唯「サイレンが鳴ってる・・・」 中野梓 終了条件1 侵入した屍人を倒す

2010年10月24日 20:50

唯「サイレンが鳴ってる・・・」

268 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 17:40:33.76 ID:aaTgFN2yO

桜ヶ丘 中野宅
PM19:15:44

中野梓
終了条件1 侵入した屍人を倒す

──────────

梓「う…ううん」

梓「……はっ」

梓「地震……はもう止まってる」

梓「凄い地震だったけどどれぐらいの震度だったんだろう」

散乱している物の中からテレビのリモコンを探しだしてつけてみる。
ザアーーーーー

砂嵐。
梓「お父さんとお母さんは大丈夫かな? 仕事先で怪我とかしてなきゃいいけど…」

梓「唯先輩達にも電話してみよ……」

圏外。

梓「はあ……」
携帯やテレビがないだけでこれ程まで何も出来なくてわからないなんて……ちょっと自分が嫌になる。

ガタタッ……

梓「何…? リビングの方からだ…」


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「ウヒャアッヒャアッハァ」

グチャグチャ……


梓「(何…あれ……)」

冷蔵庫のものをひたすら口に運んでいる…。
強盗…?

梓「(どうしよう!!! とりあえず警察に……って電話使えないんだったよぉ!)」

「タリナイータリナイイイイイ」

グチャクチャグェップブチャ

梓「(自分の身は自分で守らなきゃ…。追い払ってやるです!)」

そそくさと部屋に戻ると武器になりそうなものを探す。

梓「後ろから思いっきり殴って気絶するぐらいのものがいいかな…」


1ムッタン
2ギターケース
3MDコンポ
4部員募集のポスター

>>273



273 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 17:53:00.34 ID:ghjHVviW0
2


梓「ギターケースなら思いっきり殴っても死んじゃったりしないよね」

ムッタンは外に出して置き、空のギターケースを両手で担ぐ。

梓「……」

恐る恐る覗いて見ると……。

「ウメエ……ウメエ……」

まだお食事中のようだ。冷蔵庫の方を向いたままひたすら口に物を運んでいる。

梓「(よっぽどお腹がすいてたのかな…。でも強盗は良くないですよ!)」

正面から行けば何されるかわからないのは明白だ。そして力のない私はただそれに従うしかなくなる。
そうならないようにこの一撃を見舞ってやるです!

梓「……」

「クヒャッヒャ」

梓「このっ!!!」

ガツーーーーン

「ウア……?」

梓「ひいっ……」

ギョロリと瞳だけが動き蒼白の男がこちらを見据える。

「邪魔スルナアアアアアアア」

梓「あっ……あ……」

食事を邪魔されたのがよっぽど気に障ったのか物凄い力で私の首を締め上げてく……る……。

梓「あ……うあ……」

両手で……何とか……振りほどこうとしても……全く……動かな……。

「コッチニオイデ……」

梓「(こっちって……どこ……?)」

もう何も……見えない……よ。

意識が遠くなって行く。

梓「…………」

もう腕にも力が入らない。元々こんな細い腕じゃ敵いっこない……。
私は余りにも無力だ……。

梓「…………」

涙が溢れた。

悔しくて、こんな所で死んじゃう自分が情けなくて。

「ウヒャアッヒャアッハァ!!!!」

ギリギリ……と首を圧迫していく。
もう折れてしまいそう……。

梓「…………」

言葉も出せない。

そのまま、目を閉じた。最後くらいこんな奴の顔じゃなくて……私の大好きなみんなの顔を思い浮かべながら死にたい。

──【はっ……はっ……】──

何だろう……この景色は。私の家?

──【っつはっ……はっ……!】──

中に入って来た……。走馬灯かな……?

──【このっ……!】──

あれ……私が見える……。


純「梓を離せっ!!! この化け物!!!!!」

ガスンッ!!!


「ゴオッ………」

純の振りかぶったバットが屍人の脳天にクリティカルヒットした。
余りの威力にそのまま土下座するように地に伏した。

純「梓っ!」

梓「ゲホッゲホッ……ゴホ…ッ……あ、純」

純「命がけで助けに来た友達に向かって第一声がそれ!?」

梓「ごめん……何だか夢みたいで。ほんとにもう死んだかなって思ってから」

純「私のウルトラCがなかったら間違いなく絞め殺されてたよ! 立てる?」

梓「……無理っぽい」

純「全く……。よいしょっと」

純に肩を貸してもらい立ち上がる。

純「とにかくここを出よう。またこいつが起きる前に」

梓「でも……さすがにあれじゃ…」

バットで思いきり殴ったのだ。幾ら女の力でも…。

純「…こいつらは死なないんだよ。どういうわけか知らないけど」

梓「死なない…?」

純「そ。多分後10分もすればまた起き上がるよそいつも」

梓「そんな…」

純「詳しい話は車でしよう。そっちの方が安全だから」

梓「車?」

純「乗ってきたの」

梓「純って運転出来たっけ…? そもそも免許は…?」

純「あんなの簡単簡単。
  こうやってぐわーってやった後、ぶしゃーって踏んで後は曲がりたい方にハンドルを切るだけ」

幾ら非常時? といっても正直……

梓「………乗りたくないなぁ」

純「つべこべあべこべ言わずに来るのっ!」

梓「あっ、ちょっと! 純! バットは?」

純「いいのいいの。また探せばいいから(……間に合って良かった……)」


終了条件達成?



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