クロロ・ルシルフル「学園都市に10万3000冊の魔術書があるそうだ」

2011年01月19日 19:32

クロロ・ルシルフル「学園都市に10万3000冊の魔術書があるそうだ」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 22:26:44.95 ID:K8VASYfs0
立ったら書く


2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 22:26:59.01 ID:2X645sz+0
http://viploader.net/ippan/src/vlippan171760.jpg
vlippan171760.jpg


3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 22:27:26.24 ID:7mLzMM6G0
>>2
いいから、顔を上げてご覧


4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 22:28:18.18 ID:Ry6OzrIK0
>>2
パンツを履いてないとか反省してるようには見えないな


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 22:29:11.84 ID:3LB+nnmHO
>>2
ネクタイなしとか反省してる態度じゃないな


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 22:32:09.31 ID:spHpWak90
>>2
許してやるから頭上げて立てよ


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フィンクス「10万3000冊だあ?どうやって運ぶんだよ?」

クロロ「どうやらその全てを1人の人間が記憶しているらしい」

ウボォーギン「本当かよ!?」

フェイタン「ウヴォーギンには無理な芸当ね」

ウヴォーギン「ああ!?」

シズク「じゃあ、その記憶しているって人を攫うの?」

クロロ「ああ・・・」

ノブナガ「面白そうだな」

シャルナーク「学園都市ってところは超能力者を育成している場所らしいよ」

コルトピ「へー、それ念能力と何か違うの?」

シャルナーク「う~ん、念能力と比べると能力がある程度限定されてる感じだね」

パクノダ「と、言うと?」

シャルナーク「念能力はある程度何でもアリだけど、超能力はそうも行かないみたい。
       でも、能力によっては念能力を超えるポテンシャルを秘めてるのもあるみたいだね」

フランクリン「ほう、例えば?」

シャルナーク「詳しくは知らないけど、ハッキングした情報からだと演算によってテレポートしたりベクトルを操作したりって感じだね」

フランクリン「なるほど、科学的な側面が強いみたいだな」

フェイタン「計算とかますますウボォーギンには無理ね」

ウボォーギン「よし、殺す。表へ出やがれ!!」

ノブナガ「まあまあいいじゃねえか。・・・で、その学園都市には誰が行くんだ?」

クロロ「既にマチが潜入済みだ。一応、俺も出る。
    他にはフィンクス、フェイタン、シズク、コルトピ、シャルナークで行く」

ウボォーギン「おい、俺は?」

フランクリン「一応、学園都市は学生の街だ。お前みたいなのがいたら確実に浮くぞ?」

ウボォーギン「てめえが言うな!」

ノブナガ「ボノレノフなんかは絶対に無理だな」

ボノレノフ「・・・・・・」

クロロ「俺たちは今夜ここを発つ。準備は怠るな」

フィンクス「分かったぜ。能力者って奴と戦うことになったら殺していいか?」

クロロ「好きにしろ。ただし証拠は残すな」

シズク「私のデメちゃんで消せば問題ないよね」

シャルナーク「学園都市の能力者はレベルで分けられてて、レベル5ってのが相当強いらしいよ」

フェイタン「学園都市の能力者・・・腕が鳴るね」

パクノダ「気を付けてね」


その頃、学園都市では

マチ「10万3000冊を記憶した人間。これだけの情報じゃ誰か特定出来ないね」

インデックス「と~ま~、お腹空いたんだよ」

上条「ハイハイ、家まで我慢して下さいね」

マチ「学生とシスター・・・どんな組み合わせだよ」

黒子「お待ちなさい」

マチ「ん?誰だいお嬢ちゃん」

黒子「ジャジメントですの!あなた、不法侵入者ですわね?」

マチ(バレるのが早いね・・・学園都市のセキュリティを甘く見たか・・・)

マチ「何か証拠でも?」

黒子「IDカードの提示をお願いしますの」

マチ「はい」

黒子「これはあなたのIDカードじゃありませんわね」

マチ「・・・・・・」

マチが持っていたIDカードは事前に学園都市から外出した人間を殺害し、それを奪い取ったものであった。
しかし、その被害者の身内が行方不明届けを提出しており、それを受けてジャッジメントがそのIDカードの入場記録を元にその人物を探していた。
その時にマチと出会ったのであった。

マチ(ここで殺るか?でも、ここじゃ人目につきすぎる)

黒子「そのカード、何処で手に入れたのかお話していただけますでしょうか?」

マチ「逃げるか・・・」

マチは踵を返すとその場から凄いスピードで離れて行った。

黒子「ちょっ!!お待ちなさい!!」

マチ「とりあえず巻く!!」

黒子「お待ちなさい。と申し上げましたわね?」

マチ「!?」

先程の少女がマチの目の前にいきなり現れた。

マチ(いつの間に?)

黒子「逃げた理由・・・勿論教えてくれますわよね?」

マチ「逃げた・・・?違うね」

黒子「と、申されますと?」

マチ「ここなら人がいない」

気付くとそこは路地裏であった。

黒子「もう一度聞きますわ。そのカード、何処で手に入れましたの?」

マチ「殺して奪った。相手は知らない。これで満足?」

黒子「え?」

次の瞬間、マチは黒子の背後に回り込んだ。
黒子の首に念糸が巻かれる。

黒子「がっ!?」

マチ「運が悪いと思って諦めなよ」

黒子「がががががが・・・」

黒子の全身から力が抜ける。
次の瞬間、それは物言わぬ肉塊と化した。

初春「・・・白井さんと連絡が取れないんです」

美琴「・・・寮にも戻ってないし、一体何やってんだろ黒子の奴?」

佐天「まさか・・・白井さんに限ってそんなこと無いですよね?」

初春「佐天さん!不吉なこと言わないで下さい!!」

美琴「黒子・・・」

固法「・・・」

初春「あ、固法先輩」

固法「・・・みんな、よく聞いて。それで驚かないで欲しいの」

佐天「な、何ですか?は、ハハハ」

固法「・・・白井さんが遺体で発見されたわ」

美琴・初春・佐天「!!!!!!」

固法「首を絞められて殺されたそうよ・・・」

初春「そ・・・そんな・・・し、白井さんが・・・」

佐天「いやああああああああ!!」

美琴「く、黒子・・・」

初春「ううっ・・・えぐ・・・白井さん!!うえーん」

美琴「・・・・・・!!」

佐天「ちょ、御坂さん!何処へ行くんですか!?」

美琴「・・・ちょっと散歩」

佐天「!!さ、散歩ですか?こんな夜に?」

固法「御坂さん・・・まさかとは思うけど・・・」

美琴「・・・・・・」

バタン

佐天「あ・・・み、御坂さん!!」

カツカツ

御坂(黒子を殺した犯人を私は絶対に許さない!!)


その頃・・・

クロロ「着いた、か」

フェイタン「ここが学園都市、ね」


車中

フィンクス「しかし、たまたま数人乗りの車が通り掛って助かったな」

フェイタン「車とIDカード両方クリア、ね」

シズク「せまーい」

クロロ「学園都市内に入ったら、まずマチと合流するぞ」

シャルナーク「そうだね。その後新しく掴んだ情報を話すよ」

コルトピ「・・・酔いそう」


その頃・・・

土御門「ここでいいぞ」

結締「・・・(こくっ)」

土御門「何か緊急の用か?」

アレイスター「・・・学園都市内に侵入者が入った」

土御門「何?また魔術師の連中か?」

アレイスター「いや、それよりも厄介な連中だよ」

土御門「勿体振るな、早く教えろ」

アレイスター「幻影旅団・・・という名に聞き覚えはあるかね?」

土御門「!?何!?」

アレイスター「既に数人が彼らの手に掛かり殺されている」

土御門「・・・で、俺への用件はなんだ?」

アレイスター「学園都市最強のレベル5・・・と言えば分かるかな?」

土御門「・・・確かに彼ならば幻影旅団に対抗出来るが」

アレイスター「後は言わなくても分かるな?」

土御門「・・・善処してみるよ」

キキーーッ

マチ「意外に早かったね」

クロロ「10万3000冊の手掛かりはあったか?」

マチ「すまないね、これといって・・・」

シャルナーク「そのことなんだけど、これを見て欲しい」

そう言うとシャルナークはノートパソコンを取り出した。

シャルナーク「この子がその10万3000冊を記憶しているという例の子さ」

マチ「!このガキ、見たよ。・・・とは言ってもすれ違いだったけどね」

クロロ「そうか、・・・この仕事も早く終わりそうだな」

フェイタン「レベル5と戦ってみたかったね」

美琴「?こんな道の真ん中に車止めて何やってるのかしら?」

マチ「あ、そうだ。一つしくっちまってね。ガキを無駄に殺っちゃったよ」

シズク「えー?私が到着する前に殺しちゃったら証拠隠滅出来ないじゃーん」

クロロ「まあ問題は無い、姿を見られたわけじゃないんだろ?」

マチ「まあ極力監視カメラは避けてたから大丈夫だと思うよ」

美琴「ちょっと・・・」

クロロ「ん?」

美琴「今、何て言った?ガキを・・・殺った?」

マチ「・・・・・・」

美琴「ねえ、そのガキってまさか・・・」

マチ「聞かれてたか・・・こいつも殺っちゃう?」

フェイタン「なら、私やるね」

フィンクス「じゃあ、お前死んだら次俺な」

美琴「・・・あんたたちが、あんたたちが黒子を!!!!」

美琴の体を電気がほとばしった。

フェイタン「さて・・・お前、楽しませるといいよ」

美琴「っざけてんじゃないわよ!!!!」

美琴の手から電撃が放たれた。
咄嗟にその場にいた全員が避け、車に直撃する。
次の瞬間、爆発が起きた。

シャルナーク「なるほど、これが超電磁砲か。フェイタンの望み通りのレベル5だよ」

フェイタン「?それ、本当か?レベル5、こんな弱くないね」

美琴「!?何ですって?」

フェイタン「お前、手を抜いてるか?本気出すといいね」

美琴「ブチン」

美琴はポケットからコインを取り出すと、それを空へ放り投げた。
次の瞬間、コインは超加速してフェイタンへ向かう。

フェイタン「!?」

ドーーン!

美琴「ハァハァ」

フェイタン「失望したね。その程度か能力者?」

美琴「え・・・?嘘・・・でしょ?」

フェイタンは念によりガードしていた為、殆ど無傷であった。

フェイタン「もういい、お前死ね」

美琴「えっ・・・?」

次の瞬間、美琴の下腹部に衝撃が走った。
美琴が恐る恐る見ると、そこにはフェイタンの腕が突き刺さっていた。
口から大量の血が溢れてくる。

美琴「ぐぁっ・・・ごぽぁ・・・」

美琴の意識が完全に消えるのに時間は掛からなかった。

シズク「デメちゃん、お願い」

フェイタン「ちっ、つまらな過ぎて反吐が出るね」

フィンクス「とっととずらかるぞ。さっきの爆発で誰か来るかも知れないし」

クロロ「バラバラに行動するぞ。手分けした方が早く見つかる」

シャルナーク「そうだね。見つけ次第捕獲ってことで」

フィンクス「じゃあ、誰が先に見つけるか競争な」

シズク「私のいないところであまり人殺すの止めてねー。証拠隠滅出来ないからー」

マチ「私は面割れてる可能性あるから、なるべく大人しくしてるよ」

コルトピ「じゃあ」

それぞれバラバラに行動を始めた。

その頃・・・

一方通行「あ~、ダリィな~」



フィンクス「・・・で、ここは何処なんだ?」

フィンクスは確かに人通りの多い道を歩いていた筈である。
だが、気付くと周りに人はいなくなり、無人の道路という奇妙な道の上を歩いていた。

フィンクス「念・・・いや、超能力って奴か?」

神裂「違います」

フィンクス「誰だ?」

神裂「名乗る必要がありますか?」

フィンクス「確かにねえな、で俺に何か用か?」

神裂「10万3000冊・・・と言えばお分かりでしょうか?」

フィンクス「なるほどなあ、あのガキの保護者か関係者ってとこか?」

神裂「あなたたちに・・・幻影旅団に彼女を渡すわけにはいかない!!」

フィンクス「面白え・・・」

フィンクスは右腕を構えた。

フィンクス「10回・・・ってとこか?」



シズク(うーん、つけられてるよね完全に)

シズクは後ろを振り返る。
一見誰もいないように見えるが、よく注意をこらせば長身の男が彼女の後をつけていた。
シズクは立ち止まり、振り返った。

シズク「すみませーん。隠れてもそこにいるの分かってるんですけどー」

ステイル「・・・流石は幻影旅団だね」

シズク「私たちを知ってる?」

ステイル「・・・ああ、よく知ってるよ。最低のクズ集団だってこともね」

シズク「別に否定はしません」

ステイル「君には悪いけど、死んでもらうよ?」

シズク「ごめんなさい。そういうわけにはいかないです」

シズクは次の瞬間、デメちゃんを取り出して戦闘体勢を取る。

ステイル「・・・それが念って奴か。おぞましいね」

シズク「ムッ、デメちゃんの悪口は許さないよ」

ステイル「許さない?許さないのはこっちだよ。あの子を付け狙いやがって」

ステイルの周りを炎を包む。

ステイル「楽に死ねると思うなよ?」



黄泉川「ったく、何処のいたずらじゃん」

爆発の音がしたとの通報で現場へ駆けつけた黄泉川たちだったが、いざ来て見ればそこには何も無かった。
正確には、地面が多少えぐられてはいるがそれだけであった。
何が爆発したのかさっぱり分からない。

黄泉川「また能力者同士のケンカじゃん?ったく」

シャルナーク(あれがあの集団のリーダーかな?)

その黄泉川を陰からシャルナークが覗いていた。
右手にはアンテナを持っている。

シャルナーク(よし!)

黄泉川「!?」

それは一瞬の出来事だった。

シャルナーク「・・・これでよし。人海戦術ならこれくらいやらないとね」

すぐにシャルナークはその場から身を隠す。

スキルアウトA「・・・どうしました?」

黄泉川「・・・大丈夫だ、問題ない」

シャルナーク「OK,問題ないね」

黄泉川「シスターの格好をした女の子を捜せ!」

アンチスキル「ハッ!」

ピッピッ

シャルナーク「さあて、これで良し、と。これで大分見つかる可能性は高くなったね」



固法「・・・アンチスキルから連絡があったわ。シスターの格好をした少女の捜索だそうよ」

初春「ううっ・・・白井さーん・・・」

固法「初春さん!あなたはジャッジメントでしょ?シャンとしなさい!」

佐天「無茶言わないで下さいよ!白井さんが死んだんですよ!?」

初春「グスン・・・、いいんです佐天さん」

佐天「初春・・・」

初春「えーと・・・監視カメラの映像を出します」

固法「・・・!ここにいるわね」



コルトピ「へー、その子は上条当麻って奴の家にいるんだ?」

シャルナーク「うん、アンチスキルという組織に捜させたから間違いないと思う」

コルトピ「で、その操ったアンチスキルはどうしたの?」

シャルナーク「取りあえず始末したんだけど、シズクと連絡が取れなくてね。
        死体は隠してあるけど、あまり時間を掛けたくはないね」

コルトピ「あ、シズク」

シズク「あ、コルトピにシャルナーク」

コルトピ「焦げてるね?」

シズク「あー、聞いてくれるー?」



ステイル「魔女狩りの王(インノケンティウス)!」

シズク「わーすごい」

シズクの目の前に炎の巨人が立ちはだかる。

シズク「これは念じゃないみたいだけど、デメちゃんじゃ吸えないかな?」

シズクは手に持ったデメちゃんで目の前の炎の巨人を吸おうとするが出来ない。

シズク「ざーんねーん」

ステイル「そのふざけた掃除機とともに焼け死ね!」

シズク「!!」

シズクの体が炎に包まれる。

ステイル「灰になれ!」

炎はゴーーーーと燃え盛り、勢いは全く衰えない。

ステイル「やりすぎたかな?でも相手は幻影旅団。やりすぎということはないか」

ステイルは煙草を咥える。

ステイル「意外とあっけなかっ・・・た!?」

次の瞬間、ステイルの頭に衝撃が走った。

ステイル(殴られた・・・!?)

思わず衝撃を受けた場所に触れてみた。
柔らかい。
ぐにゃぐにゃしている。

ステイル「え・・・?」

触った手が真っ赤に染まっていた。
それを確認した瞬間、ステイルの意識は消えてしまった。

シズク「・・・上着、高かったのに」

血塗れのデメちゃんを抱えたシズクがそこに立っていた。



シズク「・・・それで上着無くなっちゃったんだー」

シズクの上半身は今、ブラジャー一枚だけであった。
わき腹に蜘蛛のマークが見える。

シズク「コルトピの能力で何とかならないのー?」

コルトピ「なるわけないじゃん」

シャルナーク「フーム、そいつはきっと魔術師って奴だね」

シズク「魔術師?」

シャルナーク「なるほど、早いところ10万3000冊を手に入れないと、ちょっと面倒くさいことになりそうだよ」

シズク「団長、大丈夫かなー?」



クロロ「・・・・・・」

一方通行「おい、てめーが盗人の親玉か?」

クロロ「誰だ貴様?」

一方通行「あァ?こっちが聞いてンですけどー?質問に質問で答えるなって習わなかったンですかー?」

クロロ「生憎と、こっちはそんなまともな教育は受けてないんでね」

一方通行「まあ、いいか。てめーはすぐに死ぬンだからよ」

クロロ「何で俺を狙う?」

一方通行「答えると思ってンのかよ?」

クロロ「そうか・・・」

次の瞬間、クロロが一方通行の目の前に現れる。

一方通行「!!」

クロロ「手間は掛けん。死ね」

クロロの手刀が一方通行を襲う。
次の瞬間、その手が何かに弾かれた。

クロロ「!?」

一方通行「てめーが死ね」

一方通行の手がクロロへと向かう。

クロロ「!」

クロロは素早く後ろへ下がり、一方通行の手を交わす。
あの手に触れてはいけない。
クロロの勘がそれを告げていた。

クロロ(・・・さっきのは一体?)

クロロの手刀は間違いなく一方通行の喉へと到達する直前であった。
だが、その瞬間まるで磁石の同じ極同士が反発するかのように右手が一方通行から離れてしまった。

クロロ「超能力・・・か。どんなカラクリだ?」

一方通行「あァン?」

クロロ(超能力・・・念と同じ様に盗めるかは分からんが・・・試してみる価値はあるな)

クロロ「今、何をやったかと聞いている」

一方通行「・・・てめーは馬鹿か?ンなことホイホイ話すと思うのか?」

クロロ(まあ、自分から能力をべらべらと敵に喋る間抜けはいない・・・か)

クロロの念能力 盗賊の極意(スキルハンター) を成功させるには4つの条件がある。

1.念能力を実際に目で見る
2.相手に念に対して質問し、相手がそれに答える
3.本の表紙の手形と相手の掌を合わせる
4.1~3を1時間以内に行う

そもそもこの能力が念以外の能力に対応しているかは分からない。
だが、今見た能力がかなりのレア能力であることは間違いない。

現時点で最難関は3番目である。
相手の能力が自分の想像の通りならば相手に触れられるかさえ定かじゃない。
それなのに『本』に触らせることなど出来るのだろうか?

クロロ(面白くなってきたな)

クロロはニヤリと笑う。

一方通行「・・・てめえ、何笑ってやがンだ?」

クロロ「何、少し歯ごたえのあるゲームが出来ると思ってな」

一方通行「・・・言ってろ、この三下があああ!!」



神裂「七閃!」

フィンクス「!?」

神裂が刀を振ると、フィンクスの体が引き裂かれる。
先程からフィンクスは防戦一方であった。

フィンクス「ちっ、ちょこまかしやがって・・・」

フィンクスの念能力、廻天(リッパー・ サイクロトロン)は腕を回転させることで念を莫大に増幅させる強化系の能力である。
回転させる回数によってその上昇幅も変わるのだ。
だが、いくら増幅してもそれを当てられなければ意味が無い。
フィンクスの攻撃は上手くいなされていた。

フィンクス(ちっ、我ながら使いにくい念能力だぜ)

神裂「・・・帰りなさい」

フィンクス「あん?」

神裂「彼女を諦め、大人しく帰るならば命までは取りません」

フィンクス「そうかよ」

神裂「・・・どうやら分かってはくれないようですね」

フィンクス「ぺっ」

フィンクス(とは言っても、このままじゃジリ貧だな)

神裂(・・・凄まじい破壊力。あれが直撃してしまえばいくら私でも)

周囲はフィンクスの攻撃で惨々たる有様だった。

神裂(このままでは人払いのルーンも意味が無くなります)

フィンクス「行くぜオラァ!!」

フィンクスは腕を数回回して再び殴りかかる。
神裂は紙一重でそれを交わす。
外れた拳は地面を砕いた。

神裂(!!しまった、人払いのルーンが!!)

幸い人通りは無かったが、無人の空間では無くなってしまう。
このままでは相手の援軍が来る恐れもある。
そしてその予感は的中した。

マチ「フィンクス、何やってんのさ?」

フィンクス「・・・マチか?」

マチ「みっともないねえ」

フィンクス「・・・るせえ!」

神裂(まずいことになりました)

いくら相手が相手でも本気を出すことは躊躇われる。

神裂「七閃!」

再び刀を振る。
しかし・・・

マチ「子供騙しだね」

先程とは違い、2人とも無傷であった。

マチ「私に糸で挑むなんて10年早いよ」



佐天「・・・助け・・・て」

それは数分前の出来事だった。

ジャッジメント第177支部でシスターの調査を終えた3人はそれぞれ帰宅の準備をしていた。
だが、その時突如何者かが支部内へ入り込んできた。

固法「誰!?」

アンチスキルを呼ぼうと電話に手を伸ばす固法。
だが、次の瞬間世界が180度回転した。

固法「・・・え?」

そのまま意識を失う。

初春「!?こ、固法先輩!?」

初春が見たのは、まるでトーテムポールの様に首が逆さまになった固法の姿であった。

初春「ひ、ひいいいい!!」

声にならない声を上げる初春。

フェイタン「やっぱり超能力者、あっけないね」

フェイタンの視線が初春へと向けられた。

初春は思わずへたり込んだ。
失禁し、地面を濡らす。

初春「あ・・・あわわわわ・・・」

フェイタン「・・・・・・・・・・・・」

ザシュッ

初春の周りに広がった尿が赤く染まった。

佐天「う~いは~る!お待た・・・」

トイレから戻って来た佐天はあまりの光景に思考を停止させた。
先程まで会話を交わしていた2人が無残な姿に変わっている。
ただの中学生にしか過ぎない佐天にとって、あまりにも現実感のない光景であった。

佐天「・・・・・・・え?」

フェイタン「見られた・・・始末するね」

目の前の男の言葉。
何を言っているか分からない。
何も出来ない。

次に気が付いたのは、喉から血が噴出し、意識が消え行く寸前であった。

シャルナーク「あ、フェイタン。良かった。先に始末してくれたんだね」

フェイタン「ああ、全然手応えなかたよ」

シズク「デメちゃん。お願い」

コルトピ「こんなとこで何するの?」

シャルナーク「ここで上条当麻って奴の家を調べるのさ」

シズク「あー、だからさっき電話帳でここの場所調べてたんだね」

コルトピ「調べてどうすんの?」

フェイタン「勿論、上条殺す。それでガキ攫うね」

シャルナーク「まあ、一番確実な方法だね。シズクもいるし」

シズク「へっくし!う~、寒い~。上着欲しいなあ」



一方通行はベクトル操作で自分を超加速させ、クロロへ殴り掛かる。
しかし、クロロはその攻撃を紙一重で避けた。

クロロ「!・・・これは凄いな。念無しでここまでやるとはな」

一方通行「オラァ、オラァ、避けてんじゃねえぞ三下ァ!!」

クロロ(こっちから手を出せば奴の思うツボ・・・かといって待ってもくれないか)

クロロは防戦一方となった。
片や一方通行も相手の動きに舌を巻く。

一方通行(チッ、当たらねェ)

膠着状態が続く。
先に動いたのはクロロの方であった。

クロロ「・・・・・・」

一方通行「!?」

一方通行(あいつ、いつの間に本なんか取り出しやがった?つーか、本だァ?
      殺し合いの最中に何調子こいてンだあ?)

クロロ「・・・・・・」

一方通行の動きが止まる。
相手の一挙一動が気になって動けない。

クロロ(迷っているな?それでいい。今はそれで・・・)



マチ「・・・あん?」

フィンクス「余計なことしてんじゃねーよっつったんだよ」

マチ「ハン、そのザマでよく言えたもんだね」

フィンクス「るせーよ。余計な手出しすんじゃねー」

マチ「別にアンタを助けたわけじゃないよ。何勘違いしてんのさ」

フィンクス「なんだよコラ?まずてめーから殺してやろうか?」

マチ「やれるもんならやってみなよ。私はアンタが前から死ぬほど気に入らなかったんだ!
   この際、決着つけてやろうか!?」

神裂「・・・・・・・・・」

神裂(彼らは何故この期に及んで仲間割れを?ここは2対1で戦うのが何よりも得策なのに)

フィンクスとマチの間に一触即発の雰囲気が漂う。



クロロと一方通行の睨み合いは長くは続かなかった。

一方通行「うぜぇ・・・いいこと考えたぜ」

一方通行は自販機の側のゴミ箱を蹴り倒す。
すると、辺りに空き缶が転がる。

一方通行「俺の能力を使えば、こンなことだって出来ンだぜ?」

一方通行は空き缶をベクトル操作でクロロへ向け飛ばし始める。

クロロ「!?」

クロロは高速で飛んで来る空き缶を僅かに体の軸をずらして避けた。

一方通行「ヒュー、やるじゃねえか。けどよぉ、いつまで避けられるかな?ああン!?」

一方通行は立て続けに空き缶を飛ばし始めた。
クロロは全て避けるが、徐々に空き缶の飛んで来るスピードが加速している。
そして、避け損ねた空き缶がクロロの足を直撃する。

クロロ「くっ!?」

一方通行「いいざまだなぁ、ええ三下ァ!?」

クロロ(咄嗟に硬を使ったからダメージは無い・・・しかし、このままでは)

トゥルルルルル

クロロの携帯が鳴る。

クロロ「おい、携帯が鳴ってる。ちょっと出てもいいか?」

一方通行「あン?ンなこと許すと思ってンのかよ?」

クロロ「仕方ない、貴様の能力を盗むのは諦める」

クロロは本を開いた。
次の瞬間、一方通行の姿がそこから消えた。

クロロ「ふう、おっと早く出るか。もしもし・・・シャルナークか。・・・ほう、10万3000冊を手に入れたか。
    分かった、後で合流する」

クロロは携帯を切ると、すぐにその場から離れて行った。

一方通行「おい・・・ここは何処だよ?」

一方通行は自分の身に何が起きたのか理解出来なかった。
唯一つ分かったこと、それは

あの場所から別の場所へ移動させられた。

誰が?
俺が?

一方通行「・・・ちくしょう。クソがああああああああああああああ!!!!」



フィンクス「・・・だとよ。もうここには用はねえ。戻るぞマチ」

マチ「目的を達成したならここにいる意味は確かにないね」

神裂「目的・・・?達成・・・?・・・まさか!?」

神裂は最悪の事態が起きたことを理解する。

神裂「待ちなさい・・・!このままあなたたちを行かせると思いますか?」

フィンクス「あん?お前何勘違いしてんだ?」

神裂「勘違い?」

フィンクス「お前は確かに強い。だが、だからと言って俺たちを止めることは出来ないぜ。
      俺たちは盗賊らしく逃げさせてもらう。全力でな。戦いは互角でも、追いかけっこはどうかな?」

そう言うと、フィンクスは腕を数回回して地面を思い切り殴った。
大量の瓦礫が宙を舞い、地割れが発生する。
神裂は咄嗟にジャンプしてそれらを避けるがそれが不味かった。

神裂「!?しまった、見失った!?」

フィンクスとマチの姿が瓦礫に紛れてその場から消えていた。
気配を読もうとするが、それも分からない。

神裂「くっ!!やられました!!」

なお、この時フィンクスとマチは更に地面を殴り地下層へと降りていた。
そこから素早く逃げ去ったのであった。



上条「ちく・・・しょう」

自慢の右手がぐしゃぐしゃで見るも無残な状態なのに痛みを全く感じていない。
脳が痛みなどの生きるために必要な感覚をシャットダウンしていた。

上条「インデ・・・ックス・・・」

遡ること30分前・・・

フェイタン「ここが上条の家、ね」

シャルナーク「正確には学生寮だね」

シズク「すごーい。学生なのにこんないいところ住めるんだー」

コルトピ「早く行こうよ」



インデックス「とーまー、お腹空いたんだよ!」

上条「もう学生は眠る時間でせうが。こんな時間に何か食ったら太っちまうぞ」

インデックス「おーなーかすーいたー」

上条「ったく、じゃあコンビニで何かお菓子買って来るからそれで我慢しろよ」

インデックス「わーい、私焼きプリンだと嬉しいな」

上条「ハイハイ」

上条がドアノブを掴んだ。
その瞬間だった。

ドーーーン

上条「え?」

ドアがまるで漫画の様に部屋の中へ吹っ飛んでいった。

先程までドアがあった場所には背の低い男が立っている。

上条「あの・・・どちら様で?」

フェイタン「お前、上条か?」

上条「上条さんは私でございますが・・・」
上条(!!まさか魔術師か!?格好的に)

フェイタン「そうか・・・じゃあ死ね」

フェイタンの蹴りが上条の腹部を直撃する。

上条「ガハァッ!!」

潰れたカエルの様な声を上げ、そのまま崩れる上条。
それを尻目にフェイタンは部屋の中へと入っていった。

インデックス「とーまー?何があ・・・」

フェイタン「見つけたね。10万3000冊」

インデックス「あ・・・あ・・・ああ・・・」

突如向けられた何かにインデックスは思わずへたり込み失禁する。
するとスフィンクスがインデックスい駆け寄り、主人を守ろうとフェイタンを威嚇した。

インデックス「だ、ダメなんだよスフィンクス・・・。こ、殺されちゃう!」

フェイタン「安心しろ、お前今は殺さないね」

フェイタンは冷酷にそう言うと、インデックスの元へと歩み寄った。
インデックスは震えるだけで、その場から動こうとしない。

フェイタン「暴れたり大声出されたりすると面倒。取りあえず舌でも引っこ抜くか?」

インデックス「た、たすけ・・・」

その時、スフィンクスがフェイタンに襲い掛かった。

スフィンクス「シャー!」

フェイタン「邪魔ね」

フェイタンはスフィンクスの頭を鷲掴みにすると、そのまま握りつぶしてしまった。
手の中で血と肉の塊と化したそれを放り捨てる。

フェイタン「さあて、こっち来るね。来ないなら無理矢理でも連れてくよ」

インデックス「たすけて・・・助けて当麻!!」

ガシッ

フェイタン「!?」

その瞬間、フェイタンの体は強制的に絶の状態になった。

上条「待ち・・・やが・・・れ・・・」

上条の右手がフェイタンの足をしっかりと掴んでいた。
それを支えに上条は立ち上がっていく。

上条「インデックスに・・・手を・・・出すな・・・」

フェイタン「お前・・・私に何した?」

上条「うおおおおおおお」

上条は右手でフェイタンの体を掴みながら、左手の拳でフェイタンの顔面を殴った。

フェイタン「なっ・・・!?」

上条「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」

フェイタン「・・・お前、見直したね。」

上条「え?」

フェイタン「でも、死ね」

フェイタンは上条の右手を掴むと、それを思い切り握りつぶした。

上条「うぎゃあああああああああああああ」

インデックス「と、当麻あああああああ」

フェイタン「#$%&(雑魚のくせに俺を殴りやがって・・・てめーはただじゃ殺さねえ)」

上条の右手の骨は完全に粉砕された。

そこから地獄の様なリンチが始まった。
爪という爪は剥がされ、歯という歯は引っこ抜かれ、骨という骨は折られた。
生きているのが奇跡というくらいまでボコボコにされた上条はそのまま地面に突っ伏し動かなくなった。

インデックス「当麻ーーーー!!」

フェイタン「お前、うるさいね」

そう言うと、フェイタンはインデックスの腹を殴りつけた。

インデックス「うぅぐ!?」

インデックスはすぐに意識を手放した。

シャルナーク「終わったかい?じゃあ、団長に報告するよ」

シャルナークは持っていた携帯から団長へと電話をする。
用件を伝え終わると、シズクがデメちゃんを取り出した。

シズク「後始末は?」

フェイタン「必要ないね。あいつ生きてる。どうせあと1時間も持たないだろうけどね」

シズク「うん。猫の死体は・・・ま、いいか」

そうして4人はその場を去って行った。
その様子を陰から見ていた者が1人いた。

土御門「すまない・・・俺1人ではどうすることも出来ん」

土御門は震える拳を壁に叩き付けた。


数時間後

幻影旅団のアジト


フランクリン「こいつが10万3000冊を記憶しているのか?ただのガキじゃねえか」

ウボォーギン「で、どうすんだ?こいつ連れて来てよ?」

クロロ「パクノダ」

パクノダ「分かったわ」

パクノダの念能力、『記憶弾(メモリーボム)』
人や物体に触れ、そこに残された記憶を読み取ることが出来、
また、引き出した記憶を弾に込めて人を撃てば、撃たれた人にその記憶を植え付けることが出来る。

パクノダはインデックスの記憶を読み取った。

パクノダ「!?凄い量ね。これはすぐには無理だわ」

クロロ「構わん。時間はたっぷりある。ゆっくりでいい。続けろ」

パクノダはこくりと頷いた。

ノブナガ「で、記憶を読み終えたらこのガキはどうするんだ?」

フィンクス「んなもん、殺すに決まってるだろ。生かしておく必要あるか?」

インデックスの記憶を読み続けていたパクノダに突如異変が起きた。

パクノダ「!?グハッ」

パクノダの体から急に血が噴き出した。

ノブナガ「!!大丈夫か!?」

クロロ「続けろ、パクノダ」

ノブナガ「!?おい、正気か!?」

クロロ「続けろ」

パクノダ「だ、大丈夫よノブナガ。私は平気」

インデックスの記憶を読み続けるたびにパクノダの体はボロボロになっていく。
やがて記憶を読み終える頃には、パクノダの体は死の一歩手前まで行っていた。

パクノダ「ハァ、ハァ、読み終えたわ」

そう言うとパクノダはバタンと倒れた。

ノブナガ「お、おい。まさか死んでねえよな?」

クロロ「死ぬなら途中で止めさせてる。パクノダは生きている」

ノブナガ「ならいいんだけどよお・・・無茶し過ぎだぜ」

コルトピ「で、この子どうすんの?」

フィンクス「殺すならとっととやろうぜ」

クロロ「・・・旅団に入れる」

ノブナガ「・・・ハァ?俺の耳おかしくなっちまったのか?」

マチ「どういった風の吹き回しなんだい?」

クロロ「こいつは目の前で大事な奴を俺たちに殺された。きっと俺たちを恨んでいる。
     その憎悪がどうなっていくかを見るのもなかなか楽しそうじゃないか」

フィンクス「・・・お前の考えることはたまに分からん」

インデックス(・・・ゆるさない。こいつら絶対にyるうさないんだよ・・・!!)

こうしてインデックスは幻影旅団の一員となった。


END?



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コメント

  1. 名無し―ネームレス― | URL | 9DD8ZWDM

    Re: クロロ・ルシルフル「学園都市に10万3000冊の魔術書があるそうだ」

    >>2はマリみての築山三奈子?

  2. 名無し―ネームレス― | URL | HMle0tCc

    Re: クロロ・ルシルフル「学園都市に10万3000冊の魔術書があるそうだ」

    蹂躙系はマジで糞だな

  3. 名無し―ネームレス― | URL | -

    長いだけでツマランって最悪じゃね?

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