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コードギアス 艦これのルルーシュ「第一話 魔神、再誕」 「第二話 鹿屋基地」

2015年02月02日 19:20

1 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/03(土) 16:34:13.00 ID:zLyUBGNuo
注:このSSにはコードギアスの重大なネタバレがあります

未見の方はブラウザバックを推奨します


「第一話 魔神、再誕」

~ゼロ・レクイエムより1カ月後、神根島~

ジェレミア「ここでいいのか? C.C.?」

棺を地に降ろし、ジェレミアは緑髪の魔女に問いかけた。

C.C.「ああ……ここでいい……」

棺の中には第99代神聖ブリタニア皇帝、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが眠っている。

C.C.「苦労したろ? ルルーシュの遺骸を守り続けるのは……」

ジェレミア「これも、我が忠誠の証だ、どうということはない」

C.C.「それでも、ゼロ・レクイエムの混乱の中でルルーシュの遺骸を確保するのは至難
     の業だったろうに……ルルーシュに代わって礼を言わせてもらう」

ジェレミア「この御方の苦悩に比べれば、何程の事があろうか……礼など不要だ」

C.C.「……」
3 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/03(土) 16:37:56.37 ID:zLyUBGNuo
ジェレミア「一つ聞いてもよいだろうか?」

C.C.「何だ?」

ジェレミア「埋葬地をこの場所にしたのは分からないでもない……ルルーシュ様を埋葬し
      たいなどという者は、ごく限られているからな……それに、ギアスに翻弄され
      たこの御方を縁のあるこの遺跡に埋葬するのも、理解できる……」

C.C.「……」

ジェレミア「だが、埋葬を1カ月も待たせたのは何故だ?
      私としては、早くこの御方に安らぎをもたらしてほしかったのだが……」

C.C.「確認したい事があったからな」

ジェレミア「それは?」

C.C.「もう済んだ事だ……ルルーシュは確かに死んだ、甦る事もない……後は、埋めて
     やるだけだ」

ジェレミア「むぅ……」
4 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/03(土) 16:39:19.97 ID:zLyUBGNuo
C.C.「それじゃ、墓穴を掘るのをお願いするよ」

ジェレミア「うむ……KMFがあれば楽なのだが……」

C.C.「仕方あるまい、日本人はいまだKMFに心理的抵抗がある……KMFを運用する
     など、ルルーシュの遺骸を運び込むより面倒かもしれんぞ?」

ジェレミア「それもそうだな……まあ、これも農作業の予行練習だと思ってやってみるさ」

C.C.「そういえば、田舎でオレンジ農家をやるんだって? ジェレミア、お前、余程そ
    の呼び名が気に入ったのだな?」

ジェレミア「我が主より賜った忠義の名だ、忘れはしないさ」

C.C.「そうだったな……フフッ」

そう言ってC.C.が昔を懐かしむように笑った瞬間、突然遺跡が鳴動し始めた。

ジェレミア「な、何だ!?」

C.C.「バカな! 私は何も遺跡に干渉していないぞ!?」

ゴゴゴ……
5 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/03(土) 16:41:01.72 ID:zLyUBGNuo
遺跡の鳴動と共に棺の蓋が開き、ルルーシュの遺体がまるで何者かに持ち上げられる様に
宙に浮きはじめた。

ジェレミア「ル、ルルーシュ様!!」

C.C.「アーカーシャの剣が作動している……!?」

宙に浮いたルルーシュの遺体は、ゆっくりと遺跡の紋様に向かって吸い寄せられていく。

C.C.「い、いかん! ジェレミア! 止めろ!!」

ジェレミア「承知!!」

ジェレミアがルルーシュの身体を引き留めようと突進した時、その身体は目に見えない壁のような物に遮られた。

ガギンッ!!

ジェレミア「ぐあっ!!」

C.C.「まさか……Cの世界の意思……?」
6 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/03(土) 16:43:02.12 ID:zLyUBGNuo
ルルーシュの身体はもう半ば遺跡の扉に吸い込まれている。

C.C.「ま、待て! 何処へいく、ルルーシュ!?」

C.C.は必死にルルーシュの身体に取り縋る。

ジェレミア「ぐ……ギアスを持つ者しかこの先へは進めないというのか……!!」

ジェレミアが見えない壁を越えようとするが、何度試してみても跳ね返されるばかりだ。

C.C.「ルルーシュ!! お前は私の……!」

C.C.が何か言いかけた時、二人の身体は完全に遺跡の扉に吸い込まれた。

ジェレミア「ル、ルルーシュ様……」

ジェレミアがその場にへたり込んだ時、既に遺跡の鳴動はピタリと収まっていた。
7 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/03(土) 16:45:01.35 ID:zLyUBGNuo
~神根島?~

C.C.「……きろ! ……起きろ! ルルーシュ!!」

ルルーシュ「……C.C.……? ガハッ、ゴホッ!!」

目覚めると同時に、ルルーシュは肺から大量の血液を吐いた。

C.C.「起きたか……傷は塞がっていたが、肺に血が残ってたんだろう……」

ルルーシュ「何故……ガハッ! 俺が……生きて……ゴホッ!!」

C.C.「言いたい事は分かるが、とりあえず、全部吐くまで喋るな」
8 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/03(土) 16:47:02.90 ID:zLyUBGNuo
血を全部吐き終えて、一息ついたルルーシュはC.C.を質問攻めにした。

ルルーシュ「……それで、神根島で俺を埋葬しようとしたら遺跡が発動してここに飛ばされ
      て、俺が生き返っていただと?」ゴホッゴホツ

C.C.「そうだ……正直、何が何だか分からん」

ルルーシュ「……シャルルのコードが知らぬ間に俺に移っていた、という可能性は?」

C.C.「その可能性を考えて、お前の遺体を1カ月の間保存して観察していたが、お前は
     完全に死んでいた……念の為、そこらにある草でお前の指を切ってみたのだが
     ……」

ルルーシュ「ああ、これか……」

ルルーシュの小指からは血が滴っていた。

C.C.「傷がもう一度復元する様子もない……お前にはコードは移っていない」

ルルーシュ「……」
9 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/03(土) 16:49:02.41 ID:zLyUBGNuo
ルルーシュ「……俺の死後、世界はどうなった?」

C.C.「……概ね、お前の予測通りだ」

ルルーシュ「詳しく聞きたい」

C.C.「ブリタニアは合衆国へと姿を変え、ナナリーが初代大統領となった……スザク…
     …いや、ゼロがその後見人となり、国際連邦への参加を協議している所だ」

ルルーシュ「日本は?」

C.C.「元黒の騎士団の扇要が首相となり、独立を果たした……ブリタニアや中華連邦と
     の友好条約も調印された」

ルルーシュ「扇か……」

C.C.「……思う所があるか?」

ルルーシュ「まさか、俺はそれほど狭量じゃない、妥当な人選だと思っただけだ」
10 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/03(土) 16:51:02.81 ID:zLyUBGNuo
C.C.「この世の全てがお前を憎もうとも、私はお前を誇りに思う。
     お前はナナリーの望む「優しい世界」を実現させたんだ」

ルルーシュ「フン……母親気取りか?」

C.C.「坊やは生き返っても口が悪いな……フフッ」

ルルーシュ「しかし、生き返ってもこの世に俺の居場所は無い……」

C.C.「……」

ルルーシュ「C.C.……もし良かったら、俺と二人で、何処か誰も知らない場所で……」

ルルーシュがそう言いかけた時、砲撃の炸裂音が鳴り響いた。

C.C.「!!」

ルルーシュ「戦闘だと!? 内戦地帯の国にでも飛ばされたのか、俺達は!?」
11 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/03(土) 16:53:08.97 ID:zLyUBGNuo
~海上~

長門「41センチ砲、一斉掃射だ!! てぇーっ!!」ドォン

赤城「敵殲滅……やっと沖ノ島を攻略できましたね……」

長門「良し!! 神通達水雷戦隊は残敵掃討と周辺警戒にあたれ!」

神通『了解です、長門さん!』
12 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/03(土) 16:55:01.47 ID:zLyUBGNuo
~沖ノ島~

ルルーシュ「バ、バカな……! あの護衛艦らしき艦に掲げられているのは……!」

C.C.「日ノ丸……」
13 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/03(土) 16:57:01.89 ID:zLyUBGNuo
次回予告

馬鹿な……! 日本は平和になった筈だ!
海上で暴れているのはテロリストか、それとも……。
いずれにせよ、俺は真実を見定めなければならない……。
ナナリーの望んだ「優しい世界」を守るためにも……!
その為なら……俺は……!!

次回「鹿屋基地」

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23 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/04(日) 15:23:41.13 ID:/bzXepRdo
「第二話 鹿屋基地」

~沖ノ島~

C.C.「どうやらこちらを捜索しているようだな……」

ルルーシュ「海上をスケーティングしている……? 足に何かフローティングする装置で
      も付けているのか……?」

C.C.「どうする? ルルーシュ?」

ルルーシュ「接触してみよう……まずは現状を把握しなくては……場合によっては……」

C.C.「……ギアスを使うのか?」

ルルーシュ「非常事態だ、致し方あるまい」
24 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/04(日) 15:25:01.03 ID:/bzXepRdo
~海岸~

神通「! 長門さん! 沖ノ島に人影が見えます! 武装はしていません、民間人のようで
   す!」

長門『こんな場所に民間人が……? 怪しいな……とりあえず簡単な尋問をしろ、場合によ
   っては、拘束も許可する』

神通「了解です!」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/04(日) 15:26:30.27 ID:MQxdxKcE0
来てた
26 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/04(日) 15:27:18.52 ID:/bzXepRdo
C.C.「こちらに向かってくるな……」

ルルーシュ「何も知らない一般人を装うんだぞ……いいな?」

C.C.「その恰好でか?」

ルルーシュは皇帝の装束を着ていた。

ルルーシュ「お前等が棺にこの格好で入れたんだろうが!」

C.C.「こんな事になるとは誰も思わないだろう?」

ルルーシュ「……とにかく、皇帝ルルーシュだと気付かれても、こちらにはギアスがある」

神通「そこの人達! 両手を上げてこちらに来てください!」チャキッ

ルルーシュ「ああ……」

ルルーシュ(何だ……あの武器は……? まるで軍艦の艤装を模した物のようだが……)

神通(何? この人……? まるで舞台役者みたいな格好してこんな所に……怪しすぎる
   ……それに、横の女性……あれは拘束服?)

神通「そこで止まってください! この艤装は人間に対しては効果が薄いですが、それでも
   当たると痛いですよ!」

ルルーシュ「……抵抗はしない」

神通「簡単な尋問をさせてもらいます」

ルルーシュ「ああ……それより……」

ルルーシュは目のゴミを取るふりをしてコンタクトを外し、

ルルーシュ「俺の質問に全て答えてもらおうか」シュィーン

ギアスを発動させた。
28 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/04(日) 15:31:11.75 ID:/bzXepRdo
神通「……? 質問しているのはこちらのほうです! まずは貴方達の国籍を教えてくだ
   さい」

ルルーシュ「!?」

C.C.「!」

ルルーシュ(ギアスが効かない!? 何だこの女!? いや、俺のギアス能力が失われてし
      まったのか?)

神通「……? どうしました?」

ルルーシュ「い、いや……何でもない……出身はブリタニアだ……」

ルルーシュ(日本とブリタニアは国交を回復した……この解答に間違いは無いはずだ……)

神通「ブリタニア? それは何処ですか? EUの一部ですか?」

ルルーシュ「な、何っ!?」

C.C.「!?」

神通「?」
29 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/04(日) 15:33:02.85 ID:/bzXepRdo
ルルーシュ「何を言ってる! 元の神聖ブリタニア帝国だ! 現ブリタニア合衆国の!!」

神通「そのような国名は聞いたことがありませんが……」

ルルーシュ「な……!!」

神通「……もう一度聞きます、貴方達の国籍は?」チャキッ

ルルーシュ(訳が分からない……い、いや、今は怪しまれているこの状況を何とかする必要
      がある……そういえばこの女、さっきEUと言ったな?)

ルルーシュ「国籍は……EUだ……」

神通「EUですか、EUのどの国ですか?」

ルルーシュ「イングランド州……いや、イングランドだ……」

神通「英国ですか、では次の質問です、何故この島にいたのです?」

ルルーシュ(どう答えれば自然か……)
30 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/04(日) 15:35:01.31 ID:/bzXepRdo
ルルーシュ「近くをクルージングしていたら戦闘に巻き込まれてしまってね……この島に
      打ち上げられてしまったのさ」

ルルーシュ(これで……どうだ?)

神通「クルージング?」

ルルーシュ「ああ……」

神通「そうですか……では、貴方達を拘束させてもらいます」

ルルーシュ「そうか……理由を聞いてもいいか?」

神通「この沖ノ島周辺海域は国際協定によって民間船の航行が禁じられています。
   そもそも、深海棲艦がいるこの時世に、クルージングなどありえません」

ルルーシュ(シンカイ……セイカン……?)

神通「貴方達は怪しすぎます……独断ですが、スパイ容疑で拘束させてもらいます」

ルルーシュ「分かった……行き違いがあるようだ……取り調べでもなんでもしてもらおう」

神通「……分かりました、では、ボートを用意しますので、それで護衛艦「おおすみ」に搭
   乗してください、鹿屋基地で尋問を受けてもらいます」

ルルーシュ「ああ……お手柔らかに」

神通「それは、そちら次第です」


~「おおすみ」内部~

下士官「おおすみには営倉などの施設は無い為、この下士官室で我慢してください」

ルルーシュ「ああ」

下士官「外側から鍵は掛けられませんが、私が警備していますので、暴れたり、脱走する事
    の無いようにお願いします」

ルルーシュ「分かっている……ああ、それと」

下士官「はい?」

ルルーシュ「私に便宜を図ってくれないか?」シュィーン

下士官「……了解しました」

ルルーシュ(ギアスは失われていない……とすれば、何なのだ、あの女は……?)
33 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/04(日) 15:39:14.37 ID:/bzXepRdo
コンコン

ルルーシュ「C.C.、いるか?」

C.C.「……遅い」

ルルーシュ「そう言うな……時間が無い、手短に伝えるぞ」

C.C.「何だ……」

ルルーシュ「基地で何を聞かれても、知らぬ存ぜぬで通せ、全て俺が知っていると言え」

C.C.「ギアスは健在か……」

ルルーシュ「ああ……」

C.C.「では、また後でな」
34 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/04(日) 15:41:02.91 ID:/bzXepRdo
~鹿屋基地、提督私室~

(仮)提督「悪いが、取り調べ室など無いのでね、ここで我慢してもらおうか」

ルルーシュ「構いませんよ」

仮提督「君には不自然な点が多々あると報告があった、まずは日本に来た目的から……」

ルルーシュ「その前に……」

仮提督「ん? 何か……」

ルルーシュ「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる! 我が僕となれ!!」シュィーン

仮提督「……了解しました……」

ルルーシュ「よし……まずは、世界情勢からゆっくり教えてもらおうか……」

仮提督「はい……」
35 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/04(日) 15:43:01.22 ID:/bzXepRdo
ルルーシュが仮提督から聞き出した世界情勢は、自らの常識とは全くかけ離れた物だった。
この世界ではジョージ・ワシントンは戦死しておらず、ブリタニア帝国が存在した形跡も無
い。
新大陸におけるアメリカ合衆国の勃興とその隆盛……この世界における太平洋戦争……大
日本帝国とその敗北……原子爆弾……。
そして戦後の高度経済成長を経て、今現在に至る……。

ルルーシュ「では、この日本ではサクラダイトは産出されていないのか?」

仮提督「サクラダイト……? 何ですかそれは……?」

ルルーシュ「……いや、何でもない……それでは、エネルギーは何で賄っているのだ?」

仮提督「主に火力、水力、原子力発電です……」

ルルーシュ(原子力……フレイヤの様な物か……)
36 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/04(日) 15:45:02.57 ID:/bzXepRdo
ルルーシュ「質問を変えよう、俺を捕縛した、あの女は何者だ?」

仮提督「神通ですか……? 彼女は艦娘で、軽巡洋艦です……」

ルルーシュ「艦娘とは何だ?」

仮提督「3年前から現れた深海棲艦を相手にするために突如現れた……」

ルルーシュ「待て、話が前後した、まずはその、深海棲艦とやらについて説明してくれ」

仮提督「はい……」
37 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/04(日) 15:47:27.41 ID:/bzXepRdo
仮提督「……」

ルルーシュ「どうした? 話してくれ」

仮提督「……奴等については、未だほとんど何も分かっていません……3年前に突如世界中
    の海上に現れ、制海権を握りました……」

ルルーシュ「制海権を? それでは、島国の日本は干上がってしまうのではないのか?」

仮提督「はい……国民は今、かつての経済大国の見る影もなく、飢えに苦しんでいます……
    限られた物資は空輸するか、前倒しで作られた樺太トンネルによる大陸からの輸
    送に依存しています……」

ルルーシュ「……」

仮提督「奴等には通常兵器は通じません……米国により核も使用されましたが、無駄に終わ
    りました……」

ルルーシュ「通常兵器が通用しない? それでは、どうやって戦っている?」

仮提督「艦娘です……」

ルルーシュ「何?」
38 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/04(日) 15:49:38.11 ID:/bzXepRdo
仮提督「深海棲艦による被害が深刻になっていくある日、彼女達は突然海上に現れ、太平洋
    戦争時の軍艦の名前を名乗りました……」

ルルーシュ「軍艦の名前?」

仮提督「はい、「自分たちは軍艦の記憶を持っている」と……初めは懐疑的だった軍も、彼
    女達が実戦で威力を発揮するのを見て、各地に彼女達が力を発揮する為の鎮守府
    を作りました……この鹿屋基地もその一つです……」

ルルーシュ「まとめると、艦娘とは何だ?」

仮提督「解明されていません……昔の軍艦が甦った戦闘妖精だと言う人もいます……」

ルルーシュ「艦娘の入手手段は?」

仮提督「バラバラです……当初は戦闘に勝利した後に海上に突然現れたりしていました
    ……今は、志願した娘が、艦娘の協力を得て艦娘に「なる」ケースもあります
    ……」

ルルーシュ「なるほど……だいたい分かったよ……」


~鹿屋基地、談話室~

神通「長門さん、あの人達、どうなるんでしょう?」

長門「さあな、いずれ憲兵が来て判断するだろう……」

神通「それはそうですけど……」

長門「何だ? 引っ掛かる事でもあるのか?」

神通「何だか、あの人達と話した時、違和感を感じたんです」

長門「違和感?」

神通「はい、まるで、おとぎ話の中から出てきた人のような印象を受けて……」

長門「フフ……錯覚だよ、それは……おとぎ話や奇跡など、この世にある筈も無い……」

神通「はあ……」

仮提督「ああ、二人とも、ここにいたのか……」

長門「ああ、ていと……!」

神通「!」

ルルーシュ「……」

C.C.「……」
40 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/04(日) 15:53:16.52 ID:/bzXepRdo

神通「て、提督! 何故この人達がここに!?」

仮提督「ああ、この人達の嫌疑は晴れた」

長門「憲兵を待たずに決定していいのか?」

仮提督「ああ、この人達は英国から派遣された極秘大使で、特殊任務を負っていた……。
    任務内容を秘匿する為、行き違いがあったようだが、それも解消された」

神通「はあ……それなら憲兵の尋問にかける訳にはいきませんね……」

長門「話が出来過ぎているな……大使館に問い合わせなくていいのか?」

ルルーシュ「高度に政治的な任務なので、大使にも知らされていないんだ、手を煩わせてし
      しまって済まなかったね?」

長門「フン……これに懲りたら、二度と戦場に足を踏み入れぬ事だな」

ルルーシュ「気を付けるよ」
41 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/04(日) 15:55:02.55 ID:/bzXepRdo
神通「それで、わざわざ談話室に来てまで、何の御用でしょうか……?」

ルルーシュ「なに……拾い上げてくれたお礼が言いたくてね……それと……」

長門「それと?」

ルルーシュ「俺達の服は流されてしまってね……これ以外に無いんだ。
      街を案内して、服屋を紹介してくれないかな?」

神通「確かに、その恰好じゃ悪目立ちしすぎますね……分かりました、私が案内します」

長門「この国の通貨は持っているのか?」

ルルーシュ「なんとか、ね」

C.C.(ここの提督から巻き上げたからな……)
42 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/04(日) 15:57:01.29 ID:/bzXepRdo
次回予告

常識の全く異なる異世界……ナナリーのいない世界……
俺はこの世界に何故飛ばされた?
ナナリー達のいない日本を守る必要があるのか?
しかし、ここにも苦しむ弱者がいる……
俺は……俺は……どうすればいい!?


次回「日本制圧」


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