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とある異界の来訪者(Now I'm Here)編

2011年06月26日 00:10

吉良吉影「『先生』として言わせてもらうぞ、上条君」

1 :◆tyuVXY5AEU :2011/05/29(日) 22:32:12.72 ID:Hz9Qe8hjo
初めての方は初めまして
お久しぶりの方はお久しぶりです
一応予告していた、ファニー・バレンタイン大統領「ジョースターの決闘を調べねば……」 の続編?にあたるものです
その都度説明していくので、前作は読んでも読まなくても結構です

とにかく遅筆なので暖かい目で見守ってやってください

それでは、よろしくお願いいたします……

・この世界は前作の中で出来た、色々な作品(漫画、小説、ゲーム、映画)の世界が違和感なく混ざった世界
・この世界の人々は記憶が改ざんされてて、他の世界のものに違和感を感じない
・元の世界の記憶がある『かもしれない』のは前作の闘いでの生き残りのみ(無い奴もいるかもしれない)



私の名前は吉良吉影、カメユーデパートに勤務していた
年齢は33歳、だが結婚はしていない
『出来ない』のではない『していない』だけだ、勘違いしないでくれたまえ

いつも寝る前にはストレッチ、そして温かいミルクを一杯
それで朝までぐっすりさ……赤ん坊のように無垢なまま寝る事が出来る…
『くだらん』悩みや『無駄』な敵などに頭を悩まされる事無くね……

そして、私がなぜこんな話をしているかわかるかね?
それは、私がどんなに『平穏』を愛しているかをだな……

まあいい、本題はここからだ
今、私はある『都市』にいる、そして、なぜここに来たかは分からない
何故かって?答えは簡単、『飛ばされた』からさ

まずはあの『戦い』のことを語ることから始めよう
あの、ある意味、私を『救った戦い』をね……

私の愛する杜王町……
かつて……私はあそこを逃げざるを得ない状況にあった……
クソったれ仗助に阿保の億泰、ビビりの康一に無口の承太郎……
あのクソカス共から逃げねばならなくなるとは…今でも信じがたいよ……

奴らが一同に会した時、私は『再び』バイツァダストを使用しようとした
いいか、これは断じて『逃亡』ではない
『未来への遺産』つまりは、未来へと繋げるための『第一歩』だ‼
そして、キラークイーンは『スイッチ』を押そうとした

次の瞬間、私は『白い世界』にいたのだ

そして、いきなり殺しあう事を『自称』『大統領』に余儀なくされたのだ

そして、その『世界』は崩壊した
どうして崩壊したかは覚えちゃあいない
そして崩壊する最後の瞬間も覚えていないのだがね……
まあ、私以外の他にもその世界に生きていた人間はいただろう…
そいつの生死までは知らん、だが私は『生きている』
その事実さえ正しければ十分だよ

説明が急展開と思うかもしれないが
『私には』全ての戦いを把握出来るような状況じゃあなかったのだよ……
私に文句を言われても知ったこっちゃあないな
その辺は了承してくれ

話が長くなったな……

おそらく、私がここにいることはあの『クソカス共』にはバレてはいないだろう
とりあえず、今の所の安住の地は『ここ』とさせてもらおうか……

それではよろしくな……『学園都市』よ…
さて、先に私は『平穏』を愛してると言ったな
私は平穏の為なら自らの体を張る事さえ厭わないし
あまっさえ、自ら厄介ごとに飛び込むといった趣味も無い

だが、この状況は何だ?

「ふみゅうう~~、もう飲めないのれすよぉぉ~~」

何故、私の『背中』に『幼児』がへばりついているのだッ⁉

スタンド⁉いや、この重量感‼質感‼スタンドの『それ』じゃあない‼
しかも『背中にへばりつくだけのスタンド』なぞ聞いた事もない‼


いや……落ち着け…落ち着くのだ吉良吉影……
『逆』だ……逆に考えろ………
この『小娘』がいるという事は『親』もいるはずだ……
ならば、ここでこの娘に恩を売っておけば、当面の生活場所は確保……


よし、いける‼

「え、えーと?お嬢ちゃん?親御さんはどこかな?
迷子になっちゃったのかな?」

ええい、忌々しい‼どうしてこの吉良吉影がこんなちっぽけな小娘に媚を売らねばならんのだ‼
だが我慢だ……安定と平穏の為には避けては……

「んもー‼なにをいってんれすかぁ~‼
わたしはしぇんしぇいなのれすよぉぉ~‼」

フェンスイ?ああ『風水』の中国読みか?

「ちがいますぅ~~‼先生ですぅ~‼」

おっと、心の声が漏れていたようだな……

ん?今この小娘は何といった?
『元帥』?いや違うな『扇子』……も違うし……

「れすからぁ~‼せ‼ ん‼ せ‼ い‼なのれすぅ‼」

ああ、この子は錯乱しているようだ
こんな小娘が教師だったら、ギャングのボスがこの街にいても不思議じゃあない

「なるほどねー、で、お家はどこかな?」

まさか、営業で鍛えたこの笑顔がこんな所で役に立つとはな……
まだ何か言いたそうではあるが住所を教えてくれたぞ
クックック……まずは第一歩といった所か……

そしてタクシーを停める、運転手に
さっき聞いた住所を伝え、タクシーへと乗り込んだ

.
..
...
....
.....

そしてタクシーは目的地に到着した
幸いにも、ポケットの中には私の財布があったので支払う(無論、この小娘の親御さんに請求するがね……)

家に電気はついていないようだ
表札には...『小萌』と書いてあるな……
わたしはドアをノックする

「もしもぉーし、小萌さぁーん!もしもぉーし!」

「ひゃぁぁぁーい……」

この小娘が……!!そりゃ貴様も小萌に決まってるだろう……!
親子なんだからな………!!

ん?
ふと、再び表札に目を戻す
正確にいえば表札の下の『住居人欄』だが

「住居人は……『一人』!?」

馬鹿な!?最近の親はこんなにも放任主義だというのか!?
こんなどうみても6歳程度の子供を………!!

さっきまで寝ていた
小脇に抱えた小娘が目を覚ましたようだ

「あいたたたた……また飲みすぎちゃったのです……
うぅ~~、二日酔いぃぃ……変な浮翌遊感……」

パチクリと目を瞬かせ、小娘は覚醒したようだった

「え?何で私……え!?」

小さな体とはいえ、犬のように震えられたらこちらも落とさざるを得ない
両手をホールドアップされたように上げると、彼女の体は重力に従いコンクリートへと顔面から着陸した

「あいたぁぁぁぁ!?何するんですかァ!?」

目覚めの強い一発、これで起きない奴はいないだろう
私の苦手な小さな女独特の金切り声に近いような声を荒げ始める

「あなたねぇ!人には礼儀というものがあるのですよ!!
そして、お顔から落ちるように手を離すのは礼儀とは……むぐぅ!!」

正直に言おう、物凄く『爆破』したい
だが、いきなり爆破も彼女の言う礼儀には当てはまらないだろうから
とりあえず口を塞ぐ

どこから事情を説明すればいいのだろう……
そんな事を考えながらここまでの経緯を彼女に説明した

.
..
...
....
.....

「うぅ……そうだったんですか……
そうとは知らず……ごめんなさいです……」

全くだ、あんな夜更けに子供を背負って歩くサラリーマン風の男など
十中八九、変質者か誘拐者のどちらかだ
ほとんどの人が通報するだろう、誰だってそーする、私だってそーする

「良いんだよ……所で、お嬢ちゃん?ご家族は?」

「うう……私は子供じゃないのです!!」

どうも気になるな、やけに子供じゃあないアピールをする……
一つ、失礼かもしれないが質問をさせていただこう

「あー……お嬢さん?今……『おいくつ』……かな……?」

張り倒される
あまりの衝撃、薄れゆく意識の中にこのクソガキの声を聞いた

「レディーに年齢を聞くなんて……!!失礼なのですよ……!」

むぅ……否定はできないが……クソ……!!
そこで私の意識は途絶えた



目の前に『事切れている女』がいた
私は右手にもった『包丁』を手首に当てがってやる
ああ……もう少しで『彼女』から余分な『パーツ』を切除出来る……
まるでサンタのプレゼントでも開ける時のような気分の高翌揚に襲われる
たまらない、呼吸の荒くなるのを止められない
気分を落ち着かせるためにペロリと唇を舌で舐める……よし……

「やるぞ……」

左手で包丁の柄を持ち、右手を峰に添え、そして………



「………夢か…」

頬がジンジンする
ん?ここは何処だったか……?私の家じゃあ………

ああ、そういえば私はあの小娘に殴られて……
クソ……!油断していた……!!
本当は避けられたのだ…だが、あえて食らう事によって『罪悪感』を植え付けようとしたが……
まさかあんなに綺麗に気絶させられるとはな……

そこで、タバコの匂いがプンと鼻につく
それもかなり年季の入ったもののようだ

私はタバコは吸わない
何故なら身体に全くメリットが無いし、自ら肺ガンになるような自虐的な性格でも無いしな

じゃあこのタバコの匂いの元はどこだ?

1.昨日の小娘の親(一番可能性的には高い)
2.どこか外から漂ってきた(あり得るがこのハッキリとした匂いはじゃあない気がする)
3.スタンド(馬鹿か私は)

こんな所か
大穴としては4.あの小娘が実はヘヴィースモーカーってとこだな

そんな馬鹿な事を考えている場合じゃあなかった
ここで大事なのは私が追い出されもせずに
ここで布団の上で寝かせてもらっているという事なのだ

つまるところ、私は見事に小萌家に泊まりおおせる事に成功した

「クックック……我ながら…完璧だったな……
…………結果オーライというわけじゃあないが……」」

ご丁寧に掛けてあったタオルケットを剥がすと『紙切れ』が落ちてきた

「ん?」

どうやら『メモ』のようだ
読んでみよう

【『学校』があるので行ってくるのですよー!
色々お話ししたい事もありますし、家のものは好きにして構いません!
たぶん、20時には帰ってこられます!
月詠小萌】

ほう、あの年にしては中々綺麗な字を書くものだ
なるほど……名前は月詠小萌というのか……

ん?何か『奇妙』だぞ?なんだこの感覚……?
何か大きな間違いをしているような……

そういえば

私は立ち上がり、踏み場のない床を足で安全地帯を作りながら玄関へ向かう

ドアを開け、昨夜見た表札を確認する

【小萌】

そして……彼女の名前は……月詠『小萌』……だと……?

つまり……つまりだ……!
この家は彼女『一人』の家だという事かッ!?
じゃあこのタバコの吸殻はなんだ!?
彼女は両親とかと同居してはいないのだ!つまり『彼女』自身が吸ったもの!
だが、あの年で!?いや、彼女は確か……自分を『先生』と言っていたな………!!
まさか彼女は本当に『成人』というのか……!?
馬鹿な……学園都市……!!見た事もないような機械が多くあると思ったが……
ここの科学は『不老』まで可能としたというのかッ!?

恐ろしい……恐ろしいぞ学園都市ッ!

私は驚愕の新事実をどうにか胸の奥へ押さえ込む
彼女が『成人』……いや…『聖人』だったとは……
再び、鼓動が私を襲ってくる
落ち着け……何か気が紛らわせそうな物……

おお!『テレビ』だ!テレビをつけよう!
ニュースは私を落ち着かせてくれる……きっと……

ポチッとな

1ch....「本日の料理です、本日はイチゴおで」
次、2ch...「WRRRYYYY!!!死ねェェェ!」
次…3ch...「速報です!今日未明、アメリカの刑務所で脱獄が」
……4ch…「このように特定の自販機を蹴る事で、不正にジュースを得ている女子が」

ここに『平穏』はないのかァーーッ!?
『普通』な物が何一つないじゃあないかッ!
ここで落ち着けるわけがあるかァァァ!!

ハァハァ……!!全く……!
ここで暮らすのかと思うと頭痛が………

しょうがない、小萌さんには悪いが外出をさせてもらおうかな
この部屋では私の『胃』がもたないよ……

とりあえずその辺りをブラブラしてこよう
私は気の向くまま、歩を進めた
道中、ドラム缶のようなロボットを見かけたり
空に浮かぶ気球のような飛行船を眺めたり
それなりに『平穏』な一日が過ごせた

ように思えた

小萌さんの家に帰る途中、もはや、お決まりと言っても良いようなやりとりが聞こえたのだ

そう、いわゆる『ナンパ』という奴だ
ナンパと言えば軽く思えるが、実際は『婦女暴行』に近かったがね……

いいか、先に言っておく『私からは』奴らの機嫌を損ねるようなしてはいない

全ては奴らからだった

いつだって……『馬鹿』というモノは理解出来ない……
どうして、自分から厄介ごとに首を突っ込むのだろうな?
だまっていれば平和に過ごしていけるというのに………

34 :とある異界の来訪者編 ◆tyuVXY5AEU :2011/06/02(木) 23:24:09.66 ID:ZNsSnAxUo
最初、奴らの声を聴いた時は
あまりにも古典的な誘い方だったので笑いそうになってしまった

「よぉ~おねえちゃぁ~~ん?お茶しねえぇぇ~~?」

馬鹿が、やたら語尾を伸ばすなうっとおしい
そう思いながら声の出先を目で追う

そこには頭の悪そうな『不良達』とそれなりに頭の良さそうな『女生徒』がいた
どこからどう見ても紳士的な会話をしているようには見えない

「ちょっとでいいからよぉぉぉ~~~
一人ぼっちでサビシー俺たちに構ってくれてもいいんじゃあねぇぇかなぁぁぁ?」

当然、女生徒は腰までもある長い髪を振りながら
拒む様に逃げようとするが『手首』を掴まれる

この時から私はこの一連のやりとりが目から離せなくなった
35 :とある異界の来訪者編 ◆tyuVXY5AEU :2011/06/02(木) 23:26:26.42 ID:ZNsSnAxUo
「(貴様如きがまだ『未成熟』な『彼女』に手を出すんじゃあない!
彼女は繊細な物なのだ……少しの家事で荒れてしまったり
少しの過食で見るに耐えない『肉塊』になってしまう……
それを貴様のような脳みそが糞になったような猿が
力任せに「握っていい物』なんかじゃあないんだ!!)」

あくまで、あくまで心の中に留めたが
もう少しで白昼堂々、私の『好み』を大発表してしまうところだった……

気がつくと、目の前に不良どもがいた

「おいオッさんよぉぉ~~?
人がナンパしてるのがそんなに面白いかねえええ~~~~?」

この不良A(無論、アホのA)、頭の中身まで不良のようだな
動作不良もここまでいくとメーカーも引き取ってはくれまい

「ムカついたッ!すっげムカついた!!
おいオッさん!金だしな!慰謝料だ!この気持ちの慰謝料だ!」

不良B(バカの略)も中々の不良のようだ
例えるなら、同じ言葉しかコピー出来ない印刷機だ
私がこれを買った日には泣くに泣けないな
経費じゃあ絶対に落ちないだろうし……
36 :とある異界の来訪者編 ◆tyuVXY5AEU :2011/06/02(木) 23:27:55.10 ID:ZNsSnAxUo
「聞いてんのかよてめぇーはよぉぉぉおお!?」

しかたがない……無視してもついてこられるだろうしな……
関係のない小萌さんだけは巻き込むわけにはいかない………

だったら………

「それはすまなかったね、ほら、これでいいかな?」

『一万円札』をチラつかせてやる
馬鹿共め、動きに合わせて目を動かすなど……トンボか貴様らは……

「いいかい?今から投げるからね?
いくぞー……それッ!」

幼児に話しかけるような言葉遣いで言った事を
素直に首を縦に振りながら聞くところなど、もう逆に愛おしさすら感じるレベルだな

一万円冊はまるで『風』にさらわれたように『3m』先まで飛んでゆく

「俺だ!俺の金だ!やったあ!!」

さて、

「馬鹿が!これは俺の慰謝料だ!俺の慰謝料なんだよぉぉぉ!」

どっちが

「邪魔だ!どきやがれこのッ!」

先に

「てめー!足かけやがったな!てめーもだ!
てめーも後で慰謝料だ!絶対に慰謝料だ!!」


37 :とある異界の来訪者編 ◆tyuVXY5AEU :2011/06/02(木) 23:29:16.56 ID:ZNsSnAxUo













『女王』の触れた金を取れるかな?
38 :とある異界の来訪者編 ◆tyuVXY5AEU :2011/06/02(木) 23:30:20.28 ID:ZNsSnAxUo
「やった!とれる!とれるぞ………
…………ウゥゥォオパァァァァァ!!!!」

おお、先に取れたのはAの方だったか
こみ上げる笑いを噛み殺しながら不良達の方を向くと
Aが口を両手で抑えていたのが見えた

おそらく口で金をキャッチしたのだろう
軽い『爆破』に押さえてやったから全身が吹き飛ぶ事はなかったが
中々のブ男っぷりを晒している………
いや、むしろ先ほどよりもかなりルックスはイケメンかもしれないぞ……

私は背を向けて家に向かおうとすると声が聞こえた

「うぉぉぉぉ!てめぇぇぇよくもぉぉぉ!!」

おそらく不良Bが向かってきたのだろう
Aは今、喋るどころじゃあないだろうからな

後ろを向くまでもない

久しぶりに、彼女の降臨だ
私は声高らかに宣言した

『キラークイーンッ!』
39 :とある異界の来訪者編 ◆tyuVXY5AEU :2011/06/02(木) 23:33:12.16 ID:ZNsSnAxUo
キラークイーンは不良Bの振りかぶった『左腕』を受け止め

『へし折る』!!

乾いたマキが折れるように!
キラークイーンは優雅とも言える動きでBの腕を引き寄せ!!へし折ったのだ!!

「あぎゃぎゃぁぁぁぁ!!!
いてぇよぉぉぉ!!いてぇんだよぉぉぉぉぉ!!!」

そんな事ぐらい言われなくたってわかる

私は再び歩みを進める

だが

仮に、人との出会いが運命だとするならば
その運命を司っている神がいるとするならば


なぜ、私をほうっておいてくれないのだろうか?


「アンチスキルじゃん!!お前ら!神妙にするじゃんよ!!」

どこからともなく車が来たと思えば
あっという間に機動隊のようなものに囲まれてしまった

また厄介なのが……
アンチスキルだと……?どんな名前だ、親の顔が見たいものだよ…

「喧嘩があるとの通報を受けて来た!
当事者は大人しく出てくるじゃん!」

逃げる……のは無理だな……
しかたがない………
私は大人しく『アンチスキルさん』とやらに従う事にした

40 :とある異界の来訪者編 ◆tyuVXY5AEU [sage]:2011/06/02(木) 23:34:49.85 ID:ZNsSnAxUo
以上です

とうとう明日七部が完結ゥ!!
八部も中々奇妙な始まりだったぜ!!

それじゃ
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/06/02(木) 23:42:34.84 ID:p9ol3gnJ0
乙!
前スレはどうなったんだ……まさか、BADEND!?
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/06/02(木) 23:49:46.95 ID:DelaNO/w0

爆破に見えない攻撃…
学園都市の学生には多重能力に見えるのかもな
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/03(金) 00:04:06.66 ID:gNo97AAYP

詰んでねーかこれwwwwww
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/03(金) 00:52:09.61 ID:xwUKrCQJo

45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/06/03(金) 02:19:34.76 ID:a9fOR4WAO



爆弾つながりでフレンダとの絡みを期待してもいいかね?
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/06/03(金) 02:40:40.47 ID:/SOkX88X0
>>45
その場合、手首に惚れるのか脚線美に惚れるのか
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/06/03(金) 10:05:01.87 ID:Ax2/LnTAO
>>46
吉良なんだから手首だろ
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/03(金) 10:39:55.85 ID:6nlP2W2DO
分離した上半身からさらに手を分離させるわけだな
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) [sage]:2011/06/03(金) 18:04:08.16 ID:Zzi+csTAO
乙!
テレビ番組がカオスwwwwww
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2011/06/03(金) 22:38:12.12 ID:/NmReydRo
フレンタ /゙
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/04(土) 00:31:45.07 ID:ib4Td6cwo
>>47
いや間を取って足首かも知れん
52 :とある異界の来訪者編 ◆tyuVXY5AEU :2011/06/04(土) 00:49:30.50 ID:a4WQq4h6o
たぶん……たぶん4日後に投下します…
「4」って数字は縁起がわりーがしかたねえ……
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/06/04(土) 00:57:17.26 ID:5ppXps9Do
おお、待ってるぜ!
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) [sage]:2011/06/04(土) 02:16:53.73 ID:VFqd8XgAO
楽しみにしている
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/06/04(土) 18:54:41.34 ID:zolLBt2AO
………吉良って平穏な毎日を過ごすために相手は跡形もなく消滅させるんじゃなかったっけ
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/05(日) 08:49:05.87 ID:5uwQw+nDO
>>55爆破する前にアンチスキルが来たんじゃね?
それに吉良は緊急時(趣味がばれた時など)以外は人目に付きそうな外では殺人しないと思う。
緊急時もシアーハートアタック等で自分の正体がばれないように殺人をするはず
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/06/05(日) 10:56:44.08 ID:G8lZmHCn0
吉良のスタンドは操作性からレベル4ぐらい?
あとスタンドは幻想殺しで消せるのだろうか。
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/06/05(日) 22:17:05.19 ID:2Vpbu/QAO
>>57
まずスタンドには触られないからな

スタンド使いに触れば触ってる間は使えないんじゃね
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/06(月) 00:00:24.23 ID:n53/dUoOo
クイーンの爆弾は右手で触れてたら発動しなさそうだな
60 : ◆tyuVXY5AEU :2011/06/07(火) 00:51:47.46 ID:XTimCuxDo
投下します
61 : ◆tyuVXY5AEU [sage]:2011/06/07(火) 00:54:33.65 ID:XTimCuxDo
「あんたがやったんだろう!?いいかげん吐くじゃん!!」

ダムッ!!と机を叩きながら
アンチスキルさん、もとい、黄泉川愛穂は私を責め立てる

この詰め所に来た最初に、黄泉川愛穂という自己紹介を聞いた時は耳を疑った
こんなゴツい(手首が)女が『愛穂』だと?
ふざけるな、名前詐欺とはこのことだ
せめて名前のどこかに『ゴリ』は入れるべきだろうゴリ川さん

ちなみに私も自己紹介をしたが特に何も変わった『反応』は示されなかった
良かった、この世界では吉良吉影が『ニュース』に出てしまったような事は無いようだな…

彼女が刑事ドラマさながらの迫力で私を問い詰めてくる

だがその内容自体は私の耳には入ってこない
やかましいBGMを聞いているようなものだった

私の『心』はただ一つ、小萌さんが私を心配しているかしていないか
ただ、それだけが私の心を曇らせる
ここで愛想を尽かされれば私はお終いだ
あっという間にホームレス……嫌な響きだ……

さっき、電話を借りようとは思ったものの
このクソやかましい女がそれを許してはくれなかったのだ
62 : ◆tyuVXY5AEU :2011/06/07(火) 00:55:34.84 ID:XTimCuxDo
胸ぐらを掴まれる
揺らすな、頭痛がしてしょうがない

「おいおい……刑事さん…」

「刑事じゃないじゃん!アンチスキルじゃん!!」

おっと失礼

「じゃあ黄泉川さん、私が何かやったという『証拠』あるんですかね?」

すると目の前の女は声をつまらせる
63 :とある異界の来訪者 ◆tyuVXY5AEU [sage]:2011/06/07(火) 00:58:11.28 ID:XTimCuxDo
無論、あるわけがない
『スタンド』は『スタンド使い』にしか見えないのだから

私にはキラークイーンがバカ共を蹂躙しているのが見えるが
おそらく、彼女には『勝手に』腕が折れていってるように見えるのだろう

そもそも、私自身はあのバカどもを『消滅』させてしまいたかったのだ
だが、こんな地理も把握できていない場所で
そんな事をすれば誰が見ているか分からない
だからこそ、あの程度で済ませてやったのだ

そして、どうやらこの時代には『人を監視するカメラ』があるらしい
さっき、本人確認の為にその時のビデオを見たが、カメラアングルの多さに驚いた

やはり私の判断は間違っていなかったのだ!
この吉良吉影に間違いなどあってはならないッ!!そうに決まっている!!

彼女は文字通り『何百回』とそのビデオを再生していたが
やはり証拠は見つからなかったらしい
だから、私が吐く方に賭けたのだろう
64 :とある異界の来訪者 ◆tyuVXY5AEU :2011/06/07(火) 00:59:33.46 ID:XTimCuxDo
「証拠は………ないじゃん……」

ほらな

「じゃあ、さっさと家に帰してくださいよ……」

彼女の不信そうな視線は止む事がない嵐のようだ
隠そうともせずに私の方に向かってくる

「分かった……今日の所は帰っていいじゃんよ…」

やった、根比べに勝ったぞ!!
この吉良吉影が敗北する事などあってはいけないのだ!!

「だが!!」

何だ!?情報を小出しにするんじゃあない!!

「あんたの『身分証明書』を見せてもらってからじゃんよ!!」

65 :とある異界の来訪者 ◆tyuVXY5AEU :2011/06/07(火) 01:01:10.10 ID:XTimCuxDo
…………?

身分……?このわたしの………?

………ハッ!?

そうだ!そういえば!!

私はあの時に『飛ばされて』おそらく『行方不明』扱いとでもなっているはずだ!!

なら!ならそれならば!!

『この世界での私の存在はどうなっているのだ!?』

この世界は『統合』されたものッ!!
ここはいくつもの世界を『統合』し、元から統合されていたかの様に『歴史の修正』を施された世界だ!!
だが『統合』された時に私はこの世界に『いなかった』!!
ならばあの大統領がおこなった『歴史の修正』に加えられていなくもおかしくはない!!

いうなれば私は!!

『存在しない存在』とでもいうのかッ!?
66 :とある異界の来訪者 ◆tyuVXY5AEU :2011/06/07(火) 01:03:40.64 ID:XTimCuxDo
「さあ!!とっとと見せるじゃんよ!!」

黙っていろ乳女!!今、考えをまとめている所だ!!

「どうした?何か見せられない理由でも……あるのかァ………?」

クソ!クソ!クソォ!!どうする!?
…この女………『消す』か……?

「だいたい、この街に大人がいる事自体が珍しいのに
身分すら不明なんて怪しさMAXじゃんよ!!

いやいやいや!それはマズイぞッ!!
さっきの場所ですらあんなにカメラが有ったのだ!!
ここに無いはずがないッ!!

「よォーしッ!!まずはポケットをひっくり返せェェェ!!
五秒だッ!!五秒以内に捲り上げるじゃん!!」

グオオ……何故だ……!?何故このわたしにこんな事が……!?
あっていいはずがないぞ……!!あっていいはずがないのだ……!!

とはいえ、従わなければどうなるかわかったものじゃあない……!

彼女に従い、ズボンのポケットをひっくり返す
67 :とある異界の来訪者 ◆tyuVXY5AEU :2011/06/07(火) 01:05:08.69 ID:XTimCuxDo
まずは『右』だ
見覚えのあるサイフが出てくる

「ほほォ~?これがあんたのサイフじゃん?
中々良いブランド物じゃんよォ~!」

やかましい、貴様に指摘されなくても分かっている
ヴァレンチノだぞ、ヴァレンチノ

サイフの中身は昨夜のタクシー代で空っぽになってしまっていた

「今時クレジットカードも無し?めずらしいじゃん………」

『くれじっとかーど』?
この吉良吉影のいた時代にそんなものはなかったぞ?

「サイフには何も無し………
よしッ!じゃあ次じゃん!『左側』を出すじゃん!!」

何かあるはずがない
渋々、再び、彼女に従う事にした

左ポケットに手を突っ込む
68 :とある異界の来訪者 ◆tyuVXY5AEU :2011/06/07(火) 01:05:59.35 ID:XTimCuxDo






…………ガサリ!!
69 :とある異界の来訪者 ◆tyuVXY5AEU :2011/06/07(火) 01:07:43.95 ID:XTimCuxDo
「「ん!?」」

不本意だが彼女とハモってしまったがそんな事はどうでも良い!!
『何』だ!?これは!?

「なぁーに隠してるじゃぁ~ん?」

不審そうな目で私を見るなこの『雌牛』がァァァァ!!
私にだって分からないのだ!!貴様にわかってたまるかァァァァ!!

左腕を引き出す

これでアメでも出たら見逃してくれるだろうか…?
そんな事を考えていたが

出てきたのは

『私の身分証明書』だった

何だ……!?何時の間にこんなモノが……!?
さっきまではこのポケットは『カラ』だったはずだ………!!
思わずポケットを引きずり出すが、確かに今度は『カラッポ』だ

「ほぉーら!あったァーッ!!見せるじゃぁ~ん!!」

身分証明書をひったくられた

相手がご丁寧に読み上げるのを聞く
70 :とある異界の来訪者 ◆tyuVXY5AEU :2011/06/07(火) 01:09:36.65 ID:XTimCuxDo

「ふんふん……1976年の1月……30日生まれ……
血液型は……A型ね……」

何故だ!?何故、生年月日が『合っている』のだ!?
そんなモノを『作った』覚えはないぞ!?

「そして……職業は……?」

何!?『職業』!?それは少しマズイぞッ!!
いやッ!かなりマズイ!!
私がカメユーデパートに務めていた事を知ればッ!
この女は会社に『連絡』を取るだろうッ!!

だがッ!!

この吉良吉影を『辿らせる』事は絶対に避けねばならないッ!!
私は『平穏』を守り抜くのだッ!!

『キラークイーン』!!!

キラークイーンは手刀の構えを取り
黄泉川愛穂の首を切り落とさんと……ッ!!

71 :とある異界の来訪者 ◆tyuVXY5AEU :2011/06/07(火) 01:10:46.84 ID:XTimCuxDo









「へぇ~、あんた『教師』じゃん?」








72 :とある異界の来訪者 ◆tyuVXY5AEU :2011/06/07(火) 01:12:13.04 ID:XTimCuxDo
『殺人女王』の手刀が止まる

今、この女は何と言った?
きょうし?キョウシ?
それらの言葉が私の頭の中をグルグルと回る

そして漢字に変換する事を完了した

「私が教師だとォォォォォォォォォッ!?」

不肖、吉良吉影、人生で初めて『吠えた』瞬間であった

「貸せィ!!」

身分証明書をひったくる
そこには撮った覚えのない、いつもの私の顔じゃあない『川尻耕作』の顔写真があり
生年月日、職業という欄が確かに存在した
生年月日は……合っている……
職業は……やはり『教師』だと……!?

「でもあんたさァ~~『居住地』の欄が『空白』じゃん?
今、あんたどこに住んでるんじゃんよ?」

わたしがきょうしわたしがきょうしわたしがきょうしわたしがきょうしわたしがきょうしわたしがきょうしわたしがきょうしわたしがきょうしわたしが

それしか頭にない私にはその場を凌ぐ良い嘘が見つからず

「小萌……の……家…………」

そうとしかいう事が出来なかったのだ

するとさっきまで厳しかった視線が
急に噂話好きの主婦の『ソレ』となった
73 :とある異界の来訪者 ◆tyuVXY5AEU :2011/06/07(火) 01:15:13.15 ID:XTimCuxDo
「おいおいおいおい~!!小萌センセの家に……『同居』してるだとォ~!?
いや……この場合は『同棲』になるじゃん!?キャー♪
小萌先生も隅に置けないじゃァ~ん♪
しかも『呼び捨て』って………!!
よぉーし!これで小萌先生に一杯奢ってもらう口実ができたじゃん!!ラッキィィィ~!!」

ワタシガキョウシワタシガキョウシワタシガキョウシワタシガキョウシワタシガキョウシワタシガキョウシワタシガキョウシワタシガキョウシワタシガキョウシワタシガキョウシワタシガキョウシワタシガキョウシワタシガキョウシワタシガキョウシ

まだこの驚異的で脅威的な事実に支配される

「まー!小萌先生が一緒に住むような人だから
今回は『信用』して『不問』とするじゃん!
それにしても異性の教師同士で同棲とは……イカンですなァ~♪」

そういうと黄泉川愛穂は机をバンと叩き
軽快に飲みに行こうと虚ろなわたしに伝えると
小萌さんに電話をかけ始めたのだった……

74 :とある異界の来訪者 ◆tyuVXY5AEU :2011/06/07(火) 01:16:46.05 ID:XTimCuxDo
気がつくと私は『屋台』にいた
どうやら、強引に連れてこられたようだった
既に黄泉川愛穂は酔いつぶれて机に突っ伏している

ベンチの左端に私、右端には黄泉川愛穂

そして

「酷いじゃあないですかァ~!!」

ん?ああ、この人は……えーと…不老不死の……
話が飲み込めないな、何がひどいのだ?

「も~!あなたが私の家に『住んでいる』とか言うから
黄泉川しぇんしぇいがァ~~……うぇぇぇぇ~~~ん!!」

何だ?顔を『真っ赤』にしながら泣き始めたぞ?
とりあえず頭をスッキリさせたい

「すいません、お水を下さい……なるべく氷を多めに……」

そういうと屋台の親父というよりは『シェフ』寄りの男は

「オ・カピートォ……」

とだけ言いながら屋台の下に仕舞ったコップを取り出し、水を注いでくれた
75 :とある異界の来訪者 ◆tyuVXY5AEU :2011/06/07(火) 01:18:35.63 ID:XTimCuxDo
「ですからぁ~~~!!あなたがぁ~~~~!!
私とぉぉぉぉ……その……」

何だ?最後になんと言ったのか……?

話を遮り、親父が私にグラスを差し出してきた

「お待たせいたシました……」

出てきた、屋台には不似合いなピカピカのグラスにそそがれた水を私は飲み干す

美味い、こんな美味い水は初めてだ
これで『タダ』とは嬉しいな……

「もー、良いのですよ……
ところで………お名前、聞いてませんでしたね?
私は………」

おお、最近には滅多に見かけない自ら名乗るタイプの人間か
好感が持てるな

「貴女のお名前は知ってますよ、小萌さん
メモに書いていてくれたじゃあないですか」

おお!と可愛らしいリアクションを取りながら
小萌さんは私を見つめ直す

「じゃあ、あなたのお名前は何なのですか?」

おっと失敬

「失礼……私の名前は…」

私の自己紹介はGUUOOOHH!!!GYYAAAAAA!という雑音にかき消される
そう、黄泉川愛穂の『イビキ』だ
76 :とある異界の来訪者 ◆tyuVXY5AEU :2011/06/07(火) 01:20:52.61 ID:XTimCuxDo
「小萌さん、ちょっと待ってて下さいね
すいません、親父さん?『握り拳大の食材』はありますか?」

「オ・カピートォ…」

そういうと親父は『モッツアレラ・チーズの塊』を渡してきた
礼を言いながら受け取り、塊を黄泉川愛穂の口に詰める

おお、快適だ

では改めて

「小萌さん、私の名前は吉良吉影
『これからも』よろしくお願いします」

営業で培った75度の礼に小萌さんもアセアセと首を振る

「そ、そんなご丁寧にしなくてもいいのですよ!!
『こちらこそ』よろしくなのです!!」

クックック……お気づきだろうか……
先ほどの会話の中に私の『テクニック』が潜んでいた事を……

いいか?私は『これからも』と言い、彼女は『こちらこそ』と言った!!
つまりだ!!もう数日は彼女の家に住む口実が出来たのだ!!
屁理屈だと!?なんとでも言うがいいッ!!
この年でホームレスの仲間入りだけは嫌だ!!私のプライドが許さないからなッ!!

我ながら完璧……そんな優越感に浸る……

「BOOOHHHUUUAAAAAAA!!!」

やかましい噴射音と共にチーズが机に転がり出る
何だ騒々しい

「こ……[ピーーー]気じゃん!?」

はて、何の事やら

77 :とある異界の来訪者 ◆tyuVXY5AEU [saga]:2011/06/07(火) 01:21:18.64 ID:XTimCuxDo
「すいません小萌さん、ちょっと待ってて下さいね
すいません親父さん、『握り拳大の食材』はありますか?」

「オ・カピートォ…」

そういうと親父は『モッツアレラ・チーズの塊』を渡してきた
礼を言いながら受け取り、塊を黄泉川愛穂の口に詰める

おお、快適だ

では改めて

「小萌さん、私の名前は吉良吉影
これからもよろしくお願いします」

営業で培った75度の礼に小萌さんもアセアセと首を振る

「そ、そんなご丁寧にしなくてもいいのですよ!!
こちらこそよろしくなのです!!」

クックック……お気づきだろうか……
先ほどの会話の中に私の『テクニック』が潜んでいた事を……

いいか?私は『これからも』と言い、彼女は『こちらこそ』と言った!!
つまりだ!!もう数日は彼女の家に住む口実が出来たのだ!!
この年でホームレスの仲間入りだけは嫌だ!!私のプライドが許さないからなッ!!

我ながら完璧……そんな優越感に浸る……

「BOOOHHHUUUAAAAAAA!!!」

やかましい噴射音と共にチーズが机に転がり出る
何だ、騒々しい

「こ……殺す気じゃん!?」

はて、何の事やら

78 :とある異界の来訪者 ◆tyuVXY5AEU [saga]:2011/06/07(火) 01:22:57.34 ID:XTimCuxDo
「夜も更けてきましたねー
そろそろお開きにしましょうかー」

そうですね、と相槌を打つ
今日は色々な事がありすぎた……眠りたい……

その時だった

「HHYAAAAAHHHAAAAAA!!!」

酔っている(と思しき)不良がバイクにこちらに向かって来るッ!!
改造をしているようだ、普通の車と速度が大差ない!

「死ねェェェェェ!!黄泉川ァァァァ!!
仲間の恨みじゃあァァーーーッ!!」

どうやらこの雌牛に用があるようだ
まったく騒々しいったらないな
79 :とある異界の来訪者 ◆tyuVXY5AEU :2011/06/07(火) 01:24:23.48 ID:XTimCuxDo
だが、『感心』しない!
確かに人にものを伝える事は素晴らしいッ!!
だがッ!!『許されざる』方法でなら話は別だ!!
無関係の他者を巻き込んだり無力な相手を襲う事など言語道断ッ!!
少し……いや、『タップリ』と!
『痛い目』にあって貰うぞッ!

吉良は無意識のうちに、かつて川尻しのぶに抱いたような感情を抱いていたッ!
確かに彼が言うのは『矛盾』しているということもあるだろう!!
だが!今の彼には『純粋』なる気持ち!!『月詠小萌を守りたい』!!
ただのそれだけしか頭に無かったのだ!!
80 :とある異界の来訪者 ◆tyuVXY5AEU :2011/06/07(火) 01:27:04.44 ID:XTimCuxDo
キラークイーンを発現させッ!!小石を拾いッ!!
暴走バイクの『前輪』に投げつけるッ!!

パァァァァァン!!というタイヤの破裂音の小気味良い音に続くは
前輪が沈み込んだ事によるバイクの後輪の『跳ね上がり』!!

「にゃにぃぃぃぃ!?」

不良は空高くスカイハイッ!!

後に残るは暴走バイクッ!!勢いは衰えずッ!!
こちらへ突撃して来る事をやめない!!

「きゃああああああああ!!」

小萌の悲鳴はトランペットのように響き渡るッ!!

だが!だが吉良吉影は『戸惑わない』ッ!!

問題なく!!まったく問題なくッ!!
何も来なかったかのようにバイクを『爆破』ッ!!『消滅』させる!!
音は無いッ!!後に残るはまるで指揮者が演奏を止めた後
拍手が来るのを待っている間のような静けさだった!!

そして今頃落ちてきた不良をキラークイーンでキャッチする
不良は泡を吹いていたが無視して放り投げく

そして、今までバイクの向かって来る方を向いていた吉良吉影は振り返り

ただ一言、

「帰りましょう?」

そういいながら呆気にとられる黄泉川愛穂を残して、小萌の手を握ったのだった


81 :とある異界の来訪者 ◆tyuVXY5AEU :2011/06/07(火) 01:28:01.38 ID:XTimCuxDo
以上です

次はいつか分からないです

それじゃ
82 :とある異界の来訪者 ◆tyuVXY5AEU :2011/06/07(火) 01:28:41.76 ID:XTimCuxDo
以上です

次はいつか分からないです

それじゃ
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/07(火) 01:30:45.16 ID:bbbxNXhIo

84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/07(火) 07:05:58.41 ID:OK2Ivq3Do
面白いです
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/07(火) 07:25:17.76 ID:NOSEcj5DO
ディ・モールト・ベネッッ!!
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/06/07(火) 08:04:26.95 ID:9ZXjWwUu0
乙!
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/07(火) 16:32:00.99 ID:P6MAWV+MP

吉良のテンションイカれてんなwwww
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2011/06/07(火) 17:17:06.94 ID:Im1cHQ8Eo
黄泉川流石になんかあるって気付くだろこれwwwwwwwwwwwwwwwwww
いや、大人が能力者とかありえないからそっちの発想には至らないか
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/06/07(火) 18:33:18.96 ID:o4+BXfCro
せっかく不問になったのにwwwwww

世紀末なスキルアウト(?)もいたもんだな
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/07(火) 19:08:17.03 ID:NRA6prbDO
ロリコン吉影
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2011/06/07(火) 19:41:05.56 ID:Lum+/Kkqo
おつー

>>90
たまたま好きになった手首が幼かっただけだ!
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) [sage]:2011/06/07(火) 20:33:50.47 ID:Ba7Rgp4AO
乙!
屋台の親父がwwww
93 :とある異界の来訪者 ◆tyuVXY5AEU :2011/06/07(火) 20:51:43.82 ID:XTimCuxDo
>>91
吉良「まだ査定すらしていないぞッ!!」

次はだいたい5日後ぐらいかな?
あくまで目安としといて下さい

それじゃ
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/07(火) 21:07:25.64 ID:P6MAWV+MP
ロリ ペド影とは新しい
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/07(火) 21:37:05.14 ID:iI90K1YSo
全然上手くない!!
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/08(水) 01:26:16.25 ID:W14Wa7SDO
>>94 私は小萌の様な可憐な幼女を守ろうとする吉良の「愛」に感動し
敬愛の念を抱き彼を「愛の戦士(ロリコン)」と呼んだんだ・・・
「ペド」の様なクズと「愛の戦士」を一緒にするんじゃないッ!
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/08(水) 01:50:30.17 ID:rr5vje9fo
何言ってんだオメェ?
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2011/06/08(水) 05:14:12.51 ID:K4gddaEro
ロリコンとペドフィリアは一線を画す
混同されては困る
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/08(水) 19:25:13.38 ID:rr5vje9fo
まあ、原義としては、ペドは『総合的な子供好き』 ロリは『少女を性的に好き』だから、
逆転しているな
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/06/09(木) 09:32:43.76 ID:LKV0H+mAO
>>98
さすがIDがエロなだけあって説得力があるな
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/09(木) 16:48:01.98 ID:yWdtxuHIO
>>99
ペドは病気、ロリコンは趣向
が通俗的な分け方だな
102 : ◆tyuVXY5AEU :2011/06/12(日) 20:15:37.30 ID:gxVphk1xo
ちょっと日をまたぐけど今日投下します
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/12(日) 20:26:20.41 ID:sfdo0gpWo
待っていたぞ!
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2011/06/12(日) 21:06:16.81 ID:ZopCmgnCo
上条さんの右ひじあたりを爆弾化して嫌がらせしたい
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2011/06/12(日) 22:42:29.74 ID:/Mvj3oFjo
じゃあ俺は上条さんの左足の小指を爆弾化して嫌がらせしたい
106 : ◆tyuVXY5AEU :2011/06/13(月) 00:07:54.60 ID:Tmw9fKzdo
投下
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/13(月) 00:09:37.43 ID:b1a77haeo
迎撃
108 : ◆tyuVXY5AEU :2011/06/13(月) 00:11:33.10 ID:Tmw9fKzdo
7月11日、本日は晴天なり
テレビでは少年向けのヒーロー番組をやっていたり
朝っぱらからのんびり出来る最高の曜日だ
杜王町にいた頃ならピクニックにでも行こうかと思っていただろうな

そして『今の』私はどこにいると思うかね?

サンジェルマン?だとしたら最高だね

体育館?二度といくかあんな場所、忌々しい

刑務所?吹き飛ばすぞ貴様

さて、今、私がいる場所を言う前に
一つだ、一つ『こんな場所』にいる言い訳をさせてくれ
別に信じられなかったら信じなくたって良い…だが言わせてくれ……

あの時の私は『ハイ』になりすぎたのだ……
.
..
...
109 : ◆tyuVXY5AEU :2011/06/13(月) 00:16:24.64 ID:Tmw9fKzdo
7月11日、日の出のまだずっと前
私は二人の女性の『エスコート』を受けていた
それも二人ともある意味、『対極』のタイプと言っても過言ではないな
それに、なかなか両方とも『上玉』だ……
しかも、二人に手を『つながれて』いると来たものだよ……

羨ましいと思うかね?
本当に羨ましいと思うかね?

失礼
説明が足らなかった
おそらく、この説明さえすれば君たちも考えが変わるだろうな
私は二人に私の『手』を『手錠』でつながれているのだ
私が『逃げられない』ようにね………

「今から吉良ちゃんには施設で『能力検査』を受けてもらうのですよー」

私は彼女を救った報酬に『検査を受ける権利』をありがたく頂いてしまったのだ

……ふざけるな、この私に能力がある事を公表されたら……
必ず誰かが『嗅ぎつけてくる』に決まっているぞ……!!
110 : ◆tyuVXY5AEU :2011/06/13(月) 00:19:02.83 ID:Tmw9fKzdo

うう……この…この吉良吉影にこんな事があって良いはずがない……
バイクから救ったあとに小萌さんに手を差し出した結果が
『手錠でカチャリ』など……笑えるか……

ここはしらばっくれて……

「能力?何を言ってるんです?私はただの平凡な……」

「平凡な男にバイクを『消失』させることは不可能じゃーん」

このクソッタレ黄泉川が……!!余計な事を……!!!

グム………他に何か良い言い訳が…

む?

待てよ

今まで気に留めなかったが……『能力検査』だと…?


とすると……この町には『スタンド使い』が大勢いるのか…?
いや、黄泉川愛穂が私のした事が分からなかった事から
スタンド使いはいないと考えるのが妥当だ…
111 : ◆tyuVXY5AEU :2011/06/13(月) 00:22:09.81 ID:Tmw9fKzdo
「小萌さん、この街には能力を持った人がいるのですか?」

はぁ?と飽きれたような声でプッツン黄泉川が声を上げる
貴様には聞いていないッ!!私は!小萌さんに聞いたのだ!!

「あんた教師の癖にそんなことも知らないじゃん?
この街の学生のほとんどは、大なり小なりはあるが能力者じゃんよ
でも能力を持てるのは『子ども』だけじゃん
だから、あんたの『バイクを消失させた事』が『奇妙』なんじゃんよ!」

なるほど……『記憶』したぞ……
能力使用が出来るのは子どもだけなんだな……
つまりこの街は『能力養成』のためにあるわけだ……

しばらく無言が続く
すると一行は歩みを止めた

「ほら、着いたじゃん」

私の眼前には馬鹿でかい施設がそびえ立っていた
まるで今から私を一飲みにでもしそうな雰囲気を漂わせて
112 : ◆tyuVXY5AEU :2011/06/13(月) 00:24:17.95 ID:Tmw9fKzdo
「……ゴホッ!!ゴホッ!!ゔゔ…!
小萌さん……私、どうやら風邪を……」

フハハ!!渾身の『仮病』だ!!吉良吉影の奇妙な冒険完!!

すると私の先を進む小萌さんはこちらを振り返りもせずにいう

「ここは病院も兼ねてるのですよー
ここのお医者さんにかかれば風邪なんか5、6時間で消し飛んじゃうのですー」

冒険……続いてしまったぞ………

というか、そんな薬は本当にあるのか?
もはや特効薬じゃあないか……ノーベル賞モノだぞ……

そうこうしてるうちにアホの黄泉川が手続きを済ませてしまった
113 : ◆tyuVXY5AEU :2011/06/13(月) 00:26:17.72 ID:Tmw9fKzdo
「ほら、あんたが一番乗りじゃん
小萌先生と一緒にさっさと行ってくるじゃんよ!」

子どもか私は

そのまま私は小萌先生にズルズルと引きずられていった
言っておくが、断じて私はこんなキャラじゃあない……!!
こんな災難は億泰のようなアホにこそあってしかるべきなのだ……!!


お?
………そうか
そうだ!!私が能力を持ってないとしらばっくれれば……
簡単な事じゃあな……

「私が見た事をやらないと家から叩き出すのですよー」

と、小萌さんが笑顔ですかさず私に叩き込む
笑顔でなんてひどい事を抜かすんだ
読心能力でもあるのかこの小娘……いや、吸血鬼め……

どうする…能力を出せばこの街では『彼女』を作れなくなる……
かといって追い出されて行く当ては……

114 : ◆tyuVXY5AEU :2011/06/13(月) 00:28:44.73 ID:Tmw9fKzdo
診察室に通された
クソ……まだ対策を考えられない……

中にはカエルそっくりの医者がいた
今にもゲロゲロと鳴き出しそうだな
癪だが、カエルに指示される

「じゃあ、そこのベッドに寝てくれるね?」

「……よろしくお願いします…」

ペコォーと頭を下げたところで見逃してくれるはずもない

「ちょっと電極付けるよ?」

電極にちょっともクソもあるか……
ペタペタと奇妙な感触の電極を裸の上半身に付けられる
小萌さんは見まいとしているのだろうか
両手で顔を覆っているが、指の隙間がスカスカだった
115 : ◆tyuVXY5AEU :2011/06/13(月) 00:29:58.83 ID:Tmw9fKzdo
「はい、じゃあ『AIM拡散力場』を測るよ」

『えーあいえむ』?何か分からんが好きにしろ
もう、まな板の上の何とやらだ……

.
..
...
....
.....

静寂
静寂
静寂
静寂
静寂

.....
....
...
..
.
116 : ◆tyuVXY5AEU :2011/06/13(月) 00:32:26.91 ID:Tmw9fKzdo
「あれ?」

カエル顏の医者が怪訝な顔をしたのを見て
小萌先生が不安そうな声で聞く

「どうかしたのですか?」

カエルが禿げ上がった頭を掻きながら
困った声で小萌さんに伝える

私にとっては『天使の福音』とも言える言葉を


「彼は『能力者』じゃあないね?」


は?と私と小萌さんの間抜けな声が病室内に響いた
117 : ◆tyuVXY5AEU :2011/06/13(月) 00:36:01.73 ID:Tmw9fKzdo
「彼が能力者じゃあないってどういうことじゃん!?」

待合室に戻ってきた私たちの説明を受けた黄泉川愛穂は叫ぶ
やかましいぞ、病院では静かにと学ばなかったのかこのスカタンめ

小萌さんが『不思議』そうな顔で呟く

「……AIM拡散力場が発生していないのです……」

おっと、そのえーあいえむとやらは何だ?
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥というからな
この辺で質問しておこう

「小萌さん、その…えーあいえむなんとかというのは……?」

ぶー、と唇を尖らせて、彼女は私に説明してくれる

「…簡単に言ったら、能力者が無意識に放つ『力の波』のようなものなのです……」

彼女が言うにはこうだった
・能力者はAIM拡散力場というモノを必ず放っている
・能力者が能力を使用するには、これが『自分だけの現実』とやらに干渉しないと出来ない
・だが私からはそれが出ていない

だそうだ
118 : ◆tyuVXY5AEU :2011/06/13(月) 00:40:12.49 ID:Tmw9fKzdo
……フ…フフ………フハハハハ…
フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!
やった…!やったぞ…!!やはりっ!!運命はッ!!この吉良吉影に味方してくれているッ!!
つまり!!この街の『能力』は『スタンド』とは一線を画するのだッ!!
つまり!私がいくらキラークイーンを使用しようと
『AIM拡散力場』という証拠は残らない!!
完璧だ……!!この街は私にとっての『理想郷』だ……!!

「吉良ちゃん?吉良ちゃーん?聞いてるのですかー?」

おおっと……いけないいけない……
また『ハイ』になっていたようだな……
小萌さんが改まった様子で私を見つめる

「疑ってごめんなさいなのです……」

小萌さんがピンク色の髪を振り下ろしながら礼をする
やはり小萌さんは良い……おっと、性的にじゃあないぞ
近頃、礼儀を解していない奴が多すぎるのだ…

「良いんですよ……疑いさえ晴れればね……」

私は上っ面だけだが寛容の笑みを浮かべる
もっとも、この気分で笑顔をこぼさないという方が難しいのだ

だが

「あんた……やっぱり『臭う』じゃん……」
119 : ◆tyuVXY5AEU :2011/06/13(月) 00:42:10.28 ID:Tmw9fKzdo
目の前の女、黄泉川愛穂はこちらに再び『敵意』の視線を向けていた

「私は見たじゃん……タイヤの前輪がいきなり破裂したのも!!
あのバイクが消えたのも!!あの少年が『何か』に支えられる様に着地したのも!!
小萌先生!あなたも見たじゃん!?」

フン……言ってろ……
この吉良吉影、ここで食ってかかるほど間抜けじゃあない

「黄泉川先生!それは言い過ぎなのですよ!
さっきの診断でも吉良ちゃんは能力者じゃないって出たじゃないですか!!」

フフフ……『信頼』というモノは作っておくべきだな
私が危機に陥った時、支えとなる命綱になりうるようだ……
もう既に小萌さんは『篭絡』しているッ!!
120 : ◆tyuVXY5AEU [sage]:2011/06/13(月) 00:44:40.13 ID:Tmw9fKzdo
「だが!私の『心』は言っている!!
こいつは『臭い』!!『ゲロ以下の悪』の匂いがプンプンするじゃんよォ!!
少なくともこいつは『善人』じゃあないじゃん!!」

黄泉川はあくまで己の心に従うようだ
さぞかし心に自信があるのだろう……
それにしても、貴様の心とやらも当てになるもんだな…
まあ…他人に『信じられる』かどうかは置いておいてだが……

すると黄泉川愛穂は駆け出した
当てなどないのだろう、私と小萌さんのすぐそばを駆け抜ける

「待ってください!黄泉川先生!!」

小萌さんも慌てて駆け出す
私は止めない、止めたところでどうしようもないだろう
『納得』なくして『先』には進めない
そして無理やり納得する事は黄泉川愛穂の『心』とやらが許さないだろう

二人が出て行ったあと、正午を告げるサイレンが鳴り響いた
これから『ぶらつき』でもするかな……
私の足は『第七学区』へ向かったのであった
121 : ◆tyuVXY5AEU :2011/06/13(月) 00:52:07.37 ID:Tmw9fKzdo
打ち止め
この>>1がもっと長文を打てると思ったのかこのマヌケがァァァ!!

一応ここまででとある異界の来訪者編は終了です
というか、タイトルのとある~のセンスがなさすぎるので
とりあえずキラークイーン関連でQueenの曲名とかと絡めていこうかと思います

次回から「レイジング・オン・サンデー・アフタヌーン編」です

禁書風に付けるなら
「とある二人の買物戦争『ファーストコンタクト』」ってところかな

次回は未定です

それじゃ
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/13(月) 00:54:15.82 ID:f9ouRohNo

来訪者と聞くとどうしてもバオーを思い出すな
作者繋がりでそう名付けたのかもしれんが
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/06/13(月) 01:45:02.38 ID:Gx8GJ3JAo
え?つまり続きがあったら
それは違うスレでってこと?
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/06/13(月) 20:06:46.84 ID:rIlCumnAO
いっそ幽霊仕様の吉良先生でも良かったかも
>>1さん乙っす
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) [sage]:2011/06/14(火) 03:47:54.04 ID:41hFXuvAO
乙!
今さらだけど、毎回の吉良の語りが面白いな
次回は何するんだ一体wwww
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/15(水) 02:21:45.62 ID:SI/mkBDqo
幽霊仕様の吉影先生は間違いなく仕事に生き甲斐を持ってる
でも上条さんに触られて腕が消されちゃって尼さんの腕がスペアにされちゃうんですね
127 : ◆tyuVXY5AEU [sage]:2011/06/16(木) 00:10:52.62 ID:BSCg0VbKo
ちょっと間が空きます!気長に待っててね!

>>123
このスレ内で1話、2話みたいにしていこうかと
文章がおかしかった、すまんねジャーニー君

とりあえず予定としては
ある程度禁書のストーリーに沿って
途中からオリジナルに移行しようと思ってます

それじゃ
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/06/16(木) 21:06:44.48 ID:cNIXhEtjo
うむ、期待しよう
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/20(月) 04:15:37.90 ID:OMwUq21SO
キングクリムゾン!
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/06/24(金) 19:04:51.31 ID:TMsoi5Vyo

131 : ◆tyuVXY5AEU :2011/06/25(土) 19:08:21.67 ID:vpzWLASuo
来週の土曜に投下します
時間は未定
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/06/25(土) 23:36:37.79 ID:FYKAizmK0
了解
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