コードギアス 艦これのルルーシュ「第八話 九十九里浜血戦」 最終回「優しい世界」

2015年02月07日 19:35

218 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/17(土) 12:41:27.57 ID:UIGbjm/vo
「第八話 九十九里浜血戦」

~おおすみ 艦橋~

長門「で、どうする?」

ルルーシュ「どうする、とは?」

赤城「レ級は、果たし状でおおすみと艦娘以外の介入を禁止してきました……これを破れば
   太平洋の全深海棲艦の総力を挙げて日本を攻めると……」

北上「今まで連勝できてたのは、日本軍と他国海軍の連携で足止めできてたおかげだから
   ね~……それが無いのはちょっちキツいよ」

ルルーシュ「問題ない」

大井「はぁ……」

木曾「相手の指定したポイントで戦うんだろ? 策をしかけられるのか?」

ルルーシュ「ポイントを指定して、こちらに地形の情報を集めさせた時点で向こうの負けだ」

榛名「というと、やっぱり策はあるんですね?」

ルルーシュ「無論だ……お前達はこれから指定する通りの陣形を敷いているだけでいい。
      レ級は今回で沈める」

長門「陣形だけで勝てるものなのか?」

ルルーシュ「フ……覚えておけ、戦いとは、始まる前から勝敗が決しているものだ」

長門「ふむ……」

操舵手「まもなく九十九里浜に到達します!」

ルルーシュ「よし、これより必勝の陣形を伝える。 その後、発艦せよ」

全員「了解!!」


~九十九里浜~

赤城「! 来ます!」

海岸線沿いに、レ級が単騎で水飛沫をあげながらやってきた。
その眼は血走っている。

レ級「コンドコソ……コンドコソ……!!」

レ級は戦場を見渡す。

レ級(ナンダ……? ヘンナジンケイヲ……)

艦娘達は二手に分かれ、沖合に、北上、大井、木曾が固まり、砂浜の側に長門、榛名、赤城
が陣取っている。

レ級「ザコハアトマワシダ!! マズハアタマヲツブス!!」

レ級は長門に狙いを定め、突撃してきた、が突然足を取られる。

レ級「ナ、ナンダ!?」

ルルーシュ『よし!! 離岸流にかかった!!』

レ級は離岸流に嵌り、そのまま北上達のいる沖合に流されて行く。

ルルーシュ『雷撃三連発だ!! 足を狙え!!』

北上「こっちに向かってくる相手なら外さないよっ!!」

大井「くらいなさい! 全弾斉射!!」

木曾「くらいやがれ!! 無能野郎!!」

ズッドーーーーーーーン

レ級「グワアアアアアアアアッ!!」

極限にまで強化された雷撃が全弾レ級に命中した。

ルルーシュ『よし! 北上、大井、木曾は戦線より離脱せよ! 長門、榛名、赤城! トドメをさせ!』

長門「了解!!」

レ級「ク……クソガ……コレジャ……カエレナインダヨ……」

赤城「諦めなさい!!」

赤城が艦載機で爆撃する。

レ級「ガ、ガハッ!! コンナンジャ……コウワンタチニカオムケガ……」

長門「沈めっ!!」

ドッゴーン

レ級「グッ……ナ、ナンデ……コウナッタ……」

榛名「貴方はっ! 私達の未来にとって邪魔なんです!!」

レ級「ワ……ワタシハ……タダ……」

榛名「私達は!!」

レ級「ワ、ワタシハ……」

榛名「明日が欲しいんです!!」

レ級「アシタガ……ホシカッタ……ダケナノニ……!」

ルルーシュ『!!』

ドォン ドドォン

レ級「……グ……オ……」

レ級は榛名の連撃により、海中に沈んだ。


~おおすみ、艦橋~

C.C.「終わったな……我々の勝利だ」

ルルーシュ「……そうか……そういうことだったのか……」

C.C.「ルルーシュ?」

長門『やったぞ! 完全勝利だ!』

榛名『やりました!』

ルルーシュ「……」

榛名『……提督? どうしました?』

だが、その声はルルーシュに届いていなかった。

ルルーシュはこの日、世界の真実を見つけた。


次回予告


最終回「優しい世界」


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「最終話 優しい世界」

~沖ノ島~

下士官「現在、指定されたポイントを重点的に掘削しております」

ルルーシュ「御苦労……引き続き作業を続行してくれ」

下士官「ハッ!」

C.C.「……」

ルルーシュ「……どうした、C.C.?」

C.C.「お前の探している物の見当はつくが……この島に目星を付けた理由は何だ?」

ルルーシュ「勘だな、それと、最初にここに飛ばされた、というのが引っ掛かっている」

C.C.「勘か……」

ルルーシュ「異世界では、ギアス嚮団に頼る訳にもいかんしな」


~3時間後~

下士官「提督! 大規模な遺跡のような空間を発見しました!」

ルルーシュ「やはりあったか……長門、聞こえるか?」

長門『聞こえている、私達はこのまま海上護衛を続けていればいいのか?』

ルルーシュ「ああ……敵が来襲してきた場合、指揮はお前に任せる」

長門『……レ級クラスの敵が来た場合、どうすればいい? 策はあるのか?』

ルルーシュ「策は不要だ……その場合、時間稼ぎをしてくれればいい」

長門『……分かった、何をするのかは知らんが、こちらは最善を尽くす』

ルルーシュ「頼む……よし、C.C.、行くぞ」

C.C.「……ああ」


~遺跡内~

ルルーシュとC.C.は紋様の描かれた扉の前に立った、と同時に、紋様が何もしていないのに発光する。

ルルーシュ「やはり呼んでいるな……Cの世界が……」

C.C.「……」

ルルーシュ「行くぞ」

C.C.「……ああ」

二人が扉に触れると、その身体が扉の中に吸い込まれていった。


~海上~

大淀『! 敵反応あり! この反応は……戦艦棲姫です!』

長門「提督と連絡は取れるか?」

大淀『それが……先程から通信が途絶していて……』

長門「そうか……」

榛名「提督抜きで、本当に大丈夫でしょうか?」

加賀「提督が何をやっているのかも気になります……」

長門「信じるんだ」

北上「そうは言ってもさ~……」

長門「提督はこれまで日本の為に尽力してきた……きっと今回の任務も平和の為になる事だろう……」

榛名「はい! 提督の邪魔はさせません!」

島風「絶対、提督の役に立つんだから!」

長門「よし……全艦、戦闘態勢に移行する!!」

全員「了解!!」


~仮想空間内~

ルルーシュとC.C.は、神殿にも似た空間内の階段を上る。

C.C.「Cの世界が……ラグナレクの接続も無しに姿を見せている……」

ルルーシュ「まあ、そうだろうな……」

C.C.「……ルルーシュ、ここで何をする気だ?」

ルルーシュ「……」
239 : ◆49.TJH/nk6 [saga]:2015/01/17(土) 18:59:06.08 ID:UIGbjm/vo
ルルーシュ「シャルルの野望を砕いた時……俺はCの世界にギアスをかけた……」

C.C.「ああ……」

ルルーシュ「あの時、俺はこう言った……『明日を』と……」

C.C.「……」

ルルーシュ「シャルルとマリアンヌの望んだ静止した世界は砕け、俺達は未来を手に入れた」

C.C.「ああ」

ルルーシュ「だが……そのギアスが世界を越え、時空を歪め、この世界に影響を及ぼしたと
      したら?」

C.C.「何……?」

ルルーシュ「俺は『明日』を願った……だが、それがこの世界の海中に沈んでいた無念を
      抱いた魂と共鳴し、命を吹き込んでしまった……」

C.C.「それが……」

ルルーシュ「そう、『深海棲艦』と『艦娘』だ」

C.C.「……」

ルルーシュ「今も、彼女達は戦っている……手にしたかった『明日』を求めて……」


~海上~

加賀「くっ……強い……」

戦艦棲姫「……レキュウノカタキヲトラセテモラウ……!」

島風「させないよっ!!」

長門「我々は必ず勝つ!!」

榛名「明日をこの手に掴む為に!!」


~仮想空間~

C.C.「では、Cの世界が我々をこの世界に飛ばした理由は……」

ルルーシュ「世界の修正をさせる為だ……」

C.C.「……ずいぶん遠回りをしてしまったな……」

ルルーシュ「ああ……願うだけでよかったのだ……」

C.C.「……」

ルルーシュ「望むだけでよかった……」


ルルーシュ「ならば俺は再び願おう!!」

ルルーシュはコンタクトを外し、

ルルーシュ「Cの世界よ! 集合的無意識よ! いやさ、神よ!!」

天空を睨み、

ルルーシュ「これが俺の最後のギアスだ!!」

ギアスを発動させた。


ルルーシュ「優しい、平和な世界を!!」


~海上~

戦艦棲姫「ナ、ナンダ……コノユレハ……?」

赤城「沖ノ島から……!」

長門「光が広がっていく……!?」

榛名「提督……!」


そして世界は、光に包まれた。


~三カ月後、群馬県、前橋市~

路上で二人の男女が肩をぶつけた。

??「きゃっ!」

ルルーシュ「あ、すみません、大丈夫ですか?」

??「あ、はい……」(やだ、この人カッコいい……)

ルルーシュ「では、これで……」

??「あっ! お財布、落とされましたよ?」

そう言って女性は落ちた財布を差し出す。

ルルーシュ「あっ、すみません……貴女、学生さんですか?」

??「はい、そうですけど……」

ルルーシュ「お礼を言いたいので、学校とお名前を伺ってもよろしいでしょうか?」

??「あ、はい、前橋看護大学2回生の、安中榛名です」(ナ、ナンパかな?)ドキドキ

ルルーシュ「分かりました、では、後日大学の方へお礼を言わせて頂きます……では、 これで失礼」

榛名「は、はい……」

??「榛名ー、早くしないと講義に遅れちゃうよー?」

榛名「あ、ごめん、レっちゃん、今行くね」

レっちゃん「さっき話してたヤツ、誰? ナンパ?」

榛名「お財布拾ってあげただけだよー……でも……」

レっちゃん「?」

榛名「なんだか……どこかで会った事があるような……懐かしい気が……」

ルルーシュはC.C.と合流した。

C.C.「気は済んだか?」

ルルーシュ「ああ……元気に学生をやっているようで安心した……」

C.C.「皆、それぞれの人生を歩んでいるな」

ルルーシュ「ああ……長門は女性初のメジャーリーガー、金剛は英会話講師、伊勢はバスガイド、扶桑は芸者……」

C.C.「赤城と加賀は保育士、島風は普通の中学生……」

ルルーシュ「優しい世界か……いいものだな」

C.C.「ああ」

ルルーシュ「C.C.」

C.C.「ん?」

ルルーシュはC.C.の肩を抱いた。

ルルーシュ「二人で生きていこう……この『優しい世界』で……」

C.C.「……ああ」

C.C.はそう答えると、にっこりと笑った。


                          (完)


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