マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」 その18

2011年07月20日 19:44

マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」

773 :>>1 ◆/yjHQy.odQ [saga]:2011/04/11(月) 00:29:25.65 ID:M496SxXAO


ーイリノイ基地・グラハム自室ー

ピッ

グラハム「……」

グラハム(ラグナ・ハーヴェイを介し新型ガンダムを操り、自らの欲のままに動きし存在。アレハンドロ・コーナー)

グラハム(肝心な部分こそ抜けているが、彼は恐らくソレスタルビーイングにも関わる存在……)

グラハム(となればやはりこの戦いは……)

グラハム「……私は、どうすればいい。歪みに従い当面の敵を排除するか、はたまた巨悪に自ら刃を振りかざし戦いを挑むか」

グラハム「私は……ッ」

グラハム「……」

グラハム「考えても仕方無いか……とりあえずは彼の様子を見に行こう」ガタンッ



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ーユニオン・イリノイ基地・休憩室ー

ビリー「いや~、実際のところ危なかったね。生死の境をさまよったよ」ムシャムシャムシャ

グラハム「睡眠不足と栄養失調で倒れるとは……原因が私にあるだけに怒るに怒れん」

ビリー「気にしないでくれグラハム、1日寝たらすっかり元通りだ」

ビリー「しかしおかしいな……食事ならサンドイッチを少し食べたはずなんだが」

グラハム「テーブルの上に推定三日前には存在したであろう長方形の物体ならあったな」

ビリー「そう? まぁいっか」モグモグ

グラハム「……」

グラハム「先程連絡があった。宇宙のガンダムとの第一次攻撃は、GNーX二機大破、中破以下九機、ガンダム一機を大破、三機を小破という結果に終わった」

グラハム「ギルボアとジーンが殉職……だそうだ」

ビリー「ギルボアとジーン……お調子者だけどやるときはやる彼等が、逝ったのか」

グラハム「……」

グラハム「GNフラッグの状況は?」

ビリー「現在細かい調整に入ってる。武装とサイコミュの連結が思ったより厄介でね、でもこれでフラッグは君の反応速度にも確実に追随してくれるはずだよ」

グラハム「サイコミュ?」

ビリー「特殊な脳波を読み取りダイレクトに機器へ干渉するアンテナみたいなものさ」

ビリー「グラハム、君はエスパーとして認められたということになるのかな」

グラハム「エスパー……」

グラハム「ニュータイプ、ということか」

ビリー「! なんだ、叔父さんから話を聞いていたのかい? そういえばガンダムの掃討が終わってから、正式に国連主導でニュータイプの研究に乗り出すそうだよ」

グラハム「ニュータイプの研究?」

ビリー「あぁ、君やマリーダ、AEUのパトリック・コーラサワー、エース級のパイロットには、この適性が存在する確率が高いと言われているらしくてね」

ビリー「この研究を下に、新たなエースの発掘に役立てようと言う流れがあるらしい」

グラハム「……」

グラハム「成る程な」

ビリー「?」

ビリー「どうかしたのかい? あまり好印象じゃないけど」

グラハム「この能力、戦うためだけにあるのではないということさ」

グラハム「あまりにも短絡的過ぎるよ……その決定は」

ビリー「……」

ビリー「変わったね、グラハム」

グラハム「む?」

ビリー「あ、別に悪い意味じゃあないんだ」

ビリー「ただ以前の君ならまず間違いなく、自らの兵士としての矜持を示していただろうって思ってさ」

グラハム「そう、か?」

ビリー「君が空やフラッグ、ガンダムから離れた考え方をするなんてね……個人的には、新たな一面ということで歓迎したいところだけど」

グラハム「新たな一面か……」

グラハム「私もまた、変革を迎えようとしているということなのかもしれん」

ビリー「君は昔から予測出来ない人だからねぇ……」

グラハム「……」

グラハム「カタギリ」

ビリー「ん? 何だいグラハム」

グラハム「もしもの話だ。もしも私が変わってしまって、今まで培ってきた全てを否定したとしたら」

グラハム「いや……否定したとしても、にしよう」

グラハム「それでも君は、私の盟友でいてくれるか?」

ビリー「……」

ビリー「突拍子もない上に不明瞭かつ曖昧模糊、君らしいのは突拍子もないという点くらいかな?」

グラハム「整合性が無い質問なのは理解しているさ」

グラハム「だが、何となく気になってな……君のように友人と呼べる人間は、私にはとても少ない」

ビリー「……面と向かって言われると、なかなかいいえとは言えなくなるね」

ビリー「ま、言うつもりもないよ。グラハム、君ほど面白く、頼もしい友人はなかなかいないんだから」

グラハム「そうか……済まんな」

ビリー「こういう時は、謝るより感謝する方が喜ばれるよ?」

グラハム「フッ……ありがとう、カタギリ」

ビリー「此方こそ、グラハム」

ビリー「よし、僕は調整の続きといこう。君が早めに出て来てくれたから、パイロットと一緒に微調整が出来る」

グラハム「無論協力しようカタギリ、私のフラッグだ」

ビリー「頑張ってくれよ。これが完成すれば、GNーXにも総合的な能力でだいぶ近付くことができる」

グラハム「近付くだけなのか」

ビリー「流石に、ね。でもクロスコンバットなら負けないよ、このGNフラッグは完全にそっち寄りに造ったんだから」

グラハム「期待しているぞ、カタギリ」

ビリー「此方こそ。これがガンダムに勝てるかどうかは、パイロット次第なんだから」

グラハム(待っていろフラッグファイター、今私も宇宙に上がる!)


ートレミーー

ウィンッ

スメラギ「刹那!」

刹那「Dr.モレノ、ロックオンの容態は?」

モレノ「幸い怪我は分散していて深くはない、だが利き目をやられている」

モレノ「カプセルに入れば三週間は出てこれん……どうするかは、任せる」

スメラギ「お願いします。今ロックオンを失うわけにはいきませんから」

モレノ「了解だ」

スメラギ「他のみんなはドッグに戻り修理を。ロックオンを欠いての戦いになるわ、せめて万全な状態で臨まないと」

刹那「了解」

刹那「アレルヤ達は?」

スメラギ「そういえば見ないわね……部屋かしら?」

ロックオン『勝手に決めなさんな……』

スメラギ「ロックオン……!」

ロックオン『治療は無しだDr.。いつ敵さんが来てもおかしくない状況で、おちおち寝てなんかいらんねえ』

スメラギ「そんな、利き目をやられているのよ? 精密射撃なんか出来ないわ!」

ロックオン『俺とHAROのコンビを甘く見るなよ? やってやるさ、そんくらい』

HARO[]

ロックオン『それによ……あんたも分かってんだろ。あの強化人間と渡り合えんのは俺くらいだ』

モレノ「強化人間……まさか、旧財団の遺物か!?」

スメラギ「……」

ロックオン『刹那かアレルヤにあの獣野郎を任せるにしても、やっぱり俺がいなきゃオールラウンドに立ち回れる奴がいない』

ロックオン『無理にでも出るぜ、ミス・スメラギ……あんたに逆らってもな』

スメラギ「ハァ……」

スメラギ「了解、でも無理だけはしないでね」

スメラギ「この船にいるニュータイプ適性者は貴方とフェルトだけ、いざという時は貴方しかいないんだから」

ロックオン『分かってるよ、無理言っちまって済まないね』

スメラギ「あなたが元気なら、ティエリアも少しは気を持ち上げてくれるかしらね」

ロックオン『……どうかな』

ロックオン『あいつは強がっていても、繊細で脆いから』


ートレミー・一室ー

ティエリア「……」

ティエリア(僕がヴェーダに固執したばかりに……ロックオンは……)

ティエリア(僕がもっと……自立していれば……!)ジワッ


ー同刻・アレルヤ自室ー

アレルヤ「ハレルヤ……?」

『……』

アレルヤ「こんなに静かだなんて君らしくもない」

『……』

アレルヤ「……」

アレルヤ「応えてくれなくてもいいよ、だからそのまま聞いてくれ」

アレルヤ「あのパイロットは強い、恐らく僕らが戦ってきた敵の中で最強の部類に入る」

アレルヤ「ロックオンが負傷した以上、やはり誰かが奴を押さえなきゃならない」

『……』

アレルヤ「でも僕では歯が立たない、君でさえも追いつけない」

アレルヤ「だから……だからハレルヤ」

『……』

アレルヤ「貸してくれ、君の力を……代わりに貸そう、僕の力を」

アレルヤ「僕は……みんなの力になりたい。こんなところでは死ねないんだ」

アレルヤ「だからハレルヤ……戦おう。今再び、超兵として」

『……』

『……チッ』


ーユニオン・イリノイ基地ー

《我々は遂にガンダムに対抗しうる新型MSの開発に成功、国連主導のもとガンダム掃討作戦を展開します》

《作戦名は、ブリティッシュ作戦!》

ビリー「やれやれ、まるで自分達が開発したような口振りだね」

グラハム「ブリティッシュ……かつて栄華を極めた大英帝国が、植民地を失い没落した事を指すというが」

ビリー「この場合、ガンダムという優位性を失った彼等には、そのまま沈んで貰うしかないといったところか」

ミカムラ「カタギリ顧問! サイドバインダーにGNーXのバーニアを移植したぞ!」

ビリー「了解! すぐ確認にいく!」

ビリー「それじゃグラハム、頼むよ」

グラハム「望むところだカタギリ、調整は任せたぞ」

ビリー「合点承知!」バッ

グラハム「さて……始めようかフラッグ。お前のマスターは既に宇宙に上がっている」

グラハム「一緒に頑張ろう。お前の主の隣に、もう一度立たねばならないのだから」コンッ

PPP

兵士「グラハム大尉! お電話です!」

グラハム「!」


ー人革連・頂武基地ー

キィィィィィン

セルゲイ「やぁ大尉、久しぶりだな」

グラハム『スミルノフ中佐!』

セルゲイ「ッ、また随分と可愛がられたな。いい男が台無しだぞ」

グラハム『はは、お戯れを。むしろ箔が付いた位ですよ』

グラハム『戦いによってついた傷では無いのが何とも言い難いですが……すぐに消えましょう』

セルゲイ「私のように顔に傷を作ると、後々面倒だぞ。特に子供には近寄ってもらえなくなる」

グラハム『それは……』

セルゲイ「どうだ、困るだろう」

セルゲイ「さて、君の目指した道の話はマリーダ少尉から、っと今は中尉だったな……とにかく聞いたよ」

セルゲイ「間に合いそうかね? 宇宙のガンダムは追加武装まで導入して抵抗しているらしい、やはり中尉一人では戦線も支えにくかろう」

グラハム『話には聞き及んでいます。マネキン大佐率いる部隊でさえ苦戦するとは……侮りがたし、ガンダム』

グラハム『あと一歩、というところまで来ております。もう少々お待ちを』

セルゲイ「うむ、君の力はやはり必要になってくるだろう。待っているぞ」

グラハム『中佐こそ、地上のガンダムもどきへの掃討作戦に従事なさっているはずでは?』

セルゲイ「あぁ、これから作戦を開始する予定だ。だが戦ってみて分かるが、あれをフラッグで撃破する君の身体はどうなっているのやら」

セルゲイ「GNーX九機でようやく互角以上、まだ一機も潰せてはいない。これでは示しが付かんな」

グラハム『大佐の目的は、敵を疲弊させての消耗戦と見受けられます』

グラハム『私のカミカゼと同じになさるのは、少々心苦しく感じますな』

セルゲイ「おっと、済まんな。誉めも過ぎれば嫌みに聞こえる、私としたことが久しぶりの君との邂逅に浮かれているようだな」

セルゲイ「そろそろ作戦の時間だ。君とまた戦場で逢えることを祈っているよ」

グラハム『ご武運を、中佐』

セルゲイ「あぁ、ではまたな」

ピッ

ソーマ「中佐、お時間です!」

セルゲイ「うむ、今行く」ザッ

ソーマ「失礼致しました、お電話中でしたか」

セルゲイ「マスター・グラハムと少し話していた」

ソーマ「!」

ソーマ「それならば私もお呼びしていただければ……!」

セルゲイ「ははは、済まん済まん。次の機会には必ずな」

ウィンッ

整備士「中佐、全GNドライブの圧縮空間、臨界して安定しました」

セルゲイ「火を入れろ!」ウィーン

整備士「了解!」

ボッ
キィィィィィン

セルゲイ「ふむ……」ガシャンッ

ソーマ「……」ガシャンッ

セルゲイ「GNーX全機起動!」

ヴンッ
ピピピッキュンッ

セルゲイ「これよりガンダム掃討作戦を再開する、GNーX部隊全機出撃!」

ソーマ「今度こそ逃がさない、ガンダム……!」


ートレミーー

『作戦名は、ブリティッシュ作戦!』

ラッセ「優雅な名前付けやがって、遊んでんのか国連の連中は」

クリス「でもガンダムありきのソレスタルビーイング、これからどうなるのかなぁ」

リヒティ「……そういえば、フェルトは?」

クリス「気になっちゃう年頃なのよ……」ハァ

ラッセ「だなぁ」フゥ

リヒティ「何が?」

クリス「はぁ、これだから鈍感は嫌ね」

ラッセ「だなぁ」フゥ

リヒティ(何でラッセさんは分かるんだそこ……)


ー廊下ー

フェルト「……」ウィーン

ロックオン『よう、何時までそうやってるつもりだい』

フェルト「!」

ティエリア『ロックオン……』

フェルト「……」コソッ

フェルト(ロックオンとティエリア……)

ロックオン「お前あん時言ってただろ、今自分がやるべきことをやるって」

ロックオン「それがお前のやるべきことか? そうは見えないがな」

ティエリア「……」

ティエリア「僕はガンダムマイスターとしての矜持も、資格も失ってしまった」

ティエリア「ヴェーダとの直接リンクの能力……それがない僕など、マイスターである意味を持たない」

ティエリア「僕は……ガンダムマイスターに相応しくない」

ロックオン「相応しくない、か。別にいいじゃねえか、そんなもん」

ティエリア「え……」

ロックオン「俺や刹那は散々言われてたことだしな、相応しくないとか」

ロックオン「大事なのはやるかやらないか、如何に素晴らしい構想を練れても実行しなきゃ意味がない」

ロックオン「俺たちは実行するための存在、ガンダムマイスターだ」

ティエリア「しかしヴェーダが無ければ作戦の成功率は……!」

ロックオン「四の五の言うなよティエリア、俺達から学んだんじゃないのか?」

ロックオン「あのガンダム馬鹿みたいに、やりゃあいいんだ。結果は自ずとついてくる」

ロックオン「成功率は低いかもしれないが……やらないで0%よりはだいぶマシだろ?」

ティエリア「ロックオン……」

ロックオン「じゃ、俺は寝る。お前も身体休めとけよ」バイバイ

ティエリア「ロックオン」

ロックオン「ん?」

ティエリア「……済まなかった……」

ロックオン「なぁに、気にすんなよ」ウィンッ

ロックオン「人間なんだからな……失敗くらい誰でもするさ」

ウィーン

フェルト(……)

フェルト(二人って……やっぱりそうなのかな)


ー野営地ー

ミハエル「ったくよぉ! ラグナの用意した傭兵共はことごとく先回りされて潰されてるし、補給も無いし、何なんだよこりゃあ!」ガンッ

ネーナ「カンヅメ飽きたぁー! スイーツ食べたーい!」

ヨハン「えぇ……それでは」

ピッ

ヨハン「これで少しは先行きが明るくなるか……」

ピピピッ

ヨハン「!」

ヨハン「緊急暗号通信……此方が捕捉されていたというのか!」

ヨハン「ミハエル、ネーナ! スローネを起動させる、急げ!」

ヨハン(逃げ延びてみせる、何としてでも……!)



ソーマ「中佐、ガンダムを捕捉しました! ポイントは、E8590!」

セルゲイ「了解した」

セルゲイ「各機へ、敵は追い詰められた鼠だ、何をしでかすか分からん。油断はするな」

セルゲイ「迎撃フォーメーション、此処をガンダムの墓場に変えてやれ!」

全機『了解!』

キィィィィ……ィン

ヨハン「ドライブの粒子発生率が低下している……やはり補給無しでは不安が残るか」

ヨハン「ミハエル、ネーナ!」

ミハエル「無駄遣いはするな、だろ?」

ネーナ「了解ね!」

ヨハン「フッ……その通りだ」

ヨハン「残り三割を切ったか、だが此方とてガンダム……!」ジャコンッ

バババババァンッ

ヨハン「量産機などにッ!」

セルゲイ「散開!」

ババッ

ミハエル「兄貴には悪いが、俺ぁ出し惜しみなんかしねえぞ!」ガコンッ

ミハエル「いけよファングゥ!!」

ヒュンヒュンッ

セルゲイ「密集形態!」

ギュゥゥゥンッ

ヨハン「!」

ネーナ「何あれ!?」

バババババァンッ
ガンッ
ボシュゥン

ミハエル「ファングが……ッ!」

ヨハン「密集することでファングのオールレンジ攻撃の利点を無くし、更に防御の隙も無くしたか……!」

ヨハン「だがそれではランチャーは受けられまい!」ガチャンッ

頂武兵士「中佐!」

セルゲイ「散開!」

ババッ

ヨハン「何ッ!?」

ソーマ「貴様等の行動パターンなどお見通しだ!」

セルゲイ「その程度とはな、片腹痛いぞガンダム!」

ガガガガガッ

ヨハン「くぅっ!」バシュンッ

ミハエル「畜生!」ガンッガンッ


ー軌道エレベーター・巨大モニター前ー

ザワザワ……

マリーダ「ジョシュア、ダリル」タンッ

ジョシュア「おう、マリーダ」

ダリル「ご苦労様です中尉」

マリーダ「地上部隊がガンダムと交戦しているというのは本当か?」

ダリル「えぇ、流石はロシアの荒熊セルゲイ・スミルノフ中佐の部隊です。ガンダムに一歩も譲っちゃいませんぜ」

ジョシュア「何だかんだあっちのガンダムの方が鈍そうだけどな。それを差し引いてもすげえ動きだぜ」

マリーダ「スミルノフ中佐の部隊か……ならばピーリス少尉もいるだろうか」

マリーダ「……」グッ


ーヤザン自室ー

ヤザン「ほう、やはり別格の統率力だな。ロシアの荒熊、セルゲイ・スミルノフ」

ヤザン「もうロートルかと思っていたが、こりゃあ肴には最高だぜ、はっはっは!」グビグビ



ヨハン「おおおおおっ!」バババババッ

ソーマ「くっ!」

セルゲイ「無駄な足掻きを……!」

ミハエル「兄貴!」

ヨハン「撤退準備だミハエルッ! 殿は私がやる!」

ミハエル「そんなにバラまいたら粒子の残りが!」

ヨハン「猶予がない……出し惜しみしてはいられんのだ!」

ネーナ「くぅっ!」ギュンッ

ミハエル「ネーナ!」

ヨハン「落ち着けネーナ! 出過ぎては……!」

ネーナ「数が多いからってぇぇ!」バンバンッ

ヒュンッ

ソーマ「そんな稚拙な攻撃がッ!」

ネーナ「あたしが外した……!!」

ソーマ「当たるものかァッ!」

ズバンッ
ドゴォンッ

ネーナ「つぁっ……!」

ソーマ「中佐の頂武こそがッ! 覚悟ォッ!」

ヒュォッ

ミハエル「そうは行くかよ!」

ドガンッ

ソーマ「ちぃっ……!」

ミハエル「兄貴!」

ヨハン「スモークを撃つ、撤退準備だ!」

バババババン
ボンッボボボンッ

セルゲイ「煙幕か……!」

ヨハン「今だ、離脱する。ミハエル、殿は任せた」

ミハエル「了解だ!」

ネーナ「あたし達ガンダムなのに……!」

ヨハン「っ……今だけの辛抱だ、急ぐぞ!」

キィィ……ィン

ソーマ「逃がさない!」ガチャッ

ガクンッ

ソーマ「!」

セルゲイ「追わんでいい、目標は達成した」

ソーマ「中佐、しかし!」

セルゲイ「奴らのアジトは叩いた。いずれは粒子発生率が低下し活動限界に陥る」

セルゲイ「其処を叩くなり勧告して捕らえれば済む話だ。無理に敵と戦ってやる必要は何処にもない」

ソーマ「……」

セルゲイ「よくやった少尉、帰還するぞ」


ーヴェーダー

アレハンドロ「トリニティはそろそろ限界のようだな」

リボンズ「まさか自らを助けるエージェントが裏切っているとは知らず……哀れなものです」

アレハンドロ「王留美か、ラグナの離反を事前に止めた挙げ句私にその情報をちらつかせ、リニア公社を奪い取るとは全くもって……」

アレハンドロ「したたかな女だ、滅茶苦茶にしてやりたくなる」ククク

リボンズ「……」

リボンズ(強化の反動がそろそろ出やすくなる頃か。エゴの強化によりNT能力は相応に上がったが、これではね)

リボンズ(プルツーは危険だから離したが、僕もそろそろ危ないな。例の機体のこともある……すぐに終わらせなければ)

リボンズ「トリニティの始末、必ずやプルツーが成し遂げてくれましょう」

アレハンドロ「そうだな、最期の余興を楽しむとしよう」


ートレミーー

イアン「とうとう、ブリティッシュ作戦が本格的に始まったな」

スメラギ「ガンダムの掃討という名目に、世界は集まり一つになろうとしている……」

アレルヤ「やはり僕らは、滅び行く為の存在……統一の為のスケープゴートなのか」

ティエリア「ヴェーダの、イオリアの計画に……僕らは消されなければならないのか……」

ロックオン「……」

刹那「だとすれば、ガンダムは何のためにある……」

スメラギ「刹那」

刹那「戦争根絶がソレスタルビーイングの理念、ガンダムの存在意義」

刹那「だがトリニティは戦渦を拡大させ、国連軍にまでガンダムが現れ……もはや境界線は無くなりつつある」

刹那「これがガンダムなのか……これが、ガンダムの在り方なのか」ギュッ

ロックオン「……」

ロックオン「刹那、国連軍によるトリニティへの攻撃は、いわばガンダム同士の紛争だ」

ロックオン「武力介入を行う必要があると思わないか?」

刹那「え……」

イアン「おいおい、藪から棒に何を言う」

アレルヤ「無茶だよロックオン!僕等には十分な戦力も、制宙権さえも無い」

アレルヤ「只でさえ敵の部隊は化け物揃いなんだ、それは君が一番……!」

ロックオン「ソレスタルビーイングが今沈黙したらッ!!」

アレルヤ「ッ」ビクッ

ロックオン「……俺達が忌み嫌ったテロリスト共と本当に同じになっちまう」

ロックオン「俺達は、絶対に立ち止まっちゃいけないんだ」

刹那「……」

スメラギ「ロックオン……」

イアン「……」ボリボリ

イアン「アヴァランチユニットは外しておくぞ。宇宙用のダッシュじゃ肩部固定が必要な地上で戦えんし、途中敵に捕捉された場合もあるしな」

刹那「イアン」

イアン「お前みたいなきかんぼう、放っておいたら犬死にしちまう」

イアン「死ぬなよ刹那、お前等若い命が明日を作るんだ」

アレルヤ「イアンさんまで……宇宙に戻ってこれなくなる可能性だってあるのに!」

刹那「俺一人でも行く。俺はもう一度トリニティと対峙して確かめたい」

刹那「ガンダムの存在意義を、何のためにガンダムがあるのかを」

ロックオン「俺も付き合うぜ、地球の重力は好かんが、気になることが山積みでな」

ウィンッ

ラッセ「馬鹿言うなロックオン、今のお前が行ったら真っ先に蜂の巣だ」

ロックオン「ラッセ!」

ラッセ「鏡見てこいよ、凄まじい顔だぞお前」

ロックオン「……マジで?」

ラッセ「マジマジ、大マジだ」

ラッセ「刹那のお守りには俺が行く。強襲用コンテナには大気圏離脱能力がある、ついでにGNアームズの性能実験もしてくるさ」

アレルヤ「ラッセまでそんな! 今戦力を分断したら……!」

スメラギ「……」スッ

スメラギ「刹那、ミッションプランよ。不確定要素が多すぎてあまり当てにはならないけれど」

アレルヤ「スメラギさん!」

スメラギ「此処で駄目だといっても、この子は抜け出したって戦いに行くわ」

スメラギ「だったら、面倒みてあげなきゃね」

イアン「そういうこった」

イアン「強襲用コンテナ用に、加速ブースターも外付けしてやる。さっさと帰って来いよラッセ」

ラッセ「おやっさん……!」

イアン「言っとくがシェリリン手製、一回限りの試作品だ、帰りに大事に使えよ」

アレルヤ「……」

アレルヤ「其処まで言うなら、僕からは何も言えないじゃないですか」ハァ

刹那「済まない……アレルヤ」

アレルヤ「謝るくらいなら、答えを見つけてからにしてほしいな」

アレルヤ「行きたいのは僕も山々さ……頼んだよ刹那」

スメラギ「答えが見つかると良いわね」

刹那「みんな……」

ロックオン「……ふっ」スッ

ティエリア「……」

ロックオン「ティエリア、刹那が心配なら」

ティエリア「ロックオン」

ロックオン「ん?」

ティエリア「貴方は愚かだ」プイッ

ロックオン「おぉ?」

アレルヤ「……クスッ」


ー大西洋・孤島ー

ヨハン「王留美は何処だ……?」

ミハエル「もう約束の時間になっちまうぜ兄貴!」

ネーナ「あー! あたしのドライがぁ!」

ヨハン「……」

ヨハン(まさか、たばかられたか?)

ピピッ

HARO〔熱源接近! 熱源接近!〕

ヨハン「!」

HARO〔デケーゾ! デケーゾ!〕

ミハエル「兄貴!」

ヨハン「どっちだ……敵か、味方か!」

ゴゴゴゴ……

ヨハン「スローネを起動させる、万が一に備えろ!」

ミハエル「了解!」

ネーナ「うぅ……OK」

ヴンッ
ギュォォッ

ヨハン「さて……鬼が出るか、蛇が出るか」

ヨハン「我々の運命は……!」

ゴゴゴゴ……

ヨハン「大型の輸送機か」

ピピッ
ピピッピピッ

ネーナ「ヨハ兄ィ、光通信!」

ミハエル「遅かったじゃねえか……」

ヨハン「はぁ……」

ヨハン「これでようやく」

ズギャァァァッ
ドゴォォォッ

ヨハン「あ……」

ミハエル「なっ……!?」

ネーナ「嘘っ!?」

ズズズズ

ヨハン「ば、馬鹿な……輸送機が……」

ミハエル「この粒子ビーム、まさか国連軍の!?」

『あっははははははははははは!!』

ネーナ「!」

ヨハン「子供の声、ガンダムに通じる通信だと!?」

ギュバッ

プルツー「ようこそトリニティ……よくもまぁ此処まで這いつくばって来れたもんだね」

プルツー「でも此処が終着点、お前等の役割は終わりなのさ」

プルツー「一人残らず大西洋に沈め、ガンダム!!」

ヨハン「仕組まれていたとでもいうのか……王留美!」

ダダダダダダダダダッ

ヨハン「くうっ!」ヒュバッ

ミハエル「ちぃ!」ギュンッ

ネーナ「きゃぁっ!」ガガガンッ

ミハエル「ネーナァァ!」

キィィィィィン

ミハエル「ッ!」

プルツー「サイコミュ制御、ヴァラヌス最大出力」

プルツー「悪いねスローネツヴァイ、サーシェスが二番を選んじゃったんだ」

プルツー「いい死に方は、させてあげられないよ……!」

ミハエル「ほざいてろガキがぁ!」ジャキッ

ギギィンッ
ガンッ
ギャリリッ

ミハエル「ぬぐっ……!」

ヨハン「ミハエル!」

ミハエル「ツヴァイでクロスレンジ……二度も負けるわけにはッ!」ガガァンッ

プルツー「なかなか頑張るじゃないかミハエル・トリニティ! 仮初めで出来損ないの次男坊にしては悪くない」ヒュンッ

ミハエル「今の距離だぞ!? 避けられるはず……!」

ギィンッ

ミハエル「ぐぁっ!?」

ネーナ「み、ミハ兄ィ……っ」ガクガクッ

HARO〔コクピットスレスレ、アブネェ!〕

プルツー「はぁぁあっ!」

ミハエル「ッ……」

ミハエル「確かに俺は兄貴みたいに頭も良くないし、ネーナみたいに可愛くもねえ」

プルツー「ん?」

ミハエル「でもよ、こんな俺でもガンダムマイスターなんだ」

ミハエル「戦争根絶するまで……俺達を認めさせるまで……!」

ミハエル「こんなところでッ死ねるかよぉぉぉぉぉぉ!!」

ギュンッ

プルツー「……はっ」

ゴチャッ

ヨハン「……な……」

ネーナ「え……?」

プルツー「つッ……」

プルツー「何のためにコクピットの外装を傷つけたと思ってるんだい……」

ツヴァイ『』

ドスゥゥ……ゥン

ヨハン「コクピットごと……潰したというのか……!」

ネーナ「ミハ兄ィ……」

ネーナ「ミハ兄ィィィィィィィ!!」

プルツー「……」

プルツー「サーシェス、出て来な」

ギュンッ

サーシェス「おいおい……俺が乗るガンダムなんだろう? いきなりひでえ扱いだな」

プルツー「ユニットの交換さえすれば問題はないし、コクピット部分なら容易に切り替えられる」

プルツー「回収は任せたよ。あたしは残りを……始末する」

ビリッ

ヨハン「ッ……!」

ヨハン(馬鹿な、これほどのプレッシャー、あのような子供が放つというのか!)

ヨハン(操縦技術、勘、全てにおいて我々よりも上だと……!)

プルツー「それとも投降するかい? 残りのスローネと引き替えになら、この孤島に置き去りにしておしまいにしてやれるかもね」

ヨハン「貴様ッ……よくもいけしゃあしゃあとッ!!」ガコンッ

プルツー「あぁ、もちろん戯れ言さ。全員しっかり始末してやるよ」

ズギャァッ
ギュンッ

ヨハン「何故だ、何故私達は!」

プルツー「道具は使えなくなれば捨てられる、ただそれだけさ!」

ギギギッ
ギィンッ

ヨハン「そんな馬鹿なことがッ!」

プルツー「まぁあたしも人のこと言えない扱いだからさ、同情するよ。泣いてあげようか?」

ヨハン「私達は……ガンダムマイスターだッ!」

バヒュウンッバヒュウンッ
バヒュウンッバヒュウンッバヒュウンッ

プルツー「……」

ヨハン「この世界を変え……世界に変革をもたらす為にィィ!」

バヒュウンッバヒュウンッバヒュウンッバヒュウンッ
ウゥ……ン

ヨハン「はっ……?」

プルツー「……だから捨てられるのさ、お前等は」

プルツー「熱くなりすぎてドライブの粒子発生量も確認してなかったのかい? 馬鹿みたいにランチャー撃ち尽くしてさ……これじゃあ弟も浮かばれないよ」

ヨハン「馬鹿な……私達は、マイスターになるために生み出され……」

プルツー「これで、二体目」

ヨハン「そのために……生きて……!」

ヒュゥゥゥゥ……
ズドォォォ……ォン

プルツー「運が良いねサーシェス、アインもおまけについてきたよ」

サーシェス『マジか! へへっ、こりゃあラッキーだな。どっちも俺のモンなんだろプルツー!』

プルツー「さてね……それは三体目を片付けてから」

ネーナ「よくも兄ィ兄ィズをぉぉぉぉぉ!!」

プルツー「考えるよォッ!」ボッ

バゴォンッ

ネーナ「きゃぁああ!」

ズズゥゥゥン

プルツー「ヨハンより先に死にたいかい、甲斐甲斐しいねえ妹役!」

プルツー「じゃあさっさと……消えちゃいな!」

ネーナ「……っ」

ピキィィィン

プルツー「!」

ドッゴォォォンッ

プルツー「わぁぁぁっ!?」

ネーナ「あ……?」

サーシェス『何だぁ!?』

ギュォッ

ラッセ『くそっ、間に合わなかったか!』

ラッセ『構うことはねえ刹那、やっちまえ!』

プルツー「くっ……!」

刹那「はぁぁぁぁ!」ビュォッ

プルツー「刹那・F・セイエイッ!」

ギィンッ

プルツー「全く、事態も掴めずのこのこと現れるかい!」

刹那「貴様、性懲りもなく!」

プルツー「だからガキだって言うのさ!」

刹那「貴様はガンダムではない!」

プルツー「今度はリミッターも無い、倒させて貰うよ!」

刹那「俺はお前を否定する!」

プルツー「……人の話を」グッ

刹那「……人の話を」ギリッ

プルツー・刹那「「聞けぇぇぇぇぇ!!」」

ギャンッ
ズガァァァァッ


ーヴェーダー

リボンズ「アレハンドロ様、LEVEL7をクリア。ヴェーダを完全に掌握しました」

アレハンドロ「おぉ……遂にやったか!」

ウウウ……ウン

リボンズ「!」

イオリア「」

アレハンドロ「やはり……眠りについていたか。イオリア・シュヘンベルク」

アレハンドロ「目覚める保証も無いコールドスリープに、ヴェーダの中枢で入るとは。流石はソレスタルビーイング創始者、ふてぶてしいことこの上ない」

アレハンドロ「しかし、貴方は目覚めることなく涅槃に旅立つことになるのだ」ジャキン

アレハンドロ「貴方が求めた紛争根絶の理想、それを為す力、ガンダム!」

アレハンドロ「それら全てはこの私、アレハンドロ・コーナーが引き継がせていただくよ……」

アレハンドロ「そうとも、世界は私のものだっ!」

バァンッ
バァンッバァンッバァンッ

アレハンドロ「ふっふっふっふっ……」

アレハンドロ「はっはっはっはっは、はーっはっはっはっはっは……!」

バチッ
ジジジジッ

リボンズ「何……?」

アレハンドロ「ッ!?」

アレハンドロ「リボンズ、何だこれは!」

ズゥゥゥゥン

アレハンドロ「うっ!」

イオリア『……』

アレハンドロ「イオリア・シュヘンベルク……!」

イオリア『この場所に、悪意を以て現れたということは、残念ながら私の求めていた世界にはならなかったようだ』

リボンズ「システムトラップ……まさかイオリアは、此処まで予測して……!」

イオリア『人間は未だに魂を重力に縛られ、地球から離れられず、くすぶった火種を消し止められずにいる』



プルツー「そのガンダムの弱点ぐらい見切ってるさ! 射撃武器が無いその機体でライフルとチェインガン、受けきれるかい!」バババババッ

刹那「ぐぅっ!」

刹那「何故だ、何故貴様のような歪んだ者がいる!」

プルツー「戦うために生まれた私も、お前からすれば歪みかい」

プルツー「笑わせるよ! お前も所詮は私と同じじゃないか!」

プルツー「力も示せないで、滑稽なんだよぉ!」ズガァッ

刹那「あぐっ!」

プルツー「ほらほら、どうした!」

ラッセ『刹那ぁ!』

プルツー「雑魚は黙ってな!」ガシャンッ

ババババババババババッッ

ラッセ『くぅっ!』

ラッセ『何つう弾幕だ、近寄れねえ!』



イオリア『世界は……』



プルツー「所詮MSは力さ。戦争を、戦いをする道具でしかない」

プルツー「お前のガンダムだってそのための存在なんだっ!」

刹那「違うッ!」

ガキィンッ



イオリア『人類は……』



刹那「絶対に違う!」

ギィンッ

刹那「俺のガンダムはッ……!」

バキィンッ

プルツー「丸腰で強がられても怖くないんだよ!」

プルツー「バイバイ……ガンダムマイスター!」ヴンッ

刹那「……!」



イオリア『変わらなければならないのだから』



キィィィィン

ヒュゥンッ

プルツー「はっ……!?」

ギュンッ

プルツー「馬鹿な、何処に消えた!?」

ビュンッ

プルツー「!」

プルツー「くっ!」バァンッバァンッ

プルツー「当たらない……いきなり何だと言うんだ!」

ギュォッ

プルツー「ッ!?」

ガァンッ

プルツー「きゃぁぁっ!?」

ドガァァ……ァッ

プルツー「ッ……!」

サーシェス「何だありゃあ!」

ラッセ『エクシアのボディが赤く……?』

刹那「このガンダムは……一体?」

イオリア『GNドライブを有する者達よ』

刹那「!」

刹那「イオリア・シュヘンベルク……」

イオリア『君達が、私の意思を継ぐ者なのかは解らない』

イオリア『だが、私はパンドラの箱の底に眠るもの、GNドライブの全能力を君達に託したいと思う』

イオリア『君達が真の平和を勝ち取る為、戦争根絶の為に戦い続けることを祈る』

イオリア『ソレスタルビーイングの為ではなく、君達の意志で、ガンダムと共に……』

刹那「ガンダム……」

刹那「……ッ」キッ

プルツー「くぅっ! あたしが負けるはずないんだ、あたしとヴァラヌスがっ!」ギュォッ

刹那「遅いッ!」

ザンッ

プルツー「あぅっ!?」

刹那「はぁぁぁっ!」

ズバァッ
ザンッ
ドスゥッ

プルツー「っ……あたしがっ……ぁ!」バチチッ

刹那「終わりだ、ヴァラヌスッ!」

ギュォッ

プルツー「うわぁぁぁぁあ!」ブワッ

バヂィッ

刹那「!?」

ギュンッ

プルツー「ッ……!」

刹那「……」

刹那(ビームサーベルが弾かれた……今の炎のようなオーラは一体)

プルツー「サーシェス、一旦退く!」

サーシェス「お、おう!」

プルツー「……ガンダム……!」

ギュンッ

刹那「トランザムシステム……これが、イオリアの残した力」

刹那「トランザム……!」


TO BE CONTINUED...


ヴンッ

『緊急用GNコンデンサー、起動します』

ヨハン「…………」

ヨハン「私は……」


次回『悪夢』

マリーダ、その慟哭は彼に届くのか



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