ビリー「ならばこんなに大振りな刃は要らないわけだから、データを取ってから小振りの実体剣に加工し直そうと思うんだ」モグモグ

グラハム「成る程……つまり私のフラッグが運用出来るレベルに作り直すというのだな?」モグモグ

ビリー「あぁ。エイフマン教授が遺した資料を集めてみたんだが、あの蒼いガンダムが実体剣を利用する理由の仮定が乗っているんだ」モグモグ

マリーダ「どうぞ」

ビリー「ありがとうマリーダ」ズズ

グラハム「ほう、興味深いな」

マリーダ「どうぞ、マスター」

グラハム「マスターは止せ」ズズズズ

ビリー「ふう……」

ビリー「あの実体剣は、通常MSではなく、同じガンダムに対する対抗策として用意しているのではないか、という可能性さ」

グラハム「と、いうと?」

ビリー「あれだけの貫徹力と切断力を備えなければならない理由……つまり、想定される運用レベルにそれだけ強固な相手が存在するってことさ」

マリーダ「でかぶつや羽根付きの粒子バリア、狙撃の板などが挙げられる中、あの機体だけは確かに異質です」

グラハム「コンセプトがはっきりとした機体群の中、作戦行動を見て一番捕獲されやすかったガンダムが、対ガンダム用の装備を持っているとはな……」

ビリー「運が良いんだねえ、あのガンダムのパイロットは」



刹那「くしゅんっ」



グラハム「ならば私のフラッグに装備される剣ならば……でかぶつや狙撃をも落とせるという訳だな?」モグモグ

ビリー「加工が成功して、かつ使い物になればの話、攻撃力が理論値を越えたとして考えればね」モグモグ

マリーダ「机上の空論という訳ですね……」

グラハム「綱渡りも良いところだ」ズズ

マリーダ「砲塔端末の粒子ビーム発射装置を使えば、射撃も可能なのでは?」

ビリー「それがねぇ……グラハムが叩き落とした瞬間壊しちゃったみたいなんだ」

グラハム「…………」

ビリー「しかも、こちらは正直お手上げに近い。何か全く違うタイプの機械端末による半自動操作らしいんだが、それが全く特定出来ない。新しいプログラムでも作らないと、彼等のようにホイホイ扱えないだろう」

ビリー「ものが小さいから、余さずデータにとったら別の使い方を考えてみるよ。運良く噴進機構は生きているから……」

グラハム「やはりカタナ型に作り直してもらった方が……」
マリーダ「それでしたら此方の鉈型でも……」

ビリー「コラ、君達勝手に加工する形状考えるんじゃないよ」

ビリー「やれやれ……五年後くらいにも同じような事をやらされていそうだ」

ビーッ!ビーッ!

グラハム「ッ!」

ビリー「敵襲……?」

『AEUより緊急入電! 大西洋上空の未確認機にAEU所属機が攻撃を受けているとのこと、増援を要請しています!』

ビリー「AEUからの入電……珍しいというか、突拍子も無いというか」

グラハム「カタギリ、私のフラッグの準備を」

ビリー「準備って……行くのかい?」

グラハム「恐らく、というか勘でしかないのだが、この入電の主はマネキン大佐だ」

グラハム「彼女の戦術予報には砂漠の一件で助けられた。戦場での借りは戦場で返さねばならんだろう」

ビリー「そんな、何処にそれを匂わせる内容があるって言うんだい?本当にただの勘じゃないか」

グラハム「ふっ、全くだ。根拠は無いが、何故か確信をもってそう言えるよ」

マリーダ「マスター」

グラハム「お前は休めマリーダ。身体に障る」

グラハム「未確認機……大佐が何故ユニオンに連絡してきたか、その理由になり得るかもな」


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ー遡り、海上ー

ヨハン「ガンダムエクシアのパイロット! 何故邪魔をする!?」

刹那「貴様等はガンダムではない! ガンダムである……筈がない!!」

ギィンッ

ミハエル「てんめぇっ!」

ネーナ「ミハ兄ィ!」

バァンバァンッ

ミハエル「ネーナァ……!」

ネーナ「可愛くない子! あたしの兄ィ兄ィズをいじめないで!」

刹那「くっ……!」

ヨハン「錯乱したか、ガンダムのパイロット。ならば致し方ない」

ヨハン「ミハエル、無理はするな! ネーナ、フォーメーションH24で確実に対処する」

ヨハン「向かってくるならば、落とす! ガンダムであろうとな!」

ネーナ「了解! HARO、火器管制よろしくぅ!」

HARO〔シャーネーナ! シャーネーナ!〕

ミハエル「畜生……腕がやられてなきゃよ!」

ズギャアアッ!

ネーナ「ッ!?」

ヨハン「何ッ……!」

刹那「この粒子ビーム量……」

コォォォォォォ

ティエリア「ヴァーチェ、目標を破砕する!」

ヨハン「ガンダム……ヴァーチェ!?」


ー島ー

ロックオン「やれやれ、あのきかんぼう共は張り切りすぎだぜ」

HARO〔ロックオン、ウレシソウ!ロックオン、ウレシソウ!〕

ロックオン「ははっ、分かっちゃう? HARO」

ロックオン「スメラギさんの指令は、出来るなら止めろとのことだが……」

ロックオン「まぁ、ぶっちゃけ狙い撃つ気満々だッ! 行くぜ、HARO……」

キュピィィィィン

ロックオン「ッ!?」

ロックオン(何だこの気配は……凄まじい怨念が、物凄い速度で移動している!?)

ロックオン「マズい、刹那!」

HARO〔ガガッピー〕

HARO〔EXAMシステム、スタンバイ〕

ロックオン「HARO! 何を受信した! HARO!」



ギュゥゥゥンッ

刹那「ッ、レーダーに感!」

ティエリア「何だ……この速度は!?」

ギュオッ

『NT反応非検知。殺意電波確認』

『EXAMシステム、スタンバイ』


ー???ー

?「実質EXAMシステムが乗っけられる機体は限られているからねぇ……下手な機体に乗せれば作戦の支障になるし、既存の機体では性能が足らなすぎてまともに動かせやしない」

リボンズ「だから、君はあの機体を調達させたのかい?」

?「ま、人型の完成度は悲惨だが空戦形態ならEXAMにだって対応しきれるからね……オーバーフラッグの機体が貰えない以上、試験運用にはなるさ」

リボンズ「他の二機は……ティエレンSPタイプとイナクトカスタム……ふっ、サーシェスがふてくされていた理由がよく分かる。半ば無理矢理に取り上げたね? 君は」

?「良いじゃないか。これからは、あんなイナクトじゃ大好きな戦いにもならないんだから」

?「アイツにはもっと良い機体をくれてやる、そうすればもっと働けるようになるさ」

リボンズ「では、舞台に君が立つのかい? プルツー」

プルツー「あぁ。サーシェスには私が付いてやる」

プルツー「例の機体がロールアウトされたらスローネも用済みだ。私とヴァラヌスで綺麗に始末してやるさ」

リボンズ「任せたよ。アレハンドロの強化手術は、まだもう少しかかりそうだからね」

プルツー「可哀想な奴……気付かれない内にいじくり回されてんだから」

リボンズ「君がそれを言うかい? プルクローンシリーズ最高傑作の君が」

プルツー「その話はするな。不愉快になる」

リボンズ「失敬……」



刹那「該当機体……これは!?」



リボンズ「このシステム機の問題は、ヴェーダとのリンクで動くただの機械という点かな」

プルツー「おまけに敵味方が関係無いというくらいか……所詮は失敗作だ」

リボンズ「失敗作……ね」



『EXAMシステム、スタンバイ』

ティエリア「ユニオンリアルドに近いが……違う! 発展機か!」

ネーナ「ヨハ兄ィ、どうするの!?」

ヨハン「ッ、どちらにせよ部外者にガンダム同士の争いを見られる訳には行かない!」

ヨハン「深追いはするな! 隙を見て離脱する!」

刹那「させないッ」

ギィンッ

ヨハン「くっ、状況が理解できているのかお前は!?」

ティエリア「出来ているとも。スローネに乱入者、どちらも破砕するのみ!」ズゴォォッ

ミハエル「くそっ! 墜ちやがれ!」バシュンッバシュンッ

『殺意電波確認』ピピッ

ヒュボッ

ティエリア「なっ!?」

ミハエル「避けやがった……!」

ババババババァン

ティエリア「くっ、刹那・F・セイエイ、フォーメーションSー32で対処する」

刹那「了解」

ヨハン「乱戦か……だが、切り抜けてみせる!」

HARO〔ヤッチマエ!ヤッチマエ!〕

バシュンッバシュンッ
ババババババァン

ティエリア「効きはしない!」ガンッ

ネーナ「GNフィールド!?」

『殺意電波確認』

刹那「今だァッ!」

バッ

刹那「ッ!」

ヒュボッ
スカッ

ティエリア「今の一撃を回避しただと!?」

刹那「ちょこまかと、逃げるなぁ!」

ギィンッ

『右翼部被弾』

ティエリア「スローネ、逃がさん!」ズゴォォッ

ヨハン「ミハエルのツヴァイが健在なら、これしきのこと……!」


ープトレマイオスー

クリス「ヴァーチェ、エクシア共に未確認機、スローネ三機との交戦を継続!」

フェルト「デュナメス、目標地点到達まで540カウント」

スメラギ「マズいわね……未確認機の所属が分からない以上、これ以上は長引かせられないわ」

スメラギ「ロックオン、頼むわよ……」


ー海上ー

ティエリア「刹那・F・セイエイ、あの未確認機を抑えられるか」

刹那「あぁ……何とかなる」

ティエリア「ならば任せた。一気にスローネを落とす!」

ギュンッ

ヨハン「GNランチャーが損傷しているとはいえ、まだ戦える!」ガチャッ

ネーナ「あたしなんか無傷なんだからね!」ジャキッ

HARO〔イバレネエ!イバレネエ!〕

ティエリア「ナドレ!」

バゴンッ
バゴンッ
バシュゥゥゥ……

ティエリア「トライアルシステム!」

オォ……ン

ヨハン「何だ!?」

ネーナ「システムダウン……!」

ミハエル「訳わかんねえぞ! 何だこり……」

キュゥゥゥン

ネーナ「きゃあああああああ!?」

ヨハン「ッ!!」

ミハエル「こ……こんなんばっかじゃ……!」

ドドドォン

ティエリア「ヴェーダとリンクした機体を全て制御下に置く……これが、ガンダムナドレの真の能力」

ティエリア「このティエリア・アーデにのみ与えられた、ガンダムマイスターへの切り札【トライアルシステム】」

ウゥゥ……ン

『ガガッ……ピ……』

刹那「! 何だ、未確認機も動きが……」

ティエリア「君達はガンダムマイスターに相応しくない」ジャキンッ

ティエリア「そうだとも! 万死に値する!」

ギュンッ



プルツー「ところがぎっちょん!」

リボンズ「ふふ……」キィィィィン



ヴヴン!

ティエリア「何ッ!?」

ヨハン「ッ!」
ネーナ「動く……!」
ミハエル「おっ!?」

『EXAMシステム、リスタンバイ』

ギュンッ
ザクッ

ティエリア「トライアルシステムが……強制解除された……!?」

ティエリア「やはりヴェーダは……!」ギリッ

『エネルギー残量、状況確認。撤退』

ギュンッ

刹那「逃げた……だと?」

刹那(停止したということは……今の機体はヴェーダとリンクしていたという事なのか……?)

ヨハン「邪魔者はいなくなったか。ならば、本題に移ろうかガンダムマイスター!」ジャキンッ

ティエリア「ッ!」

バシュウンッ

ネーナ「またガンダム!?」
ヨハン「デュナメスか……!」

ロックオン「これで3VS3だ! フェアプレーの精神で……と言いたいが、あんたら結構ボロボロだなぁ」

ロックオン「まぁそこはお互いプロだからな、恨みっこなしだ!」

ミハエル「次から次へとっ……やってやんよぉ!!」

『ピピッ』



プルツー「! 脳波検知、脳量子波じゃない」

リボンズ「何だって?」

プルツー「ということは、あの場に一人本物がいたって事になるな」

プルツー「トライアルシステムとやらに引っかからなきゃもっと動けて確認出来たってのに……!」チッ

リボンズ「焦ることはない。あの場にいたガンダムマイスターだということは明白なんだ」

リボンズ「すぐに分かるさ……すぐにね」




ープトレマイオスー

フェルト「デュナメス、ロックオンから暗号通信です」

ラッセ「結局スローネとは物分かれか……決着をつけておきたかったが」

イアン「正体不明の機体、トライアルシステムへのヴェーダからの干渉……色々厄介なことになってきたなぁ」

スメラギ「……」

スメラギ(今準備しなきゃ、私たちに未来はないわね)

リヒティ「そう言えば、スローネに損害を与えた奴って誰なんすかね?」

ラッセ「さあな。アイツらがヘマしただけと思いたいが……」


ーそして現在・大西洋上空ー

コーラサワー「ちっくしょう! 何なんだよコイツは、いきなり現れてぇ!」ギュウンッ

『NT反応検知。対象を攻撃目標と認定』ババババババァン

コーラサワー「大佐ぁぁぁぁ!」

マネキン『耐えろ少尉! 今そちらに援軍を送っている!』

マネキン(とはいえ……どちらが速いか……!)

ギュウンッ
バヒュンッバヒュンッ

コーラサワー「のわぁぁぁぁ!」

ーー

ギュゥゥゥンッ

グラハム「連絡があったのはこの海域だが……」

チュドーン

グラハム「!? 遅かったか……!」

『NT反応検知、対象を攻撃目標と認定』

『EXAMシステム、スタンバイ』

グラハム「何者かは知らんが、この動乱の時代に好き勝手出来ると……!」

ギュウンッ

グラハム「……あ……」

コーラサワー「ふぃ~……助かったぜぇ」

コーラサワー「ん? おいフラッグのパイロット、何止まってやがる! 奴が来るぞぉ!」

グラハム「こ……この機体は……」

グラハム「ユニオンブラスト……!?」

『攻撃開始』

ババババババァン

グラハム「ぐぅっ!?」ヒュンッ



プルツー「また検知した!」

リボンズ「……」ピクッ

プルツー「やっぱりEXAMを泳がせて正解だな……いるところにはいるもんだ」

リボンズ「……」

リボンズ「だが未来を作るのは君達ではない。僕らイノベイターだ」

プルツー「言ってろよ。あたしは別にどうだっていいんだ、そんなこと」

リボンズ「俗物め……」チッ

プルツー「男の嫉妬は見苦しいぞ」ククッ



《上官殺しめ》
グラハム「ッ……来るな!」ダダダダダッ

『回避行動』

《恩師を殺した恩知らず》
グラハム「来ないでくれッ……」ダァンッ

『回避行動』

《英雄殺しのトップガンが》
グラハム「来ないでください……少佐……!」ギュウンッ

『追撃態勢』

グラハム「私に……ッ」ガシャンッ

グラハム「貴方を、二度も殺させないでくださいッ!」ジャキンッ

ババババババッ
ドスゥッ

グラハム「ッ……!」

ザッパァン

『ガガッピュィッ』

『ザザッザー』

ドゴォン……

コーラサワー「おぉ……」

『ガガガガ……』ギギギギ……

グラハム「ッ……」

コーラサワー「あの機体、あんだけやられてんのにまだ……!」

グラハム「……申し訳、ありません……」

ダァンッ
ダァンダァンッ

『 』ブツッ

グラハム「…………」

コーラサワー「止まっ……た?」

グラハム「っ……くそっ……くそぉ……!」

ブクブクブク……


ーAEU基地ー

マネキン「……つまりあれは、以前の次期主力機選定の折フラッグの対抗馬として出されたユニオンブラストだと言うのだな?」

ビリー『はい、その通りです』

ビリー『先ほど確認しましたところ、ベル・ファクトリー社の保管庫の一機が何者かに盗まれたとのことで、被害届が提出されています』

マネキン「…………」

マネキン(嘘だろうな。ベル・ファクトリーめ、どこぞのPMCトラストと同じ様な言い訳をしおってからに)

マネキン「了解した。グラハム・エーカー上級大尉には、カティ・マネキンが礼を言っていたとお伝え願いたい」

ビリー『えぇ、その様に』

ギュウンッ

ビリー『おっと、噂をすれば……』

マネキン「大尉のフラッグの損傷はどうだろうか? 此方から輸送機を出すと言ったのだが、帰れると言ってそのまま帰還してしまわれたのだが」

ビリー『一瞬見ただけですが、目立った外傷は右腕部の脱落のみですし、大丈夫だと思います』

マネキン「ならいいのだが……様子がおかしかったので、ついな」

ビリー『…………』

ビリー『彼……次期主力機選定の模擬戦で、ユニオンブラストと対峙しているんですよ』

マネキン「ほう?」

マネキン(だから、あれほどまでに対処が早かったのか)

ビリー『その時のパイロットはスレッグ・スレーチャー少佐……ユニオンの伝説的なエースであり、グラハムの恩師でもある人でした』

ビリー『模擬戦の途中、ブラストは体当たりを敢行。グラハムはブラストの主翼を切り難を逃れますが、少佐はそのまま……』

マネキン「スレッグ・スレーチャー少佐……」

ビリー『グラハムはまだ引きずっているんでしょう……少佐の死を』

ビリー『無礼がありましたら申し訳無い。どうかご配慮を』

マネキン「問題は無い、こちらが頼んだ側でありお陰で部下の命も助けられた」

マネキン「重ねて、マネキンが礼を言っていたとお伝え願いたい」

キィィィィン……

グラハム「…………」

ダリル「隊長!」

ビリー「グラハム」

グラハム「ダリル、カタギリ……」

ダリル「大丈夫ですか隊長、お怪我は……」
ビリー「…………」

グラハム「二人とも……」
グラハム「そんなにしけた顔をするな。私なら大丈夫だ」

ダリル「……はい」
ビリー「あぁ……済まない」

ビリー「直ぐにでも機体を修理するよ。待っていてくれ」

グラハム「あぁ、頼む」

タタッ

マリーダ「マスター!」

グラハム「マリーダ!」

グラハム「……」

マリーダ「マスター、お怪我はありませんか! よくぞご無事で……」

グラハム「……」

マリーダ「……マスター?」

『ガンダムの粒子ビームには強い毒性が……』

グラハム「……人の心配をしている場合ではないというに、全くお前は……」フッ

マリーダ「え……?」

ジョシュア「いたいた! おーい大尉……」ゾロゾロ

グラハム「マリーダ、今夜私の部屋に来い」スタスタ

マリーダ「!」

ジョシュア「 」
ダリル「 」
ビリー「 」

グラハム「あの時の約束、今果たそう。私の全てを以てな」スタスタスタ

マリーダ「あ……」

マリーダ「……」ギュッ

マリーダ「はい。マスター」

グラハム「待っているぞ」

ダリル「ハワード……隊長は変わってしまわれた……」
ビリー「グラハムッッ……!」


ーユニオン軍本部ー

ホーマー「……たった一人の軍隊。個別で作戦行動を取り、状況を認識し、対応するワンマンアーミー」

ホーマー「他の陣営が首を縦には振らないと考えていたが……ガンダムを退けたとなれば、実装も可能になるだろう」

ホーマー「ライセンサー……か」ガタッ

ホーマー「グラハム、この免許を生かすも殺すもお前次第だ」

ピピッ

ホーマー「私だ……そうか、AEUは了承したか」

ホーマー「奴にその旨を伝えてくれ。新しいシステムは、今だからこそ必要なのだ」


TO BE CONTINUED...


プルツー「よし……」カチャカチャッ

リボンズ「次はどこに配置するつもりだい?」

プルツー「とりあえず人革連とAEUに流すさ。出来損ないのユニオンブラストよりは働いてくれるだろうよ」

ティエレンチーツー『EXAMシステム、スタンバイ』

イナクトカスタムS『EXAMシステム、スタンバイ』

プルツー「あはははは……さぁ! 探してこい、私の同類を!」



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