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唯「第一次!」なのは「スーパー!」夕映「ロボット」シャロ「大戦です!」 第十二話 炸裂! コン・バトラーV 超電磁スピン!

2011年06月27日 19:02

唯「まじーん、ごー!」

654 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2011/02/28(月) 20:53:51.80 ID:kwOVewEw0

 第十二話

 海底火山の空洞にあるキャンベル星人基地

オレアナ「ガルーダ! ガルーダはおるか!?」

ガルーダ「はっ、母上、ガルーダはここに!」

オレアナ「ガルーダよ、地上制圧はどうなっておるか?」

ガルーダ「はっ……コン・バトラーVを初めとする地球人の抵抗が厳しく……」

オレアナ「そんな報告は聞いておらぬわ! 制圧の完了したものだけを答えぃ!」

ガルーダ「それが……未だ為し得ず……」

オレアナ「なんだと!? 既に我々が地上に出て一ヶ月が経過している! その間に何をしていたのですかお前は!」

ガルーダ「も、申し訳ありませぬ!」

オレアナ「……もうよい。やはりお前は私の息子とはいえ、優しすぎる。機械のような心は持てぬのだな」

ガルーダ「そ、そのようなことは決して!」

オレアナ「ならば、これが最後のチャンスだと思いなさい。我が息子、大将軍ガルーダ」

ガルーダ「ははぁっ!」

オレアナ「頼みますよ、ガルーダ……母は地球制圧のためにこの身を機械に変えて長く海底城にいたのです。その母の悲願をどうか叶えてください」

ガルーダ「母上……わかりました! このガルーダ、必ずや母に代わって地球を制圧してみせます!」

 深く頭を垂れ、ガルーダは意気揚々とオレアナの前から姿を消した。
 その後ろ姿に女帝オレアナは呟いた。

オレアナ「ふん、愚かななガルーダ!」


 キャンベル星人基地内 休息区

ミーア「まあ、それでは、次の作戦が失敗してしまっては、ガルーダ様は将軍をお辞めに?」

ガルーダ「そうだ」

 休息区の司令官、ミーアは美しい人魚のような女性だが、それは上半身だけであり、本来あるはずの下半身は壁と同化している。
 彼女はガルーダのためにオレアナが作った慰労サイボーグなのだ。

ミーア「おかわいそうなガルーダ様……ミーアはせめて戦いに向かわれるガルーダ様のお心をお助けする音曲を奏でましょう……」

ガルーダ「やめよ、ミーア!」

 ぱしぃっ。 ミーアの手が伸びてくるのをガルーダは厭わしげに払った。

ガルーダ「余は誇り高きキャンベル星人の女帝オレアナ様の子だ。汝がごとき作り物の命に慰められとうはない!」

ミーア「ガルーダ様、申し訳ありませぬ……ミーアが……ミーアが正しくキャンベル星人の女であればよいのに……おぉぉ」

ガルーダ「やめよと言うている! それも全て機械で計算された物腰のありよう! 虫唾が走るわ!」

ミーア「しかし……ガルーダ様をお慰み、助けることがミーアのお役目……それが望めぬのは……」

ガルーダ「余は大将軍ガルーダ! 女に慰められるような生を受けてはおらぬ! それがまして、母上の作られた機械の女になぞ!」

ミーア「ならば……ならばガルーダ様! ミーアを機械としてお傍に置いてくださりませ!」

ガルーダ「なんだと!?」

ミーア「ミーアの回路を通してマグマ獣を操ることができます! ガルーダ様のお望みどおりに動かすことができまする!」

ガルーダ「しかし、そんなことをしてはそなたの体が……」

ミーア「ガルーダ様のお役に立てないのならば、死んだほうがマシでございます!」

ガルーダ「わかった……余も母上のお力を借りてコン・バトラーVを倒す新兵器を完成させたのだ」

ミーア「それではガルーダ様!」

ガルーダ「あぁ、今度こそ、コン・バトラーVを打ちのめし、地上制圧の足がかりとしてやるわ!」


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 超電磁研究所

翠星石「うらぁー、早く翠星石に紅茶を持ってくるですよぉー」

紬「はぁーい」

真紅「あら、美味しいスコーンね」

憂「えへへ、ありがとうございます」

雛苺「なのー」

金糸雀「かしらー」

翠星石「まぁーったく、この世界のJUMは研究ばっかりでちっともお茶に付き合わんですよぅ」

律「へー、前の世界のはどんな奴だったんだ?」

翠星石「引きこもりですぅ」

真紅「引きこもりだわね」

蒼星石「引きこもりだったね」

雛苺「なのー」

金糸雀「かしらー」

澪「そ、そうなんだ……」

翠星石「まぁーこの世界のJUMも研究室に引きこもりっぱなしなのでぇーその点じゃ大して変わりないーですがー酷いときは翠星石のことをガン無視しやがるんですよぅ」

唯「ういー、おかわりー」

憂「はいはーい」

澪「ちょっとは会話に参加しろ」

 ズドォォォォォォォンッ!

律「またかよ!」

梓「いい加減、読めてきましたよね」


 超電磁研究所 郊外

ドールズ「「「「「レェェェェッツ・コンバイィィィィン!」」」」」

唯「マジーン、ゴー!」

澪「ダイアナンA、ゴー!」

律「ボ~スボロットだっぜ~!」

 コン・バトラーVほか三機が大地に立つと、その真上にはキャンベル星人の空中戦艦グレイドンがあった。

ガルーダ「よく出てきたな、コン・バトラーV!」

翠星石「うるせーですぅ! まーた性懲りもなく来やがりやがってですぅ!」

ガルーダ「今日の我らは今までと思うなよ! 余が直々に相手をしてやるわ!」

 ズドォーン! グレイドンのカタパルトが開き、そこから巨大なロボットが降下してきた!

真紅「あれはっ!?」

 コン・バトラーVの前に立ったのは、ガルーダを模して作られた巨大兵器だった。

ガルーダ「見たか! これこそが余の切り札、ビッグ・ガルーダだ!」

翠星石「ふん! そんなのはどうせこけおどしですぅ! バトルリターン!」

ガルーダ「バカめ! ウィングソードで弾き飛ばしてやる!」

 ガキィンッ! ビッグガルーダが手に持った巨大な剣で、攻撃円盤を叩き落した!

ガルーダ「ゆくぞっ、コン・バトラーV!」

澪「唯! 私たちも援護するぞ!」

唯「うん! 必殺のー、ロケットパーンチ!」

ミーア「やらせぬわ!」

 マジンガーZの右腕が射出される直前、そこにミサイルの雨が降り注ぎ、爆炎を上げた!

唯「わぁぁ!」

律「うひゃー!」

 ドガァァンッ! ミサイルから身を守る唯たちの前に現れたのは、二体のマグマ獣デモンだった。

ミーア「私はガルーダ将軍様の配下、ミーアである! ガルーダ様とコン・バトラーVの戦いを邪魔させはせぬ! 私が相手をしよう!」

 ドガガガッ! 二体のマグマ獣が大きな刀を振り上げてマジンガーZに切りかかる!

唯「あいたぁーっ!」

澪「唯! 当たれ、スカーレットビーム!」

 ビビィッ! ダイアナンAの目から赤いビームが発射される。
 以前の戦闘データから、敵の回避運動の速度を計算して機械がロック・オンして放つため、直撃するはずだ。

デモン「ぐおぉぉぉぉんっ!」

 だが、データを裏切る素早い動きのデモンにあっさりと避けられてしまった。

澪「そんな! 動きが全然違うぞ!」

紬「改造されているわ! 澪ちゃん、気をつけて!」

ミーア「ホーッホッホッホッホ! 頭の悪い地球人には簡単なこともわからないのかしら!?」

唯「このっ、ルストハリケーン!」

デモン「ぐおぉぉぉぉんっ!」

ガルーダ「コン・バトラーV! 正々堂々と勝負だ!」

翠星石「かーかってきやがれですぅ!」

ガルーダ「喰らえぇぇぇーっ!」

翠星石「マァグネクロー! ですぅ!」

 ガッツィィンッ! ビッグガルーダのウィングソードとコン・バトラーVの手首のクローがガッシリ噛み合った!

翠星石「くうぅぅぅぅぅ!」

ガルーダ「ぬぬぬぬ……やるな! コン・バトラーV! それでこそ、余が全力を尽くすに相応しい相手だ!」

翠星石「それでも、てめぇなんぞに負けねぇですよーっ! 真紅ぅ!」

真紅「不本意だけど、了解なのだわ」

 ガコン! コン・バトラーVのマグネクローが引っ込み、ノズルが飛び出した!

ガルーダ「なにっ!?」

翠星石「アトミック・バーナー!」

 ゴォォォォォッ! ノズルから炎が放射され、ビッグガルーダの胴部を焼き焦がす!

ガルーダ「う、うおぉぉぉっ! おのれっ!」

 負けじとガルーダは内蔵されていたミサイルの発射口を開いた。

翠星石「げげぇっ!」

蒼星石「こんな至近距離で!?」

真紅「逃げるのよ!」

ガルーダ「逃がすか! 喰らえ!」

 チュドォォォォンッ! もがくコン・バトラーVに二其のミサイルが破裂した!

翠星石「ぎぇぇーっ!」

ガルーダ「うおぉぉぉぉっ!」

 互いにボディの前半分を黒くくすぶらせて、両機はようやく離れた。

ガルーダ「さすがはコン・バトラーVだ! ミサイルを受けても倒れぬ威容!」

翠星石「おめぇも侵略者としては似合わねーほど律儀な奴ですねぇ!」

真紅「水銀燈もこんな性格ならもう少しまともにやりあえたでしょうね」

ガルーダ「余は貴様らとおしゃべりをするためにやってきたのではない! 余の剣捌き、受けてみよ!」

翠星石「やってやるです! ツインランサー!」

 コン・バトラーVの両肩からそれぞれ手槍が出て、片方ずつ手に握る。

ガルーダ「勝負だ! コン・バトラーV!」

翠星石「とぉりゃぁーっ! ですぅ!」

 ガキンッ! ガンッ! ガガンッキィンッ! 激しい剣戟に火花が散り、巨躯の動きに大気が震える。

 ギャリィッ! 左の手槍がビッグガルーダの角を折った!

ガルーダ「まだだっ!」

 ドガッ! 出過ぎたコン・バトラーVの頭部にガルーダの左拳が殴打する。

翠星石「くうっ!」

ガルーダ「そこだぁっ!」

 バキィンッ! 強く振り切った剣にツインランサーは二つまとめて落とされてしまった。

ガルーダ「やれる! 今日が貴様の最後の日だ! コン・バトラーV!」

 ダッ! ビッグガルーダは大きく後ろに跳び、コン・バトラーVとの距離を取ると、巨体に見合った大きな弓を構えた。

ガルーダ「この巨大ミサイルアローでとどめだ!」

 先端が強力な爆薬になっている矢を番えて放った!

 ドガァァァァァァッ! ミサイルアローがコン・バトラーVの足元で爆発した。

雛苺「びえぇぇぇぇっ!」

真紅「雛苺! うるさいわよ、泣くんじゃない!」

ガルーダ「照準どおりには行かぬか……まだまだ行くぞ!」

 ヒュン、ヒュン! 腰の矢立から次々と矢を抜いては射る!

翠星石「なんのですよぅ! 数で来るならこっちもですぅ! ビッグブラストとロックファイターですぅ!」

 コン・バトラーVのみぞおちが開き、大きなミサイルが、右手の指先から小型ミサイルが飛んでミサイルアローと相打ちに誘爆する。

蒼星石「ダメだ、翠星石! 煙で見えなくなる!」

ガルーダ「バカめ! もう遅いわ!」

 蒼星石が注意を促したときには、巻き上がった煙を突き破って、ミサイルアローが飛んできた!

真紅「避けるのよ!」

翠星石「やってるですぅ! 無理ですぅ!」

 ズガァァァァァンッ! ミサイルアローがコン・バトラーVに直撃する!

翠星石「きゃあぁぁぁぁっ!」

蒼星石「わぁぁぁぁぁぁっ!」

真紅「うあぁぁっ!」

雛苺「ひやぁぁぁぁぁ!」

金糸雀「きゃあぁぁぁっ!」

 ガガッ……バキィンッ!

真紅「いけないわ、翠星石! 合体が解けかかってる!」

翠星石「うぐぐ……こうなったらイチかバチかですぅ!」

蒼星石「まさか、アレをやるの!?」

翠星石「もうそれしかねーですぅ!」

蒼星石「だけど、途中で攻撃されたら……」

金糸雀「失敗したらもう後はないかしらー!」

翠星石「だからイチかバチかなんですぅ!」

真紅「非効率的だわ」

翠星石「でも、やるしかねーですぅ!」

律<加速>「そういうことなら、アタシに任しとけ~っ!」

 がしゃがしゃがしゃがしゃ! コン・バトラーVの横から走り出てきたのは、ボスボロットだった。

律<加速>「唯と澪が頑張っちゃってるからアタシの出番がないのさ~!」

真紅「どう見ても無茶なのだわ」

律<加速>「いっけぇぇ~! ボ~スボロットパ~ンチ!」

 ガコン! ボスボロットの鉄拳がビッグガルーダに当たり、スチール缶が転がるような音がした。

ガルーダ「むぅっ! なんだこのポンコツは!」

律<加速>「うりゃうりゃ~っ!」

 ポンカンポンカン まるで十円玉を投げつけられているような攻撃にガルーダが気を取られている間にコン・バトラーVは体勢を整えていた。

翠星石「隙だらけでありやがんのですよぅ! 超電磁・タ・ツ・マ・キィ~!」

ガルーダ「しまった! オトリか!」

 バリバリバリバリ! コン・バトラーVの頭にある二つの電極から電磁の嵐が腕に乗せられて放出される。

 超電磁タツマキに絡め取られたビッグガルーダはプラスとマイナスの反発に巻き込まれ、身動きが取れなくなってしまうのだ。

ガルーダ「な、なんだ……! 動かないぞ!」

翠星石「こいつでとどめですぅ!」

 コン・バトラーVの両手が重なり、手首から先が変形し超電磁ギムレットの刃が光った。

 僅かに体を浮上したコン・バトラーVはギムレットを軸に高速で回転し始める。

 そして、空高く飛び上がったコン・バトラーVは回転しながら一直線にビッグガルーダに落下していった!

翠星石<熱血>「超電磁・スピィィィィィィィィィン!!」

 ズギャァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!! ビッグガルーダの装甲のど真ん中に大きな穴が空いた!

ガルーダ「馬鹿な! 余のビッグガルーダが!」

ミーア「ガルーダ様ぁ! 撃て、グレイドン! 撃ちまくってガルーダ様を助けなさい!」

 ドドォンッ! ドォンッ! 砲撃に怯んだ隙に唯たちと戦っていたマグマ獣デモンが半壊したビッグガルーダを持ち上げてグレイドンへ回収していく。

ガルーダ「ぐぐっ……ミーア……余を降ろせ! こうなればコン・バトラーVと相討ちになってみせようぞ!」

ミーア「いけません、ガルーダ様! ここはもはや退くしかありませぬ!」

ガルーダ「うおぉぉ……離せぇ!」

 ビッグガルーダはもはやぼろぼろで、下手な動かし方をすれば即座に爆発しかねない。
 それでもガルーダはビッグガルーダから出ようとはしない。
 地上にいるコン・バトラーVもまた、装甲の大部分を損耗した上に超電磁スピンでエネルギーが尽きているのだ。

ミーア「司令の立場を失おうとも、まだ挽回することはできます! ガルーダ様が生きておられる限りは!」

ガルーダ「余は更迭など恐れてはおらぬ! だが、この手でコン・バトラーVを倒せぬのならば余の命に価値などない!」

ミーア「くっ……グレイドン! 冷凍ビームでビッグガルーダを凍らせなさい!」

グレイドン「ごぉぉぉぉぉぉん!」

 ビュオォォォォォォッ! グレイドンから冷凍ビームが照射される。

ガルーダ「み、ミーア……貴様!」

ミーア「申し訳ありませぬ、ガルーダ様……」

 搭乗しているガルーダのいるところまでは至らない程度にビッグガルーダを凍結させた後、ミーアはグレイドンに回収させた。

ミーア「覚えておきなさい、地球人ども! 次こそはやっつけて差し上げます!」

 グレイドンは超電磁研究所から飛び立っていく。

 それを膝をついたコン・バトラーVのコクピットで見送っていたドールズは高々と手を掲げることができなかった。

翠星石「なんか……手放しで喜ばねーですぅ」

蒼星石「そうだね……彼らにも理由があって戦っているのかもしれないよ」

律「だけどよ、あっちが攻めてくんだから、こっちは迎え撃つしかないじゃんよ」

真紅「確かにその通りだわ。彼らは話し合う余地を与えてはくれないのだから」

翠星石「ですぅ……」


 第十二話 炸裂! コン・バトラーV 超電磁スピン! 完



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