唯「サイレンが鳴ってる・・・」 田井中律 終了条件1 スーパーからの脱出

2010年10月21日 19:32

唯「サイレンが鳴ってる・・・」

131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 01:06:05.85 ID:aaTgFN2yO

桜ヶ丘 大手スーパー 本屋
PM18:30:30

田井中律
終了条件1 スーパーからの脱出
小目的 武器の入手

──────────

律「う…なんだ?」

生きてる…?

律「さっきのサイレンは何なんだ…」

──【フッヒャア】──

律「うっ…頭が痛い」
さっきのは…?

わからないことづくめだ。

ともかくみんなが心配だ。

律「……圏外ね」

地震の影響だろうか。携帯は使えそうにない。

律「直接確かめに行くしかないか」

周りを見回しながら私は携帯をポケットにし舞い込み、ここを出る為に動き出した。



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「うああああああああ」

律「なんだ!?」

下の方から叫び声が聞こえると、直ぐ様下を覗き込んだ。
吹き抜けになっている二階から一階の様子はよく見えた。

律「おいおい嘘だろ……」



「アヒャッヘハァ!!!」

「助けてく……」

グチャリ……

律「うっ……」

思わず目を背けてしまう。こんなの澪じゃなくても怖いっての……!
……男が持っていた包丁が他の人の心臓に刺さり込んでた……。

つまり……殺してたってことか。

律「地震に乗じたにしてはタチが悪すぎんだろ……!」

自分の身にも危険を感じつつ、私はその場を後にする。

律「武器がいる……自分を守るための武器が」

隠れつつ、何とかスポーツコーナーまで辿りつけた。

律「思ったらスポーツコーナーって武器の宝庫だよな」

バットにゴルフクラブ、テニスラケット……はちょっと威力がないか。

さて、どれにしようかな。

1 金属バット
2 木製バット
3 ゴルフクラブ
4 テニスラケット
5 卓球のラケット

>>137



137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 01:22:39.66 ID:2cFVZ8hd0
3


138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 01:23:05.84 ID:aaTgFN2yO
武器は安価の方が面白いと思ったのでちょっとやってみました。
やめた方がいいって声が多かったら廃止にしようかな。
武器によってそのキャラが屍人になるかならないかの可能性が変わってくるって感じです



律「ゴルフクラブにしよう」

ドライバーはすぐ折れそうだからアイアンにしよっかな。

適当に一本引き抜くと軽くスイングしてみる。

ブンッ!!!

律「ナイショット」

ゴルフなんてしたことはないけど自分を守るためだ。

律「後で返せたら返しに来ます!」

誰もいないカウンターに一礼した後スポーツコーナーを出る。



──【コッチニオイデ~】──

律「うっ……またかよ」

誰かの目線が頭に過る。

律「地震のせいで超能力に目覚めちゃったのか私」

試しに目を瞑り、一階にいるであろうさっきの男の視界を見ようとしてみる。

──【ケェッケェッケェッ……】──

律「見えた……本当に」

何でかはわからないけどどうやら他人の視界を盗み見ることが出来るらしい。

律「一体どうなってんだよ……」

律「澪……みんな」

無事でいてくれよ……!

それからも隠れながら何人もさっきの様な男を見た。
警察は何やってんだ! こんな時の為の警察だろ!

律「って言っても電話も出来ないし…いざとなったら私も…」

やるしかない。

殺されるなんてごめんだ。

でも命乞いをして……変なことされるのも嫌だ。
私だってただの女子高生だ、みんなの前では強がってるけどやっぱり怖いものは怖い。
体が無意識に震える…けど、
それでも怖がってたらいいようにされるだけだ…。

律「来るなら来い…私も容赦しない」

ゴルフクラブを握る手が一段と強くなった。

律「エレベーターは…まずいか」

音がなるし…下に参りまーすって言ってるようなもんだしな。

律「ということはエスカレーター…または階段だけど」

エスカレーターは中央にありすぎて降りた時に目立ち過ぎる。
なら階段か…。

律「階段は…こっちか」

どうやら二階にはいないらしく一階から見えないよう二階の吹き抜け部分にかけられている手刷りから離れて少し屈みながら歩く。
手刷りの下は白いガラスになっている為あっちから見られることはないだろう。

律「……」ビクッ

律「なんだ……」

階段に差し掛かった時、一瞬体が震えた。

律「もしかして……」

私は静かに目を閉じる。


──【ハア……ハア……また怒らレチャッタ……死ねばイイノに……あんなヤツ】──


律「いる…」

目線から階段が見えた…ってことは多分正面のレジ辺りにいるのだろう。
言葉を聞く限り正気とは思いづらい。というよりここにいる人達はみんな信用出来ない。
下に居たってことはさっきの叫び声も聴いてるはずなのに…何の焦りも感じられない。
ってことは奴らの仲間か……。

律「わかんないけど早く逃げた方がいいな…。警察とかにこの事を伝えないと」

このスーパーの近くに交番があった筈。
まずはそこに駆け込もう。

律「さて…下のやつをどうするか」



女店員「服をタタミマショウネーイソガシイイソガシイ」

ウイーーーーン

女店員「!!!?」

エレベーターが動いているのに気付いたのか急いで駆け寄る。

女店員「降りてラッシャアアアアアアアい」

↓のボタンを狂うように連打しまくる女店員。

上の文字盤は2から1へ。そしてつきましたよと言う合図、ポーンという間抜けな音がした後、ゆっくりと扉が開いた。

女店員「アハハハハハ!!!」

勢い良く乗り込むものの、そこには誰もいない。
しかし、エレベーターの鏡に写った自分を他の誰かと勘違いしたのだろうか、ハンガーを振りかぶり襲いかかる。

女店員「キャエエエイ!!!」

バリンッ

ガチャン───

そうしてエレベーターの扉は閉まり、上に向かった。

律「行ってらっしゃい」

律「さて、早く行かないと。しかし便利だな~これ」

律は片目を瞑ったままでいる。
その瞑った片目にはさっきの女店員の視界がジャックされていた。
こうすることにより動きながら視界をジャック出来ると律は気付いたのだ。
それを利用し、女店員の様子を見ながら階段を降り、階段の隣のエレベーターに夢中になってるのを見て扉を閉めたのだ。

律「あはははバカだな~それじゃ上がっちゃうだろ」

ひたすら上のボタンを連打している女店員を後目に、律は出口を目指した。

それからも視界ジャックを駆使し、相手が見てない内に後ろを通ったりを繰り返した。

律「何人いるんだよ……しかも全員目から……あれ血か?」

信じられないけど……どうやらとんでもないことになってるのは確かみたいだ。

律「まともな人間はいない……いたらさっきみたいに殺されてる? 何かの病気か……映画じゃあるまいし」

いくら考えても答えは出ない。たかだか十数年生きただけの私には引き出しが少なすぎる。

律「勉強しとくんだったな……」

こんな時に思い出すのはやはりみんなの顔だった。

律「梓の言う通りだよな……」

「ウヒャアアアアアアアアア!!!!!!」

律「しまっ……」

見つかった!!!

凄い速度でこっちに来る!
よく見るとそれはさっきの包丁を持った男だった。

律「クソッ」

自分のノロマさに悪態をつきながら出入口に走る。

騒ぎを聞き付けた同じような奴等が次々と追いかけるのに参加しているようだ。
視界を盗み見るまでもない。後ろに感じる気配でわかる。

律「ヤバいヤバいヤバいヤバい」

前からも来たッ!

「サカナァ……」

律「ど……、けえええっ!」

魚を持ったおじさんを容赦なくゴルフクラブで殴りつける。

律「正当防衛ってことでよろしく!」

そのまま出口から一目散にスーパーを出ると私は急いで交番に走り込んだ。


終了条件達成



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