2009年09月15日 07:36
シンをコードギアス25話直後の世界に放り込んでみる
STAGE5へ
名前: ◆ozOtJW9BFA mailto:sage [2007/09/01(土) 12:39:00 ID:???]
STAGE6「スザク奪還作戦」
「おっちゃん、よくこんなナイトメア用意できたな」
シンは自分の前に立つ一機のナイトメアを見上げるようにして話しかける。
「ただ、サザーランドは用意できなかった・・・・すまんな」
そう、シンの前にあるのはサザーランドの旧式にあたる機体、グラスゴーであった。
「気にしないでくれよ、俺はこれでも全然問題なしだからさ」
あいてがサザーランドならこれで十分いけると前回の戦闘でシンは確信を持っていた。
「あいつの軍事裁判はあと3日後だがなにか作戦はあんのかい?」
「いや、特に決めてない・・・・とりあえずあいつをブリタニアから救う・・・・それだけだ」
そう言ってシンは仮眠をとるため布団を被り眠りに入った。
眠ったシンを見ながら店主は一人タバコをふかしていた。
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名前: ◆ozOtJW9BFA mailto:sage [2007/09/01(土) 12:39:00 ID:???]
STAGE6「スザク奪還作戦」
「おっちゃん、よくこんなナイトメア用意できたな」
シンは自分の前に立つ一機のナイトメアを見上げるようにして話しかける。
「ただ、サザーランドは用意できなかった・・・・すまんな」
そう、シンの前にあるのはサザーランドの旧式にあたる機体、グラスゴーであった。
「気にしないでくれよ、俺はこれでも全然問題なしだからさ」
あいてがサザーランドならこれで十分いけると前回の戦闘でシンは確信を持っていた。
「あいつの軍事裁判はあと3日後だがなにか作戦はあんのかい?」
「いや、特に決めてない・・・・とりあえずあいつをブリタニアから救う・・・・それだけだ」
そう言ってシンは仮眠をとるため布団を被り眠りに入った。
眠ったシンを見ながら店主は一人タバコをふかしていた。

「こいつ・・・なんで他人のためにここまで・・・・でもそういうやつは、嫌いじゃないけどな・・・・・」
「それは、私も同意見だな」
いきなり声をかけられ店主は店の入り口を見るとそこには仮面を被り、マントをつけたいかにも怪しい人物が立っていた。
「なっ!・・・誰だお前は!?」
「ふふっ、安心しろ・・・私は敵じゃない」
「それを信じろってか・・・・・」
「別に君の意思は関係ない」
男の片目が開き目が見えたと思った瞬間・・・・
「いつもどうりに店ですごしているんだ・・・・・・」
そう言い放つと店主は何も無かったかのようにまたタバコを吸い始めた。
「そうだ、それでいい・・・」
「誰だ・・・・お前?」
「ほう、目を覚ましたか・・・はじめまして、私は・・・ゼロ」
ゼロと名乗るその人物に対してシンは警戒心を解くことはなかった。
「いや・・・はじめましてではないな、あのシンジュク事変以来だ・・・・・」
「シンジュク!?まさか・・・お前あの時の・・・!!」
「そういうことだ・・・・あの時は助かったよ、N1」
「それで・・・俺に一体何の用だ?」
「簡単なことだ、私に協力して欲しい・・・・」
「協力?」
「そう、枢木スザク・・・・彼を救出することだ」
それを聞いてシンは驚いた、偶然にも自分の目的と一致しているからである。
「なんでお前があいつを助けようとする、なにか理由でも・・・・?」
「彼の存在は過程でしかない・・・大事なのは私という存在の披露だ」
「あんたっていう存在・・?」
「そうだ、この私というブリタニアへの反逆の象徴となる人物の始まりの舞台なのだよ・・・」
「反逆・・・ね、だが忘れるな・・・お前のことは完全に信用したわけじゃない、あくまで目的が同じだから協力するだけだ」
「十分さ・・・・・」
そういって仮面の男・・ゼロは手を差し伸べてくる、シンはその手を軽く握り返した。
「では早速だが、作戦を説明しよう・・・・・」
こうしてシンは準備に取り掛かっていった。
枢木スザク軍事裁判当日、道路の脇には大量の人が並んでいた。そこへサザーランド4機に囲まれた一台の車が通っていく。
「クロヴィス様を返せー!!」
「このイレブンが!よくも殿下を!!」
縛り付けられたスザクに対して大量の野次が飛んできたが、スザクはじっと前を見続けていた。
「ジュレミア様、前から車が一台近づいてきます!!」
「ほう、おもしろい・・・この状況でいったい誰が・・・」
そこへやってきたのは一台の立派な車、しかし屋根に変な箱らしきものが立っていた。
「止まれ!!そして車から降りて来い・・・」
ジュレミアがそういうと車から一人の仮面を着けた人物が降りてきた。
「なかなかいい度胸をしている、さていくつか質問に答えてもらおうか」
仮面の人物は一言も喋らなかったが、不意に言い放った。
「私は・・・・・・ゼロ」
そう言った瞬間周りがざわつく。
「ゼロ・・・・か、それで貴様の目的は?」
ジュレミアは銃を構えつつ近づいていく。
「簡単なことだ・・・枢木スザク、彼を解放してほしい・・・・」
「それは不可能だ。なぜならあのイレブンは殿下殺害の重罪人だからだ!!」
「そうか・・・まあぁそう言うとは思ったよ。では交渉だ、彼を解放すれば私は黙っていよう・・・『オレンジ』を」
「オレンジ?一体何を言って・・・・」
「私の死と同時に発表されるだろう。貴様も人に知られたくは無いだろう・・・・『オレンジ』を」
「だから何の話を・・・・!!」
そう言おうとした時男の片目が見えた気がした。
「『オレンジ』になりたくないなら・・・・私たちを全力で見逃せ!!・・・・枢木スザクもだ!」
ジュレミアが何かを喋ろうとする前に後ろの二機がハーケンで戦闘不能状態となっていた。
「グラスゴーだと!?いつの間に・・・・?」
キューエルが反応をし構える前にグラスゴーが詰め寄って直ぐに戦闘不能の状態にされた。
「片付いた・・・あとは・・・」
シンがスザクの方を見るとゼロが車に近づいていくのが見えた。
「止まれ!!それ以上近づくようなら命は無いぞ!!」
スザクの両脇に立つ兵士が威嚇をするが男は全くひるまない。
逆に彼らに向けて銃が放たれた。
「貴様たち・・・何をやっている!!すぐにその男を解放しろ!!!」
「ジュレミア卿!しかし・・・・」
またジュレミアが銃を撃つ。
「いいか!!このジュレミア・ゴットバルトが命令しているのだ!!やつらを全力で見逃せとな!!!」
そう言われ兵士はおとなしくゼロにスザクを引き渡す。
「そうだそれでいい!!全員手出しをするなよ!!全力で見逃がすんだ!!」
「オレンジ君・・・通るよ」
ゼロがジュレミアの横を通るが彼は何もしない、それどころか道を空けてしまったのだ。
「まさかここまですんなりいくなんてな、それよりオレンジって・・・・?」
シンは疑問に思ったがまずは逃げることが先と判断しゼロ・カレン・スザクの三人を抱えナイトメアを走らせる。
そしてある廃ビルに着いた。
「ゼロは枢木と二人っきりか・・・・」
扇はそう言うとシンの前に立った。
「なあ、やっぱり一緒に戦わないか?」
シンは彼を見ることもなく立ち去ろうとした。
「なぁ!・・・なんでそこまで一人で戦おうとするんだよ!」
扇の叫びにシンは振り向いてつぶやいた。
「もう・・・失いたく・・・ないから」
そんな彼の顔を見て誰も何も言えなくなった。
とても自分たちより年下の少年が見せる顔とは思えなかったからである。
シンはそのまま去っていった・・・時を同じくして枢木スザクもゼロの元から去っていった。
そしてこの日エリア11の新総督が決定したのであった・・・・
「待っていろゼロ・・・かならず我が弟の敵はとる・・・・」
ルルーシュのあらたな戦いの舞台は彼が望もうと望むまいと直ぐに準備されていくのだった・・・・
次回STAGE7「二人の皇女」
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「それは、私も同意見だな」
いきなり声をかけられ店主は店の入り口を見るとそこには仮面を被り、マントをつけたいかにも怪しい人物が立っていた。
「なっ!・・・誰だお前は!?」
「ふふっ、安心しろ・・・私は敵じゃない」
「それを信じろってか・・・・・」
「別に君の意思は関係ない」
男の片目が開き目が見えたと思った瞬間・・・・
「いつもどうりに店ですごしているんだ・・・・・・」
そう言い放つと店主は何も無かったかのようにまたタバコを吸い始めた。
「そうだ、それでいい・・・」
「誰だ・・・・お前?」
「ほう、目を覚ましたか・・・はじめまして、私は・・・ゼロ」
ゼロと名乗るその人物に対してシンは警戒心を解くことはなかった。
「いや・・・はじめましてではないな、あのシンジュク事変以来だ・・・・・」
「シンジュク!?まさか・・・お前あの時の・・・!!」
「そういうことだ・・・・あの時は助かったよ、N1」
「それで・・・俺に一体何の用だ?」
「簡単なことだ、私に協力して欲しい・・・・」
「協力?」
「そう、枢木スザク・・・・彼を救出することだ」
それを聞いてシンは驚いた、偶然にも自分の目的と一致しているからである。
「なんでお前があいつを助けようとする、なにか理由でも・・・・?」
「彼の存在は過程でしかない・・・大事なのは私という存在の披露だ」
「あんたっていう存在・・?」
「そうだ、この私というブリタニアへの反逆の象徴となる人物の始まりの舞台なのだよ・・・」
「反逆・・・ね、だが忘れるな・・・お前のことは完全に信用したわけじゃない、あくまで目的が同じだから協力するだけだ」
「十分さ・・・・・」
そういって仮面の男・・ゼロは手を差し伸べてくる、シンはその手を軽く握り返した。
「では早速だが、作戦を説明しよう・・・・・」
こうしてシンは準備に取り掛かっていった。
枢木スザク軍事裁判当日、道路の脇には大量の人が並んでいた。そこへサザーランド4機に囲まれた一台の車が通っていく。
「クロヴィス様を返せー!!」
「このイレブンが!よくも殿下を!!」
縛り付けられたスザクに対して大量の野次が飛んできたが、スザクはじっと前を見続けていた。
「ジュレミア様、前から車が一台近づいてきます!!」
「ほう、おもしろい・・・この状況でいったい誰が・・・」
そこへやってきたのは一台の立派な車、しかし屋根に変な箱らしきものが立っていた。
「止まれ!!そして車から降りて来い・・・」
ジュレミアがそういうと車から一人の仮面を着けた人物が降りてきた。
「なかなかいい度胸をしている、さていくつか質問に答えてもらおうか」
仮面の人物は一言も喋らなかったが、不意に言い放った。
「私は・・・・・・ゼロ」
そう言った瞬間周りがざわつく。
「ゼロ・・・・か、それで貴様の目的は?」
ジュレミアは銃を構えつつ近づいていく。
「簡単なことだ・・・枢木スザク、彼を解放してほしい・・・・」
「それは不可能だ。なぜならあのイレブンは殿下殺害の重罪人だからだ!!」
「そうか・・・まあぁそう言うとは思ったよ。では交渉だ、彼を解放すれば私は黙っていよう・・・『オレンジ』を」
「オレンジ?一体何を言って・・・・」
「私の死と同時に発表されるだろう。貴様も人に知られたくは無いだろう・・・・『オレンジ』を」
「だから何の話を・・・・!!」
そう言おうとした時男の片目が見えた気がした。
「『オレンジ』になりたくないなら・・・・私たちを全力で見逃せ!!・・・・枢木スザクもだ!」
ジュレミアが何かを喋ろうとする前に後ろの二機がハーケンで戦闘不能状態となっていた。
「グラスゴーだと!?いつの間に・・・・?」
キューエルが反応をし構える前にグラスゴーが詰め寄って直ぐに戦闘不能の状態にされた。
「片付いた・・・あとは・・・」
シンがスザクの方を見るとゼロが車に近づいていくのが見えた。
「止まれ!!それ以上近づくようなら命は無いぞ!!」
スザクの両脇に立つ兵士が威嚇をするが男は全くひるまない。
逆に彼らに向けて銃が放たれた。
「貴様たち・・・何をやっている!!すぐにその男を解放しろ!!!」
「ジュレミア卿!しかし・・・・」
またジュレミアが銃を撃つ。
「いいか!!このジュレミア・ゴットバルトが命令しているのだ!!やつらを全力で見逃せとな!!!」
そう言われ兵士はおとなしくゼロにスザクを引き渡す。
「そうだそれでいい!!全員手出しをするなよ!!全力で見逃がすんだ!!」
「オレンジ君・・・通るよ」
ゼロがジュレミアの横を通るが彼は何もしない、それどころか道を空けてしまったのだ。
「まさかここまですんなりいくなんてな、それよりオレンジって・・・・?」
シンは疑問に思ったがまずは逃げることが先と判断しゼロ・カレン・スザクの三人を抱えナイトメアを走らせる。
そしてある廃ビルに着いた。
「ゼロは枢木と二人っきりか・・・・」
扇はそう言うとシンの前に立った。
「なあ、やっぱり一緒に戦わないか?」
シンは彼を見ることもなく立ち去ろうとした。
「なぁ!・・・なんでそこまで一人で戦おうとするんだよ!」
扇の叫びにシンは振り向いてつぶやいた。
「もう・・・失いたく・・・ないから」
そんな彼の顔を見て誰も何も言えなくなった。
とても自分たちより年下の少年が見せる顔とは思えなかったからである。
シンはそのまま去っていった・・・時を同じくして枢木スザクもゼロの元から去っていった。
そしてこの日エリア11の新総督が決定したのであった・・・・
「待っていろゼロ・・・かならず我が弟の敵はとる・・・・」
ルルーシュのあらたな戦いの舞台は彼が望もうと望むまいと直ぐに準備されていくのだった・・・・
次回STAGE7「二人の皇女」
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